トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

カーアンプ修理(改造)再開か

2012-05-31 12:14:42 | インポート

Outside1_2 Inside1 2009/7/20のブログで紹介したナカミチ製パワーアンプ(PA-1004) について故障箇所が判らなかったので、パワーアンプ部をIC化しようとTDA7294をこの時イーエレより購入(560円)していたのだが、外付け部品も意外と多いので、面倒臭がりの性格から改造がのびのびになっていた。
70726f647563742f32303132303532365f3 70726f647563742f3634613361616236356 そうしたところ、itendoから類似ICのTDA7293を使用したアンプキット(1450円)とプリント基板(200円)の発売があり、早速注文したところである。キットでも部品代を考えると安い。
TDA7293TDA7294のデーターシートと今回の基板パターン図を見比べると、BOOT-STRAPのコンデンサ接続が異なるのみで、ここだけ改造すれば使えそうだ。当然、放熱フィンが必要になるので、これはナカミチのフィンにタップを切り、取り付ければ良いのかと思う。
【PA-1004の出力スペック】
PowerOutput(4ohms) 50W×4
PowerOutput(2ohms) 100W×4
BridgedPowerOutput(8ohms) 100W×2
BridgedPowerOutput(4ohms) 200W×2
となっており
【TDA7294データー】
Vs=±27V、RL=4Ω Typ:70W(ちなみにPA-1004のDC/DC出力は±25V程度)
なので、2台あれば4CH構成出来るのだが、4台を各Bridge接続してパワーアップしようかとも考えている。(理論的には8Ωで140W、4Ωで280Wとなるか?)
電源が対応し切れないかも知れないが。

この他には、エーエレからデジタルアンプ用IC(TA2022)が入手出来、90W×2(RL=4Ω、THD+N0.1%時、標準値)の出力が出せそうなので面白いかも知れない。

SP01.JPでも安価なデジタルアンプが販売されているが、殆どが在庫無しになっている。
TDA8920BTH BTL Dアンプ(実際は100W×2CH)が1860円で在庫有りとなっている。
TDA7293/7294のアンプも各種販売されている。

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電子工作サークル(110回)

2012-05-27 16:00:00 | 電子工作

前回から製作開始したMC34063Aを使用した昇圧(出力:30V以上)DC/DC-CONV-LED点灯回路が動作したとのこと。明るさを変えたい場合定電流回路なのでLEDにシリーズに入っている検出抵抗を可変しなければならない。ところがこのままではワット数の高いボリュームが必要となり現実的に無理なので、他の回路を探したらトラ技2007/3に掲載されていたので、今回のサークルで5名分の部品集めを行い、作成した配線図を渡し製作開始してもらった。低抵抗、高ワット抵抗及び、保護用ツェナーダイオード(36V)が無いので次回、サークル員に提供いただくことにした。
もう1つのトピックとして
小3の我が孫(次男)がデビューしました。
長女の子供で、家は車で1時間ほど離れています。
昨年の夏休みの宿題で兄弟に電子工作(ユニバーサル基板の5色メロディー)を教えたのですが、長男より次男のが素質が有るみたいで半田付けもこの時にマスターしました。
お兄ちゃんは運動部で忙しくなり、おいてけぼりになったのか、長女から電子工作サークルに参加出来るかなと相談が有ったので、今回のデビューとなったものです。
今回はaitendoから購入した「金属探知機」キット(490円)を組み立ててもらいました。やはりカラーコードの見方、半導体の極性、検出のコイル巻きなど指示してやらないと、かまわず付けてしまいます。ダイオードの入れ違いなどありましたが、無事動作。喜んで試していました。でも小学3年生にとっての2時 間~3時間は長く、じっと集中は無理の様です。
このまま、じいさんの血を受け継いで続けば良いと内心思うのですが。
前回、入会した中学1年生も、「教材として拍手制御スイッチキット」(390円)を製作してもらうことで開始しました。

