院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

アイスクリーム

2007-11-23 09:07:29 | Weblog
 初めてアイスクリームを食べたのは、幼稚園のころ観光バスに売りに来た「アイスクリン」だった。マッチ箱のような引き出しの容器に入っていて、「アイスクリン」と売り声をかけて売りに来た。

 今にして思えば、とてもアイスクリームと呼べるようなシロモノではなかったが、夏に冷たいものを食べるのは嬉しかった。まだ、冷蔵庫のない時代だった。

 やがて、菓子屋で棒に付いたアイスクリームが売られるようになった。菓子屋も冷蔵庫を持っていなかったから、魔法瓶の大きいのにドライアイスを入れて保存していた。これもおいしいと思った。

 すでに洋食屋ではアイスクリームがメニューにあったけれども、菓子屋のそれよりおいしいとは思わなかった。

 高校生のころ、喫茶店に出入りするようになって、よく喫茶店のアイスクリームを食べた。伊勢丹会館の2階の喫茶店のアイスクリームが最もおいしかった。

 六本木のアマンドのアイスクリームは、明治や雪印が出している紙カップ入りのアイスクリームと同程度で、おいしくなかった。(アマンドは紅茶もジュースもまずい)。

 紙カップ入りのアイスクリームは、乳脂肪が少ないとの理由から、アイスミルクと名乗るように当局から指導された。だから、未だに紙カップのアイスクリームはアイスミルクと名乗っている。(これには賦形剤として紙パルプが使われている)。

 紙カップ入りの品物でもアイスクリームと名乗る製品が出てきた。これはおいしい。ハーゲンダッツのアイスクリームは特においしい。

 レストランでデザートに出されるアイスクリームもハーゲンダッツを超えられない。