リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Stepped in the puddle

2024年07月23日 18時16分48秒 | 音楽系

今月の初め頃までウチに来ていた娘一家ですが(ダンナは仕事の都合で来られませんでしたが)一番下の孫娘が自分で作った曲をよく歌っていました。

梅雨時だったので出かけるときに水たまり(puddle)に足を突っ込んでしまった時の歌らしいんですが、歌ってほしいと頼むんでもなかなか歌ってくれません。

カリフォルニアに戻ってテレビ電話で歌うよう頼んでも拒否。ところがどういう風の吹き回しか、自分で録音したというファイルを母親に渡したのでそれを私に送ってもらいました。

早速それに伴奏を付けるべく、まずメロディの聴き取り、歌詞の聴き取りをして(一応作詞作曲です)アレンジをしてみました。アレンジはシロホンのオブリガートを入れた童謡風のかわいらしいサウンドにしましたが、分数和音やセブンス、ナインスを多用して少し凝ったハーモニーをつけてあります。普通の曲でも普通のハーモニーを使わず中間色の色合いをあちこちに使うというのが私の作風です。

アレンジはいい風に仕上がったので、このブログで公開してもいいかと孫娘にお伺いを立てたところ、あっさりとダメと言われました。歌詞だけでもダメだそうです。タイトルくらいはいいそうなので、今回のエントリーのタイトルはその曲の曲名です。ゲージツカはなかなか気難しいです。