院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

食の安全に際限なし

2007-11-09 13:30:51 | Weblog
 私が子供のころは牛肉の缶詰(牛缶)には、平気で馬肉が入っていた。

 さすがにそれは咎められるようになり、業者は馬肉であることを表示せねばならず、缶にも牛の絵などは載せられなくなった。

 しかし、業者もしたたかで、馬肉とは書かずにわざわざ「うま肉」と書いた。これでは「うまい肉」と誤解されるではないか。

 缶詰にしてこうだもの、ソーセージやミンチには何が入っているか分からなかった。太いソーセージにネズミが丸ごと入っていたこともあった。

 昔、マクドナルドのハンバーグには食用ミミズが入っていると、アメリカで言われたことがあった。これはマクドナルドの評判が良すぎて出された悪意のデマだろう。

 ウナギの蒲焼のタレを何十年も継ぎ足して使っているというウナギ屋があるけれども、甕の底をさらえば、何が出てくるか分かったものではない。ゴキブリなぞ出てきて当たり前だろう。それとも、もう跡形もなく解けてしまっているか?

 食の安全と言いつのるが、調べればまだまだ妙なものが出てくるだろう。際限がないと思われる。