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球/石アンプの矩形波比較

2012-05-26 17:35:00 | オーディオ

P360tokusei先のブログでも紹介したが、電子工作サークルの吉本先生所有のAccuphaseパワーアンプP-360について特性確認を依頼されていたので矩形波での出力波形を見てみた。
(但し、無負荷ですので、参考にならないかも知れません。ご了承を)
重量が27.4kgも有るので動かすのに大変でした。
矩形波で見るのが正しいかは自信有りませんが、音を見分ける耳も持ち合わせていないので、この方法をとらせてもらいました。
結果は高級機らしく、左右の違いも無く、50kHzでも、そんなには鈍らない波形でした。
A3300tokuseiついでに、当方所有のLUXKIT真空管プリアンプA3300も左右の波形が違っていたので見てみた。
P-360とは比較になりませんが、低域ではまあまあ、高域になるとその差が歴然としてきます。
左右の鈍り方の違いも判るかと思います。
LとRのX-Yリサージュ波形を見て見ると、高域で位相差が生じているのが判ります。これが矩形波の差に出て来ていると思われます。
(トーンコントロールフラットの時が、差が一番大きいので、ボリュームの接触不良が原因かも知れません)
時間が出来たらトーンコントロール回路周りのチェックをしたいと思います。
まあ、この時代の真空管アンプキットとしては優秀かも知れません。

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パソコン相談室(2012/05)

2012-05-26 13:06:00 | パソコン

常連さんは2名で、新規さんが3名相談に来た。
●Word,Excelショートカットキーの使い方。
●Excelに行/列を追加したい。
●フォルダーの作り方。
●パフォーマンス警報が出る。→ノートンアンチウィルスが出しており、CPUはデュアルコアで性能は問題無さそうだが、ノートンがデュアルコアを認識しないので1CPUとして判断して出している。アラームが出ない様に設定する。
●ネットで対戦型の囲碁を楽しみたい。→検索すると無料サイトが見つかるので、それで試してもらう。
●DVDにコピーしたと思ったが書き込みされておらず、元のファイルは既に削除してしまったが復活出来るか
→小島先生が使用しているフリーソフト(Recuva)をダウンロードしてインストール。起動したが見つからなかった。
●連立方程式をExcelで解く方法を次回相談するとのこと。
●受信メールでの本文フォントが、メールによって小さく見難いので、大きく表示出来ないか→HTML形式になってたのでテキスト形式に変更。するとHTMLは添付ファイル形式になるのでこれをクリックすることでブラウザで表示。ブラウザはCtrl+マウススクロールで自由に表示拡大/縮小が出来るので、これで見てもらう。
●復元ポイントが以前に戻らない。→保存期限は通常90日となっているので、これ以前は表示されない。
●フリーズしやすい。→不要ファイルを移動・削除し空き容量を確保。
●Dドライブを外付けHDDに移行する方法。
【USBメモリーを洗濯】
ポケットに入っているのを知らずにUSBメモリーを2個洗濯してしまったが、大丈夫かと持って来た。
見たところでは内部まで侵入してない様だが、切開してみることに。カッターで合わせ目に切り込みを入れながら接着を剥がしていく。外したが水は入っていない様なので用心のため天日干しにして乾燥させて元に戻す。
パソコンで認識され、ファイルも問題無くアクセス出来た。

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金環日食の時間は通勤の車の中

2012-05-21 07:50:00 | うんちく・小ネタ

心配された天候だが、こちら茨城県西部では所々雲は浮かんでいるものの概ね晴れとなった。
Img_2306_rImg_2291_rImg_2298_r_2Img_2296_rImg_2309_rImg_2304_rImg_2300_rImg_2311_r

ついでに、安価な照度計で照度がどれだけ変化するかセットする。
Img_2299_rImg_2302_rImg_2310_rImg_2312_rImg_2316_r
半分程度欠けたところで出勤時間が近くなったので車で会社に向かう。
Img_2313_r途中、金環日食の時間になると、あたりが薄暗くなり、いままではっきり見えていた陰がぼんやりとなったので、車内から道路をパチリ!
したがって、金環日食の決定的な写真は残念ながら撮れませんでした。
会社では、溶接めがねが丁度観測に適しており、従業員の方がこれを使って見たそうです。
ブログの写真順序が時系列になっていないので、撮影時間で見て下さい。
【訂正】
ブログをご覧になったパソコン相談室の先生から、ご指摘が有り、金日食の漢字が間違っていましたので訂正しました。言い訳になりますが、何十年・何百年に1回の現象なので使うことも無く、てっきり金と勘違いしておりました。

