リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス「里帰り」記(11)

2007年06月23日 22時33分35秒 | 音楽系
8日はスイス在住のギタリストNちゃんに会いました。彼女はバーゼルのオスカー・ギリアのところで勉強していて、一昨年に卒業、その後ベルンで教えている正統派ギタリストです。(ちなみにオスカーはもうバーゼルの音楽院は退官しました)

スコラのカフェで1時に待ち合わせることになってたんですが、私としては珍しく12時過ぎにウチをでました。で、途中バーゼルのフランス駅(バーゼル駅ではフランスへ向かうための駅が別区画で作られています。ここで通関手続きをするので、扉から向こうはフランスです。でもすぐ隣のビルはスイス、上をまたいでいる跨線橋上もスイスです(笑))の近くでノミの市をやってました。時間があるので見ていましたら、結構いいCDがあったので、値段を聞くと3タイトル4枚で5フラン、即ゲットです。

そのノミの市を通過して、いつもよく通っていた道に出たら、ふと忘れ物に気づきました。Nちゃんにあげるおみやげを忘れました。(笑)充分時間があるでウチに取りに帰ることに。おみやげを手にしてまたバーゼル駅の跨線橋商店街を歩いていたら、「中川さん」という日本語の呼びかけの声が聞こえました。なんとNちゃんとばったりです。ここで会ったが100年目、じゃなかったですが、スコラに行く必要がなくなったので、その辺でいっしょに食事をしながらいろいろ近況を聞かせてもらいました。彼女は秋に日本に来てコンサートをする予定ですが、名古屋でもできるといいなと思っています。

バーゼルは小さな街ですので、街を歩いていて結構知ってる人に会うことが多いです。そういやさっき忘れ物を取りに帰るときに、跨線橋商店街でヴィンセントにばったり会いました。明日ヴィヴァルディの本番がリースタル(バーゼルのすぐ隣の小さな街)であるので、今からリハーサルに向かう由。明日はモーリスのところに行く予定ですが、早めに帰れたら行けるかも。でも実はバーゼルで別のコンサートがあるんですよね。