6/26 21MHzで、国内コンデションは良くなかったが、ヤップ島に移動している日本人の局が59で入感していたので、コールし、ショートQSOでは有るがQSL交換出来た。
場所はパラオの東、グアム・サイパンの南に位置するミクロネシア諸島に属する。(今回の交信で初めて地図を見て、位置が判った)
ヤップ島には思い出があるのでピンときた。
私が小学生の頃だと思う。今は亡き親父が戦争中の話をしてくれた。
南方防衛でヤップ島に送られた訳だが、乗っていた軽巡洋艦「夕張」が親父らの部隊を上陸させた後、撃沈されたとのことで、運が良かったと言っていた。
「夕張」を検索すると
1944年4 月27日 - パラオ諸島南西で米海軍ガトー級潜水艦ブルーギル(USS Bluegill, SS-242) の雷撃を受け沈没
とあり、やはり事実だった様だ。
そのほかには、日本軍が監修したという、バナナ等、現地の作物の栽培方法が載っていたマニュアルも見せてもらった。
今では処分されてしまっているが、機会が有れば見たいものだ。
そういうことで、「ヤップ島」から親父の昔話を思い出した。
デザインが好きで愛用しているYAMAHAのCA-1000Ⅱだが、ファンクション切り替えの接触が悪そうで、左右全く聞こえなかったり、片CHしか聞こえなかったりという症状が出て来た。
姉妹機(CA-800Ⅱ)を含め3台目になるが、いずれも、同様な症状が出ていたので、耐用年数のこともあるだろうけど、共通不良の感じがする。だから、最悪リレー切り替えにしようと思ったが、6回路のロータリースイッチ(回転をスライドに切り替えているタイプ)を使用しており、リレーの数量も多くなるので、まずはスイッチを外して分解してみた。
接点は銀メッキされており、ところどころ接点グリスが劣化して変色しているので、綿棒にアルコールを付けて拭き取る。可動接点も同じくアルコール液に漬けておき、タミヤの接点グリスを塗布して組み立てる。
テスターとオシロで確認したが、どうやら接触が復活した様だ。
音源を接続してみて、どのファンクションでも問題無く動作してくれた。
前回「光通信」のデモをやったところ、一部のメンバーから是非作りたいとの要望があった。
出来合いの基板と部品を使うのでは高く付くし、簡単に出来てしまうので、安価な部品を使いユニバーサル基板で送受一緒に製作する様図面を書いて見た。
回路は殆ど同じで、送受信のパワーアンプをLM386N(モノラルなので送受別):秋月で2個100円からTDA2822M(ステレオ/ブリッジ接続用で2回路内蔵):イ-エレで1個60円(10個以上の価格)に変更した。
フォトダイオードも手持ち(NJL7502L):秋月で2個100円のを使用したので、もしかして出力電圧が不足するかもしれない。その時はOP-AMPを追加しよう。
原回路のフォトICダイオードS9648-100は秋月で1個120円
皆さんに手伝ってもらって6セット分の部品を揃えて、製作開始した。
数々の苦難を乗り越えて7年振りに今月6/13無事帰還(本体は燃え尽きたがカプセルは無事回収)を果たした小惑星探査機はやぶさ にはアマチュア技術者の一人として「ご苦労様」といいたい。
遠い宇宙に出てしまうと行って修理と言うわけには行かないので、今回発生した大半のアクシデントに対しては想定されていて、今回、その機能を極限まで使って帰って来れたと言うのには頭が下がる。だが、奇跡と言えるだろう。
レベルは全然違うが、全国の「おもちゃドクター」も日夜、直して喜んでもらいたいという気持ちで修理を行っている。
簡単に修理出来るのは8~9割程度有るが、残りについては、部品が破損していて、そのものズバリの物が無いケースが多く、そこは各ドクターのひらめきで、身近に有るものを使って何とか直してしまう。これも、直ぐに壊れては何にもならないので、ここでもアイデアが要求される。
直ってお返ししたときの子供(年配者の場合も有るが)の笑顔を見るのが楽しみで、みんなボランティアで頑張っている。
先月は勤務の関係で、出れなかったが、21件と大変だったそうだ。
