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読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

冬の果物いちごを透明水彩で描く

2013年01月13日 | 水彩画

いちご園」で採りたてのイチゴを描く


  
   CLESTER F6

  

  新年第一回目の水彩画教室は教材担当幹事が近くのいちご園(布施の成嶋いちご園)
 で選りすぐった大粒のいちごを描いた。品種は甘王。

  いちごを描くときに気を付けたいのは、いかに新鮮で瑞々しさを出すかということ。
 そのためには色をごたごたいじくりまわさないことと思って、下色にまだ十分に熟してい
 ないときの色(やや黄色、橙色か)を置いて、後はマゼンタとカドミレッドディープの混色
 を用いた。
  一番苦労するのはハイライト。リンゴなどと違って種のあるくぼみがあるために簡単に
 抜けない。塗り残しでもマスキングでもホワイトを置く手法でも難しさは同じではないか
 と思う。ホワイトを置いて描く人もいるが、ホワイトはそもそも不透明水彩絵の具なので、
 透明水彩の良さが損なわれる危険がある。
  今回は丹念に塗り残しで描いてみたが、ご覧のようにイチゴが15個もあると大変であ
 る。イチゴが小さいので、よほど根気よく臨まないといけない。結果としてはずいぶんちぐ
 はぐなハイライトになってしまった。
  写真ではイチゴの先の方が傷んだように写ってしまうが傷んでいるわけではなくて描き
 方が下手なためである。またイチゴの影の処理が不十分で、イチゴが浮いたように見え
 るがこれも手を入れなければいけない。

   (以上この項終わり)

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