院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

地球温暖化って本当なの?

2006-07-23 09:41:28 | Weblog
 世界中が地球温暖化を危惧している。その犯人としてCO2 が眼の敵にされている。CO2 に温室効果があるのだという。

 だが、ちょっと待って欲しい。CO2 による温室効果って何なんだ。実験室で実証されているのだろうか。CO2 は重いから、大気の中では下に溜まる。下に溜まったものが温室のようなテントの役目をするのだろうか。まず、そこが分からない。

 CO2 が下にたくさん溜まれば、地表の生物は窒息するはずである。しかし、いっこうにその気配はない。

 CO2 はきわめて水に溶けやすい。だから、川や海がCO2 をどんどん吸収してしまう。地表の生物が危機にさらされるほどにCO2 が溜まるのであれば、まずもって川や海がサイダーみたいになっていなくてはならない。でも、そんな現象は聞いたことがない。この辺のことが、まったく明らかにされないまま、地球温暖化といってマスコミも行政も騒いでいる。

 さらに疑問がある。人間が排出するCO2 は火山などの自然現象が排出するCO2 に比べてどれほど多いのだろうか。この点もまったく明らかにされていない。私は一回の火山噴火で、少なく見積もっても人間が排出する10年分以上のCO2 が発生すると考えている。

 地球温暖化と騒ぎ立てる割には、科学的データの提示があまりに少ないのである。謎だらけである。繰り返すが、そもそもCO2 が温暖化ガスだという根拠が怪しい。次に文明によるCO2 の排出量が火山とどれだけ違うのかデータがない。そして、CO2 に温室効果があるというエビデンス(証拠)が示されていない。

 なんだか世界中が風評と思い込みに踊らされている気がしてならない。学者たちには、きちんとエビデンスを知らせる責任がある。