今月も、開院早々、患者さんがひっきりなしに訪れ、修理に追われて、終わってみると、受付が20件と、先月と同様な件数で大盛況だった。
開院当初から統計を取っているが、グラフを見ると、毎年5~7月に決まって受付件数が多くなっている。
詳細は別途報告するが、面白いのを報告しておく。(入院は、この3件でした)
1.プラレール・トーマス(スペンサー)だが、モーターは廻るものの車輪が廻らない。
間のギアが抜けている気がするが、どう考えても合点がいかない。
そこでギアボックス部を分解してみると、噛み合うと思われていたギアは、ずれた場所にグリスの粘着でくっついているだけだった。このギアを使えば噛み合いそうだが、シャフトが無い(入る穴は有る)。
手持ちのφ2シャフトを入れて見ると圧入出来る径なので、隙間に合う様に切断し圧入。念の為、瞬間接着剤を塗布して動作OKとなった。
2.真岡鐡道限定の「SLシュッポくんでGO!」が2台が来た(更には、新品1台も有ったが、これは様子を見てもらうことで、お返しした)。連結と同時に走り出す仕組みだが、これがうまく動作しない。
以前にも修理経験が有るのだが、修理方法をすっかり忘れてしまったので入院となり、以前のブログ写真とコメントを参考にやってみたがうまくいかない。どうやら、ピニオンをロックしておく樹脂製の爪が摩耗しているのと、押しつけているスプリングが弱い気がする。
動作をさせて見て、解析を行ったので手書きのメモを掲載する。これを参考にすれば動作不良原因・修理のヒントになるかも知れない。
ということで、メーカーにメールで連絡した結果、調査のため不良品を送ってもらえないか、電話連絡が有った。
ちなみに、本物の真岡鐡道C11は、センターのある筑西市の下館駅から土日1往復運転されている。
HT7750Aを使って負電圧とか、5Vより高い電圧が出せないものか、回路図を書いてみました。
負電圧出力回路はSNSで指摘が有り、間違いだったので変更し、動作しました。
●負電圧出力回路
スイッチング波形をマイナスの全波整流し出力する。
●5V以上出力回路
HT7750のブロックダイヤを見るとVOUTは電圧出力ではなく、出力電圧を入力して基準電圧と比較する部分なので、これに、シリーズ抵抗を入れてやれば5Vより高い電圧が出せるはず?
以前製作した標準回路で製作した1WLED点灯回路を改造してやってみました。
ショットキーには秋月のBAT43(10本で200円)を使用しました。OSコンは、もらい物の82uF/10Vを全てに使用しています。
+-共無負荷での確認しかしておりませんが、ちゃんとー5V(+電圧より0.2V程度高い)出ました。入力は3V乾電池です。スイッチング周波数は200kHz付近です。
VOUTにシリーズ抵抗を入れて、どれくらいまで電圧が上げられるかやってみました。9,55Vまでで、これ以上は抵抗値を上げても変わりません。
この時の抵抗値は96kΩでした。
但し、内部素子の耐圧がこれに耐えられるかは不明ですので、保証は出来ません。
負電圧も同じく出ます。
小信号のオペアンプ回路(正負電源)には使えそうですね。
いま、注目のLED電球だが、いくら環境にエコでも財布にはエコで無いので、貧乏人の私には買う勇気が無い。
でも、その中で、秋月より700円で販売されている「電球型LEDランプ」があったので4個購入した。
電球型といっても、下側にしか灯りが出ないので、用途は限られる。我が家では階段吹き抜けのダウンライトに使用している。
その中の1個が「チカチカするけど何故」と女房から言われ、見るとやはりチカチカしていた。多分、保証は利かないだろうし、700円と安いのでダメ元で分解してみた。
ステアタイトと放熱のアルミ部分は接着されており外れないので、割って分解した(分解して見て、やはり、これしか方法が無かった)。
内部には小型のAC/DCコンバータが入っており、樹脂でくっついていたので、剥がして取り外す。
1WLEDらしきものが5個円周上に並んでおり、電圧を掛けて見ると、3.7V程度で点灯する。
