トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

先日の電圧・電流計で実験用電源製作

2017-03-31 15:25:46 | 測定器

 先日のブログで「20A DCデジタル多機能パワーメータエネルギーモニタモジュール電圧計電流計6.5V〜100V」が改造により、出力0Vから表示出来ることが確認出来たので降圧/昇圧CONVと組み合わせて、実験用可変電源装置を作ることにした。
使用したのはaitendoのDC/DC昇降圧モジュール [DSN6000AUD]だが、banggood.comでは10個セットで2126円 なので、今回はこれを注文した。
ケースはダイソーでアクリル製を数種類購入した。
電圧可変はaitendoの多回転精密ポテンショメータ [WXD3-13-2W] 10kΩ(200円)を使用し微調整し易い様にする。電源モジュール内の多回転半固定抵抗を取り外し、このランドと配線接続する。
アクリルケースは本体側の底面を表面パネルとすることで穴あけ加工する。
タケノコドリルを使うことで、割れやすいアクリルでも問題なく大きい穴を開けられる。

気を良くして、さらに小型の電源を作ることにした。
こういうギリギリのスペースに3D実装するのが好きだ。
使用するモジュールとポテンショメータは同じである。
電圧/電流計はbanggoodで購入した「DC-DCステップダウンパワー・サプライ可変モジュール(ハウジングケース付きLCDディスプレイ付)」のメーター回路のみ使用。というのは、今回のモジュールを使って電圧UP/DOWNボタンで電圧可変出来ないものか実験したのだが、うまく動作しなかったので、そのメーターのみ使うことにしたものだ。
やはり電圧が6V未満になると表示およびバックライトがフリッカーする。

2台の電圧可変範囲を確認したら、違いが結構大きい。GND側分圧抵抗の偏差か、ポテンショメータ抵抗範囲偏差が大きいのかもしれない。

大型:1.25V~48.13V
(ICの出力電圧最大定格は60Vだが、スイッチングダイオードSS34は40Vと低いのでこれ以上は危険だ)

小型:0.91V~24.8V

2A以上で制限が掛かる様だ。

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Robyラジコンの追調査

2017-03-31 10:45:57 | おもちゃ病院

 先日のブログで修理内容を報告したが、原因がクロック周波数ズレの様だったのでヤフオクで安価に落札して確認することにした。
ついでに、今回のダイソーRCカー、CCP製RCカーとの送受信機互換性を調べてみた。
この調査でRobyちゃんにも2CHと4CHのバージョンが存在することが分かった。
(写真の様にボタンの表示も、もちろん異なっている)
2CHタイプはヤフオクで落札したもの。4CHタイプは修理依頼品。
2CHタイプの送信機を分解すると、前後スイッチ間、左右スイッチ間がジャンパーされていたので、これを切り離して、基板のパターン表示(R,B)にそれぞれ接続してみたが4CHタイプの受信機(Robyちゃん)は動作しなかったので受信側でも違いがあるのかもしれない。
2CHタイプは前後ボタン(ボタンの表示は前後でない)で前のみ、左右ボタン(ボタンの表示は左右でない)で左のみ動作することが説明書に記載されている。


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YASHICA ELECTRO35-GSN動作確認

2017-03-31 10:23:17 | カメラ

 県西生涯学習センターの受付案内をされている方から、母親の形見で古いカメラがあるのだが動作するか確認してもらえないかとの依頼があり、見てみることにした。
フィルムカメラで、私は初めてみるものであり、電子化初期の結構高価なものだったのだろう。
フィルムカウンターが途中になっており、巻き上げクランクにも負荷があるので、まだフィルムが入ったままになっているので巻き上げて取り出した。
裏蓋もスムーズに開かないのでロックレバー部をグリスアップしたところ改善された。

電池を見てみるとHM4Nという銀電池が使われていたが出力電圧がほぼ0Vだった。
この電池は既に製造中止になっており、使うにはLR44/SR44×4個のアダプターを使う必要がありそうだ。
取り敢えず動作確認するため、LR44を4個直列接続し、スペーサーには電解コンデンサのアルミケース部分を使用し熱収縮チューブで固定した。

径は合わないが、取り敢えず電池ボックス内に収めて、絞りを変化させてシャッターを半押しすると、上部のLEDが点滅(SLOW:オレンジ色、OVER:赤色)するので動作はOKの様だ。

