周波数ズレは先日のブログで報告したが、基本波(21MHz帯)出ていないかというのでスペアナで測定したが出ていない様なので、また、水晶メーカーに聞いて見ると、同調用コイルがチップタイプだとQが低くあまり良くないとのこと。トランジスタもft(周波数帯域幅)が高く、Cob(コレクタ容量)が小さいものを使ったのが良いというので、実験してみた。
この前に、測定器系の周波数ズレが無いか、エプソントヨコムに作ってもらった同一周波数のプログラマブル高周波水晶発振器を動作させて、受信機でモニターしたが、ちゃんとその周波数が出ており4倍の高調波も計算通り出ていたので、測定系は問題無さそうだ。但し、発注の際、1番ピン仕様がOE(出力停止)とST(発振停止)が有り、今回OEとしたが、これでは常時発振しているので、端子をLにしても電波として出たままになっている。ST仕様のが今回の用途には合いそうだ。実際アナログ機器に使うにはスプリアス・キャリア純度等問題になる恐れがあるが460円/個で納期1週間は魅力的である。
コイルはaitendoから購入したものに交換したがそれほど改善されないので発振用トランジスタを変更することに。
(写真左が変更前、右が変更後)
手持ちの高周波用トランジスタらしいものをリストアップしデーターシートでftとCobを調査。
2SC1907がft:1100MHz(typ)Cob:1.0PF(typ)、用途も局発用と有るので、交換してみた。
周波数は近くなったが、寄生発振している様で、水晶やパターンに触ると周波数が変化する。
そこで、次の候補である2SC2026に交換。ft:2.2GHz(typ)Cob:0.75PF(typ)と高周波特性は良い。
以前修理した、RC30ラジコン送信機(290MHz帯)の逓倍と送信増幅に使われていたトランジスタで、マルツパーツから購入(126円)しておいたもの。
一般のトランジスタ(左からECB)と足の配列が異なり、左からBECとなっているので間違わないこと。GHz帯のトランジスタでは、この様な配列のが多い。
すると正常に発振(不安定な動作もしない)して、周波数も合った。
トランジスタの劣化により、こうなるのかは不明なところだが、いずれにしても交換で治った。
メーカーが言う様に、オーバートーンの場合、負荷容量とかで周波数が変化することは無いというのが実感出来た。
庭でハンディの受信機でモニターしながら離していったが10m以上はASK変調音が聞こえているので、この状態で依頼者に送り、実機で確認してもらうことにした。
LEADER LFC-944A リーダー電子製 アンテナ電界強度計が意外と安く出品されていたので落札した。2980円だったが、場合によっては、もっと安く落札出来ることもある。
地デジ化で、アナログ放送が停波になりVHF帯は意味が無くなったが、UHF帯は地デジに使用されているので、アンテナ方向の調整に使えるということで落札したものだ。
あわよくば、受信周波数を改造で変更して、例えば業務用ラジコンの電界強度測定が測れればという思惑もある。
シグナルジェネレータでレベルを確認したが、CH差も結構あるので、厳密なレベル測定にはならないが、アンテナ方向調整には問題無い。
ケースを外して見ると、見慣れたVHFとUHFのチューナーと同じ様な物が使われている。
VHFは昔懐かしい「CHを廻す」という機構で、同軸にファインチューニングのリングつまみが有り微調整出来る様になっている。
CH1で調べて見ると、センター位置が90.9MH、L側は89.3MHz(⊿1.6MHz)、H側が93.4MHz(⊿2.5MHz)だった。
選択度を見て見ると
-3dBの点が90.5MHz(⊿0.4MHz)、+3dBの点が91.2MHz(⊿0.3MHz)、帯域0.7MHz
-6dBの点が90.23MHz(⊿0.67MHz)、+6dBの点が91.34MHz(⊿0.44MHz)、帯域1.11MHz
UHFは連続可変のバーニアダイアル方式で、表示リングにガタが有ったので、分解して押さえつけるリングを挟み固定した。
462MHzから758MHzまでが受信範囲だった。
地デジのアンテナを接続して測定すると38~40dBrの範囲だった。
