ゆうき子育て支援隊企画による「寺子屋:サイエンスキッズ」の行事について何か企画してほしいと、市民活動支援センター秋山 様から依頼が有り、予算の関係と参加年齢(小学生対象)の関係から、miniブレッドボードを使った電子オルゴールを作ってもらうことにした。
【募集内容】
1)開催会場:しるくろーど3階 会議室
2)開催日時:4月4日(土)午後1時から3時(1時間30分程度,振り返り30分)
3)参加状況:1年生5名,3年生3名,4年生1名,合計9名(当日は追加になり11名が参加)
4)参加費200円徴収
こちらからは吉本先生、八田先生、私の3名が参加して対応した。
先生達の自己紹介と、ブレッドボード・動作の説明を行い、部品はテーブルに並べたトレーに入れて各自持って行ってもらうことにした。
三端子メロディIC(UM66T)は7種類用意して、各自選んでもらった。
【メロディIC種類】
かっこう・ワルツ UM66T-32L
エリーゼのために UM66T-19L
オーラ・リー UM66T-11L
ハッピー・バースデー UM66T-08L
ホーム スイート ホーム(埴生の宿) UM66T-05L
It’s A Small World UM66T-68L
ウェディングマーチ UM66T-09L
【作業】
製作マニュアルはブレッドボード設計ツールFritzing.exeを使って作成した。
ドイツ製のフリーソフトですが、日本語に対応しているので、適当に使っていると簡単に覚えられました。
回路が簡単で部品点数も少ないのであっという間に出来ると予想してたのですが、小学生低学年が殆どで、やり方自体が分からず手が動かない。
マンツーマンに近く、実際手伝いながら回った。
どうにかこうにか約1時間で、皆さん完成。
主催者から、みなさん一人一人に感想を発表する様お話が有り、(これは、今後の参考になった)
「難しかったけど 楽しかった。」という感想が多く出ました。
困難なことに取り組んだ満足感からの本心だと思います。
小学生(初心者)には少し難しかった様で反省ですが、皆さんに喜んでいただけてホッとしました。
好評につき夏休みには、また違ったテーマで企画するそうです。
このブログのメッセージで、富山市の方から修理の問い合わせが有った。
【問い合わせ内容】
4tユニック、古河ユニック 型番RC-33R AKラジコンの送信機ランプがついてるのですが全く動かなくなりました。
修理工場で見てもらったところ受信機とユニック自体には問題はなく送信機の故障らしいのですが、修理屋からは受信機と送信機セットで
変えたほうがいいと言われたのですが予算的に無理なので送信機のみを直せる業者をさがしていました。
こういった症状の送信機の修理は可能でしょうか??
ということで、取り敢えず送ってもらうことにしました。
送信機について、オールバンドハンディ受信機でモニターすると、電波および変調音は出ているので、現時点で送信機は問題無さそうだ。
次に受信機のカバーを開けて見る。
すると、水が結構入っている。カバー裏に水抜きの小さな穴が3個(細かいメッシュフィルターを内側貼り付け)明いているので、長い間溜まったものと思われる。
送信機に+24Vを印加するが、電流が流れすぎる様なので、二次側電源出力を測定すると、5V出力DC/DC-CONV(新電元製HRD051R5)を使っているのに8V近い電圧が出ている。オシロで見てもスイッチング波形が出ていない。
どうやら、DC/DCが壊れている様で入力側にあるドロップ抵抗(47Ω)でドロップしているだけの様だ。
送信機を操作すると受信のLEDは点灯するが、各部のLEDは反応しない。
丁度、同一品(2A品が秋月で入手可能)が無かったので、秋月から入手してあったYDS-205を使うことにした。
電流的に現状品が1.5Aに対し2A取れるので問題無い。
ピンアサインが異なるが、現在のランドを利用出来そうなので、固定用の太いピン2本を半田固定する様、基板に穴開けする。フィンも大きく、このままではケースモールドに当たるので少し削る。
ついでに、出力で電解コンデンサ(1000uF/35V)もESRを測定すると2Ωで、問題無さそうでは有るが手持ちの470uF/35Vを2本パラ(ランドは2本用に有った)にして交換、ESRは1/10の0.2Ω程度に低くなった。
交換すると入力電流が130mA程度に低下、以前修理した同機と同様になった。
送信機を操作すると、各部のLEDも操作に応じた部分が点灯したので、正常に動作している。アクセルも、LEDの明るさが変化する。
DC/DCモジュールの発熱も殆ど無い。
電源交換に関しては、信頼度まで保障は出来ないので、依頼者の自己責任ということで了承の上、対応している。
原因は修理屋さんの判定とは逆の結果になった。
千葉県の方から、メッセージで修理の問い合わせが有った。
事前に電話での確認では、送信機の電池メーターが動かず、受信機も反応しないということだったので、診断のため送ってもらった。