正式なアダプターを注文した。
【4/2:アダプタ自作】
届いたアダプタを見て、間違っていたことに気づいた。4LR44だったので寸法がまるで違う。
ネットで検索したら「メンターム薬用スティック」を使ったアダプタが出ていたので、早速自作することにした。
確かに、スティックをカメラの電池部に入れるとぴったりの径だ。
HM4Nの寸法に合わせて切断し底部をくり抜く。
長さが合わないので、延長電極が必要となる。
来れには電解コンデンサのケースを使うことにする。
スティックの内径に合うコンデンサを見つけてアルミケースだけにする。さらに、この中に入る、ひと回り小さい電解コンデンサをやはりアルミケースだけにして、この中に反対方向に入れる。これをスティックに入れると完成。我ながら良いアイデアだ。
カメラも問題無く動作している様だ。

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ダイソー600円ラジコンカーを試してみる

2017-03-31 10:21:24 | ラジコン

 今日は、ダイソーで購入したいのがあったので出掛けた。
まさか、ラジコンカーは無いだろうと、おもちゃ売り場を眺めていたら、なんと600円(税抜き)で販売されていたので、早速購入した。
先日購入したCCP製ラジコンカーより一回り大きい。安いだけあって、モールドが薄い感じがする。
前進でヘッドライトが点灯する。CCP製よりスピードは大分速い。
お互いの送受信機で操作してみると、全く互換性がある。
早速分解してみる。
周波数は27MHz帯です。箱裏に記載されており、ハンディ受信機でも確認しました。
CCP製は水晶発振の関係で27.145MHzぴったりでしたが、ダイソー製は自励式の関係からか27.300MHzになっていました。発振コイルのコアを調整してみると、27.145MHz~30.100MHzまで可変しました。
早速分解してみる。
送信機は8P-DIPのICが使われておりTX2 M163と表示されている。単三×2本で動作。
受信機は16P-DIPのICでTXN製8D420と表示がある。単三×3本で動作。

安価なので、どうしても治らないラジコンカーについて、送受信ユニットを置き換えるという治療も可能かもしれない。

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DCデジタル多機能メータモジュールをDC6.5V以下で動作改造

2017-03-29 11:39:17 | 測定器

 banggood.comで「20A DCデジタル多機能パワーメータエネルギーモニタモジュール電圧計電流計6.5V〜100V」が安価で使えそうなので購入した。
PZEM-031

作動電圧 DC 6.5V〜100V
測定電圧 DC 6.5V〜100V
測定電流 0-20A
定格出力 2000W
表示 LCD
表示形式 電力 0.0-999.9W (<1KW)
1000-2000w(>1KW)
エネルギー 0-999Wh(<10KWh)
10-9999KWh(>10KWh)
電圧 6.50-99.99V
電流 0.00-20.00A

オリジナルでは、DC6.5Vからしか動作しない様なので出力電圧がそれ以下では表示出来ないことになる。
超小型7seg電圧計は測定電圧と動作用電圧を分離出来る様になっているので、これも出来る様になっていないかと分解してみた。
だが、どこにも切り離しランドや抵抗は見つからない。
回路電圧は3.3Vの三端子レギュレータを使っているが、入力(放熱用ベタランド)からのパターンは見つからない。どうやらIC下のベタと裏面パターンがスルーホールで接続されている様だが、裏面はLCDが付いており見えない。
三端子レギュレータを外すことにした。外すと端のほうにスルーホールが有った(ICで隠れているが)。
取り敢えず外した状態で2電源(被測定/回路用)を印加してみると、問題無く動作するので、手持ちのTA78033Fを使うことにした。ピンアサインが異なるので、パターンに合わせて半田付けする。

被測定/回路用の電源供給を分ける必要があるのでDCIN+とLOAD+の接続パターンをカット。内部回路にはDCIN+側が接続されているので、LOAD+と三端子レギュレータのINを接続する。

但し、6V未満の電圧になると画面とバックライトがフリッカーする。

今回の改造では、回路用電源から直接三端子レギュレーターに供給しており、これの定格(20V)以上の電圧を加えると壊れてしまうので、自己責任で対応お願いします。

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タダノラジコンRCS-M01修理

2017-03-28 17:45:24 | ラジコン

 高圧洗浄機をかけたら動作しなくなったので、見てもらえないかとのことでした。
受信機の蓋を外してみたが浸水は見られない。
電源DC24Vを印加してもLED表示無し。出力電圧を測定しても+12V、+5V共にほとんど0Vである。
この機種は電源部が不良になっているケースが多い。
外部電源より+12Vと+5Vを印加するが12V側はショートに近く電流が流れる。
パターンを切ったり部品を外したりして絞っていくが見つからない。
パワーMOS-FETも1個割れている。