電源は単2電池?9本(13.5V)で、消費電流は40mAなので、使用時間的はこのままでも問題無さそうだが、外部電源で可変してみると、電源が安定化されていない様で、電源電圧変動がそのままレベル表示変動になってしまう。これも、先程述べた様に、アンテナ調整には問題無いところだ。バッテリーはメーターで確認出来る。最初、添付内蔵電池の+極が錆びて接触不良気味だった。
イヤホンでのモニターも付いているが、添付されているクリスタルイヤホンでは音が小さく、劣化しているのかも知れない。手持ちのヘッドホンなどでは良好に聞こえる。簡単なAM検波の様だが。
地デジをモニターしたが、予想通りホワイトノイズが聞えるだけである。
【10/15】
リーダー電子に、取扱説明書が無いか問合せていたところ、コピーしか無いが有償(710円)で提供可能との連絡が有り、以前、会社に来ていただいた方(隣の市から通勤している)が、今日、会社に持って来てくれた。
昔の説明書らしく、素人でも判る様に詳しく書かれており、回路図も載っている。デシベルの換算方法とか、地デジ化で解消されたゴーストの発生源の求め方も載っていて懐かしい。
色々とお話も出来、測定器も価格破壊で、提携している中国メーカーのオシロは50MHzのもので5万円代まで値下がり、スペアナも一番安価な物は10万円代で入手出来る様になり、天下のNHKにもトラジェネ付きを納入したとのこと。貧乏電子屋としては、欲しくても手が出無いが、アマチュアが買える価格になって来て、実際ハムフェアで展示したところ、注文が来たと言っていた。
前から、修理を頼まれていたのだが、ようやく時間が出来たので出掛けた。
依頼者は、以前勤めていた会社の大先輩で、現在は自宅で夫婦で焼きそば屋さんを営んでいる。
栃木県二宮町では有名なお店で、ひっきりなしで電話での予約や、車で通りかかっての注文が有り、忙しそうだったが、それでも、今日は暇なほうだという。小学校の運動会の影響かも知れない。
完全に見えない訳では無いが、通りがかりの小学生が気になって、なんで点かないのと言われるのでということだった。
宣伝用の「営業中」LED看板で、友人から頂いた古いもので、ところどころ点かなくなったという症状である。松下電子応用機器株式会社製「キャクトール」というネーミングだ。
ステンレス製外枠のネジを外し分解する。前後は透明アクリル板で保護されている。
表示基板は3分割されており、紙フェノールらしい片面基板で表面が黒色になっている。
接続はコネクタになっており、これを動かすとLEDが点いたり点かなかったりするので、接触部に接点グリスを塗布したが、これでも点かないのが有るのでコネクタと基板の半田付けを全てし直した。これで殆どが点灯する様になったが、LED単体で点かない部分が有り、これはLEDの半田付けをして良くなった。
制御基板は一番下に有り、点灯パターンはROMに書き込んでいる様だ。
電源はイータ電子のスイッチング電源が使われており、出力は24V/3.2Aになっている。
組立直して、元の場所に設置。今度は、パターンに添って綺麗に点灯を繰り返している。
写真右は「中」が切れているのでは無く、パターンにより消えている状態。
お昼には自慢の焼きそば大盛りをご馳走になった。
噂通り美味しかった。
【シュレッダー修理】
知人が壊れたという「シュレッダー」を貰い受けたのだが、修理出来るかというので、これも見てみた。
スイッチを入れても動かない。(後で気が付いたのだが、トレーが外れているとモーターが動かない)
分解すると、沢山のシュレッダー紙が歯の間に詰まっている。
シュレッド歯同士の間にある安全仕切りも1箇所折れていたので瞬間接着剤で接着する。
メカ部分を外して見る。ギアボックスを分解すると、モーターシャフトにはウォームギアが付いており、この先の樹脂製ギアが磨り減っている。このままでは空回りするので、モーター固定の板を緩め、ギアに近づけて固定し直す。これで何とか空回りは無くなりシュレッダーも数枚であれば問題無さそうなので、これで様子を見てもらうことにし、組立直した。
タダノラジコン送信器の水晶足折れで、三田電波㈱に発注していた水晶(折れた水晶を送付して、これと同じ仕様の3rdオーバートーンで製作してくれたとのこと)が先日届いたので、早速取り付けて周波数測定を行ったところ、その周波数がずれている。
水晶周波数 4逓倍周波数 実測送信周波数 1/4換算周波数
63.128MHz 252.512MHz 252.369MHz(Δ143kHz) 63.092MHz(Δ36kHz)
