くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

當麻の里

2019年05月09日 23時04分20秒 | 奈良学

昨日までの五月晴れからは一転した曇り空で朝が始まりました。

連日の気温差と低湿度に着いていけず、ほぼ風邪ひきのような症状に見舞われました。
お恥ずかしいことですが寝室の湿度は60%前後、うがいや手洗いもこまめにやっていました
が、この2~3日は鼻が詰まったりしていたのが今朝は完全に詰まり、喉の腫れと痛みで
気管を傷つけたらしく、少量の血痰などにビックリしました。
体調はさほど悪くも無く熱も無いので、乾燥に気を付けて日中もマスクを着用しています。

こないに体力が落ちているのがもどかしいです。 
一応普通の生活はしておりますが、皆さんもお気を付けください。

 

それで昨日の続き。  當麻寺の周辺の様子です。

花などの写真を並べさせていただきます。

この辺りは飛鳥から大阪・堺の仁徳天皇陵や難波の宮、遣隋使などがまだ日本と呼ばれて
いなかった倭国から通った道筋で、日本武尊が巡當麻 行の時、その命に服しない佐伯鳥
日子を攻めるのに、その地が道狭く、たぎたぎしかったことから、険しい土地であった
ことから、このタギマがタヘマ、タイマと変化し
そこを當麻と呼んだとか。

當麻寺 白鳳9年(681年)にこの地方の豪族當麻氏の氏寺として建立されたと考えられ、
白鳳時代以降の貴重な文化財が多数収蔵されています。東西2つの三重塔が現存しているのは當麻寺だけです。

少し北側には「染野」という集落が繋がります。
この地はシメナワをはって染そめの野 悪病が入らないようにする神聖な標野、すなわち
禁野でした。
そこは染物に使うアカネ、ムラサキ、アイが生えていましたので、みだりに採らないよ
うに禁じていました。