院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

俳句の季語・風花

2012-03-15 17:08:40 | 俳句
 「風花」(かざはな)とは何のことかご存じだろうか。ご存知なら、あなたは俳句に親しんでいる人である。

 「風花」とは、今いるところに雪は降ってなくても、近隣の地域で降っている雪が風で飛んでくるものを指している。

 「風花」は、だから雪の気配というか、兆しをほのめかすもので、たいへん風流な発想から出た用語である。このような自然現象に着目して、「風花」と命名するような文化を、私は日本文化以外に知らない。

  風花や子ら東京へ行きしまま  拙句