リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

シベリウス5到着

2008年03月12日 15時11分37秒 | 音楽系
シベリウス5が到着しました。別にヴァージョン4のままでも特に不便は感じてませんでしたが、音源部が洗練されたのと古楽関連の記号が増えたらしいので、ヴァージョンアップしてみました。

結構厳重な感じの箱に入っていましたが、中身は粗末なビニール袋入り。(笑)



ミキサー部はやっとそれっぽくなりましたねぇ。Kontakt2の画面のDAWをいじっている感じがします。が、まぁ所詮楽譜プロセッサですから、DAWみたいな処理は望めませんが。

試しに、今アレンジをしかけているヘンデルの作品を音にしてみました。この曲はギターとソプラノのためのアレンジをしているんですが、ここではベルとピチカートで音を出してみました。ギターの楽譜はイ長調ですが、5フレットにカポタストを付けてニ長調で演奏することになります。ここでの出力はイ長調のままです。

私のサイトにアップしましたので、興味のあるかたはお聴きください。

深夜放送自粛!?

2008年03月10日 12時45分51秒 | 日々のこと
深夜放送自粛の話がまた出てきました。http://www.asahi.com/politics/update/0304/TKY200803040351.html

かつてオイルショックの頃は省エネルギーのために深夜放送が自粛されたことがありましたねぇ。12時になるとNHKテレビでは日の丸の画面になり君が代が流れましたが、今回もそういう風にするのでしょうかねぇ。省エネのときは確かガソリンスタンドの日曜営業も制限されました。日曜に車で出かけるときには、前日までにガソリンを入れておかないと困る、という多少の緊張感がありました。

深夜放送を自粛するというのは、テレビが使う電気を多少とも減らそうということでしょうが、今の薄型テレビの電気消費量はどんなもんなんでしょうね。オイルショックの頃のテレビは今のように常時通電していてリモコンでスイッチオンという式ではなく、いちいちオンオフをしていました。今は常時通電しているだけでも電気を余計に食っているし、プラズマテレビなんかは相当の電力消費量があるようです。

オイルショックの頃より、環境面で見たら事態はより深刻でしょうしそもそも以前より電力消費量の多いテレビが出回っている現時点で、昔の深夜放送自粛なんて議論はあまり抜本的対策にはならんでしょうねぇ。ま、それも一つの方法でしょうけど、時代が随分変わってしまっているので、もっと他の方法も必要かも。消費電力45W(ソニーさんが言うには)の有機ELテレビ普及推進のために政策誘導(例えば販売奨励金を出すとか)をするとかいうのがかなり効きそうですが、これは実施が難しそう・・・

ともあれ深夜放送自粛は、私の好きな番組が深夜放送帯に集中しているので個人的には困ります。(笑)

歯の治療完了!

2008年03月09日 17時08分52秒 | ローカルネタ
先日歯の治療がやっと完了。歯科のK先生曰く、「まだすこし怪しいところもあるけど、一応いいでしょう(笑)」ということで、無罪放免になりました。(^o^)

歯医者に通い始めたのは、昨年の4月頃ですから、10ヶ月を超えました。そもそもは左上の大臼歯付近が異様にしみるので、ついに年貢の納め時かと思って通い始めました。K先生とは幼なじみなので、たまに会うとき歯のことをいつも気にかけていただきます。本当はあまり気にかけてもらいたくないんですが(笑)、まぁそのうち行きますなんて曖昧な返事をいつもしていました。

耐えられる限度を超えると、やっぱり行かざるを得ないようです。歯周病も相当進行していることだろうし、最初に行ったときは何を言われるかドキドキしました。

でも意外に歯周病の進行は少なく、その後の治療とブラッシングのお陰で、歯周ポケットは全て3ミリ未満になりました。治療開始頃は6ミリというのもありましたから、随分よくなったもんです。

一年間近い治療の成果は、歯周病の改善、虫歯の治療、インプラントなどで、現在の歯の状況はひょっとして生まれてこのかた一番いい状態なんじゃないかと思います。インプラントで2本分歯が増えて現在30本になりましたし。

子供の頃は結構いつも虫歯がありましたし、成人してからは親知らずの腫れによく悩まされました。ここ10年くらいは虫歯で大臼歯を2本も抜き、もう入れ歯生活は近いなんて半ばあきらめていました。治療費(特にインプラント)はかかりましたが、充分価値がある出費でした。