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LUXKITプリアンプ用電源(A33)ハム対策

2012-05-20 19:37:23 | オーディオ

 LUXKIT真空管プリアンプ(A3300)のハム音及び雑音が気になって来たので、出処を調査。
Img_2266_r Img_2268_r取り敢えず、専用外部電源(A33)用電解コンの容量抜けが予想されるのだが、使われているブロックタイプは入手困難なので、JA7JQJさんにお願いして、自立タイプをサトー電気で購入して送ってもらった。
モニターすると、LINE OUTではハム音が少ないが、ヘッドホン出力のハム音が大きい。
電源のカバーを外し交換することに。
ブロックタイプを外し、その取り付け穴に絶縁スペーサーをねじ込み、電解コンデンサには圧着端子を付け、そこにネジ止めする。
B電圧(約+330V)には47uF×2/450V→100uF/450V 2個
ヒーター電圧(約-75V)には100uF×2/315V→220uF/250V 2個
に変更。
Img_2317_r Img_2318_r 問題のヘッドホンアンプ用電源だが、これはディスクリート-トランジスタ回路で約8VなのでLM317で組もうかと考えたが、以前aitendoから購入してあった交直両用可変電源モジュール[AC30DC40-DC40-M]を使うことにした。
同じくLM317を使った回路の割りには950円と高いが、活用しないままよりはいいだろう。
ところが間違いが。
最近は安価なLM317可変電源組み立てキット(350円)が販売されているので、これが良いだろう。但し電流が大きい場合には放熱フィンが必要となる。
Img_2263_r Img_2264_r Img_2265_r モジュールの入力端子が~/0V/~になっていたので、電源トランスからの全波整流用リードを3本(白/黒/白)付けたのだが、電源トランスが過熱する。出力電圧も7Vまでしか出ない。
基板の回路を見るとブリッジ整流回路になっているので、0Vにトランス中点を接続すると半波でショート状態になっていた。
この線を外し、電圧を+9Vに調整する。ブリッジ整流でトランス両端からとっているので入力電圧が倍となり、定電圧回路のロスが大きくなるが、ヘッドホンアンプの消費電流は少ないので、これで良しとする。
プリアンプに接続してモニターしてみる。
LINE OUT、ヘッドホン出力共に殆どハム音が聞こえなくなった。
LINE OUTに手持ちのヘッドホンアンプ(OP-AMP使用)を接続して聴き比べたが音質は殆ど変わらないので、現状のままで良いだろう。
Img_2262_rImg_2261_rカリカリ音だが、出力段の真空管(12AX7)を動かすと消える部分が有るので、真空管の足を磨いて接点グリス(熱的に心配では有るが)をソケットに塗布して差し込むと雑音が消えた。
ところが出力レベルが何故か小さいので、真空管を差し替える(12AX7と12AU7の2種類だけなので)とトーンコントロール段の12AU7の交換で良くなるので手持ちの管と交換する。
エミゲンにしては悪すぎで、経験したことのない不良現象だった。
これで、また暫くは真空管サウンドが楽しめそうだ。

5/21
外した電解コンデンサの容量測定をしてみました。(秋月のSMDテスター使用)
47uF*2/450Vは37.9uF(80.6%)、37.5uF(79.8%)
100uF*2/315Vは102.0uF(102%)、84.4uF(84.4%)
1000uF/10Vは1180uF(118.0%)
でした。
電解コンの容量偏差が±20%ですので、1点だけ容量では規格割れです。
(一般に容量は+ぎみに作られていると思うので、マイナスのはやはり経年変化で容量が減少したのかもしれません)
実際の原因は容量抜けでは無く、ESR(等価直列抵抗)が増加しているのではないかとアドバイスがありましたので、PICによるESRメーターを作ろうかと考えています。
あと、A3300の周波数特性を見るのに、矩形波を入れてオシロで観測すると周波数の高いところ(10k~20kHz)で波形の違い(なまり具合)が現れました。
トーンコントロールのBassをminおよびmaxにすると、同じ波形になるので、ボリュームの接触不良かも知れません。(聴くとガリが感じられます)
真空管を交換しても、その特性は変化有りませんでしたので真空管では無いと思われます。
測定器が揃ったので、これでの特性確認が楽しみです。
(かえって気になってストレスになるかも)

