朝は小雨で地面が濡れていました。
それでもどうしても傘が要るほどでもなかったので
さっさと出かけてさっさと帰った来ようと思い、
ちょっとバルコニーを見たら、「鈴なりブロッコリ
ー」の花が咲きかけているのが見えまして
こりゃ帰ってくるまでに開花してしまう! と大慌てで
もう4回目になる収穫をしました。
昼までは何とか雨も持ち、降ってもほとんど濡れない
程度でした。
昨日の『倉橋溜池』からもう少し西に多武峰の麓を
降りてくると、霊園山(りょうおんざん)真言宗室生
寺派 聖林寺があります。
和銅5年(712)、妙楽寺(現;談山神社)の別院として
藤原鎌足の長子、定慧(じょうえ)によって創建されました。
ここの桜事情はどうなんだろうと数10メートルの
寄り道をしました。
山門の前の桜は5分咲き程度。
桜を暖簾(のれん)のように桜越しに山門を見上げると
振り返ると挿し木をしたのか? ま新しい小ぶりの
桜が見上げるように咲いていました。
このお寺には天平彫刻の傑作の一つ、木心乾漆十一面
観音立像(国宝)が造立当時のまま安置されています。
造立当時のまま安置されています。
お天気が良ければ境内からは、三輪山から箸塚古墳、
大和盆地が一望のもとに見渡せます。
足元には整然と芝桜が広がっていました。