リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

今日はいい天気

2015年03月12日 14時34分41秒 | ローカルネタ
昨日は月曜日の夕方から翌朝まで降った雪が昼過ぎまで残っていました。もう超重量級のボタン雪でしたが、さすがに溶けかけていたので、車の屋根から雪を落とすのは楽でした。



10センチくらいは積もったでしょうか、でもアスファルトの路面は温度が高かったせいでふれどもふれども積もることはありませんでした。

さすがに今日はいいお天気です。



もうこれで今年の寒い季節は多分終わりでしょう。これからは春のおとずれが目に見えてくる季節ですね。そうそう目だけではなく鼻にも。街を歩いていましたら、排気ガスの合間に一瞬の芳香が。振り返ってみましたら、歩道の植え込みにジンチョウゲの花が満開でした。


新作

2015年03月08日 22時47分30秒 | 音楽系
最近、リュート用の曲を新たに2曲作りました。とてもポップな感じの曲で、5月のコンサート(実質4回)で演奏しようと思います。


ミューズでのコンサートのチラシです。ポップな曲が中心なので、チラシもポップに。

実はこれらの曲ははじめからリュート用に作ったのではなく、2曲ともギター曲です。以前リュート用楽曲の献呈を受けたギタリストさんへのお返しの曲と別のギタリストさんから編曲を依頼された曲です。

ですので曲のことをまだ私から具体的に言うことはできませんが、興味のある方は5月のコンサートに是非お越し下さい。

日本郵便新サービス

2015年03月07日 01時11分14秒 | 日々のこと
クロネコメール便が今月一杯で廃止になりますが、その需要を狙って?今度は日本郵便が新サービスを4月3日より始めるようです。

スマートレターという名前になるらしいですが、レターパックの小型版というサイズです。CDも入るし、信書も入れていいらしいのでとても便利そうです。お値段も180円とクロネコメール便とそんなに変わりません。でもスマートレターは多分A4サイズのものは入らず、その点ではA4サイズまでオーケーのクロネコメール便の方がアドバンテージがあります。

でも日本郵便がクロネコが手を引いた市場にすかさず新サービスを投入してくるなんてなんかこの話ちょっとエグイですねぇ。まぁいろいろ法律上の理論的な理屈はあるのでしょうけど、要するに日本郵便は法律でガチガチに守られているので、事業を始めようとするスタートラインにおいてクロネコは圧倒的に不利です。

平等な環境で自由に競争をしていくことがユーザーにとって最もメリットがあることですので、ここは是非クロネコさんにもメール便復活ができるような法整備をしてもらいたいところです。

どこでもテレビ

2015年03月06日 00時04分41秒 | 日々のこと
先日ミューズの近くの某うどん屋さんの一番奥で、好物のどて丼を食べていましたら、数人のこわもてのお兄さんたちが数人入ってきました。みなさん声が大きくてうるさいのですが、ちょっと目が合うと怖いので黙々と食べておりました。

耳だけはピクピクとそばだててお話をきいていましたら、どうやら兄貴分(親分とかカシラなのかも)がスマホに映っているテレビ番組を子分どもに見せて自慢しているようです。子分どもはおおげさに、しきりに感嘆の声をあげています。「まじっすかー」とか「mjsk」みたいな。

ほんとは食べ終わってからゆっくりとお茶でも飲み新聞を少し読んでから店を出たかったんですが、うるさいしガンでもつけられたらいやなのでそそくさと退散することに。帰りしなに、ちらっと親分さんのスマホを眺めましたら、お昼の番組をやっていました。

実は件の親分さんと同じことを私はミューズのスタッフの方たちを相手にやっていました。私の自慢の仕方は親分さんよりもっと下品だったかも知れませんが、さすがにみなさん反応はお上品でした。

パナソニックのディーガという、HDDレコーダーと3番組対応チューナーがついているブルーレイDVDプレーやを買ったのですが、それは無線LAN接続をすることが可能です。そして専用のアプリをスマホにインストールして、無線LANとかLTEでネット接続すると、そのアプリでもってHDDに録画されている番組や現在放送中の番組を見ることができます。

アプリは自分でダウンロードしなくてはいけないし、簡単な設定も必要なので、中には少し面倒だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、動作は大変安定していますので非常に実用的です。家の中では、自宅の無線LANに接続してディーガにアクセスすれば大変経済的です。我が家は家の全ての階に無線LANの電波が届くので、iPadやiPhoneにより何処でもテレビを見ることができるようになりました。

外だとLTEが使えるところであれば、家の中と同じようにディーガにアクセスできるようになります。かくして無料で(アプリはタダです)どこでもテレビが実現してしまいました。ちょっと前まではこういうのって結構マニアックなハードウェアが必要だったんですが、世の中進化したものです。それがどうした?といわれればまぁそれだけのことですが・・・

辛口+甘口?

