トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

デジタルテスターキットを作る

2008-06-29 16:10:36 | 家電修理

Img_4689_rImg_4686_r Img_4687_r 今まで使っていた秋月製デジタルテスターが、とうとう壊れてしまった。表示値がでたらめなので、何度か分解して接点部の清掃などをしたが駄目だった。

そこで、イーエレで販売している安価な(完成品の方が安いが)デジタルテスターキット DT-830B 880円(税込)を購入して 組み立てることにした。

製作説明書は添付されず、ネット上で公開されているので、これをプリントアウト。

部品は厚紙に印刷された部品リストに差し込んであり親切なのだが、表示とずれていて、回路図とも合わないので、途中、イーエレに電話して確認した。そして何とか完成なのだが、表示がおかしい(7SEGがありえない表示をする)ので、液晶と接続している導電ゴム状のコネクタ、基板側パターン、液晶パネル透明電極をもう1度プラモデル用シンナーで清掃して組み直したらOKになった。

後は、ダイヤルスイッチの部分で小さな圧縮ばねとボールを使っているので紛失しないように。

調整は100mVの電圧で同じ値になる様に内部の半固定抵抗器を廻すことと、10A測定用銅線を半田で調整するというものです。どちらも基準になる計測器が必要であるが、手持ちにはデジタルパネルメータしかないので、大体のところに調整した。

結構、簡単そうで部品点数が多いので時間がかかった(2時間位)。

イーエレに完成のメールをしたら「もともとキット用に設計されたものではないので、組立はけっこうむづかしかったと思います」とメッセージが届いた。時間を掛ければ初心者でも可能かとは思いますが。

今まで使用していたオートレンジと違い、アナログテスタをメーターだけデジタルにしたような使用感なので、好き嫌いあると思います。でも、hfeも測定出来るので、その点は便利ではある。

秋月で、これの完成品M-830B(色はオレンジ)が600円で販売されているので、割高では有るのですが、純粋に組み立てを楽しみたいとか構造を知りたいという方には価値があるかも知れません。

  おもちゃ病院の先輩からメッセージがありました(私もそう思いました)。

hfe測定の8P-ICソケットで、ヤワなリード接点が上部まで届いておらず短足TRは使えません。これをちゃんとしたメーカ品に替えればOKです。とのことです。

Img_4699_rImg_4698_r6/5交換することに。使用したのはシングルインラインソケットで、高さが足りないので2段重ねにして見ました。最初は現行のソケットで、ドリルでモールドを座繰って、ピンのみ交換したのですが、ピンが見えないとトランジスタが差込み出来ず、2ピンずつカットして4方向に実装、半田付けするようにした。見た目悪いですが、我慢しよう。

2009/4/14 このテスターについての操作方法を知りたいと初心者からのコメントが有りましたので、マニュアルを作成してみました。参照下さい。

「DIGI-TESTER-MANUAL.xls」をダウンロード

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2008/06パソコン相談室・おもちゃ引渡し

2008-06-29 14:12:37 | おもちゃ病院

Img_4679_r Img_4680_r Img_4681_r 今日は2件の依頼があった。

1.センターボランティアの方から一太郎をインストールして欲しいということで、同じボランティアの佐原さんにお願いしてインストールしてもらった。VISTA対応の大型ノートブックで、ファイルが大きいので時間は掛かったが無事動作した。あと、パソコン内の画像をCD-RWにコピーしたのだが、書き込まれていないとのこと。XPからは、一旦、CD/DVDドライブにコピーアンドペーストしても、書き込み処理をしないと、書き込まれない様になっている。多分、この操作をしてなかったのだろう。これも、佐原さんにコピーしてもらった。

2.最近、メールを送受信出来なくなったということで、デスクトップの本体を持って来てもらった。メール設定(ツール<アカウント)を調べると、アカウント名を変更してしまったらしい。というのは、ユーザー情報の名前(メール送信したとき相手に表示される名前)を変更したかったので、こちらを変更してしまった様だ。ユーザー情報の名前はどの様に変更しても問題内が、アカウント名を変更すると、サーバーで認識出来ずエラーとなる。

また、本人は就職活動のため、ホームページの作り方を勉強したいとのこと。これはちょっと手に負えないので勉強の仕方をアドバイス、センターでの講座も予定されている旨、お知らせした。

