私が一番最初に修理を受けたラジコン装置で、これで10台以上になるだろうか。
「農業に使用しているスライドローダーのリモコンが動かなくて困っています。ネットで検索したらトラブルシューターさんを知りました。
送信機を押すと赤いランプはつきますが、本体からの出力がないように思われます。メーカーは花見台(ユニックのOEM)です。
修理していただければと思い連絡しました。よろしくお願いいたします。」
という依頼内容で、送ってもらって診断する。
送信機の電波をモニター(珍しい49MHz帯)してみると正常に変調音が変化するが、受信機のリレーが動作していない様だ。
(電源LEDは入力電源DC24Vから点灯させているので電源をONすると点灯する)
テスターでチェックすると、各ICの電源電圧が0Vである。
辿っていくと、三端子レギュレータ(12V出力の78L12)の出力が出ておらず、これに外部電源から加えるとちゃんと動作するので、レギュレーターが不良になっている様だ。
12V用が無かったのでDC/DC-CONVに交換し出力を12Vに設定。
ロジックICは更に5Vで動作させている様だが、発生元は見つけられなかった。
電解コンデンサ2個を新品に交換した。
電子工作マニアには必携?のアナログテスターだが、この前に使っていた三和製を壊してしまったので安価なカスタム アナログテスタ CX02を購入して使用していた。
使い方が荒い?ので、内蔵フューズを何回か溶断させており、同じ容量の0.5A手持ちが無いので2Aを使っていた(絶対に大きい容量には変えないこと)。
今回はDC電源モジュールの故障調査でダイオードが壊れていないか、両端を抵抗レンジ×10で当てたバチッと音がして表示値がおかしくなった。
電源は切っていたが大容量コンデンサにまだ溜まっていた様だ。初期的なミスだが。
裏蓋を外してみるとヒューズ溶断していたが、交換しても値は変わらないので、各抵抗値を別のデジタルテスターで調べてみた。
110Ω×2本が並列接続されているところが無限大の抵抗値になっているので焼損(外観に変化は無いが)した様だ。
110Ω抵抗の手持ちが無いので56Ωの抵抗に交換した。抵抗測定すると、ほぼ合っている様だ。
正確な値は必要としないので、誤差が有っても私的には問題無し。
今後は被害が大きくならない様に0.5Aのミゼットヒューズを注文した。
先日のブログで充電器修理を紹介したが、少し使っていたら、またエラーが表示され充電出来なくなったというので引き取って調べると、交換したFETがまた破裂していた。
どうも、実負荷で動作させないとわからないが、バッテリーは巨大になるので、疑似的に負荷(充電器の容量が13A)になるものを作ることにした。
メタルクラッド抵抗(5Ω/50W)が手持ちにあったので、これを負荷にするが、放熱フィンを付けないとその電力は満足しない。
デスクトップPCのジャンクが沢山あり、これのCPU空冷用のフィンとファンを使うことにした。
メタルクラッド抵抗の取り付け穴に合わせてフィンにM3のタップを切る。
放熱用シリコングリスを塗布して取り付ける。
ファンはDC12V用なので12V出力のACアダプタを使用。
電圧/電流計は安価なデジタル表示品が20Aまで使えるので採用。
今後は、半導体(FET)を使った電子負荷装置を作ってみようと思う。
以前にも紹介したが、スマホやタブレットで電波をモニターしたい場合に使っていたアプリには無料のSDR Touch - Live offline radioが有るのだが、スペクトラムが見れるのは起動時の1回のみなので有料のSDR Touch Keyを使っていた。
今回、同様な機能があり無料というSDRoidというのがリリースされたので使ってみた。
ドングルにはDVB-T & RTL-SDR Realtek RTL2832Uを使用しているので、予めドライバーRTL2832U driverのインストールが必要になる。
パソコンでも無料のソフトが各種出ているのだが、パソコンによってデバイスドライバーがBluetoothと競合する様で、所有のノートPC3台中1台しか出来ていない。
これに対しスマホ2台とタブレット1台は、問題無くすんなり使用出来た。但し、ドングルの消費電力が大きいのでバッテリー残量に注意が必要です。
おもちゃ病院でのラジコン電波モニターに活躍している。
23MHzから1.8GHz位が受信可能の様だ。
生涯学習センター職員の方から、パソコントラブルの相談があった。
Windows7で、ログオンしようと、自分のアイコンをクリックすると
User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。 ユーザー プロファイルを読み込めません。
というエラー表示が出て、OKボタンをクリックするが、それの繰り返しで起動しない。
もう1つのお子さんのアイコンは正常に起動する。
復元を試みるが、ソフトのエラーになるので指示通りCHKDSK-Rをするが変わらない。
safe-modeでは起動するので、これで再起動してレジストリエディタを開く。
(F8を連打するとmode選択メニューが出る)
同じ現象についてネット検索すると、レジストリを書き換えることが、危険性はあるが簡単に出来るということが書かれていたので、方法が書かれているMicrosoft サポートの内容をやってみた。
Windowsにしては?詳しく書かれていたので、結果的には同じ操作を行い解決した。
"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される
