寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

12月の仙台

2011年12月14日 | その他もろもろ
12月に入り、仙台もやや寒くなってきました。しかし本格的な雪はまだです。そうはいっても師走、昨日は学科の忘年会でした。この時期、仙台駅前は光のページェントでとってもきれいになります。でも今年はちょっと暗い。今年は青葉通りはやらないんですね?震災で電球がみんな流されてしまって、各地からの支援を受けての開催なので、定禅寺だけになったのでしょう。で、ちょっと残念でしたが駅だけはぴかぴかしてましたので写真を。



昨日は忘年会があり、今日は朝から会議続きの合間にわたしが担当のゼミあり、ということで昨日はしゃかりきになって、午後ゼミ用資料をまとめていました。それが夕方5時くらいに出来上がったときの爽快感といったら!このために仕事してるって感じ?さらに、今朝来たらもうひとついいことが。この間からデータがだめで見直していた解析系、やはり機械がだめだったことがはっきりし、メーカーさんにデモ機をもってきてもらってやり直したらどんぴしゃでうまく行きました。修理費は発生するけど、問題が解決してひさしぶりに晴々とした気持ち。やっぱりきれいなデータはダイレクトにうれしいです。








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資料を忘れて

2011年12月12日 | 仕事・研究
うちは長男が受験生なので、最近ようやく「7時までに帰る」という目標を実現しつつあります。というのは、夕ご飯があまりにも遅い&不規則だと生活リズムに差し障るので、やらなきゃならないことをきっぱりあきらめて帰宅して、家でできることは家でする(論文を読むだとかそれをまとめてプレゼン作るだとかメールの返事を書くだとか)ように最大限の努力をしているのです。まあ実際はそう簡単じゃないのですが、とにかく努力はしています。

で、今日はどうしてもやらなきゃならない仕事を持ち帰ったつもり、、、が資料を大学に忘れました!研究室を出るときにうっかりもうひとつ鞄をもつのを忘れたようです。困りました。でも再度出かける元気もないので、今日はあきらめて明日できるだけ早く出かけることにします。毎日早く帰るってホント負担で、時間との闘いです。昔子供が小さかった時の保育園の閉園時間との闘いを思い出す、、、。持ち帰り仕事にも限界があって、どうしても積み残しますしね。「やれてない、終わってない」という精神的なプレッシャーに毎日苦しまされます。

先日、ブログを書きかけで寝てしまい、続きは明日書きますなどと書いておきながら、翌日は書く暇が全然ありませんでした。子育てというのは子供が大きくなったら大きくなったでまた違う労力と時間を使うやっかいな仕事であります。しかし人を育てる以上の仕事はないと思って、わたしは最大限の努力でこの18年間を走ってきました。いまだゴールは遠く、まだまだ努力を継続していかねばなりませんが、これは自分の限界を超えていく日々であり、走り始める前の自分と別次元に行く道と思っています。

ところで話は変わりますが、友人のMねえさんに「Googleのユーザー設定」なるものの話をFacebookで聞きました。で、わたしはどうだろうと思ってユーザー設定を見たら、わたしは【25歳から34歳の男性】でした。ちょっと納得??いやよくわからない、、、。わたしの興味・生活から情報を拾ったらどう考えても子育て有職女性、にしかならないと思うんですが、、、。みなさんはどうでしょうか。












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フロントガラスが凍った。

2011年12月09日 | その他もろもろ
今朝大学に行こうと思って家を出たら、車のフロントが凍っていました。今年はじめて。いよいよ冬タイヤに替えたし、もういつ雪がきてもいいけれど、できればなるべく降ってもらいたくは、ないのであります。


今日は厄日で、ゼミが4つ。
朝1限目大学院生のゼミ、2限目研究室の論文のゼミ、3限目3年生のゼミ、4限目2年生のゼミ。
いくらなんでも多すぎるでしょーーーっ。でもそれぞれ目指すところが違うので一緒にってわけにはいかない、、、。しかしやっぱりちょっと整理したいかなあ。

さて来週はわたしもゼミの発表にあたっているので今日論文を選んだんですが、研究室のゼミは入ったばかりの3年生がいるのでどの論文を紹介しても難しすぎる気がして選ぶのに苦労しました。だんだんわかってくるからねと例年はなぐさめてたんですが、そうでもないということが最近わかったので、今日はちょっと厳しく「自分でも勉強しないといつまでもわからないからね」と言ったんですが、実際、自学自習が本当に大事です。

