手伝い先の事務所で不要となったカラーテレビドアホンを頂いたので、自宅のインターホンと交換することにした。
パナソニック製(VL-SV187HC)で購入当時(2010年)は1万円弱だったとのこと。
実は、自宅インターホンはアマチュア無線のアンプ・アイが影響して、色々と対策を試みたのだが原因が分からず、通話機能を外してあり、チャイムしか機能しない。
現状のインターホンは、新築時に入れたNTTホームテレホンに接続(モジュラージャック)されているので、配線を探さなければならない。
玄関子機は、同じ2線式なので、そのまま接続替えするだけで、新たな配線を引く必要は無く、極性も無い。
親機側で接続調査のため、予め線間抵抗を測定しておく。約40kΩだった。
枠は合わないので、枠ごと交換する。隙間が有り、また壁塗りが剥がれてきているので、水中ボンドを充填する。
このボンドは2液?(粘土状)性で混ぜ合わせるのだが、そのままでは固いので水を混ぜながらこねると混ざり合う。
充填後も指に水を付けながら伸ばすと表面が滑らかになる。
モニター親機の接続端子を探し(テスターで線間が40kΩのところ)接続する。ちょうど良いケーブルが無かったので、手持ちの同軸線約3mを使用する。
電源を入れると、チャイムは鳴るが、画面が反転し雑音も多いので、子機を直接ケーブル接続して調査。すると、ちゃんと表示されるので、機器の問題では無い。
離れたところの壁内にある配線中継部を見てみると、以前、アンプ・アイ対策にと入れたコモンモードコイルが入っていた(すっかり忘れていた)ので、外して直結すると、問題なく映る様になった。
(このコイルにより、映像信号帯域が減衰していたのが原因だ)
カメラの角度は裏側のレバーで調整出来るので。玄関に正対した時に真ん中になる様に調整する。
平行2線ケーブル(100mまでOK)で、映像も問題なく伝送するのに感心する。
県西生涯学習センターに於いて、「県西理科実験工作指導者養成講座」が全5回の予定で実施することになり、11/29(土)の講座についてアシスタントの要請が有り、おもちゃ病院のメンバー4名(吉本、仁平、小島、田中)が参加した。
定員は16名となっていたが、結果的には5名となったので、マンツーマンの指導となった。
講師は筑波大学応用理工学類の小林准教授で、製作テーマは「スピーカーラジオ」でした。
回路図を見せてもらうとワンチップAMラジオIC LMF501Tを増幅・検波に使用し、これを2SC1815とサンスイ製アウトプットトランスでスピーカーを鳴らすという構成で、アンテナはケースに巻いたループコイルとポリバリコンで同調している。
現物を試聴したが、アンテナのQが高い関係で、ストレート検波ではあるが選択度は良好の様だ。
ボリュームと2SC1815のB(ベース)間にカップリングコンデンサが入っていないので、ボリュームの位置でバイアスが変わってしまうのではと指摘したのだが、予算が減らされてコンデンサ1個でも減らしたいので、実験の上削除しても問題無いのでとのことだったが、コンデンサの1円を減らすより、アウトプットトランスレス回路にしたのが、もっとコストダウン(トランスが500円以上する)になるのではと私は考えるのだが。
この講座は、製作そのものをマスターするのでは無く、製作の手順を指導する手法を指導するというもので、私たちとしては、いつもと勝手が違う。
昔懐かしい「ラグ端子」を使って、ブロック毎(高周波増幅・検波/スピーカーアンプ)に順に作っていくという方法になっている。
指導方法の指導ということで、今回は「高周波増幅・検波」だけで約2時間をかけて完成させるという、私としては、見ていてじれったくなる作業だが、仕方が無い。
半田付けは、前回までの講座で、皆さんうまく出来た。
配線を確認して、講師が製作したラジオのブロックとミノムシクリップコードで差し替えて動作確認する。
皆さん間違えは無く、無事動作した。
次回はケースの加工となる様だ。
生徒さんの、今後の活躍で、電子工作好きの少年少女が増えることを期待したい。
以前修理してあげた方から、また修理の依頼があった。
「セーラームーン・ムーンミラクルオルゴール」というもので、オルゴール(手巻きゼンマイ)は正常に鳴るが、ライトが点灯しないという症状で、電池の液漏れが有る様だとのことだった。