以前聞いた話では、LED電球は1WのLED素子を複数個(ワット数により変わる)直列に接続してあるとのことだったが、これは並列に接続してあると判断出来る。(最近では、更に高出力のLED1個で出来ているのも有るらしい)
基板を見ると、チップコンデンサらしきものが壊れかけていたので、いろんな値のコンデンサに交換してみたがダメで、やっているうちに完全に電圧が出なくなってしまった。(後日データーシートを見ると1KVの耐圧が必要の様だ)
ICにはTNY266PNと言うのが使用されており、データーシートにも参考回路が載っており、部品構成から、どうやら同じ回路で作られている様だ。「TNY268P.pdf」をダウンロード
半導体部品を色々と交換してみたが変わらず、そうしているうちに最初のチカチカモードに戻ったが時間が経つとLEDが消える。このときICを押すと変化するので、どうやらICが壊れかけている様だ。ということでイーエレさんにリクエストしたところ9月注文で入手してくれるとのこと。
このICとトランスが有れば、今まで壊れてそのままになっていたACアダプタを改造して復活出来そうだ。
仕方が無いので、手持ちの秋月製ACアダプタ(5V/2A)をLEDに直接接続してみる。
明るく点灯したが容量オーバーらしく4.2V/2.4Aを示した。その内に、このACアダプタも壊れてしまって、分解してフューズ交換したがダメだった(基板ごと黒い樹脂で固めて有り、その他の部品は見えず、修理不能)。私にとっては大きな失費となった。
ということで、今度は壊しても痛くない携帯電話の充電器を使って接続した。これも容量オーバーとなるが3.3V/650mAで点灯している。
この組み合わせで、照明スタンドでも作ろうか。
トリオ製モービルトランシーバ(TS-660)の電源については以前のブログで紹介した様にACで運用する場合にはノートパソコン用ACアダプタ(DC15V/4.5A)を使用していたが、仮運用なので、身近なもので使えるものが無いか考えたらATX用電源が使えそうだ。
物置には5台ものATX電源ジャンクが転がっている。見ると+12Vは最低でも8Aで最大のものは12Aの容量があるので使えそうだ。
12Aのものを引っ張り出して動作確認した。
このままでは動作しないので、ATX-PWRコネクタ(20P)の13番(PS_ON)と12番(GND)を糸半田で接続してやる。
ファンから異音がするので、外して軸受(仕様の表示されているシールをはがしたところの丸い蓋を外すと見える)にCRC5-56を塗布してやるとスムーズに回転し静かになった。
+12V(黄色い線)も正常に出ている。
TS-660側のDC-INコネクタのピンはATX電源の4Pコネクタ(HDDなどに供給するコネクタ)と合うのでソケットをハウジングから外して使う。いらないケーブルは根元で切断してテープを巻く。
ソケットを外すには専用工具を使うと簡単に出来るのだが、当然、所持していない。
原理的にはソケット外形に合うパイプを差し込むことによって、ソケットの爪がへっこみ抜けるというもの。
空圧制御機器のエアーパイプで一番細いのが有ったので、合わせてみるとぴったり入った。だが比較的に柔らかいので、ラジペンなので奥まで押し込んだら、うまく外れた。
前回、サークルで実装配線してもらった、光通信基板を使って、到達距離の実験を行った。
送信側はLEDではなくレーザータイプを使用することにした。
音源はパソコンに入れたMP3の音楽を使用、単純なAM(振幅)変調で行っている。
サークルの行われている講座室の通路で、一番遠くにして実験開始。30mは有るだろうか。
光軸をぴったり合わせる必要があるので、私の三脚と吉本先生に依頼してあった三脚を送受信に使用。固定は100円ショップの簡易クランプを使用する。
光軸を合わせるのに、送受信とも微調整がいるので、なかなか難しい。
ぴったり合うと、受信の100円スピーカーから音楽が流れて来た。感動である。
早速お世話になっている職員に見てもらう。どういう原理なのか、みんな不思議がっていた。