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TADANO ラジコン調査・原因は判らず

2012-05-20 14:16:00 | アマチュア無線

 またまた、ブログを見た方から古い(S63/7購入)クレーン用タダノ製ラジコンの修理依頼が有ったので、診断だけでもということで送ってもらった。
Img_2336_r_2Img_2335_r_2 受信機の電源表示が点滅して、その隣に有るアラームLEDが点灯して、送信機で操作しても全然動作しないという症状だ。
本来は制御ユニット(TM-Z223)に接続してあるケーブルから+24Vが供給されるのだが、今回送られて来たのは送信機(ROB9-13)と受信機(RC-49-13)のみなので、受信機の蓋を外し、コネクタに電源より+24Vを供給。
やはり、連絡の有った通りの状況である。

【以前、別な方から相談を受けた同機らしいものの操作対応が次の様になっている】
送信機には主に使用する4つのツマミの他に、アクセル、ブザー、電源スイッチがついておりました。
メインのツマミとアクセルは、ON/OFFのみではなく、回す量によってスピードが変わりました(車のアクセルのような感じです)。
また、メインのツマミは4つとも同時に操作可能でした。
以下でそれぞれについて説明いたします。
●電源スイッチ、ブザー
リモコンの電源スイッチと、クラクションのスイッチです。
リモコンには単3電池4本を使用し、使わないときは電源を切っておかないと電池がすぐなくなってしまいました。
ブザースイッチは押すとクラクションがなります。
この2つのスイッチは単なるON/OFFだと思います。
●アクセル
エンジンの回転量を調整するボリューム型のツマミです。
よく小型ラジオなどについている電源とボリュームがいっしょになったようなツマミで、
回してエンジンの回転量を調整するのですが、一番左下にすると「カチ」っと音がして固定されます。
その位置が「オート」という仕様で、常時そこで使っておりました。
本来は4つのメイン操作つまみとアクセルつまみを同時に動かし、
操作つまみによってユニックの作動場所を指定、アクセルツマミを回す量でエンジンの回転量(動作スピード)を調整して使います。
しかし、「オート」にしておくと、4つの操作つまみを動かす幅のみでエンジンの回転量も調整可能で、
ほぼ「オート」での使用をしておりました。
また、アクセルつまみは「オート」位置以外はスムーズに回転し、指を離してもその位置から動かない仕様でした。
●4つの操作ツマミ
左右に回すことでユニックの動作を指定する可変式のツマミです。
4つとも同じ形状をしており、アクセルツマミを上記「オート」にしておくと、左右に回すほど動作スピードが上がり、
指を離すと中位置(なにも動作しない位置)に戻る仕様でした。
4つの機能はそれぞれ「ブーム上下」、「ブーム伸縮」、「ブーム旋回」、「フック上下」です。
スイッチを回す方向と上下、伸縮の動きとは、右が上(伸)方向、左が下(縮)方向に対応しています。
・ブーム上下
 ユニックのブームの角度を変えます。
・ブーム伸縮
 ユニックのブームを伸縮します。使用中のものは5段+1段(孫式)の6段式です。
・ブーム旋回
 ユニックのブームを左右に回転します。
・フック上下
 フックのワイヤーを放出、巻き取ることでフックを上下に動かします。
リモコンの機能は、以上のような感じでした。