最後に電解コンデンサを外してみたらパターンが液漏れで腐食しており、この関係でショート状態になっていた。

この状態で、表面LEDの状態表示は単体時の表示と同じになったので、取り敢えず動作している様だ。

まずは、使用されている電解コンデンサを全て交換する。
電源部はICが壊れている様なので、以前改造したように、市販の電源モジュールに置き換えることにした。
実装スペースがギリギリなので、大型電解コンデンサを横にして、その上に電源モジュールをシリコーン接着剤で固定した。
次回、同様な電源故障の場合には、これより小形の電源モジュール(+12V、+5V別々の2台)を使うことにする。

IDのロータリーDIP-SW設定は、銘板表記の並びと同一になっている。

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筑波山も雪景色

2017-03-27 17:34:47 | 日記・エッセイ・コラム

 栃木県那須町のスキー場付近で起きた雪崩事故で、巻き込まれた高校生ら8人が亡くなるという痛ましい事故が発生したが、その日、地元の筑波山では7合目あたりから上が雪景色となった。今回は隣の加波山も降った。
夕方ようやく日が出て、夕日に綺麗に雪景色が見えたので車を停めて撮影した。
平地で降れば雪景色になることは時々あるが、今日は雨模様で雪は降らなかった。
標高877mのそれほど高い山ではないが、気温が違うんだなと感じた。

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ユニックRC-30R-3送信機修理

2017-03-23 15:26:32 | ラジコン
依頼内容
 以前に送信機が動かなくなりヤフオクで同型、の送信機を買って、中の送信部分の部品を取り換えて最初は作動していたのですが、また作動しなくなりました。
2年くらいそのままでしたが今回、元自動車整備をしていてある程度のことは治せるということで、見てもらったところ送信機の断線・内部腐食等があり、とのことで送信機の方は電源も入り、ほかの電源部分もクレ-ン本体に接続されている部分も、すべて電源をチェックして全てが問題ないということでした。あとは受信機の基板ではないかと言われました。
見てもらうまでは受信機の電源も入らなかったのですが、電源は入るようになりました。

調査内容
 送られて来たので見てみた。
元の組み合わせに戻してあり、正規品は電源が入らない。
一方、ヤフオク品は電源が入りっぱなしになっており、電池が消耗(各1V程度)していた。
正規品を見ると、基板に電圧が掛かっていない。
コネクタのコンタクト3本(0V,6V,SWコモン)が腐食しており、接触不良を起こしていた。
3本は別コネクタに移し替えたりしてもダメ。コモン線がコンタクトから抜けてしまったので直付けすると動作する様になった。

ヤフオク品のケースに正規品の送信ユニットを接続(スイッチ部接続コネクタのピン数が「フック格納」分1ピン多いので、ハウジングを削ってある)すると、受信機がちゃんと反応するのだが、「縮」のLEDが点きっぱなしになる時がある。スイッチの抵抗測定すると、完全ショートではなく数10kΩの抵抗はある。

線を外すと、ちゃんとOFFになるので、どうやらスイッチがリークしている様だ。
特殊なスイッチで、メーカー標準シリーズには無さそうなので正規品から外して交換したところ正常になった。

受信機は送信機のスイッチの操作とアクセルレバー全て正常に反応するので問題無さそうだ。
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多機能回路部品LCD表示チェッカー

2017-03-20 21:48:48 | 測定器

 banggoodで購入した「DANIU™ LCR-TC1 3.5inch Colorful Display Multi-functional TFT Backlight Transistor Tester for Diode Triode Capacitor Resistor Transistor LCR ESR NPN PNP MOSFET」が便利だ。
端子を意識せずZIFソケットに差し込むと自動的に認識してカラーLCDに表示してくれる。

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LCDディスプレイ付DC-DCステップダウンパワー・サプライが便利

2017-03-20 21:01:06 | スイッチ

 banggoodで購入した「DC-DCステップダウンパワー・サプライ可変モジュール(ハウジングケース付きLCDディスプレイ付)」JPY686円が安価で便利だ。
アクリルのケースが付いて、LCDには電圧と電流が表示され、電圧は左右の+-ボタンで0.04Vステップで可変する。
小型なのに最大出力電流が2Aと大きい。ICにはMP2307が使われている。
DC6Vのモーターを駆動させてみたが、問題無く動作した。