レジストリエディタの設定を間違えると起動出来なくなるという危険性が大きいので上級者向けである。
いいイヤホンに出会ったことが無かったのでヘッドホン派なのだが、アウトドアでは不便で、イヤホンを使わざるを得ないのだが、現在使用しているスマホGalaxy S8のイヤホンジャック部が片音出なくなり付属イヤホンが使えないのでJBL製BluetoothワイヤレスカナルイヤホンT110BTを購入した。(Bluetoothでは、問題無くLR出る)
ところが、どうも低音の迫力が出ない。
試しに、Bluetooth受信器にGalaxy S8の純正イヤホン(SAMSUNG吸収合併したAKG製)AKGチューニングマイク付高音質イヤホン(ハイレゾ対応) を接続すると迫力ある重低音が聞こえる。
イヤーピースを取り換えてみたりすると改善されるので、セット品を購入して試すことにした。
NewBee イヤーピース 交換用 イヤホンパッド 低反発 遮音性 イヤホンキャップ 12個入り 2色
比較した中ではJBLの純正であるシリコン製のLサイズが良かった。
同じ材質でも、形状の差で結構変わるのが実感出来た。(オレンジ芯がJBL製)
低反発素材フォームチップは耳へのなじみが良く遮音性が良いのだが音質的には少し迫力が少ない感じがする。
それでも、Galaxy S8のイヤホンに比べるとやはり迫力に欠ける。
カナルタイプは耳道に対して、ぴったり合っていないと低音が極端に変わるので、イヤホン自体の曲がりも重要だ。
このイヤホンだがAmazonで
SAMSUNG EO-IG955 Earphones Tuned by AKG / Galaxy ギャラクシー S8 / S8+ イヤホン [並行輸入品] (Titanium Gray) バルクパッケージ
1251円と安すぎる価格で売られているが、レビューを見ると、どうやらまがい物の様なので気を付けたほうが良い。
コンパクトなBluetooth受信器を購入してAKG製イヤホンで楽しみたいと思います。
家には飼っている猫が一匹いるが、勝手にサッシを開けて外出?するので、夜間閉め忘れると、開いた戸の隙間から野良猫(目撃し追い回したこともある)が入り込み、テーブルに置いてあった食糧を食い散らかすということが複数回あったので、得意?な電子工作で撃退出来ないものかとアイデアをひねって製作してみた(効果については未確認なので自己満足だが)。
手持ちの電池式人感センサーライトの点灯信号を取り出して、犬の鳴き声の入ったaitendoのメロディキット[K-ZK12HLD]を起動するというものだ。単体のICを使えば安価に出来るが、今回は手抜きである。
LEDは電源+から制限抵抗でアノードに、カソードは制御トランジスタのコレクタに接続されているので、電源(単三×3本)の+とコレクターから配線を出す。ICは3~4.5Vで動作するので問題無い。
十二支の鳴き声が出せる内、犬だけで良いのだが、3×4マトリクスで、単純にL/Hで制御出来ないので、犬のタクトスイッチ部をスライドスイッチで短絡させておき、電源の入り切りで動作させることにした。
このICはワンショットで1フレーズ流れるので、ライトが点灯している時間(調整は無し)より短い時間で終わってしまうが我慢しよう。
知り合いの修理屋さんから充電器の修理依頼があった。
2016/9に修理したものと同じだった。
ALMが点灯し出力が出ないという症状である。
前回は腐食がひどく、多くの部品を交換した結果、動作したが、今回のは、それほどでは無かった。
カバーを外すと装置下側の基板に土の付着と錆びが見られる。(防水構造で無いので)
今回は簡単に原因が判明し動作した。
一次側のスイッチング用P-MOS-N-FET(2SK2837)を2個、プッシュプルで使われている様で、外してトランジスターチェッカーで確認すると、1個が不良になっていた。
水没中に電源を入れたことでリークして壊れたことが考えられる。
前回と同じく手持ちの同等品2SK2372に2個共交換すると動作した。半田の腐食しているランドも全て修正した。
FETはaitendoのWFW20N50も使えそうだ。
無負荷では30V位で、手持ちのバッテリー(6V×4個シリーズ接続)を負荷に接続してみたが、定格の15A近く流れ、問題無く充電している様だ。異常な発熱も無い。出力のON/OFFはカバー裏のパワーリレーで制御している。
バッテリー接続用コネクタ(赤/黒線)の他に、白/黒線(先端はギボシ)が出ているが無電圧のブレーク接点で、正常時はオープンとなっている。
電源は充電用の高電流回路と制御用の2系統ある様だ。(充電部が動作しなくても、ALM等の表示は出るので)
100円ショップでスマホ充電器を探したのだが見つからず、地元に1年ほど前にオープンしたジェーソン(マツモトキヨシの後)に行ってみた。
目的の充電器はそれほど安く無かったのだが、ブレーカー付きサイドタップが69円(外税)で、また電波時計内蔵タイマー付きワイドFM/AMラジオが999円と安価だったので購入。
ラジオはステレオで電池駆動も出来、ACアダプタも付属している。
ACアダプタ式のラジオはAMで電源雑音を拾いやすいのだが、これは特に問題が無い。AUX入力ジャックもある。
欲をいうと、アンテナがロッド式では無くビニール線なので、自由に動かせない点が残念である。
あと、真っ暗な部屋を想定しているため、液晶表示(ブルーバック)が日中では見えにくい。
この様に、時々行ってみると掘り出し物がある。