届いて見ると、電池のマイナス接点(バネ状)に緑青が見られる。
また、電池は新品を入れたとのことだったが、1個は劣化していて+-が逆の電圧を示した。
おそらく、電球の点灯が見えないくらいの電流(後述の接触不良により)が、蓋を開けた状態で流れっぱなしになり、消耗したのではと思われる。
手持ちの電池に交換してみたが、やはり点灯しないので分解することに。
ON/OFFの構造は簡単で、電池の-接点の端子に、上下レバーに付いた真鍮版が接触するというもので、どちらも腐食していた。
磨くと、麦球が点灯する様になったが、接触が不安定で、また腐食してくると問題なので、手持ちのスイッチを押す構造を考えて見た。電池接点はaitendo製に交換した。
レバー付きマイクロスイッチが丁度合うので、端子を曲げて電池ボックス裏に接着、動作タイミングはレバーを微調整して合わせる。
これで、安定して点灯する様になった。
麦球の回りにはモザイク状の反射鏡があり、オルゴールの回転をスパーギアで伝えて回している。表から見ると、これが綺麗に見える。
あとで調べると、同様なものがヤフオクにて23000円で出品されていた。プレミアムな製品の様だ。
以前、業務用ラジコンの修理をしてあげた沖縄の方から、今度はアマチュア無線用リニアアンプについて修理依頼の相談があった。
TOKYO HY-POWER製2m/70cmPOWER AMPLIFIER MODEL HL-726D
説明書が無いので、トランシーバーと接続するコネクタを私なりにチェックしてみた(間違いが有るかも知れませんが)。
送信出力は問題無く出るが、受信が減衰する(受信アンプ内蔵だが)という症状。
事前にネット検索すると、リレーの不良が原因が多い様なので、リレーを購入することにした。
電源入力コネクタ近くに有るのが144MHz帯受信アンプ、それより中央寄りが430MHz帯受信アンプである。使用されているICかトランジスタ(4本足)は表示からでは仕様不明。Bfと読める。
しかし、オリジナルのUM-1-富士通製はすでに製造中止になっており、ピンコンパチを探すと、「オムロン製高周波リレー G6Z-1PE-A(50Ω用)DC12V ¥510+消費税」がサトー電気に有ったので、注文して入手した。この他にはパナソニック製REシリーズが有る。
ここで疑問は、UM-1の測定系インピーダンスが75Ωなのに対し、アマチュア無線で使用されるこの周波数の機器やアンテナのインピーダンスは50Ω系である。そこで、今回のリレーは50Ω系を選択。
在庫が7個しかなかった(アンプには8個使用)ので、受信部と思われる6個を交換することにした。
しかし、スルーホールでベタアースに半田付けしてあるので、吸い取りが出来ない。壊すしか無いので、本体をバラバラにして、リード線だけにして抜く様にした。
交換したものの、改善されない。そこで、DS-2V-M-DC12V-松下をピンコンパチの941H-2C-12Dに交換したところ、430MHz帯は改善されたが、144MHz帯が不安定(良くなったり・悪くなったり)だ。
同軸線のアンプ側に信号を入れると増幅するが、リレー側に入れると増幅しないので、交換してみると、これで良くなった。外した同軸線をテスターで当たったが特に断線は見られなかった。
信号の送りはSGを使い、変調度5%のFM波。受信確認にはトリオ製TS-770(2m/70cm-2バンド)を持って来て確認した。
144MHz帯では入力-100dBmでSメーター2が7程度に増幅。
430MHz帯では入力-100dBmでSメーター3が6.5程度に増幅。
組立時、ケース兼放熱板にオリジナルでは放熱コンパウンドを使用していたが、放熱シートを使用した。
そのままでは、位置合わせが難しい(裏に手が入らない)ので、予め、半導体で圧縮されない縁を接着仮止めした。
県西生涯学習センター経由で、翔洋学園高校古河校(古河駅前ビル4F)から、「手作りラジオ製作」の指導依頼があった。
教材は、先のフェスタでも行ったaitendo製「DSPラジオonブレッドボード(V2B)」を使用。(会費1200円)
オリジナルはAM/FMの切り替えをジャンパー線で行っているが、面倒なのでスライドスイッチ切替として、事前に配線と本体への接着作業を行った。
