リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

やっと修理の目処が

2017年05月11日 16時27分13秒 | 日々のこと
修理と言っても楽器ではなく、家の修理です。先日といってももう随分前、雪が降っていた頃、大雪の被害にあったことは当ブログでも書きましたが、今日やっと業者さんに来て頂く日が決まりました。

当地方では過去数十年間は一度もなかったような長期的大雪のため、我が家のアクリル製の庇と樋が大きく破損しました。だいたい桑名地方ではたいした積雪はなく、平均的には降雪が年に2、3回積もっても数センチという感じです。20何年か前に50センチくらいの積雪があったことはありましたが、この時は一度に降っただけなので、屋根からは柔らかい雪がガサッと落ちてくるという感じでした。

でも今回は、足かけ3日にわたって結構な積雪があったため、屋根に積もった雪が凍り、その上にまた積雪、少し圧縮されたところにまた積雪という感じで、雪が屋根から落ちてくるときは重い雪塊が落ちてきました。雪国で屋根からの落雪で怪我とか亡くなられたという話を聞くときがありませすが、まさにそういう状態であったわけです。

このような積雪が三重県北部にありました。その当時名古屋は数センチくらいしか積雪はありませんでしたので、その差に驚いたものです。三重県の北部でウチのような被害が続出で、職人さんの手が回らずやっとウチの番になったわけです。

ウチはそのような雪は全く想定していない家の建て方で、というかご近所でそんな積雪を想定して家を建てた家はほとんどありません。ウチのお向かいさんは同じように樋をやられ、お隣さんはクルマの上に雪の塊が落ちてきて修理に出したし、はす向かいさんなんか雪塊と一緒に瓦も落ちてきて雨漏りするようになり、修理に300万くらい必要になったと嘆いておられました。ウチもちょっとしたリュートが買えるくらいの見積もりでした。まぁある程度は保険でカバーできるようですが。