ここまで書いてきてあまりにも眠くなってきたので今日はこれまで。また明日続きを書きます。

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ご無沙汰しました。

2011年12月08日 | その他もろもろ
3,4日ブログを書く暇がありませんでした。普段どんなに忙しくても2日とあけずに書いていましたが、ここのところはどうにもなりませんでした。毎日、朝は3時半に起きて論文読んで、家事やって、お弁当作って、昼はトラブル続きの実験機器の原因解明と学生対応と講義・ゼミに追われ、夜は疲れて倒れるように寝る日々。でもひと山越えました。そして本当ならそのまま次の締め切り仕事に突入、だったのですが、ちょっと芯になる内容を考え直さなければならないということがわかったのでその仕事を切りました。そしたらちょっと余裕ができました。普段からこうやって多少あきらめればもっと楽な毎日になるのに、それがなかなかできません。私の仕事って適当に間引きするってことも不可能じゃないんです。自分の裁量ですから。だけどペースダウンして楽に過ごすより、最大限ぎりぎりで行けるところまで行くというのが私の性分なんですね、きっと。

そのような多忙な中、先日遠刈田在住のI先生のところをお訪ねしました。I先生とは実際に会うのはこれが初めて。お仕事を引退されてから「隠遁生活」(ご本人談)をなさっておられます。冬とか寒いだろうなあとか辺鄙なところでご不便なのではと思ってましたが、そして実際その通りなのでしょうが、暮らしがとっても素敵で。感動しました。暖房がね、暖炉なんですよ~~。



食器棚にはロイヤルコペンなどの美しいティーセットや銀器がきれいに並んでいて。
いいなあ~♪
私は仕事も暮らしも楽しく、がモットーなのに最近上に述べたようにいささか度を越えた忙しさだったので大反省しました。I先生に白石の街中でうーめんをごちそうになりましたが、そのお店のたたずまいもとってもよかったです。吉永小百合がロケしたお店とか?残念ながら温泉に入れなかったのが心残り。次回必ず!そういえばI先生のお住まいの「別荘地」に吉永小百合も別荘を持ってるそうですよ。



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強風の一日

2011年12月04日 | その他もろもろ
今日はものすごく風が強いです。
朝、洗濯物を干してしばらくしてみたらバスタオルをかけていた物干しが倒れていて、あわててまた全部とりこみました。さっき帰宅するとき、大学の近所でやたらとミニ消防車がいっぱい来てると思ったらそういった「干しもの」が飛んで、電線にひっかかっているのでした。ああいうの、取るの大変ですね。やっぱり消防車でしょうけど、かなり厄介な感じ。

今日は最近データがおかしかった学生の実験をさかのぼって生データで調べましたが、今打てる手は全部打ったので他にできることがなく、明日以降メーカーなどに問い合わせる予定です。それにしても残念。ちょうど春の獣医学会の締め切り前だったので、間に合わせようと思っていたのですが無理ということになりました。その後、予定していたプレゼンを作成し始め、でも終わらないので持ち帰り。今日はまだこれからもうひとつ出かける用事があるので。

そうそう、今朝はあわてました。
次男のパスポートを申請していて、今日くらいしか取りに行ける日がないのに、友達と遊びに行く約束をしたというので、朝一番に県庁に行くことにしていました。それでさあ行くぞというときになってから長男が「今日、模試だった!!!」と言い出し、とにかく電車で間に合う時間じゃないのでじゃあ送っていくからすぐ用意してっってことになったんですが、幸い会場が県庁と同じエリアだったのでどちらもほぼ予定通り遅れずに到着し、やれやれと胸をなでおろしました。しかし、これが最後の模試だったんですが、私も忘れていたけど本人忘れちゃ困ります。

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土曜日の早朝

2011年12月03日 | 仕事・研究
今、懸案が二つあって、いずれも相当の勉強時間が必要であり、しかもデッドラインがある。それで手帳の空き時間すなわち講義ゼミ会議のない時間にはその作業をすることとしている。仕事を完成させるときはそのために何時間かかるか?という意識をもってやっているので、論文一本読むのにこれだけ、みたいな積算で予定を立てている。が、現実はそう甘くない。今週はとくに厳しい週だった。それだけ厳しい状況なのに、義理をたてる用事もはずさず、「ごめんね」で済まさずやっていたらとうとう全然予定を消化できずに金曜日が終わった。

そこで今日土曜日の朝は3時半に起きた。
昨日の夜、昔やってたみたいに2時半くらいからやろうか?とちょっと思ったのだけど、高校生ではない自分は無理はできないと思って3時半にした。今日明日は日中大事な用事があって仕事はできない。だから今からやるのである。

