月に数回、遊びに来るのだが、きまって何か修理品を持参してくる。
トラブルシューターとしては、逆に楽しみでもある。
今回は2点有り
1.電気こたつのコード・プラグ焼損
これは、火災の恐れもあり危険な故障なのだが、想像するに、飼い猫がコンセントにおしっこをしたのではないかとのこと。
片側の電極部がスパークして黒く、そしてモールドが溶けていた。
ホームセンターでACプラグを購入して付け替え、OKとなった。
コンセント側の同様な焼損状態だというので、壁用二口コンセントも購入し、行った時に交換することにした。
2.非常用ライト
手回し発電機または太陽電池で充電池に充電しLED(3個)を点灯させる懐中電灯だが、どうやっても点灯しないという症状。
分解してみると、基板や半田が腐食しており、複数個所で断線を起こしていた。
充電池は3.6V/40mAhのNI-MHで、電圧は2V位残っていたので使えそうだが、リード線が電池タブ部分で腐食して断線となっていた。
太陽電池も光を当てると電圧が発生するので、使えそうだ。
発電機はリード線が基板接続部で腐食・断線していたが、単体では発電することが確認出来た。
基板はパターンが全て腐食しているので、部品リードの切れ端を使って全て接続。
充電池は単体で充電してみて、点灯する様になった。
先にブログで紹介した、今月のおもちゃ病院で入院となった「タカラ製 ナーフエリート メガ センチュリオン」機関銃」について歯車の修復方法のアイデアが思いついたので対応することにした。
「型取くん」を使用。
同じ歯車が2個有り、両方共、1歯欠けている。
ピニオン部分を型取りして、欠けた部分の樹脂を切り取り、180度回転させて歯車に被せ、内側ボス部の欠けに対してはアルミテープを貼り付けて、流れ込まない様にし、欠けた歯部分にプラリペアを流し込む。
30分程度で固化するので、型取りくんを慎重に外す。この際に円周上の1箇所をカットすれば外し易い。
外してみると、型取りくんが柔らかいせいか、意外と綺麗には整形されておらず、ミニルーターで正常な歯に合わせて形状を整え、他の歯と噛み合わせてスムーズに回る様に微調整する。
強度が持つかは、実際に組んでみないと分からないが、触った感じでは、元の歯車と一体化している様だ。
【やはりダメ!】
組み込んで、動作確認していたら、やはり強度不足で再生部分が折れてしまった。
この歯の部分は位置合わせ用キー溝が有り、これが強度を弱くしており、設計上でも欠陥と思われる。
次の方法として、ねじで代用することにした。
この方法は以前にも乗用電動車のギア修理にも採用したことが有ったが、今回の様な小さい歯車では初めてとなる。
折れた歯部分を平らに削り、その部分にM3のタップを切る。次に、M3の雄ネジにネジロックを塗布してねじ込み頭を切断して仕上げる。
組み立てると、タップ位置が内側過ぎて噛み合わないので、ねじを外側に傾けた。
ギア部分は何とか使えそうだが、前後のロック位置が合わず、試行錯誤(スペーサーを入れる等)を積み重ねる。最後まで分からなかったのは、このギアの平歯車部分とラック歯車との噛み合わせ位置だ。奇数の関係で噛み合わせで半歯数ずれることだった。
八田ドクターと二人で、やっとのこと、正常に動作させることが出来た。
巻き上げのスイッチが壊れている様で動作しないので修理出来ないかと依頼が有り、対応することにした。
交流のあるタダノ代理店で、以前、雑談した際に、このスイッチ故障は良くあるとのことだった。
スイッチ部を分解してみると、やはりモールド部分が破損して外れていた。
手持ちのジャンク基板から、取り外して交換することにした。
スルーホール基板なので、外すのに一苦労だ。
スイッチ(NKK製)は、仕様が異なっていた(交換前:A型、交換品:B型)が寸法は完全互換なので付け替える。但し、市販品には同一レバー品が無く、特注品の様だ。
ついでに、劣化障害の多い電解コンデンサを交換した。
ハンディ受信機で変調をモニターするが、問題無く動作している様だ。
【3/14:もう1機依頼が】
別な方から同じ依頼(スイッチ破損)が有った。
これはNKK製のAシリーズ(AB-18AB特)が使われており、Bシリーズ(BB-18AB特)より強度的に弱い感じがする。(端子部分は同一なので置き換え可能)
モールド部は破損していなかったが、スイッチの跳ね返り動作しない状態に2個なっており、ジャンク基板から外して交換した。
更に押しボタンスイッチも1個、動作しないのが有り、調べるとパターンが断線していて、これを接続してOKとなった。
尚、このスイッチは特注品のレバー形状で、一般市販されていないので、今後は、入手可能な基本レバー型にキャップ(AT-4003-W)を被せて対応することにしている。
記憶には無いが、献血は100回以上しているかと思う。
前回の献血の際に、成分献血はどうですかと言われており、期間的に全血献血(400ml)はまだ出来ないが、成分献血であれば出来る時期に達していたので、つくばに行ったついでに「つくば献血ルーム」に立ち寄った。
11時半くらいだった(12~14時までは休み)が、殆ど貸し切り状態で、成分献血は私だけだった。今日は献血者が何故かいつもより少ないとの話だった。
成分献血は全血献血と違い、一旦、血液を取り込み、成分だけを抽出し残った分は、また体に戻すというもので4回程度繰り返すとので、時間は掛かる(1時間程度)が体に対する負担は少ないとのことである。なので、2週間周期で献血出来る。
成分(血小板等)は保存期間が4日程度と短いので、お願いしているとのこと。