おもちゃ引渡し

修理不能も含め、全て完了したため、持ち込んで引渡しを行った。全員が引き取りに見え、喜んで帰っていった。これが何より励みになる。

予定外だが修理依頼も2件あった。

Img_4691_r くまのプーさんぬいぐるみで太鼓をたたいてホイッスルを鳴らすというもの。全然動かないという症状。電池ボックスの接点を磨いただけでは動作しないので、ぬいぐるみを剥がそうとしたのだが、これが大変そうなので、取り敢えずスイッチの見える部分まで剥がし、接点復活王を何回か塗布したら動作するようになった。この手の(メーカーの)ぬいぐるみはだいぶモーター負荷が大きいので、電池が消耗してくると、途端に動きが鈍くなる。少し様子を見てみよう。

Img_4690_r あとは、これに使用されていた単3電池が、がたがたなので調べて見ると、長さが他のと比べ短い。50.5mmに対し50mmだった。差が0.5mmとはいえ、結構接触に影響しそうだ。

規格を調べてみたらMAX:50.5mm、MIN:49.0mmとあり、差が1.5mmもあることが判った。大体MAX寸法で作られているようだ。

Img_4682_r Img_4683_r もう1点はおもちゃでは無いのだが、以前修理したラジカセの同じ再生ボタン部分がまた折れてしまった。どうしても力のかかる部分で弱いので、りん青銅板で囲んで、更に銅線を捲きつけて接着した。

これでも、何回か使っていると判らない。そのときは心棒を入れるなどの補強しないと駄目かもしれない。

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スタパ齋藤氏がブレッドボードを判りやすく解説

2008-06-27 16:16:16 | うんちく・小ネタ

Photo_stapa パソコン雑誌などの記事執筆で有名なスタパ齋藤氏が動画で判り易く解説したハンダ不要の電子回路作成、「ブレッドボード」  がホームページに有りましたので、見て見てはどうでしょうか。電子工作初心者(いやベテランでも)必見です。

トランジスタのピン配列ECB(エクボ)、電圧の求め方E=RI(エリ)の解説も面白い。

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汎用圧着コネクタの採用

2008-06-25 18:17:01 | 電子工作

Pa20_new 今まで、サークルの製作基板には、接続に圧着用QIコネクタを使用していたが、圧着工具が高価なため、半田接続して使っていた。はんだ付けのベテランがやるのであれば、綺麗に仕上がるが、メンバーのレベル(失礼!)では、はんだが流れ過ぎたりで、なかなかうまく行かなかった。また、極性が無いので、その都度、差込方向を確認しなければならなかった。
エレキジャック6号の特設記事「春だ!水耕栽培を始めよう」で、汎用の精密圧着ペンチ
を紹介している記事があったので、これは使えそうだと思い千石で購入(4030円)してみた。コネクタにはJST製EHシリーズが一番安くて、このペンチの適用端子にも載っていたので、オンラインショップで購入(ピン数は3Pと5Pの2種類に統一した) 。最初、純正ペンチと違ってコツがいるが、ちょっと慣れると誰でも綺麗に出来る様になった。
早速、今回の「30分スリープタイマ」に使用している。

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ソリッドステートリレー回路

2008-06-25 13:33:19 | 電子工作

Triacrelay 先日の電子工作(30分スリープタイマ)で、制御回路として、トライアックを使用したソリッドステーリレー(秋月でキットとして販売しているものと同じ回路)を組み込んだのだが、最初動作しなかった。私の勉強不足で、トライアックを制御しているフォトトライアックはA2(T2)とG間に接続しなければならないのをA1(T1)とG間に接続したことによる。左図が正式回路です。
これに関して、判りやすいメーカーの解説書がありましたので、よろしければ見て下さい。

「rjj27g0022_thyristors.pdf」をダウンロード

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電子工作サークル(第22回) 30分スリープタイマー回路

2008-06-23 23:15:05 | 電子工作

Img_4670 Img_4673 前々回、教材にしてスタートした「エレキジャック6号」掲載の「30分スリープタイマー」について配線完了のメンバー3名からチェック依頼された。電源ショートを確認し、問題無かったので電池(6V)を接続してスタートボタンを押してみた。最初は全然動作せず、これはタイマーIC電源接続漏れだった。ところが、接続しても、スタートボタンを長押ししないと動作しない等、動きがおかしい。今日はオシロスコープを持ってきていなかったので、動作タイミング確認のため、宿題で持ち帰る。

