最近イギリスの王室がいろいろと話題になっています。ヘンリー王子とメーガン妃の話ですが、細かい内容についてはワイドショーなどに任せておくとして、お妃様名はメディアによってメーガン妃になっていたりメガン妃になっていたりで、ばらつきがあるのがちょっと気になります。綴りはMeghanなので、「メ」「メー」のどちらでもないので難しいところですが、「メー」の方が少し優勢のようです。
外国語の固有名詞はなかなか統一的な日本語にならず揺れがあるのは、言語が異なるので当然と言えば当然ですが、途中で急に変更になるのは困ったものです。
以前も少し話題にしたことがありましたが、韓国、北朝鮮人の名前が80年代頃から急に原語読みに近い言い方になったこともありました。金日成の読み方なんかは彼の生前は、日本では「キンニッセイ」と言っていたのに、最近では「キムイルソン」だし、朴正煕もボクセイキ、立てこもり犯、金嬉老はキンキロウでした。でも「キムイルソン」や「パクチョンヒ」「キムヒロ」だってどっちみち韓国朝鮮語とは発音は異なるとは思います。
昔のインドの首相はネールと覚えたのに、今の教科書ではネルーだし、ヒットラーは今ではヒトラーです。70年代では、オットテールと言っていたのに今はオトテールが普通になりました。テレマンはずっとテレマンですが、ドイツ語の発音からするとテーレマンの方が近いです。でもそうだからといって一旦定着したものを変えないでほしいと思います。
とはいうものの自然と変化していくものはいいかなとも思います。昔はカフェ・ラッテと言っていたと思いますが、いつの間にかカフェ・ラテです。ラッテの方がもとのイタリア語に近いとは思いますけどね。カプチーノはイタリア語では少々つまり気味に聞こえて、日本のカプチーノという言い方みたいにさらっと流れることはないですが、そうだからと言って無理にカップッチーノにしないで欲しいですねぇ。
教科書ではこう変えたので、こっちの言い方にすべきだという強制的というか人工的なのはあまりよろしくありません。ましてや何かの政治的工作の結果変わってしまったなんて論外です。日本語話者の間で自然に、多数決的に変わっていくのが、言語のあり方としては最もよろしいようです。
外国語の固有名詞はなかなか統一的な日本語にならず揺れがあるのは、言語が異なるので当然と言えば当然ですが、途中で急に変更になるのは困ったものです。
以前も少し話題にしたことがありましたが、韓国、北朝鮮人の名前が80年代頃から急に原語読みに近い言い方になったこともありました。金日成の読み方なんかは彼の生前は、日本では「キンニッセイ」と言っていたのに、最近では「キムイルソン」だし、朴正煕もボクセイキ、立てこもり犯、金嬉老はキンキロウでした。でも「キムイルソン」や「パクチョンヒ」「キムヒロ」だってどっちみち韓国朝鮮語とは発音は異なるとは思います。
昔のインドの首相はネールと覚えたのに、今の教科書ではネルーだし、ヒットラーは今ではヒトラーです。70年代では、オットテールと言っていたのに今はオトテールが普通になりました。テレマンはずっとテレマンですが、ドイツ語の発音からするとテーレマンの方が近いです。でもそうだからといって一旦定着したものを変えないでほしいと思います。
とはいうものの自然と変化していくものはいいかなとも思います。昔はカフェ・ラッテと言っていたと思いますが、いつの間にかカフェ・ラテです。ラッテの方がもとのイタリア語に近いとは思いますけどね。カプチーノはイタリア語では少々つまり気味に聞こえて、日本のカプチーノという言い方みたいにさらっと流れることはないですが、そうだからと言って無理にカップッチーノにしないで欲しいですねぇ。
教科書ではこう変えたので、こっちの言い方にすべきだという強制的というか人工的なのはあまりよろしくありません。ましてや何かの政治的工作の結果変わってしまったなんて論外です。日本語話者の間で自然に、多数決的に変わっていくのが、言語のあり方としては最もよろしいようです。