バロック音楽の旅13の第5回目はハープの西山まりえさんをお迎え致しました。彼女はハープだけでなくチェンバロも演奏するという世界的にも希な演奏家で世界的に有名な方です。
私がスイスのバーゼルにいたときは、ゲンペン通りというバーゼルSBB駅のすぐ近くのところに下宿していたのですが、西山さんも同じ下宿、しかも同じ部屋にかつて下宿されていました。そういうご縁があり、今回のコンサートが実現致しましたしだいです。その下宿は3LDKなのに安い下宿でしたが、お風呂が共同で地下室にありました。まぁここいらがお値段が安いという理由のひとつでしょうが、私としてはそういうことはあまり気にならないのでありがたかったです。西山さんによるとそこは最近リフォームして各部屋にバスルームが設置されたそうです。当然部屋代も値上げされて、高すぎるので出て行った方もいらっしゃるようです。
さてプログラムは、ルネサンス・ハープで16世紀、17世紀の音楽です。リュートやヴィウエラの曲も何曲か演奏されました。アテニヤンの花咲く年頃にある限りなんかは、私がリュートを始めた70年代初めに弾いていた曲で、とても懐かしい想いで聞かせて頂きました。
ピエール・アテニャン(c.1494-1551 or 1552)編
前奏曲 / 運命よ、私の人生を放っておくれ
花咲く年頃にある限り(クローダン・セルミジ原曲)
ヘンリー8世(1491-1547)
今や愛が支配するならば
ジョン・ダウランド(1563-1626)
前奏曲 / おいで、もう一度 / 蛙のガイヤルド
ルイス・デ・ミラン(c.1500-c.1561)
ファンタシア第11番
ルイス・デ・ナルバエス編(ジョスカン・デ・プレ原曲)
「千々の悲しみ」第4旋法による皇帝の歌
ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626- after 1677)
エスパニョレタス
------------------------------ 休憩 ---------------------------------
藤枝 守(1955- )
植物文様第8集: pattern B / 植物文様第6集: pattern C /
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」: pattern B
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1520-1591)
サルタレッロ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)
第3旋法のトッカータ
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
私の胸の奥にある苦悩は
タルクイーニオ・メールラ(1595-1665)
そう信じてしまう愚かな愛しいひと
------
終演後皆さんと
後半最初の藤枝守の作品は、現代の作品といっても前後の曲によくなじむ懐かしい感じがする作品で、とてもハープのソノリティにあった曲だと思いました。
次回第6回(最終回)はソプラノの森川郁子さんと私とで「ソプラノとリュートで巡るヨーロッパ」題したコンサートです。リュートはルネサンス・リュートとアーチ・リュートを使います。バロック・ギターも演奏する予定です。この回で来年度の先行予約を受けつけさせて頂きます。
今回(来年度分)からQRコードを使って専用ウェブサイトから先行予約を受けつけることができるようにもいたしました。PayPalによる送金も可能です。今回から宣伝したので、もうすでに先行予約が入っています。なお先行予約は当講座受講の方に限りますので、ご希望の方は次の第6回(2月9日)にお越し下さい。先行予約の〆切りは3月31日です。
私がスイスのバーゼルにいたときは、ゲンペン通りというバーゼルSBB駅のすぐ近くのところに下宿していたのですが、西山さんも同じ下宿、しかも同じ部屋にかつて下宿されていました。そういうご縁があり、今回のコンサートが実現致しましたしだいです。その下宿は3LDKなのに安い下宿でしたが、お風呂が共同で地下室にありました。まぁここいらがお値段が安いという理由のひとつでしょうが、私としてはそういうことはあまり気にならないのでありがたかったです。西山さんによるとそこは最近リフォームして各部屋にバスルームが設置されたそうです。当然部屋代も値上げされて、高すぎるので出て行った方もいらっしゃるようです。
さてプログラムは、ルネサンス・ハープで16世紀、17世紀の音楽です。リュートやヴィウエラの曲も何曲か演奏されました。アテニヤンの花咲く年頃にある限りなんかは、私がリュートを始めた70年代初めに弾いていた曲で、とても懐かしい想いで聞かせて頂きました。
ピエール・アテニャン(c.1494-1551 or 1552)編
前奏曲 / 運命よ、私の人生を放っておくれ
花咲く年頃にある限り(クローダン・セルミジ原曲)
ヘンリー8世(1491-1547)
今や愛が支配するならば
ジョン・ダウランド(1563-1626)
前奏曲 / おいで、もう一度 / 蛙のガイヤルド
ルイス・デ・ミラン(c.1500-c.1561)
ファンタシア第11番
ルイス・デ・ナルバエス編(ジョスカン・デ・プレ原曲)
「千々の悲しみ」第4旋法による皇帝の歌
ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626- after 1677)
エスパニョレタス
------------------------------ 休憩 ---------------------------------
藤枝 守(1955- )
植物文様第8集: pattern B / 植物文様第6集: pattern C /
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」: pattern B
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1520-1591)
サルタレッロ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)
第3旋法のトッカータ
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
私の胸の奥にある苦悩は
タルクイーニオ・メールラ(1595-1665)
そう信じてしまう愚かな愛しいひと
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終演後皆さんと
後半最初の藤枝守の作品は、現代の作品といっても前後の曲によくなじむ懐かしい感じがする作品で、とてもハープのソノリティにあった曲だと思いました。
次回第6回(最終回)はソプラノの森川郁子さんと私とで「ソプラノとリュートで巡るヨーロッパ」題したコンサートです。リュートはルネサンス・リュートとアーチ・リュートを使います。バロック・ギターも演奏する予定です。この回で来年度の先行予約を受けつけさせて頂きます。
今回(来年度分)からQRコードを使って専用ウェブサイトから先行予約を受けつけることができるようにもいたしました。PayPalによる送金も可能です。今回から宣伝したので、もうすでに先行予約が入っています。なお先行予約は当講座受講の方に限りますので、ご希望の方は次の第6回(2月9日)にお越し下さい。先行予約の〆切りは3月31日です。