説明書が無かったので依頼者に確認してもらったが、説明書には表示に関する記載が無いとのことだった。
そこでメーカー本社に問合せて見たが、代理店に問合せてくださいとのことだったので、最寄の代理店を検索したら、なんと同じ町内の「県西クレーンサービス」だった。車だと5分位のところだが。平日の8:30~17:00しか対応していないということで、電話で確認してみた。
マニュアルを見てくれた様だが、アラームに関する記載は無いので、やはりメーカーに送って診断してもらうしか無いとのこと。見るだけで2万円程度掛かるとのことだった。(機会が有れば、家から近いので、この件とは別に、コミュニケーションを取ろうかと思っている)
この受信機は制御ユニットの情報も取り入れて制御しているので、接続しないとアラームが出て、操作出来ない様になっているのではとのことだった(私もそうとは思っていたが)。
ということで、送り返してもう1度確認してもらうことにする。(一部コネクタ接続が違っていたかも知れないので)
取り敢えず、勉強の為に出来るところだけ調査することにした。
Img_2320_rImg_2324_rImg_2323_rImg_2322_r送信周波数をスペアナで測定すると157.4MHz(ICOM製オールバンド受信機では156.77MHz)と、いままで修理した業務用ラジコンには無い周波数帯だった。ボタンを操作すると変調音が少し変化するので、正常動作かは判らないが動作している様だ。
Img_2371_r受信機のアラーム?LEDは4個有り、点灯していない一番下のLEDは電源電圧が9V以下になると点灯するので低電圧警報と思われる。
基板を見ると富士通製のマイコンとメモリーが有るので、結構高度な操作(AUTOモード)をさせている様で、ここが故障だと手に負えない。
Img_2332_r Img_2334_rImg_2345_rImg_2344_r Img_2343_rImg_2342_r ICを見て見ると受信回路に「10420」の表示が有るのでデーターベース検索するとTOKO製TK10420というDUAL CONVERSION IF AMPLIFIERで検波出力がAF-OUTに出るので、波形をオシロで見ると、送信機ONの状態で200mV程度の波形が出る(無信号時でもレベルは低いが波形は観測されるが)。周辺のFIL表示からして1st-IFは10.7MHz,2nd-IFは455kHzらしい。
Img_2338_rImg_2340_r_2Img_2330_rImg_2341_rImg_2331_rImg_2329_rImg_2333_rImg_2337_rImg_2339_r 隣の基板を見るとMB87002という1200BPS MSK MODEM用ICが使われているので、これのDATA-OUTを見るとデジタル信号は出ている。但し、送信側がOFFでも、また強制的にMODEM-INをバイパスさせてもデーターが出ているので、このところは良く判らない。
Img_2327_rImg_2326_rImg_2328_r下の基板にはブリッジドライバーICらしきのが3個実装されている。

●5/26 地元サービス会社を訪問
自宅から車で5分と近いところにTADANOのサービス工場があるのが判ったので、パソコン相談室終了後伺った。クレーンだけでは無く、全ての車(主に業務用トラック)の修理を行っているとのことで忙しい中、親切に対応していただいた。受信機と操作部との接続が知りたかったので頼み込んでサービスマニュアルを内緒で見せてもらう。
Img_2372_rImg_2373_rImg_2374_rバルブを制御している電磁弁が5個×2系統と、制御位置検出のポテンショメーターが3個接続されており、夫々のグループで異常(未接続でも)が有るとこの警報LEDが点灯/点滅する様になっていることがわかったので、受信機のコネクタにダミーの抵抗を接続して警報の消えることを期待したのだが、一向に変わらず。やはりCPU周りの回路のどこかが異常の様で、これ以上は調査不可能と判断し、返却することにした。
代替の受信機の入手や修理についても聞いてみたが、この送信機は改正前の電波法適用のもので現在は違法になってしまうので、対応は不可能とのことでした。この後発売された電波法適用の機種もあるが、制御部とのコネクタが異なるとのことでした。

   

