リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス「里帰り」記(16)

2007年06月28日 10時45分58秒 | 音楽系
モーリスのところに早くでかけたおかげで、バーゼルに早く戻りました。今日の夜7時30分からマルティンス教会でヘンデルのオラトリオがあります。実はそれを聞くために、早めにモーリスのところに出かけたのでした。(笑)

こちらに来た翌日にマルティンス教会に出かけ、コンサートをチェックしておきました。到着したその日にもコンサートがありましたが、これは残念ながら行けませんでした。それに古楽でもなかったし。

このマルティンス教会はよく有料のコンサートを開くところで、もうほとんど貸しホール状態です。今回はヘンデルのオラトリオ「アタリア」が出し物です。オケは地元の古楽オオケ、カプリチオ・バーゼル、コーラスも多分地元でしょう。ソリストは各国から来ていましたが、プログラム・ノートのよりますとソプラノのお姉さんはバーゼル在住とのことでした。あとカウンターテナーのお兄さんはスコラにいましたので知っています。

こっちの古楽オケではごくふつうにテオルボ奏者がいますが、(バーゼルで聴いた古楽オケのコンサートでテオルボがなかったのは記憶にないくらい)今回テオルボを担当するのはスヴェンでした。彼はホピーのクラスではないんですがスコラでリュートを勉強していました。彼は歌がものすごく上手でしたが、今日はさすがにテオルボだけでした。