2015年03月05日 00時10分06秒 | 音楽系
先日久々にNHKの音楽番組を見ました。曲目がなかなか渋くて、武満の「弦楽のためのレクィエム」、ベルク「ヴァイオリン協奏曲」とドヴォルザークの「新世界より」でした。はじめの2曲は現代曲(といってもベルクの作品はもう80年近くも前のものですが)というか調性感の希薄な(両作品とも完全に調性を否定した作品ではないです)作品、3曲目はいわずと知れた超ポピュラー曲です。

まぁこれは武満とベルクだけではお客が入らないので、ドヴォルザークを入れて集客しようととしたプログラムだと感じました。実際指揮をしたシャルル・デュトワも番組中のインタビューでそう言っていました。営業上仕方がない、みたいな。

でも3曲のレッテル、「現代曲」「人気曲すぎる」「十二音技法」「無調」なんかをばっさりとってみるとこのプログラム、案外きちんとスジが通った選曲みたいにも感じます。

まず作曲年代、「新世界より」が1893年、「ヴァイオリン協奏曲」が1936年、「レクィエム」が1957年で、均等間隔ではないものの20年から40年とそれなりに分布しています。(ちょっと無理があるかも・・・(笑))

ベルクの作品はシェーンベルクやヴェーベルンとは少し違い、かなり調性指向でとてもメロディックなところがある(バッハからの引用もあるし)、武満作品も少しあとの「樹の曲」とか「地平線のドーリア」なんかと比べるとこのレクィエムはかなりメロディックな要素が強い。もちろん「新世界」は美しいメロディに彩られている。だからこの半世紀あまりの間に書かれたこの3曲、作曲家の出身や「楽派」は異なり、短い間に大きく作曲技法が変化した時代であったにもかかわらず、魅力的なメロディやハーモニーという点では共通しているのである!と、まぁちょっとこじつけ気味かも知れませんが。(笑)

一見人寄せパンダ入りプログラムに見えますが、こうやって深読みしてみると意外にいろいろ見えてくるプログラムではあります。そうそう、NHK交響楽団の団員で「すてゆび」をしている人がいないか目をこらして見ていましたが、いませんでした。(笑)

堅くない!?

2015年03月02日 21時42分08秒 | 日々のこと
三重県の伊賀の方に行ってきました。立ち寄ったドライブインで有名な「堅焼き」を買いました。伊賀の「堅焼き」という名で知られているそのおせんべいは、その昔忍者用の保存食であったとか言う超堅いおせんべいです。



歯はそれなりに自信があるのですが、もうトシもトシですからあの堅焼きを食べられるだろうかと、好奇心半分で買った次第。

歯が折れたらどうしよう、なんて半分期待してかじりましたら、あらら、何の抵抗もなくさっくりと割れてしまいました。割れ目を見てみるとなんか昔の堅焼きとえらく密度が違う感じ。そういやちょっと軽い感じも。昔の堅物も時が経つと丸くなり柔らかくなった、みたいな。まぁ堅焼きには最初から丸いですが。

これってひょっとしてあまり堅いのを売ると、食べて歯が欠けた、どうしてくれる!なんて訴訟が起こるのを恐れて柔らかくしたのでしょうか。まぁ私が買ったのは国道25号線沿いのお店なので、伊賀市のどっかにはまだ堅物が残っているかも知れません。今度行ったらぜひ探してみたいと思います。

ということで堅焼きで歯の強さを試したかったのですが、相手が弱くなりすぎていて勝負になりませんでした。明日はその歯を診てもらう歯医者さんに行く日です。次から次へと虫歯が発見され、もう一昨年の末から通っています。もうそろそろ終わりにしたい・・・