62.828MHz 251.312MHz 251.150MHz(Δ162kHz) 62.788MHz(Δ40kHz)
という結果である。
251.15MHz部の可変コイルらしいものを調整してみても251.062~251.200MHzの可変範囲で、目的の周波数にはならない。
そこで、メーカー技術部門の前田様に確認したら親切に教えてくれた。
オーバートーン発振は、そんなに(40kHzとか)ずれることが無いので基本波(21MHz)が発振しているのでは無いかとのこと。
基本波は負性抵抗がオーバートーンに比べて低いので、こちらのが発振しやすいのだそうだ。
基本波発振とオーバートーン発振では周波数が異なり(基本波発振は低めに出る)、この差からすると、それらしい。
オーバートーン発振回路は水晶の近くにLとCの同調回路が有り、これの値が大きくなると基本発振になる場合があるのでどちらか減らしてみてはとのこと。
どちらで発振しているかは、検出コイルを発振回路に近づけてスペアナで見てみれば、基本発振している場合は21MHz帯の信号及び高調波が出ているはずということなので、帰ったら確認したいと思う。
すんなり、交換して修理完了するかと思ったが、まだまだ違う原因が有りそうだ。
水晶発振に関して下記ページが参考になる。
http://www.epsontoyocom.co.jp/C_support/aboutCrystal/Xtal02_j.htm
http://www.ndk.com/jp/products/app/cu_002.html
http://www.kyocera.co.jp/prdct/electro/pdf/add_pdf/hand_j.pdf
ダイス(オネジを切る工具)を回すのに、素手だと爪が材料に触れたところに円周状に筋が入る(爪は意外と硬く、ステンレスでも傷が付く)ので、白綿手袋をはめて作業しているのだが、安い手袋で、白魚の様な指?(標準より短いのだが)を入れるものだから、段々と繊維が伸びて、指の又をしょっちゅう押さえていないと先が指から抜けて来て作業性が悪い。
そこで、アイデアが閃いた。
手袋の指の元にゴム輪を入れたらどうかと。
ゴム輪は荷札購入時に束ねているのが沢山余っている。
試しにやってみると、全然抜けてこない。40台×16箇所の作業をしたが、これも全く問題無し。
何でもやって見るものである。
ちなみにゴム輪がきついと、血行が悪くなるので、丁度良い径と弾力性が必要だ。
音が出ないという症状で、分解して調べようとしたが、どうしても開かない部分が有り、時間切れで入院となったおもちゃの修理に取り掛かった。
接着ではと、こじ開けようとしたが、プラスチックが凹むだけで、これ以上は破損する恐れがあるので止める。
丁度外れない部分は写真の様にネジは無いが、ネジ部の穴と同じ凹みのモールド部分(4箇所)が有り、取り敢えず、この部分にφ3ドリルで穴明けし確認することにした。
開けていくと、硬い部分に当たるので覗いて見るとネジ頭らしいのが見えるのでプラスドライバーを突っ込むと噛み合い廻る感触が有るのでφ5程度のドリルで広げる。そしてネジを外す。
やはり、同色のキャップが刺さっていた。
こんなに綺麗?に隠されたキャップは初めてで、うまく騙されてしまった。
ようやく分解(ネック部中央部にある金色メッキの部品は外せなかったが)出来たので、スピーカーを外して導通を調べるとコイルが切れている様だ。
手持ちの同等品(φ27mm)と交換すると、ちゃんと音が出て問題無さそうなので、組立てて完了。
音が出ないという症状で、分解して調べようとしたが、どうしても開かない部分が有り、時間切れで入院となったおもちゃの修理に取り掛かった。
接着ではと、こじ開けようとしたが、プラスチックが凹むだけで、これ以上は破損する恐れがあるので止める。
丁度外れない部分は写真の様にネジは無いが、ネジ部の穴と同じ凹みのモールド部分(4箇所)が有り、取り敢えず、この部分にφ3ドリルで穴明けし確認することにした。
開けていくと、硬い部分に当たるので覗いて見るとネジ頭らしいのが見えるのでプラスドライバーを突っ込むと噛み合い廻る感触が有るのでφ5程度のドリルで広げる。そしてネジを外す。
やはり、同色のキャップが刺さっていた。
こんなに綺麗?に隠されたキャップは初めてで、うまく騙されてしまった。
