リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

佐藤豊彦さんのコンサート

2016年03月20日 13時10分37秒 | 音楽系
昨日は佐藤豊彦さんのコンサートを聴きに奈良まで出かけました。

奈良というと遠い感じもしますが、実際は車なら2時間足らずで行けますので、普段ミューズに行っているのと大差ありません。それに百数十キロある高速道路のうち亀山から奈良までは国道25号線で無料なのがありがたい所でもあります。

しかし、昨日は高速に入ったとたん渋滞で、ふだんより1時間以上時間がかかってしまいました。グーグルマップを見ておりましたら、鈴鹿インターを中心に上下とも渋滞が起こっていましたので、鈴鹿サーキットでレースでもあったのでしょうか。

会場となっていた佐保山茶論は、県立奈良高等学校の近く、歴史を感じさせる地域にあるこぢんまりとしたホールです。


終演後の様子です。

コンサートは全曲お嬢様との二重奏で、テレマン、ヴァイス、コリニャーニなどのドイツの後期バロック音楽プログラムでした。雨上がりでしたので、13コースと11コース計44本のガット弦にとってはちょっと大変な日ではありました。

佐藤さんとはもう40年来お世話になっていますが、2003年にバーゼルでお目にかかって以来です。バーゼルでお目にかかったときもガット弦のことでいろいろ教えて頂きましたが、その後の新しい実践も踏まえて再度ガット弦に関する沢山の情報を賜りました。お話の中で、ガムート社のビーフガット(3年くらいに発売されました)について、その製作を提言したのは佐藤さんだということで、この話は初めて知りました。

コンサート会場をあとにして、奈良市在住のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者である坂本さんのお宅に伺い、11月に共演するコンサートの打ち合わせをして帰路につきました。帰りは渋滞もなくスムーズそのものでした。

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