◇上野公園・不忍池
昔の職場の同期で毎年一回は集まって旧交を温めている。昨年は小生
の担当であった。何とか新味を出そうと、これまでの夜の宴会を止め、昼の
会食にした。新橋・汐留汐サイトで和食の膳を囲み、その後浜離宮の桜を見
学。隅田川の水上バスに乗って川べりの桜を鑑賞しながら浅草に出るとい
う趣向である。当日はお天気も良く、半日コースにしては内容充実で好評で
あった。桜餅のお土産が付いたせいもある。
今回は花見のメッカともいうべき上野公園の某レストランで中華の昼会席。そ
の後上野公園を散策した。
既に先週の金曜日から日曜日にかけての上野公園の花見客の混雑、喧
騒振りはテレビ等で報道されていたが、その翌日の月曜日は雨。肌寒く風も
弱かったせいか、花は意外と保っていた。しかし週日なのにやはり相当の人
出である。観光名所なので外国人が多い。
◇近くの桜
4月1日。新年度の始まり。仕切りなおし。人事異動、新学期。なんとなく
こころ騒ぐ日である。
人事異動の内示をもらっているときは緊張する。辞令をもらって旧職場に
「お世話になりました」。新しい職場に顔を出して、関係先にあいさつ回りをし
て、夜は新旧メンバーの歓送迎会。旧職場と新職場と二つ。ポジションによ
ってはいきなり歓送迎会の事務方をやったりすることになる。目が回るよう
なことがあった。大手町にあった前の職場では、新人が入ってくるこの日は
昼休みに、幹事が用意したお弁当を持って近くの北の丸公園に出かけた。
アルコール抜きの花見。忙しい時期になぜこんなことをしたかといえば、新人さ
んはこの後すぐに新人研修でしばらくいなくなるから。
上司が変わることもある。出来の悪い上司や肌の合わない上司だったら
目も当てられない。当分(最低1年は)気分はブルーだし、将来にも影響す
る。
このような環境変化は既に小学校や中学校頃に味わっている。担任が変
わる、新しい先生がほかの学校からやって来る。あれとおんなじ気持ちで
ある。期待と不安とが交錯する複雑系の気持ち。
人事異動の時期。今となっては懐かしい思い出だ。背景は桜。だがもう一
度経験してみたいとは思わない。
昨日友人からのお誘いで、近くの「我孫子ゴルフ」でコースの中の桜を一般
公開しているいて、31日が最終日なので行ってみよう、ということになってい
た。ところが前の夜からあいにくの雨。当日の朝の気温は6度という寒さで公
開中止となっては仕方ない。「ららぽーと」の某ステーキ店で250gのステーキを食べ、
近くの日帰り温泉に入るというプランに急遽変更。昼頃雨はやんだものの花見
は出来なかった。
今日は風が強く気温も低いとはいえ晴れたので、近所の桜を見に出かけた。
桜は一人でしんみりと見るのもいいが、出来たら大勢で桜の下で飲み食いし
たほうがもっと楽しい。桜もそのほうが嬉しいし気が楽だと思う。
近くのゴルフ場の桜 同左 写生でおなじみ観音寺
松戸市六高台 昨年はここで花見(桜祭りは3/27で 桜は学び舎によく似合う
終わっていましたが今が盛り。)