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LEDストロボスコープ・トラブルシュート

2012-05-20 12:20:00 | 修理

 エレキジャックサイエンスNo.1に掲載されていた「LEDストロボスコープ」を電子工作サークルで製作しているが、先頃のサークルで、不動作原因が判らず持ち帰って調べることにした。
今日、時間が取れたので調査開始。
Img_2275_r Img_2276_r 配線ミスや半田不良が数ヶ所有り、これを直してタイマーIC(LMC555)回路のパルス波形は出る様になったが、スイッチを切り替えて見てもLEDが点灯/点滅しない。
前段の定電流回路のトランジスタ(2SA1015)を交換したが変わらず。3WパワーLEDをドライブしているトランジスタ(2SA1359)(秋月で2個100円)を交換してみたが変わらず。念のため添付されているデーターシートを見たら左からECBだった(小信号のTO92と同一)。TO220タイプのトランジスタのピンが左からBCEなので、同じと思って配線図を書いていた。2SA1359はTO-126と類似だが東芝オリジナルの2-8H1Aという形状だ。
TO-126で見ると、配列が2種類有る様なので今後は良く調べて使わなければ。
Img_2281_rImg_2279_r 3WLEDは連続点灯させると発熱するので手持ちのフィンにネジで固定する。
ドライブトランジスタもフィンを付けているが電源電圧が12Vだと結構発熱する。5V~6V程度でも良い。消費電流は500mA程度だった。

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CA1000Ⅱロータリースイッチの電子化図面作成

2012-05-19 12:12:00 | オーディオ

Ca1000swanalogpt Ca1000swanalogbdCa1000swanalogICとロータリースイッチが入手出来たので、アナログスイッチ化の回路図と配線図を作成してみた。
当初は4053のみで考えていたが、4051も使わないと、回路が簡略化出来ないのでL/R各2個づつ使用することで検討。
まずは、アナログスイッチ回路としてスケッチした後、正式回路を書く。そしてユニバーサル基板を使ったPT基板配線図を作成。
ロータリースイッチだと6回路5/6接点で簡単に構成出来るのだが、アナログスイッチ化すると、ややこしくなり、結構製作するのも大変そうで、また停滞しそうである。
動作電源は±5~9V程度なのだが、CA1000Ⅱの電源は±40Vも有るのでシャントレギュレータを使用して落とすことで考えている。消費電流が少ないので、電力的には問題無いだろう。

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厚手のゴム板は彫刻刀で切り抜き

2012-05-18 09:49:27 | おもちゃ病院

Img_2242_rImg_2247_rImg_2248_rImg_2241_r タンクの気密試験は、空気圧(0.05MPa)をかけて溶接部にリークチェッカーを吹きかけで行う関係から、穴を塞がなくてはならない。
ねじ穴に関しては、特注の栓を使用出来るが、大きな穴については押さえ板とその間にゴム板を入れてねじ止めしている。
ゴムパッキン(5mm厚)にねじ通し穴を開けるのに、セットプレスを使えば綺麗に出来るのだがセットが面倒なので、今回、彫刻刀を使う(会社の方にアイデアをもらった)ことにし、近くのホームセンターに行って見た。文具コーナーを見たが見つからないので店員に聞いたら工具売り場に有った。
Img_2253_r 昔は300円程度で買えたと思ったのだが、1280円した。
綺麗には加工出来ないが、使用上は問題無く穴加工出来た。
大きな穴は、最初ゴムパッキンのみでやってみたが、空気圧によりタンクが膨らみ隙間が出来るので、手持ちのOリングを加工(丁度良い径が無かったので途中で継ぎ足し)してパッキンに接着した。
これで、治具による漏れが無くなり検査合格となった。

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電波利用料を始めて電子納付で

2012-05-17 12:42:00 | うんちく・小ネタ

 私の様なアマチュア無線局には、毎年300円の「電波利用料」納付の書類が届く。
今までは、コンビニや郵便局で振り込んでいたが、文章を読むと「インターネットバンキング」を利用している方はメニューの「税金・各種料金の振込み」から手続き出来るというのでやってみた。
私の場合は「中央労働金庫」である。
納入告知書に記載されている「収納機関番号」「納付番号」「確認番号」を入力する(金融機関により名称は多少異なる場合がある)ことで、あっとい間に手続きが完了した。
毎回ブログに書いているが、納付書類の発行にどれだけ無駄な税金を使っているのだろうか?
いっそ300円徴収は止めた方が良いと思うのだが。