6/23自宅でトラブルシュート開始。タイマーIC(LMC555)トリガー入力端子②の波形を見る。ちゃんとトリガーパルスは出ている。でもタイマー回路はONしない。記事では電源から100kΩでプルアップ、0.01μFをアース間に接続してある。これに0.1μFに変更したら確実にONするようになった(インターネットで製作記事にあったラジオ用スリープタイマーがヒントになった。この記事によると、⑤ピンとVDD間に抵抗1.5kΩを入れることによりタイマー時間を約3倍に延ばすことが出来る様だ)。

定数(作者の確認不足か?CQ出版社の雑誌では良くあることです)がマッチしてなかったことが原因です。記事ではタイマーICに、ただ555と指示してあるのでTTLタイプのNE555だと推察します。今回私たちが使用したのはCMOSタイプのLMC555なので、トリガーがうまくかからなかったと考えられます。CMOSタイプはTTLタイプに比べ消費電流が少なく、各端子へ流れる電流が少ない(入力インピーダンスが高い)ので、今回の回路であるVDDから100kΩと0.01μFで充電する時間のパルスでトリガー(0V→VDD)するという仕組みでは、直ぐに充電されるのでパルス幅が狭く、リセットが掛からなかったと考えられます。皆さんもうまくトリガーしないときは試して見て下さい。
タイマー時間はRV最小で約8分、中央で約20分、最大で約33分でした(記事では1.5MΩと1000μFの固定定数でしたが、サークルでは470kΩ固定+1MΩRVと470μH×2でアレンジしてみました)。

長時間の動作時間を監視するのも大変なので、先日作ったキッチンタイマー利用のタイマーで自動測定しようかと考えている(タイマーでタイマーをチェック!)。
残り2台については、今回の現象を踏まえ、次回のサークルで対応することにする。

その他として、外部出力はフォトトライアックとトライアックによる電子リレーを採用してある。

Img_4692_r センターで電子工作PR用として展示する【LED花火】について、吉本先生がアクリルを加工して、綺麗に作って来てくれた。これで、PRになること間違い無し。

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周波数ドリフトはスイッチ、リレーの接触不良

2008-06-23 11:28:04 | アマチュア無線

交信相手の方から、交信中にだんだん周波数がドリフトするとの指摘があり、周波数カウンターで、ドライバー(12BY7A)出力の周波数をモニターしたら、送信ONにしてから確かに最大0.5kHz位序々に高い方にドリフトしていく。再度送信するとまた、元の周波数に戻る。クラリファイア(RIT)をTXにすると何故かドリフトしない。

6/21AM 電源変動(6V)を測定したがテスターの分解能(小数点以下2桁)では変動が見られなかった。

6/23 メーカー(八重洲無線)に問い合わせてみたところ、原因はクラリファイア部TX/RX押しボタンスイッチ(オルタネイト)の接触不良か、その裏の基板に付いている送受切り換えリレー(富士通FBR210)の接触不良が考えられるとのこと。但し、部品は現在無いので、接点を磨くか接点復活剤を塗布して対処するしか無いだろうと言うことでした。同じ型のリレーは、やはり変調部送受切り換え部分にも使っており、接触不良の経験をしている(以前のブログに書いている)。カバーが外せるので、接点グリスとかは塗布可能である。

変動する時と、しない時があるので、原因に間違いは無さそうだ。

さすが、メーカーのサービスセンターである。古い機器でも的確にトラブルシュートしてくれた。

発生原理しては、いくらVFOの周波数安定度が良くても、クラリファイア(RIT)機能のためにバリキャップダイオード(電圧で静電容量変化する)を使用して、送受信の周波数を動かしているので、この電圧が変動することは許されない。スイッチやリレー接点が接触不良を起こすと、接触抵抗が不安定となり結果、電圧変動を起こし、当然、静電容量が変化し周波数変動することになる。

現在のデジタルコントロール機器では、PLL等のデジタルコントロールによる発振回路を使用している(厳密にはPLLの場合、アナログ発振器であるが)のでこの様な問題は発生しない。

