戦国時代の小説やドラマを鑑賞していて、いつも疑問に思うことがある。
「一万の軍勢を率いて駿河へと向かった」なぞと簡単に言うけれども、軍勢の食事や排泄はどうしていたのだろうか、という疑問がどうしても残ってしまう。しかし、何を見てもその答えが書かれていない。
兵糧は誰が運んだのだろうか、また料理したのだろうか。そういう係りの者が兵卒以外にいたのだろうか。料理(炊き出し)は進軍の道すがら、適当な場所を見つけては行なっていたのだろうか。燃料はどのように調達したのだろうか。一万人と言えばすごい数である。そんなことが可能なのだろうか。
野宿はどうしたのだろうか。一万人が野宿したのだろうか。まさか一万人を泊められるような都市が戦国時代にあったとは思えない。道中の各所に砦があったとしても、一万人は収容できないのではないか。
そして、排泄はどうしたのだろうか。すべて野原や川に捨てたのだろうか。一万人分の排泄物といったら大変な量である。災害時の100人規模の避難所でさえ、排泄物はすぐに大問題になる。
戦国史に明るい人にとっては、子供みたいな疑問かもしれない。でも、TVも書物もその辺りのことをちっとも教えてくれないのである。
「一万の軍勢を率いて駿河へと向かった」なぞと簡単に言うけれども、軍勢の食事や排泄はどうしていたのだろうか、という疑問がどうしても残ってしまう。しかし、何を見てもその答えが書かれていない。
兵糧は誰が運んだのだろうか、また料理したのだろうか。そういう係りの者が兵卒以外にいたのだろうか。料理(炊き出し)は進軍の道すがら、適当な場所を見つけては行なっていたのだろうか。燃料はどのように調達したのだろうか。一万人と言えばすごい数である。そんなことが可能なのだろうか。
野宿はどうしたのだろうか。一万人が野宿したのだろうか。まさか一万人を泊められるような都市が戦国時代にあったとは思えない。道中の各所に砦があったとしても、一万人は収容できないのではないか。
そして、排泄はどうしたのだろうか。すべて野原や川に捨てたのだろうか。一万人分の排泄物といったら大変な量である。災害時の100人規模の避難所でさえ、排泄物はすぐに大問題になる。
戦国史に明るい人にとっては、子供みたいな疑問かもしれない。でも、TVも書物もその辺りのことをちっとも教えてくれないのである。