DCジャックを側面に接着してACアダプタが簡単に接続出来る様にした。

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業務用ラジコンRC-30-R、RCS-250修理

2017-03-15 15:53:09 | ラジコン

 メールにて修理依頼の問い合わせがあったので対応することにした。
●ユニック製RC-30-R送信機
電源が入らなくなったという症状
調べると、問題無く動作する様だ。しかし電池ボックスの蓋ヒンジ部が折れて無くなっているので、この関係で接触不良を起こしている可能性がある。
どうやって押さえるかアイデアを絞り出す。
思いついたのは、元々のナットの穴を加工して押さえの構造物を回して押さえるというものだ。
押さえに使ったのはACアダプタのプラグである。
これに貫通穴を開けて、ナット部にも貫通穴を開けて、なべ小ねじで固定することにした。

●タダノ製RCS-250送信機
ある操作だけ出来ないというもので、本人も気が付いているが、スイッチレバーがグラグラしているという症状
分解してみると、やはりスイッチレバー部が壊れていたので、互換性のある入手可能なスイッチに交換。見ると、もう1個もぐらつきがあるので交換した。
ついでに、この機種で殆ど劣化が見られる電解コンデンサも、セラコン及び新品電解コンデンサに交換した。
これで、正常に電波が出ることを確認した。また、接続コネクタ部の配線が切れやすいのでシリコン系接着剤で固定した。

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東日本大震災七回忌で仙台に

2017-03-12 20:09:57 | 日記・エッセイ・コラム

 義兄(姉の旦那様)が東日本大震災の津波で亡くなっているので、毎年墓参りに、仙台に行って、姉とその子供たちと会っている。
【お墓の椅子】
昨年の墓参りで、甥っ子姪っ子から、お隣のお墓を見て、お墓に何か椅子があればゆっくり出来るのにねという話があり、実現することにした。
私の住んでいるところは日本三大・石の産地(真壁町)が隣町で、昨年業務用ラジコンを修理してあげた方がその石屋さんにお勤めということで、特別にお願いして、安価に2個製作してもらった。
無垢の石だと、とても重くて移動も出来ないので、脚?の部分は板を4面合わせて接着固定としてもらった。
上の腰かける部分のみ磨きを掛けてある。

今回は車(昨年買い換えたエブリィ)なので、問題無く運搬出来る。
東京組は新幹線の那須塩原駅で待ち合わせて、この車で仙台に向かった。
3/11の朝、お墓に向かい設置する。
寸法を測ったわけでは無いがぴったりと収まった。

座面は間にゴム板(1.5mm)を四隅に敷き接着固定する。石屋さんで、接着剤やら、混ぜ合わせるヒラや板を全部用意してくれた。
これで、お酒好きの義兄も、天国にいるお友達と座って飲み交わしているかもしれない。
【茨城土産】
姪っ子からのリクエストで納豆入りのお菓子が食べたいというので、下妻道の駅に出発前日に出掛けた。
あれこれ迷ったが、全種類買っていってもそれほど高く無いので、全て購入した。

【東日本大震災仙台市追悼式】
今年は若林区文化センターで執り行われた。
政府主催の追悼式が中継で映し出され、その後、仙台市長等の追悼の辞があり、合唱、献花が行われた。
途中の大学の梅が青空に映えて美しかった。

【炊飯器の修理】
ついでだというので、姪っ子が日立製IH炊飯器(二合炊き)を持ってきた。
電源が全然入らなくなったという症状。
確かに、電源を差し込んでボタンを押しても、表示もしないので分解してみる。(ホテルの自室で遅くまで奮闘)
特におかしいところは無さそうで、この状態で電源を入れたら、動作して表示が点いたが時刻設定が出来ない。
また、中釜を忘れたというので炊飯確認は出来ず翌日持って来てもらった。
いざ入れてスイッチをいれると最初の様にまるで表示しなくなっていたので振り出しに戻ってしまった。
もう1度分解してみて、せいぜい出来るのはコネクタに接点復活剤をスプレーする位(工具、測定器類は持参)だが、これで動作する様になった。
釜に水を入れてやると、ちゃんと沸いてくれた。
また、動作しなくなる可能性大だが、その後、ちゃんとご飯が炊けたとのこと。再発が心配なところではあるが。

