竹内まりやは現在68歳ですが活動は旺盛ですし、声の衰えもほとんどありません。最近もテレビワイドショー「大下容子ワイド!スクランブル」のオープニングテーマ曲を書き下ろし4月から放送されています。前の曲よりずっと高級感が増した感じです。
彼女は英語混じりの歌詞や英語だけの曲もたくさん歌っていますが、とても英語の発音が素晴らしいです。日本人が英語の歌を歌うとき、全く英語になっていなかったり部分的に英語に聞こえるという場合があるというのがほとんどです。
私はリュートソングをよく伴奏しますが、バーゼルで一緒に活動していたネイティブのマークの場合だと当然ながら完璧な英語で、打ち所がありませんでした。一方日本人の伴奏をするときはかなり「指導」します(というか「指導」せざるを得ない)がなかなか大変です。何度もやってみてもどうしても指導漏れが出たり指導とは違う発音が出てしまうことが多々あります。あとで録音を聴くと、ああ、ここもちょっとなんとかなならんかったかなーなんて箇所が散見されます。英語をきちんと勉強していない人の限界みたいなものを感じてどっと疲れます。
竹内まりやの英語はそういうところが全くありません。どういう経歴なのか調べてみましたら、島根県の県立大社高校(進学校です)に入り2年生のときにAFSの交換留学生でイリノイ州の高校で1年間勉強しています。そして慶應の文学部で英米文学を専攻したそうです。
彼女は英語混じりの歌詞や英語だけの曲もたくさん歌っていますが、とても英語の発音が素晴らしいです。日本人が英語の歌を歌うとき、全く英語になっていなかったり部分的に英語に聞こえるという場合があるというのがほとんどです。
私はリュートソングをよく伴奏しますが、バーゼルで一緒に活動していたネイティブのマークの場合だと当然ながら完璧な英語で、打ち所がありませんでした。一方日本人の伴奏をするときはかなり「指導」します(というか「指導」せざるを得ない)がなかなか大変です。何度もやってみてもどうしても指導漏れが出たり指導とは違う発音が出てしまうことが多々あります。あとで録音を聴くと、ああ、ここもちょっとなんとかなならんかったかなーなんて箇所が散見されます。英語をきちんと勉強していない人の限界みたいなものを感じてどっと疲れます。
竹内まりやの英語はそういうところが全くありません。どういう経歴なのか調べてみましたら、島根県の県立大社高校(進学校です)に入り2年生のときにAFSの交換留学生でイリノイ州の高校で1年間勉強しています。そして慶應の文学部で英米文学を専攻したそうです。
なるほどですねえ。
彼女の歌は若い頃にテレビでも流れていていましたね。英語の発音などには注目してなかったですが。
日本人歌手でも戦後、米軍キャンプで鍛え上げ、シャンソンや英語ソングなどを歌うシンガーを懐メロで見聞きしたことがありますが、違和感は感じたことはありません。抜群のリズム感とノリが卓越していて、立派なもんだなあと感じたものです。
まあ、正式な英語教育と生の会話の中で揉まれた日本人の発音というのは、やはり明確な違いがあるのでしょうね。
実は手前みそで恐縮ですが、私が昔、航空留学で米国に行く前に、短期ですが米軍基地の家族の方が教える英会話教室に通って、ネイティブ英語を慣らすために鍛えてもらったことあるのです。
実際、現地に行っても日常会話で困る場面は無かったです。ただ行く前に注意されたことはRとLの発音(舌の使い方など)でした。
特にそこだけは気をつけろと言われましたね。
まあ、生の会話の中で揉まれないと体で覚えないものだなあと思ったものです。
竹内さんの歌には聴いていても違和感のない美しい発音の影に、しっかりとした勉強と研鑽を積まれた並々ならぬ努力の成果があってのことなんでしょうね。
素晴らしいものだと思います。
先生が事例で出されたタレントさんなど、テレビでの様子を思い出しますと、納得できるものがあります。
かしこまったフォーマルな場面でなくとも、崩しやスラングばかりの英語などでは尊敬も得られないわけですね。
ただ日常会話するだけなら、シェ―クスピア文学を諳んじるようなキザな事は必要でもなく、言いたい事は、相手が日本人とみれば、ある程度は通じてしまうもの。それは私にも経験がありますから納得できました。
ですが、芸術表現ではそうはいかず、イントネーション1つでさえ、日本人と米国人では違いますよね。
私が思うには、若い時期にワーキングホリデーでも何でもいいから、米国人家庭の中に飛込み、生の英語漬け環境に身を置くしかないと思いました。もちろん、文法など基本はかっちり勉強した上ですが。ただ、その環境でも間違ったこと、おかしな発音などはどんどん指摘してもらえるような関係を作ることも大事だと思いました。