パソコン相談室から持ち帰り、継続ウィルスチェック、その結果23個+疑わしいファイル20個以上も見つかって駆除した。
それでも、再起動すると動作がおかしく、、「再セットアップ」しか方法が無いかと判断し、作成ファイル類はUSBアダプタで自分のパソコンにバックアップした。
そして説明書どおり、起動時NECロゴ表示画面でF11を押したが、「再セットアップ」メニューが表示されない。では、「再セットアップ」ディスク作成を使用して行うしかないと、作成ソフトを起動したが、これもエラーになってしまう。
あとはNECサポートセンターに聞くしかないと電話した。やはり混んでいて10分位待たされる。いろいろ先方からの指示どおり対応して見たが解決出来ず。結論としては、ハードまたはソフト不具合の可能性が大きいので、修理依頼して下さいということになりました。
機種はNEC Lavie PC-LW900DD
仮に、自分のWindows-XP-Homeディスクを使って、手持ち2.5インチHDDにインストールしてみたが、NECの場合、ドライバーを含む一式がHDDの別パーテーションに圧縮されており、ネットでは各種ドライバーソフトが入手出来ないので、サウンド、ディスプレー、TVドライバがインストール出来ず使えない。(WindowsだけはKEYが判っていれば、どのディスクでもインストールは可能である)
WINDOWSがSP2だったので、SP3にアップグレード(このパソコンでは後述の様にダウンロード出来ないので、別なパソコンでダウンロード・作成したインストールDVDでインストール)したが、この問題は解決しない。
Windows-XP-SP3 ISOイメージファイルダウンロードサイト
IE6もIE8にアップグレードしたが変わらず。
ブラウザはIE6を使っていたが、別な2種類もインストールして見ても、同じ現象になる。
その後、冷静に調査すると、Microsoft Updateのサイトに接続しようとすると、Google検索サイトに繋がり、他のサイトはちゃんと接続される。という現象だった。
だから「Kingsoft InternetSecurity U Service Pack 1」の脆弱(ぜいじゃくと読む)性診断して「最新の更新プログラム」名が出るがMicrosoft Updateに接続されないのでダウンロードに失敗してしまう。
この様な現象の出るケースをネット検索したら、「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が掲載していた、ウィルスボット対策による内容が有った。
HOSTSファイルをウィルスが書き換えるというもので、確かに、そうすると、この様な現象になることが言える。原因はこれだろうと確信したが、調べると、書き換えた形跡は無い。
また、振り出しに戻ってしまった。
基本に返り、ネットワーク設定を調査開始。TCP-IPでDNSサーバーが「手動」になっており「自動取得」に変更したら(パソコンの再起動が必要)見事解決。
一時、プロバイダーでは手動でDNS(プライマリ・セカンダリ)を入力する様にしていたが、途中でサーバーアドレスが変更されたプロバイダーも有り、この際、「自動取得する」様、変更する案内が来ていた様だが、これがされていなかったため、今回の様な現象になった。「最新の更新プログラム」に更新されなくなることもあり、ウィルス予防には問題が大きい。
もう1つ考えられる原因として、当方はルーター・モデムでDNSの設定をしているので、パソコン側で自動取得にしていないと接続されないというもの。
脆弱性で表示されたファイルも70個以上有ったが、次々とダウンロード成功に変わった。
「Kingsoft InternetSecurity U Service Pack 1」は脆弱(ぜいじゃくと読む)性診断して「最新の更新プログラム」もインストールしてくれるので便利だ。
Microsoft Updateだけが接続されないということで、悩んでしまった結果である。
上記の様にウィルスの場合もあるが、アンチウィルが有効で無い状態で感染した場合、その後アンチウィルソフトをインストールしても、検出・駆除されないので、要注意である。
今回は、お陰様で貴重?なウィルス対策を体験出来た。