【お食事】
3/12のお昼は奥松島の松庵で懐石ランチをいただく。
亡くなった義兄が生前から親しくしている旅館である。

その帰り松島のおさかな市場に立ち寄り、焼き牡蠣をいただく。
海の幸をトッピングして、新鮮な魚介定食が楽しめる。
日曜日だった関係か、観光客が沢山訪れていた。

仙台駅で新幹線組を見送る。
前回は工事中だったがエスパルのプロムナードが完成し、雰囲気が最高である。

新幹線を見送って、地元組のみんなと、まだ食べていなかった牛タン定食を食べて帰ることにした。
「利久」だが、駅中のお店はすごい行列が出来ているので、いつも行く西口本店に行ってみると、殆ど待たずに座れた。
甥っ子の幼馴染みが、今回は店長になっていた。
極4枚定食が最高だ。

おなかも満腹になりスタミナが付けられたのでみんなに見送られて仙台を出発する。家に着いたのが夜中の1時だった。

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県西おもちゃ病院(2017/03)

2017-03-11 16:03:46 | おもちゃ病院

 私は、仙台での東日本大震災仙台市追悼式および墓参りのため休みとなり、病院は八田、吉本ドクターに対応していただいた。
受付:11件(先月品:1件含む)
対応状況
1、怪獣(一部部分:事前連絡品)のおもちゃ
・音が出無い→電池~の配線(基板側)で断線:完了
2、蒸気機関車(大)
・駆動軸(ゼンマイ)の軸受け異常
分解が出来ない-----→車輪カバーが接着されているので、割れるのを覚悟の上で外す(やはり割れてしまった)。
車輪の軸受け部がガタガタになっており、接着でも固定出来ないので、樹脂製六角ボルトで中継することにした。
六角ボルトのM3穴をシャフトより少し小さいドリルで開けて圧入する。
車輪側は六角ボルトと同一のドリルでキリモミして差し込む。そしてクイックボンドで接着補強する。

3、蒸気機関車(小)
・片側の駆動輪との連結棒が折れ→吉本さん持参
4、トーマス(大)
・音が出無い→音源の専用ICの不良
修理不可と判断したが、IC周りを見てみるとパターンが断線している様に見えるので、パターンのレジストを剥がして半田補強したら音が出る様になった。

5、プラレール(トーマス緑)ので
・機関車と石炭貨車(電池収納)間のリード断線→再配線:完了
6、プラレール(機関車名不明)
・動いたり・停止したりする→ギヤボックスを分解し接点部を曲げて、接触が良くなる様にして動作。
ギヤボックスを左右に倒すと動いたり・停止したりする(モータ音が違う):未完了
7、4WDラジコン
・前輪の片側車軸折れ→これもガタガタになっているので、シャフトをこれより太いM3ねじに交換して車輪のボスにねじ込んで、クイックボンドで接着固定した。

8、立体駐車場
・回転タワー(螺旋状)の回転時の異音/停止する:ギアボックス部を分解してクリスアップする。

9、変身の剣
・音が出無い→スピーカ不良:交換:完了
10、ロバのラジコン
・リモコンから動作しない:送信器は変調電波がちゃのんがと出ているが、受信機が動作していない。
送信器はDIP製のTX-2Cが使われているが、受信側はCOBのICが使われており、クロック調整らしい抵抗の両端を観測してもクロック信号が出ていない。フルブリッジ回路は動作している様だ。
単51本の1.5Vで動作させているのが珍しい。
修理不能ということで処理する。
参考までに、DIPタイプのTX-2CとRX-2Cはイーエレで、まだ在庫がある様だ。

【3/20追調査で動作】
まだ、諦め切れないので、CCP製市販小型ラジコンカーを購入して確認することにした。

ロバラジコン送信器を操作すると、ラジコンカーが正常動作するので、信号フォーマットは互換がある様だ。
分解してみると、送信器には8A977,受信器には8A978が使われており、データーシートをTX-2C/RX-2Cと比較するとほぼ同一でセカンドソースの様だ。
まだわからないので、受信器の電源電圧を最大定格の5Vまで可変してやると、動作する電圧がある。
クロックが出ていないと書いたが、再度調べるとR8(測定では160kΩ)にクロックが観測される。
電圧により、かなり周波数が変化する。
だが、受信器内に可変抵抗を入れるスペースは難しいので、送信器側の抵抗R5(180kΩ)を500kΩ多回転トリムポットに交換して可変してみると、動作するところがあり、この時の抵抗値は122kΩだった。
それでも、距離を離すとモーターが断続動作となるので、モーターケースを0Vに落としてやったら収まった。
モーターノイズを受信入力が拾う様だ。