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インターフェア調査続編-リグは問題無し

2008-06-21 19:37:24 | アマチュア無線

Img_4620_2Img_4619 Img_4621 インターフェアの原因を特定するのに、本日午後からおもちゃ病院・電子工作サークルで一緒のOM(JA1RQQ)さんにトランシーバーFT-1000M、SWRメーター(第一電波製SX-200)、LPF、コモンモードフィルタ、ACラインフィルタ一式を持って来てもらった。
まずは私のトランシーバー(FT-101Z)にSWRメーターを付けて測定してみたが、共振点(SWRが最良1.0のポイント)は7.07MHzになっており問題無い様だ。中心の7.05MHzに下げるには、このアンテナの場合20kHz下げる訳なので、20÷7(kHz)で約3cm調整用エレメントを長くすればいいことになる。
明日にでも、延長してみよう。
また、当方のSWRメーター内蔵アンテナチューナー(八重洲FC-700)と比較すると指示値が
7.00MHz  SX-200 1.8  FC-700  1.4
7.05MHz  SX-200 1.2  FC-700  1.1
7.07MHz  SX-200 1.0  FC-700  1.0
7.10MHz  SX-200 1.2  FC-700  1.2
となり、指示値がメーカー規格(7.0~7.1MHzでVSWR:1.5以下)より良過ぎたのは、アンテナメーカーが言うようにSWRメーター(FC-700)感度の悪いのが原因だった様だ。
次はFT-1000Mをアンテナに接続して確認する。
期待と不安でラジオをモニターしたが、やはり同じ様にインターフェア(離れたところにあるAMラジオ)が発生した。ポケットラジオを持ちながら近所を移動してみたが100m位離れても2ポイント(600、1200kHz付近)はそれ程減衰しない。アンテナをT2FDに換えてみたが、少し弱くなるだけで、消えはしない。アースを付けても変わらない。
いずれにしても、リグには問題無いということが確認出来た。考えられるのは、地上高が低いせいなのかも知れない。
いずれにしても、解決するまではQRP運用をするしか無い。

6/21AM 中和回路の調整と7MHzの同調を行った。その結果、中和バリコンのずれは無かった。7MHzはドライバー出力同調のトリマコンがずれていたので、あらためて全バンド調整し直した。

今度は、逆に先輩宅にFT-101Zを持ち込んで確認することを予定している。
21MHzのコンデションが良かったので、韓国の局とコンタクト出来た(DXは初めて)。7MHz以外はインターフェアが出ていない。

SWRメーターを参考に分解してみた。その写真は「続きを読む」を見て下さい。

第一電波製SWRメーター(SX-200)内部です。

本当は、シールドボックス内に隠されているであろうコイルが見たいところでは有るが・・・Img_4622 Img_4623 Img_4624 Img_4625

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ラジオのタイマー録音(パソコン編)

2008-06-21 19:07:01 | パソコン

Img_4617電子工作サークルのメンバーから、留守中にNHKラジオ第2放送の中国語放送を録音したいのだがタイマーを安く作れないかと、要望があり、取り敢えず秋月のデジタル時計キットを利用することにしたのだが、もっと安くパソコンで出来ないものかと探してみた。
前にも別な用途で使ったことのある「♪超録- パソコン長時間録音機」のフリーソフト版があり、パソコンのLINE入力にAMラジオのイヤフォン出力を接続し録音開始時刻と録音時間を設定することにより、録音出来た。更にWINDOWSのタスク機能を使って、スタンバイ状態からでも動作出来ないかやってみたが、録音開始の動作が出来ず断念。有料版だとその機能が出来る様である。ということで、常時アプリケーションを立ち上げておかないと駄目との結論に至った。
一応、明日の電子工作サークルに、このノートブックを持参し、披露する予定だ。

番外編であるが、最初はソフトウェアラジオを録音出来ないかと言うのがきっかけだった。これがうまくいくと別置きラジオ無しの、パソコンだけの(ソフトウェアラジオという別置き回路が必要だから同じことだが)デジタルで実現出来るからである。ソフトウェアラジオの出力をLINE-INに接続、LINE-OUTとMIC-INを接続して夫々のアプリケーションで処理しようという考えだが、これは同じサウンドカードを使うことになり、やる前から無理だろうとは思っての挑戦だった。案の定、録音側でエラーとなった。マルチサウンドカードにすれば可能かもしれないが現実的では無い。