イヤホンジャックの一部足切断(他回路とショートするので)、ボリュームの足曲げ、半固定抵抗の種類変更、AM受信インダクタの変更(220uH⇒470uH)を行った。
16名参加の申し込みだったが、当日(11/25)は9名の参加だった。(女性のが多かった)
こちらからは私と吉本先生、小島先生が参加。1:30~3:00
まずは、製作済みのラジオにアンプ(これもキット)とスピーカーを接続してデモをする。
音の良さに驚いていた。4Fにあるせいか、心配していた電界強度も問題無く、各局が受信出来た。
新旧ラジオの比較等を紹介して、製作資料を配布して、製作開始。
BSプレミアム11/18で、秋田発地域ドラマ「ザ・ラスト・ショット」が放映されたが、冒頭に、我が故郷「能代市」の母校「秋田県立能代工業高校」(ドラマでは能代実業になっているが)の体育館や生徒たちが映し出された。
能代駅のホームに有るバスケットリングも映った。「バスケの街・能代」
(市内の公園には、どこにもバスケットリングとボールが置いてある)
シャッター街の通りで、シャッターにバスケ関係の絵が描かれた場面も映されたが、もう少しで我が家が映るところだった。
入学したのは昭和41年だったが、すでにバスケ部は強く、全国優勝が当たり前であった。
入学当時は身長が高い(173cm)方だったので、早速入部を勧められたが、なにせ、運動音痴だったので、断り「電気クラブ」に入部したのが、現在に至っている。
ジョージア超しみわたるキャンペーンのなかで、「その場でもらえる缶型スピーカー」を孫が当たったというのでプレゼントしてくれた。
早速、電子工作サークルで分解してみた。
大きさの割には、いい音がすると感じていたが、想像以上の大きなマグネット(スピーカー口径と同じ位)のスピーカーが使われていた。
電源は単四電池2本である。
アンプ部は小さな基板に実装されており、ICはSOP-8タイプで、8002の表示が有るので検索してみると、どうやらaitendoで入手出来るCSC8002の様だ。
BTL構成の2~5.5Vで動作、4Ω負荷だと2.5W出力と大きい。
暇が出来たので、買い貯めたKIT部品の中からDSPラジオを作ることにした。
最強版!DSPラジオキット[AKIT-6959]の基板単体DSPラジオ基板 [P-6959]だと販売価格: 395円(税別)と安いので、ICのみ(DSPラジオ [DSP6959])入手すれば、手持ちの部品で組み立てられる。
SOPの半田付けは慣れて来たので、問題無く出来た。
今回は、ICリードを纏めてブリッジした状態で一体に半田付け後、吸い取り器で余分な半田を吸い取り、リード先端部を修正することで、ある程度綺麗に出来た。
バーアンテナも持っているが、前回の確認で470uHのラジアルインダクタでも差が殆ど無かったので、これを使用した。
FM受信用アンテナコネクタはF型を半田付けした。
この時にaitendoのはんだフラックス [FLX25]を使うと、コネクタ本体に簡単に半田付け出来た。
aitendo製に有りがちな(失礼!)パターンミスは無く、一発で動作した。
バンドの表示とHP上の表示が違っていて、受信周波数範囲が分からないので、範囲周波数を
シグナルジェネレータで測定してみた。
バンド カタログ値 測定値
FM1 87-108MHz 88-107MHz
FM3 70-93MHz 70.9-91.9MHz
TV1 56.25-91.75MHz 58-90.1MHz
TV2 174.75-222.25MHz 測定器用意出来ず未確認
MW 522-1620kHz 570-1548kHz
SW2 3.2-4.1MHz 3.24-4.05MHz
SW3 4.7-5.6MHz 4.74-5.55MHz
SW4 5.7-6.4MHz 5.73-6.36MHz
SW5 6.8-7.6MHz 6.83-7.55MHz
SW6 9.2-10MHz 9.23-9.96MHz
SW7 11.4-12.2MHz 11.44-12.16MHz
SW8 13.5-14.3MHz 13.54-14.26MHz
SW9 15-15.9MHz 15.04-15.85MHz
SW10 17.4-17.9MHz 17.42-17.87MHz
SW11 18.9-19.7MHz 18.94-19.66MHz
