リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

都知事選と東京オリパラ

2020年07月05日 17時49分59秒 | 日々のこと
今日は東京都知事選投票日です。私は都民ではないので投票権はありませんが、結果が気になるところです。東京では今日も新型コロナウィルスの感染者が111人を数えました。この状況が投票率や選挙結果に影響を与えているのは想像に難くありません。

各候補者は独自の公約を掲げて選挙運動を展開してきたようですが、ひとつ注目してみたいのはオリンピック・パラリンピックに関してです。ある候補者は粛々と準備を進める、ある候補者は中止、またある候補者は開催できない状況になったら中止(これは当たり前だと思うんですけど)と多様です。

このことだけで投票するわけではないでしょうけど、(というか何が選挙の争点になっているかはあまりはっきりしませんが)例えばはっきりとオリパラ中止を訴えるの候補者の票数は間違いなくオリパラを望んでない人の数であるわけで、何人くらいの人がそうなのかとても興味があります。

思えば今回のオリパラは最初からいろんなケチがついていました。国立競技場の設計者を誰にするのかとかエンブレム問題とかはては聖火が消えかけたとか、そしてそこへ新型コロナ感染です。今年予定していたオリンピックを避けて、東京を脱出すべくヨーロッパ行きの切符を予約した人が、ヨーロッパに行けなくなって嘆いていたという話もありました。1964年のときは国全体で盛り上がって(中にはごり押しもあったようですが)いた雰囲気を覚えていますが、今回はそういったものは全くありません。

選挙自体に大番狂わせが起こる感じはしませんし、(単純にそんな感じです。何の根拠もありません)予想投票率は30%そこそこといいますから、結果が都民のオリパラに対する考え方を表すとはとても思えませんが、結果が興味深いことではあります。

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2 コメント

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Unknown (やまねこ)
2020-07-06 20:08:46
こんにちは。
選挙は案の定の結果だったようですね。
それよりも熊本の豪雨災害、コロナ以外に恐れていた災害が発生してしまいました。
まだまだ秋口までは台風シーズンです。どんな強烈な台風とそれに伴う豪雨、風力災害が起こりえるか、とても心配です。
思うのですが、今年一杯こんな調子では、いずれ国民には、何らかの課税(災害等復興税)のような税金が課されてしまうのではないかと真剣に思い始めています。
コロナでさえ、国は相当な財源、赤字国債を発行して金を作っていますから、必ず国民負担はのしかかります。
それでなくとも可処分所得が少ないのに、どうなるんだという感じです。
ニュース、新聞記事では、生活保護申請が急増しているそうです。
日本企業の業績は平時でさえ、低調なのに、コロナの打撃で倒産、廃業も増加していますし、雇い止め、解雇も増加しています。
 私は、東京の日比谷公園でしたか、年越し派遣村というのが出来た頃を思い出しました。今年の年末は本当に苦しい暮れになりそうです。
まあ世界の状況も深刻ですが、日本は資源もなく、エネルギー、食糧の自給自足率も低いですし、常在戦場サバイバルという自覚をもって、生き抜いていくしかない、そう思っています。
やけくそでは無いですが、もう何でもやってやろうという気持ちです。
唯一の慰めは、バロックリュートを弾くことです。これを弾いている時だけは現実逃避できます。
苦しい時でも寄り添ってくれる存在です。リュートをこんなに有難い存在と思ったことはありません・・・。
どうかもうこれ以上の災難が起きないことを切に祈りたいです。
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re (nakagawa)
2020-07-06 20:39:11
ほんとにこれで国がもつのか心配になってきます。その割には株は下がってはいませんが、そのうちドーンと来るかも知れません。来年の後半までは耐え忍ぶしかなさそうです。
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