また、検査の違いとしては、事前に心電図を取るということだ。
検査の結果で、献血可能となったので、採血開始。
腕に付けた加圧バンド?の圧力変化で、採血と戻しのサイクルが伝わって来る。
終わってみて、全血献血に比べ、多少だが疲れが感じない。
来月は、全血献血が可能となるので献血の予定である。
第20回茨城県健康福祉祭いばらきねんりん文化祭「ぼく☆わたしのおじいちゃん☆おばあちゃんの絵コンクール」で、孫の佐々木孝太郎くんが、私をモデル?にした「おじいちゃんのおもちゃ修理」を描いて、小学校高学年部門で県知事賞の栄誉に輝いた。
今日、水戸の「茨城県県民文化センター」で表彰式が有るというので、参加させてもらった。
ここで、初めて絵と対面したのだが、じじバカではあるが、賞をとるだけあって良く描けている。
実際より若々しく描かれ、鼻もこんなに高いかなと、恥ずかしいかぎりである。
私の天職?である「おもちゃ修理」を題材に、じっと見つめる孫の表情も生き生きとしている。
閉会後は、ご褒美として那珂湊にある「お魚市場」の回転寿司で新鮮な寿司をみんなで食べた。
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宇宙ものの映画が好きなので、数年ぶりかで映画館(イオンシネマ下妻)に出掛けた。
お恥ずかしながら、3D映像の映画はまだ体験したことが無かったので、今回は3Dを選択。
円偏光方式の様だ。昔の赤/青メガネとは大違いである。
55歳以上割引チケットと3Dメガネを購入して「オデッセイ」(3D)を観る。
観客は私を含め3名しかいない。(以前、私一人だったこともあるが)なんか申し訳無い気持ちにもなってしまう。
日本語吹き替えだったので、なんか洋画の気がしなかったのが少し違和感があった。
この様な近未来の映画は3Dにぴったりで、自分が火星にいる様な臨場感がある。
次から次とアクシデントが起こり、それに一人(NASAのバックアップがあるが)で対応していく。
4年分?を2時間で映像化するので途中省略も気になるが、はらはらの展開である。
また、火星という行ったこともない(無人探査機でも画面は送られて来ているが)地を映像化するのもすごい。
この無人探査機「マーズ・パスファインダー」を利用するというのがミソで面白い。
静止画で円周上に置いた文字を送るのにアルファベットだけでも26文字必要なところ、ASCIIコード表を使って0~F(16進)で送るアイデアを思い付いたのも面白い。
つい、この間のことかなと思っていたら1997年着陸したんですね。予算削減のため、巨大エアバックを使って軟着陸させるという奇抜なアイデアには驚いたものだ。
昔観た「アポロ13号」を近未来版にした様なストーリー。
アメリカの宇宙開発力が目立つ(NASAのコマーシャルフィルム?)が、中国と協力して難局を乗り越えるというところが有り、これが現代でも出来ていれば良いのだが。
バックに流れる70年代ディスコヒット曲が当時聴いたことのあるもので、これも楽しかった。
生きているうちに、このSFが現実になるかも知れない。
他の、電源に問題が有りそうなRCS250が有ったので、以前のブログで紹介した、秋月の2出力DC-DCコンバータ 5V1A/12V3A KID-1205A[KID-1205Aを入手して交換して見た。
電源容量が大きいので意外と大きく、実装スペースに悩む。
コイル、ダイオード、パワートランジスタを取り外し、この部分に入れ込むことにする。
ユニバーサル基板に実装し、取り付け穴に樹脂製六角ボルト2個を固定し、これをメイン基板に接着して固定することにする。高さもぎりぎりなので、下側電解コンデンサを横にする。
リレーも念の為、ヤフオクで落札した同一品と交換した。
表面LEDの点灯/点滅パターンは、外部機器接続無しの場合では同じなので動作している様だ。
12V/5Vの電圧は問題無く(5Vは無負荷だと3V程度しか出ないという現象が有る:秋月のQ&Aにも書かれている)、出力雑音も確認したが十分に小さい。しかし入力雑音が高いので470uF/35Vに変更したところ低くなった。発振周波数は約100kHzになっている。
消費電流はオリジナルで0.1Aだったが0.12Aと少し増加する。
昨夜、下記メールが届いた。
プロバイダのメールブロックサービスで引っかかったので、添付ファイルは削除され、騙されることは無いが、皆さんご注意を。
多分、メールに添付されている委託運送状をクリックすると、何等かのウィルスに感染するものと思われる。
差出人のメールアドレスが、日本郵政では有り得ないので、すぐにわかるかと思いますが。
住所で検索すると、芝浦海岸通郵便局(しばうらかいがんどおりゆうびんきょく)になっている。
-----------------プロバイダからの通知------------------------
警告!以下のメールのウイルスを検出しました。
時刻:2016/02/14 22:05:36 (GMT)
From:kondrat89balka@rambler.ru
ファイル名:郵便局 - 日本郵政_お問い合わせ番号_92353703289から100通JP.zip
ウィルス名:PAK_Generic.001
------------------ Virus Warning Message (on the network)
郵便局 - 日本郵政_お問い合わせ番号_92353703289から100通JP.zip is removed from here because it contains a virus.
