リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

90年代の作品(23)

2022年01月09日 18時07分44秒 | 音楽系
DATのラベルには91年1月録音と書いてありますので、ちょうど31年前の作品です。この曲は月の英語名をリズムに合わせて覚えるための音楽として作ったものですが、具体的にどういうものかは忘れてしまいました。イントロがあってそれに続いて言うわけですが、これは歌ではなくラップみたいなものです。当時はまだラップというのは全く世間には知られていませんでしたけど。こういうのをリズムエクササイズと名付けていました。

リズムエクササイズ

使用楽器はRoland のJX10の音が主体ですが、少しチープなSound Canvasの音も入っています。今の中学生相手のこの手の用途だとボカロも使ってもっとテクノ感の強いものになるでしょうけど、31年前のシティポップス風の音楽だとこんなもんですね。この曲の11年前に発表された、当時最先端のテクノミュージック、YMOのRYDEENなんか今聴くと結構ひなびた音楽に聞こえます。使っていたシンセはアナログシンセだし、コンピュータも大したものは使っていなかったでしょう。時代の流れを感じさせます。

ちょっと繰り返しが多いですが、BGMみたいに聴いてやってください。

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