ようやく分解(ネック部中央部にある金色メッキの部品は外せなかったが)出来たので、スピーカーを外して導通を調べるとコイルが切れている様だ。
手持ちの同等品(φ27mm)と交換すると、ちゃんと音が出て問題無さそうなので、組立てて完了。
今日も常連客が2名相談にみえた。
1.ホームページ画面の文字や絵を印刷時拡大する方法(Win-XP)
・ブラウザにもよるが、印刷時(プレビューで確認)に拡大/縮小で調整する方法。
・コピー/貼り付けを利用し、EXCELまたはWORDに貼り付けて、その中で図だけを自由に拡大/縮小する方法。
2.EXCELでセルの塗りつぶしが出来ない(Win-7)
私はその様な現象を経験したことが無いので、ネットで検索すると、画面が「ハイコントラスト」の設定になっていると、その様な現象になる場合がある様で、その設定方法をプリントアウトして、確認してもらうことにした。
後日、佐原先生にメールが有り、その方法で正常に塗りつぶし可能になったとの返事があった。
[Microsoft Excel] で、セルの色を指定して塗りつぶしても、画面上に反映されない。
2005.10.11 | [Microsoft Excel] で、セルの色を指定して塗りつぶしても、画面上に反映されない。印刷すると指定した色が反映されている。 | ■「Microsoft Excel 2002」「Microsoft Excel 2003」 Windowsの「ユーザー補助」機能で「ハイコントラスト」の設定が有効になっている場合、Excelでセルの色を指定して塗りつぶしても、画面上に反映されない。この設定になっている場合、ハイコントラスト指定が優先されるため、セルに指定した色を画面上で確認することはできない。ハイコントラストを無効にすることで、セルに設定した色を画面上で確認することができる。 ①「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックする。 ②「ユーザー補助」または、「ユーザー補助のオプション」をクリックする。 ③「画面」タブをクリックする。 ④「ハイコントラスト」欄より「ハイコントラストを使う」のチェックボックスからチェックを外し、「OK」ボタンをクリックする。 |
(ホームページから抜粋)
先のブログに書いたが、会社の工作機械(ベンダー)液晶操作パネルの上側が暗くて、文字・数字が判読しにくいという問題が有り、原因が冷陰極管点灯用インバータであることは突き止めたので、交換用の部品を探して入手することに。
良く秋葉原に行かれる知人に秋月の買い物をお願いしていたが 、ちょっと足を延ばしてaitendoに立ち寄ってもらい、在庫のあるインバーターを2種類購入して送ってもらった。
小型DC-ACインバータ(5V)[INV01070LG] 販売価格: 900円 (税込)
小型DC-ACインバータ(5V)[INV01070FXC7B] 販売価格: 900円 (税込)
今日届いて、まずは手持ちの冷陰極管と5V電源で単体の動作確認を行う。
[INV01070LG]は正常に動作(点灯)したが[INV01070FXC7B]については電源を入れた瞬間だけ点灯(ADJは+側が明るい側なので、こちらにしてます)と、動作がおかしいので[INV01070LG]を使用することにした。
インバータのコネクタには、丁度合うコネクタが無いので、手抜きで、操作パネルのコネクタハウジングを外してソケットだけにしたものを突っ込む。(高圧が掛かるのでお勧めは出来ないが)
5V電源は内部ユニットの4Pヘッダに出ているので一本挿しのソケットに圧着して差し込む。
接続して11時頃動作OKとなりました。
(会社は板金加工屋さんで電子関係の工具、測定器が一切無いので、一式持参)
修理前(写真左)は上側の文字が薄く見えにくかったのですが、写真右の様に見える様になりました。
動作がおかしいインバータは時間のある時に確認したいと思います。
40万円のユニット交換代が大幅に節約出来たという例です。
夜、同町に住む吉本先生にキットをお願いした帰りに、スーパーに立ち寄り、夜食を買うことに。
記憶力は良く無いので、買い物中は暗算でいくらになっているか判らないが、レジに並んだ時に財布の小銭を確認し、合計金額に対し、どの小銭を出したら切りの良いおつりになるか、頭の体操を実行している。
財布の中身を見ると735円有った。