SW12 21.4-21.9MHz 21.42-21.87MHz
カタログ値より高低共に少し狭くなっていた。
現物でも、受信周波数が一目で分かる様にラベルを貼りつけした。
動作は、しているのだが、音声出力アンプのゲインを設定するピン(K1,K2)を変えても変化無しである。
今回、aitendo製極小電圧表示器 [VM3D-30V-036]青(GE3361AB)¥269(税別)【赤色は¥199(税別)】と
秋月製超小型2線式LEDデジタル電圧計(パネルメータ)3桁表示 DC3~15V(赤色)オートレンジ¥250(税込)を同時期に入手したので、比較を行って見た。
外形的には、秋月製が一回り小型になっている。秋月は電圧表示調整が可能。
測定端子と電源端子の切り離しはaitendo製の場合半田接続部を開放することで可能だが、
秋月製は部品の外しが必要の様だ。(部品に同梱されている参考資料に詳しく書いてある)
入力電圧に対する表示誤差を確認した。
入力(V) aitendo 秋月 秋月
未調整 調整
2.5V 点灯せず 2.48 2.50(秋月製は2.5V以上で表示する)
4.5V 4.56 4.46 4.49(aitendo製は青色LEDなので4.12V以上で暗いが表示する。赤色だと電圧は低くなると思われる)
5.0V 5.08 4.96 4.99
9.9V 9.96 9.86 9.90
10V 10.0 9.96 10.0
15V 15.0 14.9 15.0
20V 20.0 19.9 20.0
25V 25.0 24.9 25.0
30V 30.0 29.8 30.0
33V 33.0 --- ---(秋月製は30V以上で表示が---となる)
aitendo製は入力が33Vを超えても、33V表示のままで変わらない)
ja7jqjさんから、分解能の違いについて指摘があり、再調査したところ
aitendoの初期の製品は10mVの分解能なのに対し、今回のは40mVでした。
秋月のは、今回のも10mVでした。微調整も可能。
またaitendo製は33V以上で表示が変化しないので、過電圧で壊す恐れが有ります。
以上から、価格差を考慮しても秋月のが良さそうですね。
午前中は依頼者ゼロ、こういうケースは良くある。
予想通り?午後は、依頼者が来た。全部で6件有った。
1.今回はプラレール関係のギア破損が多かった。
ピニオン割れで交換。スパーギアのピニオン側破損で交換(市販の部品とピッタリ一致)。
タイヤ、連結器も合わせて交換。
2.乗用の車(幼児用)
ハンドル固定の長ねじとナット紛失という症状だが、同じ様なねじが無いので、ロックタイを2本使用して各半周させてロックすることで固定した。
3.トーマス・プラレール:転車台が回らない/戻らないという症状
機構的にはなかなか面白い。
転車台にブルトーザーが進むと、後輪の回転が台のローラーに伝わり、この回転で転車台を回すというもの。
なかなか手強くて、入院で修理することにした。
戻りが悪いのは、内部の引っ張りバネを短くすることで、戻る様になるが、そうすると、ブルトーザーとローラーがスリップする。
スリップを改善する為に、ローラーを現在使用されているプラスチック製からゴム製(網戸の押えゴムの太いタイプがピッタリ)に交換する。
シャフトとのガタが有るので接着固定する。ブルトーザー側もタイヤとホイールがスリップするので接着する。
それでも、転車台が回転しきらず、回転したとしても、戻らないという微妙な問題が有る。
良く見ると、転車台のシャフトにガタが有り、これにより、内部のギア噛み合わせがきつくなって回りにくくなっている様だ。
そこで、転車台の本体側当たりの部分にマイラーシートを両面テープで貼り付けて、水平に回る様にしたところ、スムーズに回り、また戻る様になった。
先日は、リモコン通信アプリを紹介したが、音声を送受信(トランシーバー)出来るアプリ(App_Audio)が提供されているので
ハードを1セット(2台)製作することにした。
ブレッドボードで検討してみたが、OP-AMP周辺部品が多く、標準基板に収まらないので、ユニバーサル基板に
することに。
PasSで実装配置・配線する。
参考回路ではOP-AMPに低電圧動作(+2V~)のNJM13404を使用しているが、手持ちが無いので