まだまだ距離は伸ばせそう(レーザーが届く範囲であれば)だが、室内の会場では、これが限界だ。
更には、PWM,PFM変調方式にすれば、距離・音質共に向上するだろう。
親子遊び塾では、これのLED版送受信機を製作することになるが、今回の実験をデモする予定で、見たら更に興味を持ってもらえるだろう。
アマチュア無線のHF機として年代物のFT-101ZSを現役で使用しており、ダイナミックマイクで運用しているが、安価で高感度のECM(エレクトレットコンデンサマイク)だと、どんな音声になるか興味が有った(が電源が必要)ので検討した。
先日購入した安価なTS-660用互換マイクがECMだったのがヒントとなった。
(8Pマイクコネクタのトランシーバーでは電源端子が出ているのでECMが電池無しで使える)
だが、電池を使うのでは脳が無い(これは製作実績が有る)ので、本機側からの電源を盗もうというものだ。
マイクコネクタに電源としては出ていないが、PTTスイッチでRELを駆動しているので、動作しない程度の電流を流しておけば、電圧が発生する。
これをシャントレギュレータ(TL431)で定電圧し電気ニ重層コンデンサ(0.22F/3.5V:秋月で10個300円)に充電しておけば、PTTがON(送信)時に0Vになっても、この充電電圧から供給出来るだろうという魂胆だ。
ECMは0.5mA程度の消費電流なので、長時間話さなければ持つだろう。
以前改造したパソコン用ECMスタンドマイク(電池駆動)を元に戻し、本回路の基板を作成。
うまく動作したが、初期充電に時間が掛かる。R1に2.2kΩを使っているが、リレーの直流抵抗が予想より少なく、これの電圧降下が2V程度なので、もっと小さな値にすれば改善出来るだろう。
充電時間/電圧測定
0.5分 1.0V
1.0分 1.5V
1.5分 1.8V
2.0分 2.0V
2.5分 2.5V
1.1kΩにすると1分15秒で2.5Vに達した。(抵抗値比と時間比が一致)
この前に470Ωにしたら30秒程度で2.5Vに達したがPTTをONしたらOFFにしてもRELがONのままになってしまった。RELの特徴として保持電圧が低いからだ。
ローカルOMにモニターしてもらいたかったのだが近距離はスキップして、届かない様だ。
昨日から21MHzのコンデションが良い(Eスポが出ている様だ)ので、ぶっつけ本番で悪いのだが、早速このマイクで運用してみた。さすがにダイナミックマイクより感度が大きい。
レポートは確認出来なかったが、ちゃんと聞き取れてはいる様だ。初QSOは、なんとインドネシアの局だった。
秋月で購入したシリコンマイクも0.35mA/DC1.5~5.5V動作なので,これでも試そうと思っている。
電子工作サークルの新メンバーから相談が有り、回路を考えて製作してもらったが、動作しないということで、回路の自信も無かったので、確認のため製作してみた。
メインのモーターをONしたとき、サブのモーターをONしたいのだが、電源線だけでコントロールしたいというもので、電源線は常時ONとなっている。
思いついたのは、DCブラシモーターなので、回転による雑音が電源線に乗るので、これを検出してONさせようという仕組みだ。雑音成分のみを増幅してタイマーIC(LMC555)をトリガーして、連続ONとするものだ。
コントロールさせるモーターの雑音を拾うとループしてOFFしなくなるので、LCフィルタを付ける。
定数をいろいろと変えて、仕組み通り動作する様になった。
先日「光沢センサ」に使用した秋月の「シャープ測距モジュール」だが、本来の目的である距離測定もしてみようと、距離対出力電圧の関係を3種類調べて見た。
出力電圧は距離に反比例すると言うのだが、データーシート上のグラフでは直線的ではなく、ある距離を境に変化の傾斜が若干異なる。
ここまで考慮したPICの表示プログラムは大変なので、近似直線カーブで誤差が少ない係数を割り出した。
実際には吉本先生にハード・ソフト共に丸投げしてやってもらおうとしているのだが。
「kyori-
sens-Vout.xls」をダウンロード