11、トーマス回転ジオラマ(先月品)
・動作しない→電池2本(1本電圧低下)正常品で正常動作:完了
【3/25:パソコン相談室でも3件依頼あり】
全てプラレール
1.トーマス機関車
音が出ないというもので、分解すると、これはモーターが無くメロディ専用車の様だ。
電源用スライドスイッチが腐食しており接触不良になっており、手持ち品を使うことにしたがレバーの長さが短いので製品のとレバーのみ交換した。
スピーカーΦ29mmも断線で同一品に交換して正常に動作。
車軸にカムがあり、車輪を回すとこれに触っているレバーが上下に作動し、これに付いたマグネットでリードスイッチをON/OFFさせ走行音を出すという面白い仕掛けがある。
2.新幹線
動作しないというもので、マイナス電極からギアボックス接点にはめ込んでいる部分がガタガタで接触不良になっていたので、曲げて接触を良くして動作した。プラレールの車両によっては、この部分が半田付けされているのもある。
3.客車
動作しないというものだが、ギアボックスのグリスアップで動作する様になった。

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ポケットオシロキットを試してみる

2017-03-08 15:17:33 | 測定器

 先輩おもちゃドクターから、ポケットデジタルオシロスコープキット「DSOシェル(DSO150)DIYキット」情報をいただき、安価で現地調査に使え面白そうなのでBanggood.comから購入した。この時点での価格は2775円だった。
中国の通販サイトだが、日本語表示と日本円に切り替えると、不自由しない。支払いはクレジットカード決済とした。
1週間程度で届いた。

キットといっても、チップ部品は全て実装済み(処理部はほぼ完成済み)なので、デスクリート部品だけ実装することになる。
簡単そうだが、抵抗値の種類が多く、バラで入っているので、LCRメーターで測定しながら実装する。
1時間程度で完成。

電源は外付け(カタログでは006Pの9V)で、標準径のDCジャック供給になっているので18650リチウムイオン充電池×2個を直列にして供給することにした。
ところがレンジの左回転(ロータリーエンコーダー)が効かない。調べると基板の反対側に間違えて取り付けしていた。
アンリツのテストオシレーターから100kHzの正弦波を入力して測定。インピーダンスは600Ω

これを入替えて正常に左右回転共に動作する様になったが、0.2Vと20Vレンジが波形表示されず、20mV・2Vレンジでは実際のレベルと異なっていた(その各下のレンジと同じ値になる)。
抵抗の実装間違いが無いか確認したが合っているので、IC周りの半田補強等を実施したが変わらず、原因がわからないのでもう1台注文して確認しようと思っている。

レンジ  発振器レベル  DIV(フルで8DIV)  P-P電圧   表示
20V                          表示しない
10V    -2dBm        フル    80V   間違った表示
5V     +15dBm       6DIV    30V    
2V     +4dBm          フル    16V    間違った表示
1V     +4dBm       フル    8V
0.5V    -2dBm       フル    4V
0.2V                          表示しない
0.1V   -41dBm       フル    0.8V    間違った表示
50mV       -21dBm       フル    0.4V     
20mV       -35dBm       フル    0.16V   間違った表示
10mV       -35dBm       フル    0.08V    
5mV         -41dBm       フル    0.04V

電源だが、入力電圧が変動すると、オフセットが動いてしまい、その都度、オフセットを0にする操作が必要となり、また電圧が低下するとトリガーが安定しなくなる様なので、昇圧型のDC/DC-CONVを間に入れて安定化させた。


【3/20調査】
回路図は添付されているので、アッテネーター部分を見るとアナログスイッチのHC4051が使われている。
8-Channel Analog Multiplexer/DemultiplexerでControl Inputs-ABCの状態で8CHの切り替えを行っているので、入力レンジによるABCの状態を確認したら、A(sel0)がHighになるところがありません。

あるべきレンジの時Highにしてやると正常レンジになりましたのでとりあえず外部スイッチを付けました。

sel0はCPUのところから既に信号が出ていないので、ソフトのバグかもしれません。
sel3は前段のHC4053を制御しており、これで更に1/10にしている様です。(0.5V以上のレンジ)

