リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス「里帰り」記(12)

2007年06月24日 13時43分45秒 | 音楽系
さていよいよ本日はモーリスのところに楽器を取りに行く日です。3日に到着して今日でちょうど一週間、もうすっかりスイス生活に体が戻ってしまっていますが、今回はちょっとはやめに出かけることに。モーリスのところに行くときは大体10時か11時の列車に乗って行くんですが、今日は8時の列車に乗りました。毎時00分にジュネーブの方に行く急行がありますが、これだと列車の接続が大変スムーズです。モーリスはル・パコという、レマン湖の北方20キロくらい(多分)に位置する田舎に住んでいます。そこに行くまでには、ベルンで乗り換えてパレジューというところで下車、そこでローカル列車に乗り換え、シャテル・サン・ドゥニというとこで降ります。そこからは彼に電話をして迎えに来てもらいます。00分の急行に乗るとこれらの接続が全て5分以内です。これを誤るとそれぞれの接続が1時間待ちになったりして結構悲惨です。(笑)

1時間くらいでベルンに到着、ベルンの駅は多くのヨーロッパの駅と違い、なんか地下の駅みたいであまり好きじゃないんですが、橋の方に新しく作られた木製の跨線橋が出来てました。これはいい感じでした。さっそくこちらをわたりお隣のホームに。数分もしないうちに急行が到着。停車駅は、フリブール(ここからフランス語地域)、ルモンで次のパレジュー下車です。パレジューのちょっと手前でモーリスに電話(こちらで買ったプリペイ携帯をまだ使ってます)して、シャテル・サン・ドゥニに着いたらちょうどモーリスが来ている、というふうになるようにしました。