リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

郵便局

2005年03月01日 06時04分18秒 | 日記
日本の郵便局のイメージカラーは赤色ですが、こっちのは黄色。いつも行くのはバーゼルの本局です。すぐ近くにもあるんですけど、お昼にはあいてなかったり、閉まるのも早くて不便なのでほとんどいきません。駅のすぐ向こうにある本局はさすがに便利で、夜の7時まであいています。局の中は、コピーサービスがあったり、携帯の店があったり、本も売っていたりと、結構いろんなものが置いてあります。ただあまり売れているって感じではないですけどね。システムは日本と基本的に同じで、行くと番号札の発券機があって、番号を書いた紙をとって順番をまちます。ただ日本みたいに「○番の番号をお持ちの方、○番窓口まで」式の音声ガイドはなく、掲示板による表示だけです。ユニバーサルデザイン的に見ると日本のシステムの方が進んでますねぇ。(笑)でもスイスでこういうことをするとなると、公式言語が4つあり公用語としてもフランス語、ドイツ語、イタリア語が使われている国ですから、大変なことになる可能性があります。それが理由で音声ガイダンスがないのかも。
スイスの郵便局の窓口業務は基本的に日本と同じですが、テレホンカードもここで買うことができます。あ、日本でも売っているか。日本と違うのは、郵便局のおじさんが小包などを届けてくれるとき、コンピュータの端末の液晶に直接サインをすることです。液晶がタッチパネル式になっていて、サインの文字イメージを端末に保存していくわけですね。日本だと、「認め印おねがいしまーす」ってところだけど、こっちは印鑑ではなくサインなのでこういうハイテクに移行することができるんですね。国によっていろいろ事情があるもんです。(笑)