【3/28:追加購入品で調査】
原因調査用に、追加購入したのが届いたので、取り敢えずメインボードのみ組み立てて、差し替えて確認した。
すると全てのレンジが問題無く動作した。
どうやらメインボードに不具合があることが確認出来た。
起動画面に表示される数字が違っていた。プログラムが変更になっているかもしれない。
不具合品
FW:113-15001-054
LIB:15003-041
正常動作品
FW:113-15001-055
LIB:15003-045

また、DCジャックの基板への半田付けがどちらも見られない。

ラジオペンチさんが「操作インプレ編」で分かりやすく解説しています。

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AC100V発生回路実験

2017-03-07 16:13:19 | 電子工作

 時々従弟の手伝いをしている消防設備点検で、パッケージ型消火栓の表示灯が消えているところがあり、調べるとDC24Vはちゃんと供給されており、LEDランプは表示から100V用が使われている。
従弟に確認すると100V用をDC24Vに使っても、暗くはなるがちゃんと点灯するはずだという。
消えているところのLEDを点灯しているところに入れ替えると、ちゃんと点灯する。
その場はLEDの劣化具合と供給電圧差による微妙なところで点灯しないだろうと判断し、後日DC/AC兼用24VLEDに交換し問題は解決したが、気になったので調べてみた。
同型のLEDが有ったので、電圧を印可してみると、DCでは逆極性の場合、点灯しなくなる。
極性が合っていれば12Vから点灯しだす。赤色LEDが6個直列接続であることから頷ける。
メーカーのカタログを確認するとAC用しか無い様なので、メーカーに念のため聞いてみたら、内部回路は整流ダイオード+LED×6個直列+制限抵抗となっているので、DCの場合極性が違っていると点かないということだった。
どうやら現地での極性が消火栓によって異なっていたようで、では、なぜ前回は問題なかったというと、受信機を交換しており、それにより供給がACからDCに変わった為の様だ。

ということで、お遊びでチェック用の簡易AC100V発生回路を作ることにした。
SNS仲間にアイデアをいただいた。
74AC14を使い、INV-1個は発振(矩形波)に使い、INV-1個は反転回路、INV-6個は各並列接続しBTL接続として、これの出力に100円充電器のACトランスを逆に使用。
トランス1個では50V程度しか出ないので2個を入力は並列、出力は直列とすることで100Vは出る様になったが、負荷によりドロップする。
実は74AC14が無く74HC14で代用した関係の様だ。

秋月で1個10円と安価なので注文した。届いたらまた実験してみる。
【74AC14が届いたので交換】
トランス1個では無負荷100Vにしたとき、負荷時(10mA)70V。一次側では無負荷4.6V、負荷時(10mA)?。
トランス2個では無負荷200Vにしたとき、負荷時(10mA)95V。一次側では無負荷4.6V、負荷時(10mA)3.3V。
発振周波数は200Hzが一番効率が良く、55Hzでは二次側で5V程度低くなります。

【正弦波による発生器】
正弦波の発振回路を実験してみたかったので、ついでに製作。
OP-AMPによるウィーンブリッジ発振回路(正弦波)を組み(出力制限にがダイオードを利用。
発振回路の帰還抵抗調整はシビアである。オシロで波形を見ながら行うのだが、ちょうど綺麗な正弦波になったところから更に動かすと発振が止まってしまう。
これをパワーアンプIC(NJM2073D)でBTL接続により増幅する。
トランスは前述と同じ接続にしないとやはり100V出ない。
これも負荷に10mA流すと60Vまで下がってしまう。パワーアンプの最大出力をオーバーしてしまう関係の様だ。

【デジタルアンプPAM8403を出力に】
秋月から購入したアンプユニットが有ったので、矩形波による実験をしてみた。
トランス1個では無負荷100Vにしたとき、負荷時(10mA)75V。但し波形歪が増加します。
トランス2個では無負荷160Vにしたとき、負荷時(10mA)100V。無負荷100Vにしたとき、負荷時(10mA)65V。波形の歪は少なくなります。
電流は無負荷70mAにしたとき、負荷時(10mA)140mAでした。
やはり、NJM2073Dよりはパワーが有りました。

出力電圧がモニター出来る様にブリッジ整流回路、分圧回路、小型デジタル電圧計で正式に基板に組んでみました。

コメント
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