ワタヤンさんからコメントいただいたUSB対応 FM/AMラジオチューナーがありました。これだとラジオが不要(というかUSBそのものがラジオですが)になります。

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オルゴール入手先

2008-06-18 10:54:38 | おもちゃ病院

先日のおもちゃ病院で入院となったオルゴール「hoshininegaio.pdf」をダウンロード(写真EXCELで作成しPDF変換したら寸法ずれてしまいました)だが、部品が外れて紛失してしまっているので、部品在庫の無い当方としては、昨年やはり作ってもらった製造元である日本電産サンキョー商事(株)に写真を添付してメールで問い合わせ、下記回答が有った。

① 機種名は31SX01Aで生産は出来ます。
② 価格 @500
③ 送料 @700
④ 納期 3日~7日(出来上がりましたら連絡致します)
⑤ お支払い メカが出来上がりましたらご請求案内を
  送らせていただきますので、指定口座にお振込願います。

依頼主に購入の有無を確認して連絡する予定です。

100円ショップ品(315円)は以前確認して、部品の形状(ネジ捲きシャフトの方向が反対)サイズ(歯車のサイズ)が異なるので流用出来ませんでした。

ホームページを見ると、いろんなオルゴールが有り、サンプルメロディー(相当な曲数が有る)も楽しめるので、訪れてみてはどうでしょうか。


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東京おもちゃショー2008が始まるよ

2008-06-18 10:38:53 | おもちゃ病院

Top_01_2

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インターフェア調査にラジコンチェッカー活用

2008-06-17 23:17:00 | アマチュア無線

7MHzでのアンプ-I(インターフェア)、BC-I解決の目処が立たず、アンテナメーカーの第一電波工業とトランシーバーメーカーの八重洲無線(現、株式会社 バーテックス スタンダード)
に聞いてみた。どちらも、私の素人な質問に親切に答えてくれて、(特に八重洲無線は30年も前の機種にも関わらず資料を出して答えてくれた)今後の対策に、大いに参考になった。

【質問内容】と【メーカー回答】は「続きを読む」参照
■アンテナ
第一電波工業
W-721 HF帯(7/21MHz)2バンドダイポールアンテナ
・耐入力:1.2kW(PEP)・全長:12.4m・重量:1.2kg・空中線型式:ダイポール型
■トランシーバー
八重洲無線

FT-101Z オークションで安く購入(約1万円)

メーカー回答を参考に、電界強度を調べることにした。

Img_4616_r

使用したのは、ラジコン送信機の送信確認用として同町の先輩JA1RQQ(おもちゃ病院、電子工作サークルでも一緒)から頂いたSONY製VUメーター(当時、高級なオープンリールデッキに使ってたらしい)の外周にビニール線を巻けるだけ巻いて、ゲルマダイオードによる倍電圧整流でメーターを振らせている。(VUの値は関係有りません)

電源コンセントに近づけると振れる。・・・トランシーバーにアースを接続したら、殆ど振れなくなった(大したアースでも無いと思っていたが効いている)。

次に、アンテナの同軸線に沿わせていくと、距離によって大きく値が変化する。トランシーバー出口では殆ど振れないが2mとか離れた部分では大きく振れる。やはり波長による変化があるのだろう(こんなのOMにすれば常識かも知れないが)。丁度、垂直に壁に這わせている壁の内部に電灯線が通っているようなので、離してみた。効果の程は未確認。

トランシーバーをFT-101ZからFT-101に替えてみたが、かえってアイは増加傾向にあるし、マイクアンプの廻り込みも治まらず。

更に原因を探るため、6/21(土)JA1RQQさんが所有のトランシーバーFT-1000MとSWRメーターを持って来てくれて、これでの確認予定です。変わらなければ、送信出力を落とすか、受信側での対策が必要となりそうです。

