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動物の保定

2015年08月27日 | ネコの話
私は臨床は全然やりませんが、動物の検査・投薬・採血等は日常の仕事としてありますし、学生実習でも取り扱う内容です。動物に何か処置するときには、保定が重要で、保定さえできていればだいたい問題なくなんでもできるのです。

しかしその保定が大変なのですよね。
実習でも教えるのがすごく難しいです。
まず第一に、「いやがるだろうなあ」とこちらが考えていると以心伝心。動物ってヒトの心が読めますから、こちらの不安や心配は全部伝わります。学生さんが初めて保定をしようとするときは、だいたいドキドキしてますから、その緊張が向こうに伝わって、まあ絶対にうまくいきません。

でも保定がうまくいかないと、何度もやり直したりすることになり、動物との関係は悪化していく一方になります。さっと保定して、本人が気が付かない間に終了。くらいが理想ですね、、、。

で、昨日の猫の話の続きなんですが。
薬が2種類出てまして、朝晩投薬しています。
しかしこれって初めて動物飼うというようなオーナーさんにいきなり「薬を朝晩2種類ですよ」と言って渡すだけでは難易度高すぎですよねえ。わたしもネコを飼うのは今回初めてだから、えーと、どうやって飲ませるかな?とちょっと試行錯誤しました。

子どもが小さい時に薬どうやって飲ませたんだっけ?とすっかり忘れてるのですが、ヨーグルトなんかと一緒につるっと飲ませてたはず。動物にはそういうのないんだっけ。←ウェットタイプの餌と一緒に、はありでしょうけども。

まあ、結局やっぱり動物の場合は保定しっかりするのが基本ですね。
うちの2頭はメスは保定楽々なんの技術もいらず、オスはいやがって暴れまくりなのでネコより敏捷に動いてタオルでくるんでさっと投与するようにしてますが、たぶん私が楽しい気持ちで保定するので、タオルで遊んでいる間に「あれっ」と思ったら口に薬が。という感じじゃないかな~。と思ってますが、はてさて本人の気持ちはどうでしょうね。
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ねこ成長中

2015年08月26日 | ネコの話
愛護センターで一か月前に体重が約1キロだった2頭、ほとんど倍近くなってきました。そして雄雌で体の線もかなり異なります。あっという間に変化していくので、時々記録していこうと思います。

トラ、血便が出て、今日獣医さん受診。コクシかと思ったけど、なにも出なかった由。またあとで自分でも検査してみます。でも元気、快食快便。お薬はしばらく飲みます。わたしもこのねこ達を育ててちょっとは獣医師の知識と技術を生かさなくては、、、。(卒業以来小動物臨床に全く縁がなく、動物病院の受診表に「これって動物の名前を書くんですか?」と聞くしまつ)


ソラ、女の子らしくとても優しい、けど、好奇心旺盛&勇敢で新しい場所に次々チャレンジ。トラがぼおっとしている間にどんどん開拓してしまいます。今日は網戸を上っていました。もう寒くなったし、来夏まで窓は閉めるからいいか~。来年はまた来年考えよう。


愛護センターに行ったとき、最初は当然1頭だけもらう予定で、でもカメダ先生の強ーいおススメで2頭になりました。今日、動物病院に行ったら、愛護センターでもらってきたの?もう一匹いけるんじゃない?とまったく同じ調子で勧められ、「ははは、もう一匹います。」先生のノリがまったく同じだった、、、(笑)。
コメント (2)
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