----------------メール内容----------------------------
拝啓
配達員が注文番号05521088669の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局 - 日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
郵便局 - 日本郵政:
〒093-3220
東京都港区芝浦4-13-23
6件の受付が有った。
当日は小島慶子さん(元TBSアナウンサー)が講師で「子育てはインタビュー」の講演が午後から行われるので、沢山の方がおもちゃ病院の前を通り見ていったのでPRになったのではないかと思う。
1.プラレール(電車)
動かないという症状で、分解するとモーターが回らず、ブラシの摩耗が原因だったが、秋月の互換(RE130)モーターに交換してOKとなった。また、ギアボックスが油でベットリになっていた。貰い物とのことで、前の持ち主がCRC5-56でも塗布した様だ。
2.にぎやかドライブ
ベルトが回らないという症状で、スイッチを入れるとモーターの回る音はするので分解してみるとモーターのピニオンギア(8T)が割れていたので交換しベルトは回る様になったが、2本平行にあるベルトのスピードが異なるので、再度分解してみたが、特に問題は無く、元々違っている様だ。
3.オウムのぬいぐるみ
話しかけるとオウム返しするというものだが、スイッチを入れても反応しないという症状。
電池接点の接触不良が原因で磨くとOKになった。
4.ブリキのロボット
中の線が切れているというのが分かってての依頼。断線部を半田付けしてOKとなった。
5.ラジコンカー
全然動作しないというもので、原因は電源のスライドスイッチが接触不良となっていたので使わない反対側に配線を移し替えて180度取付を変えて動作OKとなったが、前進時にスピンしてしまう。
タイヤのゴムが硬化してスリップしている様なので、ヘアーゴムを嵌めたところ改善された。
6.タカラ製 ナーフエリート メガ センチュリオン」機関銃(入院)
銃なので、おもちゃ病院とは非対応となるのだが、スポンジ状の安全な弾が使われているので修理することにした。
弾装填のレバーが動作しないという症状で、分解してみると、弾倉装填のレバー内部を起動する「歯車(左右各1個)」が、 歯が欠けており、これが原因と推定・判断しました。
特殊なギアで八田ドクターがメーカー「タカラトミー」に問い合わせましたが、部品は無いという回答でした。
再度、型取り君等でギアが再生出来ないか挑戦することにしました。
この他に対象外の依頼が有った。
【タダノ製ラジコンRCS-250】
遠く福島県亘理町から車を飛ばして来てくれたので、断る訳にもいかず引き受けることにした。
受信機で、時々動作しない時が有る(LEDが全点灯)という症状。
持ち帰って分解してみる。
問題無く動作しているのだが、やはりRCS-250特有?の電解コンデンサ液漏れが有り、全ての電解コンデンサを交換する。返却して動作確認してもらったら、問題無く動作する様になったとのこと。
【パソコン相談】
IE11のYahoo検索で、ツールバーの検索窓では正常に動作するが、Yahooホームページ上の検索窓だとフリーズしてしまうという症状で、いろいろ見るが分からない。MozillaFirefoxをインストールしてこれで使ってもらうことにする。
全体的に動作が遅い(メモリーは4GB有るので問題無し)というのでユーティリティのフリーソフトをインストールして改善させる。
昨年9月に発生した関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫、常総市では床上浸水で大きな被害となった。
先日、交流のあるタダノの代理店に別件で伺ったところ、水没した高所作業車から外した電子機器(5種類)があり、これの修理が可能かと打診され、取り敢えず見てみることにした。
そのままの状態で、中身を出した状態の写真
見てのとおり、泥が入り込んで固まっており、エアーだけでは、全然取れない状態。
高圧洗浄機で泥を吹き飛ばした後、エアーで水分を吹き飛ばした状態の写真