NJU7032D(+3V~)を使用した。
NJM13404は秋月で販売されているので、注文中です。届いたら交換して確認してみます。
最初、全然動作せす、Twe-Liteの電源接続ミスだったが直しても、音声出力が小さく、おかしいので、
調べたら、原因は簡単でPhone出力の抵抗が入力に入っていた為で、、これを直すと正常に音声が出て来た。
Codec typeはデフォルトのAD-PCMとした。これによりサンプル周波数最大8kHzまで伝送出来る。
マイクの関係もあるが、音質は良いとは言えない。雑音も入る。
モールス通信モードにすると、PTTのスイッチ操作で、モールス信号を送れる。
室内では20m程度までは届く。限界までは音声が変わらないが、限界を超えるとプッツリ切れる。
屋外については、明日のおもちゃ病院で確認する予定である。
【11/8 おもちゃ病院にて】
県西生涯学習センターのグランドで到達距離を確認したところ100m以上は届いた。
100m先の車の陰に隠れると、通信が切れてしまう。
NHK総合で11/3:午後7:30~午後7:55(25分) 「にっぽん紀行「男たちの居場所~秋田 井川町~」
が秋田県生まれ壇蜜さんのナレーションで始まった。
今回は、その土地の自然を紹介するのでは無く、私も好きだった模型作りの仲間が集まって、世代を超えた
コミュニケーションが生まれるというストーリーだった。
井川町は、私の実家である能代市から南下し、秋田市との約中間点になる。八郎潟調整池の東になる。
私も中学校時代には、プラモデル製作にはまり、年中、向かいの模型屋さんに入りびたりだったことを
思い出す。当時はミニ四駆では無く、スロットレーシング(モーターを巻き直したり)が盛んな時代だった。
その成果が実ってか、日模(ニチモ)主催のプラモデルコンクールで一位になったことがある。(証拠は無いが)
お蔭で、学校の成績はがた落ちで、親には怒られたものだが。
そうした経験が、今の趣味やボランティアの元になっているのだろう。
出ていた中学生(私と同じ田中君)の姿とかぶるところが有ったが、しっかりした子で、将来は農業をしたいと、
今時では珍しく、信念を持った子だと感じた。
秋田県は過疎が進み(私の就職の頃は「金の卵」世代で、都会には、いくらでも仕事が有り、引っ張りだこだったが
やはり県内企業は少なく、親も出稼ぎが多かったが)出ていた大人たちも、そういった経験者だったりして。
それでも、模型という楽しみで、みんなが集まり、そこに自然とコミュニケーションが生まれる。
来年1月には帰省する用事があるので、時間が有れば行って(カーハント秋田)お話をしてみたいと思う。
写真は、今も実家に置いてある、中学三年生の頃製作した、帆船のプラモデル(60cm長)である。
先日のブログで、TWE-Lite DIPを使用した送受信機を紹介したが、もう1セット製作しようと、書き込むことにした。
書込み器は秋月より購入したTWE-Lite R(トワイ・ライター)だが、丸ピンソケットだと、TWE-Lite DIPに添付されている□0.5mmピンヘッダだと
丸ピンソケットに対して、きついので、ライターのソケットは□0.65mm用の分割ロングピンソケット 1x42を使用している。
□0.5mmピンヘッダ用のソケットヘッダで低いのが無いので、高さスペースの少ない筐体に実装するために丸ピンのヘッダとソケットを使用するのだが
そうすると、今度はライター側がガタが有り接触が不完全となる。
この為、ライター側にZIFコネクターを使用することにし、その変換用にaitendoの長足ICソケット(14P) [ICS-3MIL16.5L-14PG]を使用する。
このままでは足が長すぎるので、ソケットにピッタリ収まる長さに切断。また幅も異なる(300MILl/600MIL)ので真ん中より切断したものを4個使用して
アダプタにすると、丁度良く接続出来た。
これにより、□0.5mmピンやφ0.5mmピンでも対応し、着脱も容易になる。
最初から、ライターにコネクターが付いていない状態であれば、丸ピンヘッダ(又は600MIL-28P-DIPソケット2段にしてZIFソケットを乗せれば
特殊ソケットを使わないで、もっと、スマートに出来ると思う。
