午前中は役所に提出する見積書と図面を作成して写真の整理をして昼過ぎには提出 と
目論んでおりました。
9時過ぎだったか、朝は調子が良くなくてなかなか起きて来れない義母がトイレに入って
暫くして出てきた・・・はずだったのが、妻が「ちょっと手伝って!」と呼びました。
トイレのドアを開けて出ようとして気を失ったようで、義母は開きかけたドアと
ドア枠の間に挟まるようになっていて、膝がまっすぐだったので倒れなかったものの
もたれかかった頭が少しでもズレたら倒れているところでした。
支えて座らせようにも気を失って足もダランとしていて脇を支えても崩れ落ちるのを
ゆっくりと降ろした感じでした。
前かがみに座らせると頭が前の方に倒れていくので肺が圧迫されるし気道が塞がりそうだった
ので、必死で仰向けに寝かしました。
口が閉じたままで鼻からも呼吸をしてそうになかったので妻に大きな声で声掛けをして気を
取り戻すように促して、119番に電話を掛けました。
「救急ですか?火事ですか?」と向こうから聞こえたと時を同じくして義母の意識が戻り
ました。
状況を説明して「気を取り戻したので様子を見ましょうか?」と尋ねると、『そうしていて
亡くなられた方もいるのでとにかく出動させます。』との返事。
結局は救急搬送してもらって診察とCT検査などと点滴をしてもらって15時前には無事に
連れて帰ってこれました。
診察や検査の結果では特に原因が分からなかったのですが、どうも水分不足で熱中症では
ないかということぐらいでした。
あのタレントの所ジョージさんがなられたような熱中症だったようです。
就寝前やトイレに立った時でも水分補給を怠っていると、特に年寄りは危険なのだそうです。
救急搬送は妻が付き添い、迎えに行くときのために僕は自宅待機していたのですが、その
間に書類などは完成して、迎えに行って帰ってきた後の16時頃には役所に提出すること
も出来ました。
体重が28Kgほどしかないのですが、気を失った人間を介護するのはとても難しいです。
25Kgのセメント袋や砂袋は抱きかかえることもそう困難ではありませんけれど、重心
が定まらない人間は難しいです。
皆さんも過信しないで、喉の渇きを覚える前の一口の水分補給を大切にしてください。