リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

チラシ完成

2014年07月24日 21時26分54秒 | 音楽系
11月22日(土)のアンサンブル・バロック・イーラ名古屋公演のチラシができました。



まだ印刷に出していませんが、明日にでも出そうと思います。最近はこういう印刷は超便利で格安になりました。明日に出せば多分来週の初めには届きます。なんてことは数年前でもまだあまりなかったことです。

今回はチラシやチケットをプレイガイドに置くだけでなく、e+(イープラス)というところにお願いして、ネットでチケットを購入できるようにしました。ファミマの端末からも直接購入できます。イープラスの販売開始は8月1日を予定しています。

危険・・・

2014年07月24日 10時25分06秒 | 日々のこと
脱法ドラッグの新名称が「危険ドラッグ」なりさっそく新聞などでも使われています。さっそく使われているということはこの問題が根深いことを示しています。もっとも今日の記事では危険ドラッグ(脱法ドラッグ)というようにまだ括弧つきでしたが、そのうちこの括弧はとれるのでしょう。

世の中には危険なものがいっぱいありますが、バーゼルに住んでいた頃市内に「危険書店」というのがありました。スコラの某先生にそのことをいいましたらすぐ理解してくれましたので、同様の認識があるのでしょう。

その本屋はトラムの3番線に乗り、スコラ・カントルムの建物を通って古い城門を抜けたところで下車するとそのすぐ近くにあります。あたりは小さい広場になっていて、正面は古びたホテル、書店の隣にはかの有名なテナー歌手、ゲルト・デュルクの住まいもあります。

その書店は音楽書、楽譜の専門店ですが、一旦そこに踏み込むと最低でも1時間は出てこられなくなります。あれこれ見ているとみんなほしくなるのですが、全ては買うわけにはいかず、厳選して結局1万円くらいの楽譜を買うことになります。毎週こんなことをしていては保ちませんから、できるだけ行くのを控えるようにはしていましたが、ときどき虫が騒いで出かけると、結局1~2万は散財してしまいました。

こういった危険書店は近所にはないのでひと安心ですが、最近はネットが同様の役割を担っているようです。クリックひとつで楽譜やCDを買うことができますから。でもわざわざ出かけていってあれこれ迷って結局は散財という危険書店がとても懐かしく思います。今度バーゼルに行ったとき危険を承知で訪ねてみましょう。