【質問内容】
あまりにSWRが良すぎる
(7.0MでSWR1.3、7.6M:1.0、7.1M:1.1)。同調点は7.6MHz付近。
アンテナチューナーを入れても変わらない。
地上高は8m位で、庭をはさんだ建屋の屋根同士接続。(アンテナ直下は庭)
調整用エレメントは初期40cmに対し、30cm弱
最初、地上高が低い状態で調整していたら切り過ぎて、上げた状態でずれてしまったので、先端に圧着端子を付けて、延長しました。
アンテナをT2FDに換えると出ない(もちろんチューナーでマッチング)。
アンテナチューナー八重洲FC-700でチューニングしても変わらず。
SWRはこのチューナーで確認しており、他のSWRメーターは所持していない。
先日製作したマイクアンプ(G=40dB)も7MHzのみで廻り込み(マイク無しでも)アンプの種類を替えても駄目。
リグはFT-101ZですがFT-101に替えても同じ現象。
マイクアンプ無しでは現象出ないが、FT-101の場合、中波でモニターするとハウリングの聞こえる周波数が何点か有り、100m位離れても受信される。
コモンモードフィルタ、LPFを入れており、アースの有無でも関係無し。
電源フィルタも入れて(トランシーバー側とラジオ側)も出る。
ポケットトランジスタラジオでも出る。
21MHzは調整出来て、問題無く運用しています。

TVIについては送信3.5~28MHzでTV1~12CH全て異常無し。
【メーカーの回答】
■第一電波工業
1、アンテナ性能とアンプI(BCI)の関係について(以下アンプIと略します)
アンテナ(特にHF帯のアンテナ)はSWRでアンテナの性能が評価されます。したがいまして、アンテナのSWRが良いと言うことは、アンテナ自体の性能は100%近く発揮されています。
2、帯域巾について
W721は条件がよければ7.00MHz~7.10MHzまでSWR1.5以下に収まりす。SWRが1.3~1.1は低すぎると思いますが、これはSWR計の感度の影響で数値が低めに表示されているのではないかと思います。ダイポールアンテナ本体のどこかに異状があってSWRの低い範囲が広がる可能性は無いでしょう。
3、T2FDとダイポールアンテナ
T2FD広帯域アンテナなので、ダイポールアンテナと比べると10dB~20d Bくらいロスが多くなります。したがってT2FDアンテナの場合は100Wの送信電力があったとして実際アンテナから輻射される電力は10W以下となります。したがって、T2FDでは輻射される電力が少ないためにアンプIが出ないと考えています。
4、LPFについて
LPFは7MHz以下の電波は全て通過してアンテナへと供給されてしまうため、中波帯に関しては効果はありません。
5、アンプIの発生原因と対策
無線機の出力を上げるとアンプIが発生しているように思います。出力を上げることで送信部に歪が生じて不要輻射がされる場合には無線機の出力を下げるか、無線機自体を代える必要があります。不要輻射の無いクリーンな電波にもかかわらず、アンプIが発生する場合にはやはり送信側で出来ることは出力を下げるか、 受信機側で対策するしかありません。
■八重洲無線
状況からして、トランシーバーには問題が無いのでは。
特に、調整がずれて、歪が発生するところは無い。
中和回路がおかしいと無信号時でも出力が出る。ディップ点が極端にずれる。

使用している終段の6146Bは殆ど中和の必要が無い。
アースや、同軸ケーブルの長さにより、腹の部分に、より出る場合が有る。

アンテナチューナーはインターフェアに対し効果は無い。
BCI,アンプIは直接波なので、受信側で対策が必要。
よって、受信側で対策するか、出力を下げるとかしかない。

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手押し汽車ぽっぽ

2008-06-17 23:12:00 | おもちゃ病院

Img_4614_rImg_4612_rImg_4613_rトイザラス製の様だが、ハンドル部にあるスイッチ全てが押しても鳴らない。LEDが点かないということで、分解したらコネクタが外れていて、差し込むと問題無く動作した。原因が簡単で助かった。何故外れたかは不明(差し込めば、簡単に抜ける強度ではない)。サイドのスイッチも強く押さないと動作しないので、分解して清掃(導電ゴムのスイッチ)したが、押しているメカが真っ直ぐ押す様な構造になっていないので、改善は無理の様だ。

