リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

日銀総裁人事

2008年03月18日 10時16分25秒 | 日々のこと
日銀総裁後継者が決定できずにふらついています。総裁の任期は19日で切れる、というのは明日の23時59分まで今の福井総裁の任期があるということなんですよね。でも総裁候補者は国会で所信を表明したりいろんな手続きが必要でしょうから、もう事実上総裁不在になったも同然かもしれません。でも、あと10秒というところで総裁が決定するかも。(笑)

しかしこの国難というか世界経済が揺れ動いているときに、政治が経済の足を引っ張るなんてホント情けない話です。こういうときには、挙国一致(古いことばですねぇ)で立ち向かわなければならないのに、総裁人事を政争の具にしている民主党はなんと愚かなことでしょう。党内でもこの問題に関して実は一致してないということも明らかになってしまっているし、この政党が政権を握ったら日本は危ういと感じる人も少なくはないと思いますが。

福田さんも何か他人事みたいなしゃべり方だし、「おれはなりたくて首相になったんじゃない。貧乏くじをひかざるをえなかったんやぁー」という気持ちが透けて見える感じ。2日前にはオペラに行ってるし。こういうときはパフォーマンスして、この大事なときにオペラに行っているわけには参りません、とか言ってアピールすればよかったのに。政治家ってそういうもんじゃないでしょうか。