「大型で非常に強い台風が猛烈な勢いで近づいて来ています。」とのこと。
1ヵ月間に台風15号の被害を受けたばかりなのに、もっと規模の大きいのが
やって来そうです。
ご近所の賢明な農家は早速、稲の刈り取りを1日で済ませました。
本来なら、なんぼ早うても10月の20日以降、本来は11月の初旬が
収穫の時期なんだけど、台風に荒らされるくらいなら、収穫出来ずに
無駄にしてしまうよりずっと良いと考えたのでしょう。
大和盆地は晩稲の農家が多くて、台風とかで稲が倒されてしまうのを見る
のが他人事ながら切ない思いをしていたので良かったと思います。
でも大半の田圃はまだ刈り取られそうにも無いので気になってます。
キィキィ鳥も早くも産卵場所の確認に来ていました。
夏を誇っていた蓮も、今ではあの上品な薄桃色の花の面影も全く無く
平家物語の冒頭、「祇園精舎の ・・・ 」の盛者必衰の理を見る
ような気がします。
あれだけ艶やかな朱色を輝かせていた曼殊沙華も残念ながら
何だか自分のこれから先を予言されているような、そんなことを感じる
年齢になってきました。
いやいや、人に感動を与えるほど赤く輝いたことも無かったのに、
そんなことを言うと彼岸花に失礼ですね。