まずとにかく読むべき論文は今全部読んで、明日の午後おそらく2時間くらいは時間あるのでそれをスライドのまとめて完成させる、それが目標。それで、月曜日からもう一つの懸案の方を始める。そっちは完成〆切が12日だからホントに時間がない。でも絶対にやらなきゃならない。

高校生の時はよかったなと思う。自分のやるべきことに集中して、ほかのことは一切やらないでも生きていけた。今は自分じゃない誰かのための時間、の比重がものすごく大きい。Jobsは「自分の人生は限られているから人のために生きる時間はない」と言ったけど、ことはそう簡単じゃない。人のために使う時間が重いのは自分が生きている使命でもある。しかし限度はある。私の場合、今はちょっと限度をこえているかもしれないが、3時半に起きて週末もつぶしてやれる間は自分の努力でまかなおう。それを超えたら、「ごめんね」をちょっと増やさないといけない。

さて始めよう。




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大学での学びとは・・・卒業研究の途上

2011年12月01日 | 仕事・研究
4年生の卒論の実験が佳境に入っています。
うちは論文の締め切りが1月末なので、年内はまだ実験ありありなのです。
たまには1月に入ってからもやってる子はいて、文章書きながらデータ入れていくという感じです。

さて。

自分のところの学生の至らぬところは結局自分の教育の至らなさの結果なので、自分の首をしめるようなことを書くのですが、卒業研究ってなんだろうね、大学での学びってなんなんだろうねということを改めて考えさせられるような問題が研究室内に生じています。

大学で学ぶということは、自分の能力を伸ばし、思考の幅を広げ、自分はこう生きていきたいという自分の軸を構築することだと私は思います。で、卒論は大学での学びの集大成で、ひとつの区切りになるものだと思います。これが終われば卒業して社会人として巣立つのですが、その後は社会で鍛えられていきます。大学時代の学びは自分の基盤になるもので、実験結果よりもいかに取り組んだかが重要なものです。もちろん実験結果が素晴らしいとよりいいわけですが、学部生の研究ではネガティブデータで終わることもままあり、「こうではないかと仮説を立てて取り組んだが、予想した結果は得られなかった」って場合もありますね。でもその場合でも取り組み方が正しければ、学部生の場合はそれでいいと私は考えています。

うちの学生たちはよく勉強するし、ゼミもきちんとやってくれるし、実験もペースは遅いけど地道にやってるし、それはいいんですが、もしかして「こなす」ことに一生懸命なだけであるならば、ちょっとことはやっかいです。

昨日、あるデータに疑問がありました。
そのことを発端に、最近のデータを検証したらみなおかしいということがわかりました。でもいったいいつからおかしかったのか、私は今把握できていません。昨日みなにさかのぼって調べるように言っておきましたが。本人たちはおかしいのかもしれないと思ってはいたようです。でも「データは出している」からそれ以上は気にしなかった、あるいは一瞬気になったがすぐ忘れてしまった=データに執着がない、ということのようでした。非常にまじめにやってるように見えるので、わたしも気が付くのが遅れました。これまでの学生の時も問題はさまざまありましたが、どちらかというとこれまでは「実験しない」「勉強しない」「ゼミをすっぽかす」みたいなことで表面に現れるためにすぐ気がついて指導できたんですが、今の場合はひたすら素直にやってて、表面上はよくやってるように見えるためにわかりにくく、わたしも失敗したなあと思いました。

ネガティブデータでも意味はあるんです。「これは違う」という否定ができる。でもデータが信頼できなければ、何にもいえないですよね。物事への取り組み方は、研究だけが特別なんじゃありません。他のことにも当てはまると思います。なんのためにやってるのか?ということを考えて取り組んでいたら、こうはならないと思うんですね。せっかく青春の貴重な時間をこれだけ費やすのだから、意義のある取り組み方をしてもらいたいと思います。

さてそうこうしている間に原因がわかりました。
研究室の学生全員が実験のたびに確認すべき事項をスルーしていました。
試薬を買いなおして実験のやり直しです。かなり大変な事態です。
それでも気がついてよかった。
私自身が学生の実験についてやれればいいのですが、最初に一度教えた後はもうつきっきりということはしません、というかそんな時間がないです。一度聞いて見せてもらったらあとは自分でやってくしかなくて、そのためにはかなり集中して話を聞かなきゃならないんですが、そこがまず一番の問題とわたしはみています。いつも初めて聞いたような顔をしてノートに書き込んでいますが、頭にも書きこんでほしいですね。理論も理解してほしいです。そうでないと今回のような事件が起こります。

今年は年末まで胃が痛い状態が続きそうです。


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