やっと・・・

2008年03月08日 09時52分13秒 | 音楽系
先日イタリアのアキーラ社からやっと弦が届きました。先月のはじめ頃にドイツのピラミッド社と同時に発注したんですが、ピラミッド社からは10日もするとモノが届きました。

アキーラ社の場合、妙に早く届いたり、なかなか届かなかったりの差が結構ありまして、今回はなかなかの方です。(笑)これってやっぱりイタリアだからでしょうかねぇ。届いた袋には、郵便事業株式会社による付箋がついていました。



曰く「この郵便物は、包装が破損して到着しましたので、当支店で補修しました。お詫び申し上げます」郵便事業株式会社さんが破損させたわけでは多分ないでしょうけど、なかなか律儀というか低姿勢というか・・・この破損はどっかで抜き打ち開封でもしたんでしょうか。中のインボイスまでくちゃくちゃになってましたから。ま、遅れた原因はこれでしょう。ちなみに中身は無事でした、はい。

確定申告

2008年03月06日 18時53分33秒 | 日々のこと
確定申告に行ってきました。大して稼いでませんが、一応行くだけ行くという程度です、はい。今回は大半を家で仕上げておきましたので、税務署では1,2箇所教えてもらうだけにしておいたので、非常にスムーズに行きました。隣で書いていたおじさんはずいぶん苦戦をしていたみたいでしたが。(笑)

去年と明らかに異なるように見えたのは、書き方を教えてくれる税務署の担当の方の数です。ずいぶん減った感じです。eTaxを作ったので、応対の職員を減らしたということなんでしょうか。電子申告システムを作ってもいきなりみんなが一斉にコンピュータで申告するわけではないので、応対職員を減らしては困るわけです。実際、今回私の場合、ホンのちょっと聞くだけのことですが、担当の方が少なすぎるのでなかなかまわってきませんでした。昨年までとは随分違う感じでしたが、気のせいでしょうか。

今日の日経新聞には、eTaxの普及率がわずか3%という記事が出てました。ま、それは当然ですね。電子申告をするには、まず市役所に行って、住基カードを作ってもらい、その際に電子署名オプションを頼み、さらにICカードリーダーライターを購入して、自分のコンピュータにセットアップして、やっと準備が整うということですから、こんな煩雑なものがそう簡単に広まるとは思えません。これをどっか1箇所で全部できるとか、もうちょっと簡便な方法を考えないといけませんです。2010年までに50%の普及をめざすなんて目標を立ててるらしいですが、私のようなシロウトでもこれは絶対に無理だとわかります。

アマゾンなんかだと(一緒に比較は出来ないかも知れませんが)もう本当にスイスイと便利に買い物できちゃいますよね。画面は明快でわかりやすく作ってあるし。ま、これが買い物しすぎの一因になるんですけど。(笑)お役所もこういう精神を見習うべきですね。電子申告が韓国やイギリスではかなり普及しているらしいですが、どんな手続きで出来るようになるんでしょう。

ま、とはいえ、少々面倒ですが、来年からはeTaxで申告しようかと思ってます。(笑)

音楽用語

2008年03月04日 11時26分23秒 | 音楽系
英語でリュートは、lute。イタリア語ではliuto、ドイツ語ではLaute、フランス語ではluthです。日本語ではリュート。(笑)では中国語では?

正解は、琉特琴。リュート組曲第1番は、琉特琴組曲第1号です。バッハは巴赫です。調の言い方は、ハ長調はC大調というようですので、BWV996だと、琉特琴組曲e小調ということになります。

日本語のハ長調とかイ短調って言い方は教育政策としてはどうも間違っていたような気がしますねぇ。長調短調はまだいいにしても、別にイロハを使って音名を表さなくてもよかったんじゃなかったかなと思います。何せ不便です。C長調ならまだよかったんじゃないかな。

最近では、Sonataのことを奏鳴曲というのはまずありません。協奏曲や交響曲すら使われる頻度が落ちて、コンチェルト、シンフォニーって言う方が多いみたいな感じです。ましてや鎮魂曲、小奏鳴曲、交声曲、遁走曲あたりはもう死語ですねぇ。(レクイエム、ソナチネ、カンタータ、フーガです)ですからこの際イロハもばっさりと葬り去って言い方を変えてみたらどうでしょうか。どこで変えるかというと小学校の学習指導要領の音楽科でしょうねぇ。ヴァイス作曲リュート・スイートdマイナーって感じになるのかな?(笑)