防湿用にウレタンコーティングしてあるのが多く、綺麗になったが、部品のリードが腐食して断線しているものが有り、仕様が分かり、入手可能な部品(フォトカプラ、酸化金属被膜抵抗、ポリスイッチ等)は手配したが、メーター基板だけはチップトランジスタが飛んでしまったりICのリードが腐食で無くなったりで修復不能と判断し、ユニットごと、そっくり手配・交換してもらうことにした。(その後、もう1台見つかり、中を見たらLEDの脱落があるものの交換で修理可能な様なので、これを修理することにする)
部品が届いたら、修復を試みるが、治るかどうかは、接続してみないと分からないところだ。
【メイン基板の修理】
部品(フォトカプラ、酸化金属被膜抵抗、ポリスイッチ等)が届いたので交換した。
フォトカプラ(TLP181)はズバリが無かったのでTLP185を使用した。
立て続けに同じ機種の修理依頼が有った。
同じRC-500でも送受信モジュールのメーカー違いによりFAとHAの2種類が有り、ユニックに確認してもらったところ、相互互換は無いとのことである。
時々、動作しない時があるという症状。このとき、LEDの点灯が少しおかしいとのこと。
送信機のみ送ってもらい、届いて確認したが、電波(429MHz帯)の強さも結構強く、各操作でも変調音が確認出来る。
確かに、LEDが一瞬消えて再度点灯する様な傾向はみられる。
分解してみると、U字状プレートのアンテナの片側が基板半田付け部で折れていたものの、こちら側は接続されておらず単なる固定だけなので、電波的には影響無さそうなのだが、部品リード線でジョイントして基板に固定する。
異常の様に原因が分からないので、受信機も送ってもらった。
送信機
受信機
対向で確認を行ったが、正常に動作する。
但し、電波の無い状態でも受信LEDが緑色で点滅したりする(正常に受信しているときは赤色点灯となる)ので、調べて行くと、GPS受信モジュールが影響している様だ。スペアナで見ても429MHz以外にもバラバラとスプリアスが発生している。この状態(GPSモジュールを近接)で送信機を操作すると問題無く受信出来ているので、影響にはならない様だ。
送り返して確認してもらったところ、今のところ問題無く動作しているとのことだった。
トランジスタ技術2016/2号は「GPS電子工作」特集で、購読してみた。
その中で、以前ブログで紹介したGPSモジュール(NEO-6M)が10kHzクロック出力に変更可能(0.25Hz~10kHz)であることが書かれていたので早速試してみた。
余談だが、この部屋は瓦屋根の2階なので、部屋の中央でも難無くGPSがMax10個も捕捉出来た。
モジュールメーカーが提供しているu-Centerというフリーソフトで、メニューのconfigで10kHz、デューティ比50%にしてsendすると書き換わりLEDが1秒点滅から連続(実際は10kHz点滅だが)に変化する。save configでEEPROMへ書き込まれる。
詳しい設定方法はトラ技を見てほしい。
出力波形を見ると、ちゃんと10kHzの矩形波が観測される。
10kHz以上も出るものかと試しに設定したら、安定度は分からないが3MHzまでは、安定した波形が見られた。
10MHzでは波形が乱れる。
1MHzに設定し、周波数カウンターで測定すると正確な値を示したので、規格外ではあるが1MHzでも使えそうだ。
10MHzまで使うにはaitendo製のNEO-7M-2P(1350円)が対応している様だ。
少し高価だが、アンテナ内蔵のu-blox GPSモジュール [GM-8013T](3980円)も対応している。
ウルトラ高感度U-Blox8を搭載しており、トラ技の記事によると、対応衛星システムが多く、起動直後から衛星捕捉までの時間が短いことで、ほぼ瞬時に受信を開始する様です。
確認出来たので、今後は、同号にあった「GPS+OCXO搭載!4×10MHz周波数リファレンス」を今後作って見ようかと、以前、ジャンク扱いで入手している10MHz-VC-DOCXOが使われている装置を引っ張り出して確認してみた。
この10kHzを基準にして、位相比較を行いVC-DOCXOを制御して周波数を補正する仕組みで、ロジックICとデスクリートの部品のみで構成されているので、実現出来そうだ。
まあ、補正しなくても、元々安定している様でGPSで校正した周波数カウンターで測定してもぴったり10MHzを示す。
表面のポテンショメータで微調整が出来、電圧を測定すると0~6Vまで変化させており、記事にあったものと電圧範囲は一緒で使えそうだ。
完成したら、現在使用している各種測定器のクロックをこの外部クロックに切り替えることにより、正確な周波数に合わせることが出来る。