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電子工作サークル(109回)

2012-05-13 16:15:00 | ボランティア

前回は、私は現地障害対応で出られなかったので1ヶ月以上振りのサークルになった。
●ストロボライトが完成したメンバーは、複数個パワーLED直列での点灯回路を作りたいというのでDC/DCコンバータIC(MC34063A)を使った回路を組んでもらおうと部品集めを行った。
電流検出抵抗の電圧でコントロールする様にした定電流出力回路である。
●もう1人のストロボライトは、点灯/点滅ともせず、ちょっとした確認では原因が判らないので、私が持ち帰って調査することにした。
●UVフォトダイオードをセンサーとしたデジタル紫外線強度計も無事動作した。
●0.3Vから白色LEDを点灯させる回路も、低VBE電圧で動作するトランジスタを入手したので、交換してもらい、問題無く動作する様だ。
●メンバーの新中学1年生の友達が見学させて欲しいというので母親に連れられ見えた。メンバーの中学生の両親も来られた。
電子工作に興味が有り、キットでの製作は経験があるが半田付けはまだしたことが無いというので、一通り、各部品の大まかな働きと形状、カラーコードの読み方、オームの法則、単位記号などを説明した後、ユニバーサル基板に抵抗を半田付けする作業を体験してもらった。次回よりサークルに正式加入することになった。
中学生達は中高一貫校で、2年生で研究発表するので、テーマを決めて、これに取り組みたいのでアドバイスお願いしたいとのことだった。つくば市あたりにも、この様な教室は有るものの専門的でレベルが高いとのことだった。
テーマは「エコ(振動利用の発電とか)」と「ロボット作り」を予定しているとのこと。
入会していただいたのは喜ばしいことですが、レベルが高そうで、この様なボランティアでのサークルでは対応出来るか難しいところである。

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網戸修理で外すっきり

2012-05-13 11:16:00 | うんちく・小ネタ

 先日の突風(当家では竜巻の影響は無かったが)での唯一の被害?があり、網戸の網が1箇所吹き飛ばされてしまいました。
そこでホームセンターに買いに行ったところ、以前はグレー(白?)1色しかなかったのだが、黒と、更には表が銀色で内側が黒の3種類が有り、機能的にはツートンカラーが良いのだろうけど、お値段がお高いので、試しに黒色のものを購入。同じ黒色でもメッシュサイズが色々あるので24と26の2種類、長さは6m物とした。 サイズ26が少し価格が高い。
Img_2219_r以前はクリップで4箇所挟んでゴムを入れる方法だったが、今回の説明書に有る通りクリップは使わず2辺をゴム固定し、残りの2辺を引っ張りながらゴムを入れる様にした。24メッシュのが作業性は少し良かったが、余分な網をカットする際に、その前に張った網をカットしてしまいやり直しする羽目になってしまった。お陰?で2回目は綺麗に出来る様になった。
最初は地面に置いて作業したが、2回目はレールにはめ込んだ状態で作業。これのがスペースを取らず簡単に出来た。
Img_2222_rImg_2227_r実際に従来網戸と比較してみた写真です。キャッチフレーズ通り、外の景色がすっきり見えるのがお判りと思います(逆を言うと、外から家の中も見え易くなる)。
メッシュの違いによる見え方は変わらない様なので、防御する虫のサイズにより使い分けることになる。

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県西おもちゃ病院(2012/05)