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おもちゃでも基板コーティング採用

2008-06-16 19:44:00 | おもちゃ病院

Photo入院した「 アンパンマンじゃかじゃか消防車」の前面アクリルカバー内のアンパンマンはスイッチを入れるとモーターで動くが、上部にあるメロディーボタン(おしゃべり、メロディー、サイレン音)を押しても3個とも鳴らないというもので、分解してみた。スピーカーは壊れていないし、スイッチ(タクトスイッチ)もちゃんとONになる。ところが基板を調べようとしたら、表面に防湿コーティングがされており、テスターを当てても絶縁物なので導通が無い。おもちゃでは初めて見る。以前の会社でも、通信機で湿度の高い環境(屋外、船舶等)・地域(熱帯、亜熱帯)に納入するもので使ったことがある(各種取り寄せて環境試験も行って、作業仕様書を作成した)。使用環境に強いことはいいことだが、故障するとドクター泣かせである。経験から、なかなか剥がれないし、剥がす手段が無い。はんだで溶かすしか無いので、今回は修理不能としてメーカーに依頼するように御願いする。一応、発売元のアガツマに問い合わせしている。やはりメーカーは基板交換しか考えていないのだろう。

6/26 メーカーが基板を送ってくれ、無事修理完了!

早速交換、無事動作した。正常品は、イグニッション(回転)スイッチ及びメロディー(押しボタン)スイッチを入れて、一定時間で自動的に動作(モーター、LED、メロディー)が停止するのだが、今回の依頼品は、OFFにならなかったので、やはりICが不良だった様だ。

Img_4678_r あとは、ホース収納ボタンが戻らない現象があり、メーカーから送られて来たものも同じ現象になっていたので、構造的な欠陥の様だ。可動部にセラミックグリスを塗布してスムーズに戻る様になった。

余談だが、当時使用したコーティング剤には蛍光塗料を混ぜており(混ぜたもので市販されている)、ブラックライトを当てることで、塗布漏れが無いかチェックしたものである。

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セーラームーン4個纏めて

2008-06-15 18:35:00 | おもちゃ病院

大事にしているのだろう、当時のパッケージそのまま(年代物の様だ)に入れて持って来た。

あまり、女の子用(いや、コレクターは大人でも夢中だが)のおもちゃは修理経験が無く、また、コレクターの様にも思える(本人が当時から使っているのか、代が代わって娘さんでも使用しているのか判らないが)ので粗末には扱えない。

プリズムハートコンタクト

ネジが錆びついて外せないとのこと。同じ寸法の黒色ネジは有ったが、確認すると、やはり変わってしまうので困るといわれ、現状のものを錆び落として使用することにした。

赤ずきんチャチャのバードシールド

Img_4598_r

Img_4599_rメロディーが異常に小さいとのこと。元の音がどれだけだったのかはわからないが、確かに小さい。入院して分解してみると、小型のスピーカー(形状は圧電ブザーと同じく黒い円筒になっている)を使っている。同じのが有ったが、はんだ付けしているうちに壊してしまった。円盤型のスピーカーで一番小さいものを鳴らして見ると、現状よりは大きな音になるので交換することにしたがスペースが無く、ポストに当たる部分についてスピーカー側を削って収容した。

クリスタルストーリー

Img_4602_rImg_4600_rImg_4601_rImg_4603_rImg_4604_r円盤上にあるフィルムに光を当てて投射、円盤は一定時間で切り替わる。というもので、明かりも音も出ないという症状。

ライトについては電球の接触不良で、磨いて対応。

音に関しては、まずスピーカーが熱くなっている(電源OFFでもDC4V位印加されている)ので基板のドライブトランジスタ(9050)を交換してみるが変わらず(9050もhfe測定では壊れていない様だ)ベースにプラス電圧が掛かりっぱなしになっているのが原因だ。どこかICでメロディーの鳴ってる端子が無いか、手製のオーディオチェッカーで触ってみたが、出力は出ていなかった。ちなみにクロック信号は正常に動作していた。よってIC不良と断定。しかし、このままでは、スピーカーで電流消費されてしまうので、とりあえず電解コンで直流カットしておいた。

ピンクシュガーハートアタック

Img_4605_r本体折れによる電池ボックス内配線の断線で、一旦分解して、ロックタイトにて接着した。補強にとクイックボンドを裏面に塗布したが密着性が悪く、結局、剥がれてしまったが、ロックタイトのみでOKの様なので、接着の盛り上がりを削り、コンパウンドで磨いた。

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