ハンディオールバンド受信機でモニターするが、287.5375MHz(ID:AN196)で変調音がちゃんと聞こえてくる。電池メーターはちゃんと振れて緑の範囲に入っているので問題無いのだが、内部のメーター調整ボリュームでフルになる様に合わせる(電池電圧は4本で6.1V程度有ったので)。
次に受信機に+24Vを印加する。
送信機を操作すると、問題無く、その操作部分のLEDが点灯するし、アクセルも引き具合によりLEDの明暗が変化する。この時のアクセル電圧出力を測定(1kΩで24Vにプルアップ)しても、以前正常に動作した同機とほぼ同じ(Max0.4V)なので問題無いのだが、念の為、トランジスタ(2SC2001)とタンタルコンデンサ(10uF/35V)を手持ちの2SC3328Yとセラミックコンデンサ10uF/25Vに交換した。
最初聞いた内容と異なった調査結果となったが、良く確認すると、送受信機は問題無かった様だったので、これでお返しして確認して再度もらうことにした。
車に接続するが、やはり、各動作がせず、アクセルも反応が遅い様なので、更に、受信機のコネクタが接続されているボックスの写真を送ってもらった。
すると内部にもプリント基板の回路が有り、テスターで各部の電圧を測定してもらうと、受信機からの信号はちゃんと接続されており、電源も供給(コネクタ下のスイッチON/OFFで受信機もON/OFFする)されている。
基板の出力までは確認出来ないということだったので、あとは近くのユニック代理修理工場に見てもらうことにして、私の対応は終了とした。
業務用RC修理依頼第1号の方から、別なラジコン修理依頼が有った。
走行クレーン用のラジコン送信機を落下させてしまい、それ以来、動作しなくなったというものだ。
裏蓋を外してみると、電池ボックスのモールドが割れて電池が接触しないのと、+線の接続ねじが外れていて、電源供給されなかったのが原因だった。
仮固定してONボタンを押すと、ONランプが点灯したので、動作している様だ。
㈱ネットインデックス(現在は株式会社ネクスらしい)の特定小電力無線モジュール ISU401P-II(PLL方式)が使われている。
スペクトラムアナライザでモニターすると、429.637MHzにスペクトラムが現れる。
次にIC-R9000(長期借用品)で、この周波数に合わせると、スペアナ表示と変調音(FM)が聞こえ、ボタン操作により変調音が変わるので、無線部分は動作している様だ。
(左がセンターメーター、右がSメーター)
送信周波数が判らない場合は、この手順が便利だ。
スペアナが無い場合には、aitendo製周波数カウンターも使える。
周波数カウンタ(50MHz-2.4GHz) [GY-560]販売価格: 1,980円(税別)
簡易周波数カウンタ(250-450MHz) [FC450]販売価格: 1,350円(税別)
ケースの補修を実施(接続箇所をステンレス線で接合し、クイックボンドで補強)
BUFFALO製の地デジチューナーDTV-H300が動作しなくなった。
(電源LEDが赤の点滅→説明書で「起動エラーでACアダプターを接続し直しても赤色点滅するときは、弊社修理センターに修理をご依頼ください。」とある)
保証期間も過ぎているので、修理に出しても、新品以上の修理費になることは想像出来るので、分解してみた。
左右にφ1mm程度の穴が4個有り、これに入る硬いものを差し込むことでモールドのロックが外れる。
実験用電源で5Vを供給するとリミットの2A以上流れる様で3.6V程度に垂下してしまう。
消費電力:最大5Wとあるので計算だと1A、やはり異常である。(純正のACアダプタも1.6A)
スイッチングレギュレータらしきSOP-6Pが2種類使われている。
表示からは検索出来なかった。
一時的に正常になる場合があり、この時の出力電圧を見ると、3.3V(デコーダ回路?)と6V(チューナー回路)の様だ。
動作させていると、デジタルTV (DTV)向けの高性能・高集積度の1チップ・デコーダ(UPD61167)がかなり熱くなる。急冷スプレーを掛けると内部チップの形に溶ける。
これが、どうやら怪しいので、修理不能として、ヤフオクで同一品(本体のみ)を落札しようかと考えている。
2/28の放送が、私の好きな「宇宙」が題材でしたので、見ていた。
すると、帽子を被った変なおじさんが八木アンテナを持って、アマチュア無線交信を始める。女性の声で応答が来る。
変なおじさんの正体は、NHKの柳澤秀夫解説委員(JA7JJN)で、交信相手はISS(国際宇宙ステーション)の乗組員(イタリア初の女性宇宙飛行士、サマンサ・クリスフォレッティ氏)だった。
交信周波数は145.80MHzらしい。
柳澤秀夫解説委員は2014年11月中旬、77GHz(77ギガヘルツ)というマイクロ波の周波数で、通信距離225kmという記録を達成している。
コールサインから私と同じ東北人らしいので、調べてみると福島県会津若松市出身だった。
【JARLサイトが裏話を掲載】に詳しく掲載されている。