2012-05-12 10:55:00 | おもちゃ病院

今日は天気が良かったせいか、いつもより依頼者が少なかった。
(午前中は殆ど無く、午後から患者さんが多く見えた)
結果は7件の受け付けだった。
私は2ヶ月ぶりの登院となった。
内容的には、いつものパターンが多く
・スピーカー断線
・電池容量抜け(音声回路は、これにより誤動作する)
・液漏れによる接点接触不良
・モーター腐食(水に入れたか、外に置いていたか)で、シャフト固着
・タイヤ外れ(小さい子供は口に入れるので、外れない様にしてほしい)
が半数以上。
そして、久々にセーラームーンコレクターのお嬢様が見えた。
以前修理した杖の折れだが、また折れてしまったというので、今度はロックタイト401で接着後、内部をプラリペアで補強した。
Img_2213_r Img_2206_r もう1点は「セントリプライナー」という口紅型のもので、ケースから外れなくなってしまったという。
上側のねじを外すと電池ボックスが有り、その電池(LR44×2個)が液漏れを起こしており、この部分のモールドを回そうとすると、もろくなっていて、直ぐに欠けてしまう。仕方無いので、割れるのを覚悟でやっと取り外す。
欠けたボックス部は接着だけでは、弱く、ねじ固定のナットの穴も欠けていて固定しようが無い。ドクターみんなでアイデアを出したが時間切れで入院して修理することにした。
持ち帰って、ボックスになりそうな、丁度良い径の部品を探して見る。
Img_2216_rImg_2210_rImg_2204_rImg_2205_rImg_2203_r合致したのが、ラジアルリードインダクタの外装とさらにそれに被せる大きさの電解コンデンサ外装である。

  Img_2218_r電解コンデンサのケースを長さに切断しマイナス電極が接触しない様に穴あけと切り欠きを入れ、この中にインダクタの外装を入れる。隙間が有るので、その間に0.2tマイラーテープ挿し込む。そしてセントリプライナーのモールドとクイックボンド30で接着する。
永年使っているが、電解コンデンサの内部構造を今回初めて見た。
ねじ固定用ナットの取り付けが必要なので、ナットに銅テープを半田付けし、銅テープを電解コンデンサ外装にクイックボンドで接着する。
電池ボックスに被せるケースが回らない様にケースの内部リブに合わせて電解コンデンサ外装に切り込みをいれる。
Img_2202_r これで一応、外観上は目立たなくなったので、ゴールド塗料で修正。 口紅形状の電球点灯部分のモールドのつやが無くなってしまったのでクリヤー塗料で筆塗りした。

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REGZAリモコンが突然効かなくなる

2012-05-12 06:57:26 | インポート

居間で観ている東芝REGZA-42Z8000のリモコンが突然効かなくなった。
(時々、短時間ではあるが正常に動作する時もある)
留守中に雷が有ったので、それで壊れてしまったのか?
「録画/ダビング」表示(オレンジ点灯)が点きっぱなしになっている。
リモコンをテレビ受光部に数センチまで近づけると動作する場合が有るので、色々と調べてみた。
●リモコンは携帯電話のカメラで赤外線の送出を確認したが、光っているので問題無さそうだが新しい電池に交換するが改善されない。
●自分の寝室にあるBUFFALOの地デジチューナー用リモコンでテレビもリモコン出来るので、東芝の設定にしてみる。チャンネル操作は出来ないが、音量調整は数センチ近づけると動作する。→どうやらリモコンによる差は少ないので、テレビ側の問題が考えられる。
●テレビを初期状態に戻すが、改善されない。
●ソフトウェアダウンロードをするが「最新となっている」のメッセージが出る。
●電源コードを抜いて1分程度待ち、再度差し込むと、最初のうちは正常にリモコン操作が出来る場合も有るが、また出来なくなる。
●ネット検索してみると、価格comの口コミにヒントが有ったので試してみた。
「Power on reset」というもので、側面の「電源ボタン」を「10秒以上長押し」すれば解決する場合が有るということだった。
これをやってみると、ようやくリモコン操作が正常(距離を8m以上離しても)に動作する様になった。→取扱説明書も隅から隅まで読んで見たが、この操作方法は書かれていない様だった。

「録画/ダビング」表示(オレンジ点灯)も消えた。
REGZAはいろんな機種で、この様な問題が有る様だ。

余談だが

このリモコン(CT-90321A)をAMラジオに近づけると変調音が聞こえて来るので、これで動作確認も出来そうだ。ちなみにBUFFALO地デジチューナー用リモコンでは聞こえなかった。
東芝のHDDレコーダー用も変調音が聞こえたので、東芝製はこの確認方法が使えるかも知れない。

コメント (2)
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