バーコードの読み取りが終わりに近づき1735円を超えそうだったので、これはつり銭が増えるなと思っていたら、買い物が13点で、丁度1735円となった。
この日は、宝くじでも当った様なラッキーな気分になった。
愛用スペアナ(アンリツMS2601)の電源スイッチを入れたら、直ぐにファンの回転音が消えて、内部から部品の焦げる臭いがしてきて、スキャン画面もスペアナには有り得ない矩形波になっていたので、すぐにOFFにした。
上カバーを外す。電源ユニットの外し方は英文サービスマニュアルが入手出来たので、これを見たが、外し方は読み取れない。現物は固定ネジ/金具を外し、上に引き上げるとプラグイン式で簡単に外せる。
更に、基板を接続している放熱フィン兼用金具を外し、分離する。
焦げ臭い所を鼻を効かせて探す。電解コンデンサ(2200uF/25V)の安全弁部が膨らんでいるのが有ったので外して見ると、基板接触部が焦げて
スペアナの動作確認として所有しているシグナルジェネレータ2種類(HP製3225と8657A)の出力(10MHz)を見てみたら、意外と高調波の違いが有ったので、報告する。
3255 1st:-2.88dBm 2nd:-56.6dBm 3rd:-52.3dBm
8657A 1st:-2.49dBm 2nd:-35.6dBm 3rd:-61.2dBm
8657Aは2ndが極端に大きいが3rdは小さいという結果だった。
但し、このジェネレータはどちらもオークションのジャンク扱い落札品なので、校正済み品が同じかは判らない。スペアナもジャンク品です。
会社のベンダー(板金を折り曲げる工作機械)で、以前から、操作部パネルの液晶の上部が暗くて文字が見えにくく、誤読で不良発生の恐れがあるということで、治せるものかと見てみた。というのは、メーカーに確認するとユニット交換になり40万円以上掛かるという回答だったので。
予想では、上下に冷陰極管が有り、それの上側が点灯してないのではと思われる。
裏カバーを開けて見る。
使用している液晶パネルはSHARP製10.4インチLQ10D021のラベル表示がある。ネットで調べたが、勿論とっくに製造中止になっており国内では無く、海外のオークションでは475US$の値が付いている。
(結果的に、液晶パネルは問題無いので、購入しなくて良かったが)
冷陰極管はコネクタで接続されているので、これを上下入れ替えて見ると、点き方も逆になる。ということは、冷陰極管自体はどちらも壊れていないことになる。
なので、原因はインバータということになる。
面倒な冷陰極管を交換することにならなくて内心ホッとした。
電源ユニットを診断するのは大変なので、市販のDC-ACインバータを使うことで考える。
内部ユニットの空きコネクタの電圧を測定すると+5Vは来ている様なので、+5V入力用のインバータを入手して改造を加えることにする。
aitendoのインバータに丁度良いのが有り、調光機能もあるので(NB-INV1L02VSまたはINV01070FXC7B)これを予定している。(900円)
うまく行けば、材料費+送料でも2000円以下で済むことになる。
こんなこと(本業では無いのだが)で金銭的に沢山、会社に貢献しているが、なんの見返りも無く、内心イヤになる。
だが、これによって、画面が正常に見える様になり、読み間違いが無くなれば不良発生も無くなり、私の本来の職責である品質保証の責務が果たせるのだから良しとしよう。
その後も、機械不具合で立て続けに2件呼び出され修理を行った。
どちらも溶接機の手元スイッチが利かないという症状で、ケーブル断線及びコネクタ内断線だった。
会社で使用しているカメラが”突然”カードが異常です”のメッセージが出て撮れなくなったというので持って来た。
MicroSDカード1GBを使用しており、パソコンのカードリーダーでも認識せず、”フォーマットしますか”とメッセージが出る。
これではどうしようも無いのだが、ネットで復旧してくれるソフトが無いか検索してみた。
すると「Zero Assumption Recovery」というソフトが見つかり、早速解説のとおりインストールして操作して見ると、見事ファイルを復旧出来た。
メモリーの壊れ方によっては、全然駄目な場合があるが、取り合えず今回のケースは助かった。
何か、空き容量が殆ど無くなるとエラーになる感じがする。