孫が所属しているバスケ・クラブで使用しているMolten「SHOT CLOCK」(ショットクロック)BBSC BXPだが、リセット・スタートボタンが
時々反応しなくなるというので、修理依頼があった。
動作させてみたが、動作は問題無かった。
念の為、取り敢えずスイッチが交換可能であれば、交換しようということで、分解してみた。
使用していたのが、下の写真で、一般のタクトスイッチに四角いボタンが付いており、基板からの寸法が9.5mm程度有った。
高さが一番近い、手持ちのLTM1-01-フジソク(サトー電気で特価10円)を使うことにするが基板からの高さが9mmと低いので、
基板より浮かして半田付けし、実際にボタンシートを
押しながら、微調整する。
1個だけの交換でも良いのだが、念の為、全てのスイッチ9個を交換した。また、マイコン部電源に、念の為パスコンを最短で入れた。
電源は24V出力のスイッチング電源が使われていた。
これを、基板上の三端子レギュレーターで5Vに安定化し、各回路に供給している。
裏側のDSUBコネクタは外部表示器用で2組有る。
お返ししたところ、従来より押した感じが良くなったとお礼の返事が有った。
先日のブログで紹介したブレッドボードによるTWE-Lite DIP送受信モジュールで、動作が確認出来たので、正式に製作してみました。
(UNIC FRG401の置き換え)
【受信機】
あとあと下取り対応することを考え、オリジナルの基板は改造せず、ユニバーサル基板を同じ外形に切断して、それに、
回路を組み込むことにしました。これにより、オリジナルのプラスチックケースに組み込み可能となる。(左写真は並べたもの)
接続のコネクタ (TE Connectivity 178307-2)はRSコンポーネンツから入手。ピンのピッチが3.81mmなので、1個置きは2.54ピッチの
ランド間になるので、ドリルで穴加工する。ガイド無しではズレが出るので、切り端の基板を穴あけし、それを1.27mmずらして行う。
電源はオリジナルに合わせ、秋月の24V/5VのDC/DC-CONVモジュールを使用する。同じ様にバリスタ、インダクタ、逆接防止ダイオード、
ヒューズを入れる。何故か、フューズやダイオードはGND側に入っている。
これで、リレーユニットを動作させる。更に3.3V出力の三端子レギュレータでTWEモジュールとインバータ(74HC540)に供給する。
マッチ棒アンテナは直角に曲げ(本来はマッチング上良くないが)、元のアンテナコネクタ穴から頭を出す。
(シリーズでは、外部アンテナ用モジュールも有る)
動作表示窓だけは、合わないですが、視線をずらすと確認は出来ます。(4CH個別表示)
【送信機】
操作スイッチをどうしようか考えていましたが、手元にあった使っていないLED照明器具のリモコンが良さそうなので使うことにしました。
明るさと色調のキーが、オリジナルのキーに対応しています。その他のキーは接続無しです。
(キー配列を変えるには受信機側で簡単に入れ替え出来ます。)
送信モジュールは別箱(単三×2本用電池ボックスのケースのみ使用)に入れまして操作部とは接着固定。
電源は、操作した時だけ消費する為、スイッチ不要なのですが、念のためトグルスイッチを付けました。
電池はリモコン用のCR2032ボタン電池を流用しています。
防水性に難があるかもしれませんので、その際にはラップでも巻いてもらうことにしました。
到達距離は20m以上でしたが、車内に設置した場合は確認してもらう必要があります。
【11/5】
依頼者に届き、動作確認してもらったところ、ウインチ巻き下げだけが動作しないというので、トラブルシュートの手順を写真に
書いてテスターで見てもらう。
どうやら、リレーまでは4CH共に正常に動作している様だが、動作したときの出力端子電圧を見てもらうと、CH3,CH4のどちらを
操作しても、CH3,CH4の出力が同時に出るというので、導通を見てもらうと、出力でショートしている様だ。
送る前の写真を拡大(下図)してみると、右端とその隣の黄色い配線の被覆元のランドが半田ブリッジしている様に見えたので、
カットしてもらうと、正常に動作したとのこと。
送る前の動作確認は各CH毎で、該当CH以外は調べていなかったのがミスであった。今後、注意しなくては!