レコードプレイヤ

2008年03月03日 18時28分08秒 | 音楽系
LPレコードプレイヤを買いました。わが家からLPレコードプレイヤが去ってはや20年近くになります。別にアナログ道を究めるつもりはありませんが、昔買ったLPで結構面白いあるんですが、全く聴くことができませんでした。

そのLPをCD化して居間や車の中のステレオで気軽に聴きたいと思ったのがそもそもの購入の動機。最初はオールインワン式のものを買おうといろいろ調べてみました。ティアックにそういった製品があったんですが、大したもんではないはずなのにえらく高い。さらに調べたら、1,2万円くらいで同じような用途のものがあります。うむ、これだと思ったんですがよく考えると、こんだけ安いということはろくなプレーヤではないはず。音は全くだめだということは容易に推測がつきます。

プレイヤ単体ならどうかと調べたら、結構いろんなのがありました。ラップのDJが使うという新しい(もう新しいとはいえないか(笑))用途があるので、コンピュータと親和性の高いものまであります。オーディオ好きおじさんが買うような超高級品はいらないので、この手のものから探すことにしまして、選んだのが↓Stanton T.90 USBです。




昔ながらのプレイヤだと、出力はフォノだけですが、この機種はラインもついているし、デジタル出力まであります。さらにUSBでコンピュータと接続ができるというすぐれもの。お値段も5万くらいでお手頃。これをネットで調べて一番安かった店(35000円でした)から購入。

コンピュータとの接続はUBSでもいいんですが、ソフトのインストールが面倒なので、デジタル出力をEDIROL UA-1000に接続して、Sound Forgeで編集をしてみました。この方法はなかなか快適です。LPのソースは結構いろんなものを持ってますので、いろいろなところで活用できそうです。

バッハのお顔

2008年03月02日 23時50分03秒 | 音楽系
バッハのお顔はこんなのだったかも、という復元画像が発表されたと先日のニュースにありました。

http://www.jiji.com/jc/p?id=20080301092301-5985217



ライプチヒにあるヅラをかぶった↑肖像画が一般的には大変有名ですが、骨から復元するとあんな顔になるんですねぇ。どっちかというとちょっと強面みたいな。(笑)実はその顔を見て、高校時代の同級生Aにそっくりなので思わず笑ってしまいました。

Aもそうだったんですが、バッハさんも丈夫そうなお顔です。そのくらい丈夫でパワーにあふれていないとあれほどの短い期間でカンタータを書き続けるということはできませんですよね。


ヴァイス作曲プレスト(ヘ長調ソナタより)、You Tube

2008年03月01日 18時34分11秒 | 音楽系
Presto F-dur, S. L. Weiss


買ったばかりのカシオのデジカメで演奏ビデオを作ってみました。You Tubeで見ることができます。曲はヴァイスのヘ長調ソナタより最終楽章のプレストです。

ええ、一度You Tubeにアップしてみたいと前から思ってたんですよ。(笑)リュートに限ったことではないんですが、You Tubeにアップロードされているリュート演奏関連のクリップは玉石混淆ですが、その「石」のひとつになろうと思いまして・・・

カシオのデジカメの動画は、絵は非常にきれいですが、音は音楽を聴くのには音質が悪すぎます。まぁ、マイクがマイクだけにこれは仕方がありません。外部マイクの接続もできませんし。音だけ同時に別の録音機でとって、それを映像といっしょにとった音と入れ替えようかなとも思いましたが、編集が煩雑になるだろうし、映像との同期がきちんと取れるかわからなかったので、音はオリジナルのものをSound Forge 9でマスタリングイフェクト(iZotope)をかけて少し加工しました。

これで音質はずいぶん改善されました。ただファイルがものすごく巨大になってしまったので(なぜかはよくわからないんですが)、それをビデオ編集ソフト(Ulead Video Studio 11)で読み込み、小さいファイルになるように出力しました。その小さいファイルにタイトルを付けたものをアップしました。うーん、結構手間がかかってしまいましたねぇ。これなら音声トラックを別録りしてもよかったかも。

今回アップしたのはとりあえずバージョンですので、期間限定です。またもうちょっときちんとしたものを、ソナタ全曲という形でアップしたいと考えています。