協力した茗渓学園中学校高等学校はつくば市にある。
BSプレミアム11/18で、秋田発地域ドラマ「ザ・ラスト・ショット」が放映されたが、冒頭に、我が故郷「能代市」の母校「秋田県立能代工業高校」(ドラマでは能代実業になっているが)の体育館や生徒たちが映し出された。
能代駅のホームに有るバスケットリングも映った。「バスケの街・能代」
(市内の公園には、どこにもバスケットリングとボールが置いてある)
シャッター街の通りで、シャッターにバスケ関係の絵が描かれた場面も映されたが、もう少しで我が家が映るところだった。
入学したのは昭和41年だったが、すでにバスケ部は強く、全国優勝が当たり前であった。
入学当時は身長が高い(173cm)方だったので、早速入部を勧められたが、なにせ、運動音痴だったので、断り「電気クラブ」に入部したのが、現在に至っている。
【電源ON/OFFスイッチ不良】
分解して電源電圧を測定すると、電池(6VのNi-cd充電池)電圧は5V程度有るがON/OFFスイッチを通った基板での電圧が1V程度しか無いので、スライドスイッチの抵抗を調べると抵抗が有る。
手持ちの同型品(スイッチレバーの色が赤で異なるが)に交換する。すると動作(ぎこちなく)するようになったが、後輪が動くものの回転しない。この時の電圧を見ると3V程度にドロップする。どうやら充電が抜けた様だ。
外部電源からの供給では正常動作(回転)するので、充電すれば問題無い様だ。
専用充電器は無いので、先日入手した安定化電源で充電してやる。接点は壊れた単三電池ボックスのを外してバイスで挟み込む。600mAh-4時間充電なので150mAで定電流充電。
充電完了して装着。正常に走行する様になった。
【押しボタンの頭を製作】
送信器だが、病院で分解確認していてヘッドライトとハザードランプのスイッチボタンを紛失してしまったみたいなので作らなければならない。樹脂製を色々と試したが上手く行かない。そうしているうちに作業机の上に有ったミゼットフューズが目に止まった。これをスイッチ穴に入れるとぴったりだ。これを使おうということで、ガラスを割り、電極のみにする。これを銅板(不要となった圧着端子のリールリブを活用)に2個半田付けする。組立てて見ると具合がいい。動作も問題無し。
我ながらいいアイデアが浮かんだものだと感心する。
ブログを見られた遠方の方からFM/AMチューナーの修理依頼が有り、引き受けることにした。パイオニア製TX-710スイッチを入れた当初は左右からちゃんと音が出るが、少し時間が経つと左側が聞こえなくなる(FM,AM共)というのと、ステレオランプが点かないという症状。
外観は木目調で、イルミネーションも美しい。大事にされているという気持ちが伝わってくる。症状(電源ON後、徐々に音が小さくなり、OFFにしたときも、一瞬正常に音が出る)から、電解コンデンサの容量抜けかと推定して、低周波アンプ部分のコンデンサを順次交換して行って、直ったかな?と思ったところが有ったが、数分したら、同じく聴こえなくなる。
別な原因の様だ。次に考えられるのは半導体の劣化ということで、トランジスタを局所的に冷やすことにした。専用のスプレーを現役時代は使用していたが、高いので買えない。そこで、代用出来るのはエアーダスターです。逆さにしてスプレーすると冷気が出ます。安くて缶の容量も多く、どこでも入手出来るのがいい。
最初から使っておけばよかったと後悔する。最終段の出力トランジスタ2SC134に吹きかけると見事!音が鳴りだす。当然、手持ちが無いので、類似のトランジスタに交換すると正常動作する様になった。
若松通商で入手(105円)出来るので、特性確保が必要であれば、交換は可能です。今回は同じくhfeの高い2SC3331を代用した。
FMステレオのランプが点かない問題調査に入った。これもランプが寿命で切れているケースが多いが、ランプはOKだった。
どうやらステレオに切り替わっていないし、センター周波数に合わせると音が小さくなり、少し上下にずらすと放送は聞こえてくる。
回路図についてネット検索したが、上級機種で外観の似ているTX-9100しかなかった。期待したが、回路は別物の様でした。
使用しているICはPioneerのロゴ入りHA1142、HA1137、HA1138の3種類で、入手先を探したがHA1137だけはイーエレに有った。でもデータシートは見つからず、あれこれ検索してみると「CA3089.pdf」が 互換性(大御所?で、この他にもいろんなメーカーが作っている)がある様で、入手出来たので、これからチェックしたいと思う。FM-IF増幅と検波用なの で、原因は違う様な気はするが。HA1138はAMの増幅・検波用なので、残りのHA1142はFM-MPXの様な気がする。
その後イーエレさんのご好意でHA1137のデーターシートが入手出来、比較してみたが、ピンアサインは同じものの、性能の違いが有った。また周辺回路も具体的に記載されており参考になる。