昨年で退職した会社から、担当していた機器の新規受注が有ったので設計をお願い出来ないかと相談が有った。(代りの設計者はおらず、こうなることは予想はしていて、受注拒否してもらえば良かったのだが)
言われた工程ではとても対応出来ないということで、2/末まで設計完了で了承してもらった。
集中して設計が出来る様、生涯学習センターのボランティア室をお借りして対応することにした。
AUTO-CADが使えて持ち運びが出来るのはネットブック(ASUSTek Eee PC 901)しか無いが、画面が8.9インチと小さくCADには使いにくいので、20インチの液晶ディスプレーも持参する。
ついでなので、マルチディスプレーの設定として使う。
ネットブック画面が小さいので、せいぜいエクスプローラー位にしか使えないが。
操作していると、今度は操作しているネットブックキーボードとCADの表示画面がずれるので操作しにくい。
そこで、ワイヤレスキーボードを購入することにして「価格com」で人気商品を検索。マウスは現状の有線式でも支障無いのだが、Logcoolの製品を確認すると、同じ受信機(2.4GHz帯Unifyingレシーバー)でマウスもワイヤレスで出来る製品Logicool Wireless Combo MK270 ¥2,742が有ったので価格調査したが
LOGICOOL ワイヤレスマウス Unifying対応レシーバー採用 M325 ¥1,164
LOGICOOL ワイヤレスキーボード Unifying対応レシーバー採用 K270 ¥1,345
を個別で購入したのが安い(定価ではコンボ品が安いが)ので、これを注文した。
届いたので、早速接続する。
レシーバー1個でキーボードとマウスが簡単に認識出来ると思ったが、片方しか認識しないのでレシーバーを2個USBに挿入したら両方認識して、快適に操作出来る様になった。
後で説明書を読むとUnifyingソフトをダウンロードしてインストールすることで最大6台まで接続出来ることが判り、これも実行したところ、1個のレシーバーで双方が認識出来る様になった。
最大10mは届く様で用途から考えれば十分過ぎる。実際、部屋中のどこからでも反応した。
1個余るので、これは自宅でメインに使用しているデスクトップに挿し込んで利用することにした。
レシーバーは、それぞれの機器にポケットが有るので、無くす心配が無さそうだ。
電池も、キーボードは24ヶ月、マウスは18ヶ月使える様だ。
形状も良くて、ホイールもスムーズなので快適に使えるのだが、CAD設計をやっているとマウスの微妙な動きが要求されるので、腱鞘炎になりそうになる。
茨城県県西生涯学習センターでは毎年、活発なボランティア活動を行っているグループを訪ね交流をはかる研修会を行っている。
毎年、平日なので、いままで1回しか参加したことが無かったが、今年度は「東京国立博物館」ということで、また、おもちゃドクターの年輩組?も皆さん都合が良く参加したいということで3名で参加した。私にとっては初めて行く場所で楽しみである。
総勢29名で、バス1台でセンターを7:30出発。
10時前に予定通り上野公園に到着。
切符売り場で待っている間に雪がちらほらと降って来た(茨城では雪では無く雨だったそうだ)。
大講堂で活動についての講演があった。
一般のボランティア団体と違うのは、全国からの希望者が多いので、最長3年で交代とのことである。
講演が終わって特別展「円空」を見て回った。
生涯で12万体の仏像を彫ったという円空、そのうち展示は約100点とのこと。
通常は丸太を削った仏像が多いのだが円空のは縦に1/4に割って彫っているのが多いという。数多く彫ったということで荒削りな素朴な仏像が多いのが印象的だった。(写真は売店の販売品です)
次に一般展示を回ることにしたが、入口でスマートホンとタッチパッドによる案内無料貸し出しが有るというのが判り、1時間コースで案内に沿って回る。
ただ、展示物を見て回るのと異なり、動画による説明もあるので、からくり(ネズミが動くかんざし。フレキシブルな龍の置物等)のある展示物は興味深く見れた。
1時近くなってしまったが、次の目的地(午後は自由行動)である「東京国立科学博物館」に向かう。
最近ロシアに落下した隕石が注目されていることから、隕石を中心に見たかったものだ。
実物大の大きなシロナガスクジラのモニュメントには圧倒される。
SLのD51を見ながら入場する。
昔は現「日本館」の建物(上から見ると飛行機の形をしている)だけだったが、改修に当たり建設した「地球館」の2棟に分かれている。
入口に案内の手書き看板が。1時間コースで隕石他をボランティアの方が案内してくれるという。これはいいと、ボランティアの方に聞くと、もう14年やられているベテランの方で、元々は工学系ということで気が合い、おもちゃ病院の名刺を渡してお話しをする。
スタート時間になり、集まったのは皆さん60~70代と思われる方が7名。さすがに全て知っており説明がうまい。
リクエストに応えてくれて、隕石や、これだけは見たのが良いという展示物を1時間という時間内で説明してくれた。建物も国の威信をかけて造り上げたもので天井の装飾が当時をしのぶ。壁面の大理石には化石が含まれており、これも見逃すところだが、説明してくれた。
面白かったのは
1.各地の隕石、展示で最大のは中国に落下したもの。隕石展示は一か所だけでは無く、何か所かに分かれて展示されている。
2.地震発生個所が3D(深さも見れる)、全国の地震波形がリアルに表示
3.月の石(山と海)
4.フーコーの振り子(地球が回転していることが実感出来る)
5.忠犬「ハチ公」と南極犬「ジロ」の本物の剥製
帰りには、孫への土産として売店で「隕石観察セット」945円を購入。まるまるの隕石(直径5cm程度)も40~50万円で販売されていた。
帰りのバス車内ではカラオケが始まり、リクエストされたので数曲歌ってしまった。
また、じっくりと時間を見つけて行きたいと思う。
私は機械系CADにAutoCAD-LT2010及び互換性の有るフリーソフトDraftSightV1R3.1を使用しているが、親戚の事務所で使用しているCADソフトはJw_cad Version 7.11と互換性があるというHO_CAD Paoを使用していた。
Jw-cadは建築用として定評が有り使用されている方も多いと聞きインストールしてみたが、操作画面が、見慣れたAutoCADとは全然違うので、これは、マスターするのに時間が掛かるなと思い、使い慣れたAutoCAD形式(DXF)にファイル変換して活用出来ないものか調査してみた。
HO_CADやJw-cadではDXF形式による保存が出来る様になっている。
HO_CAD形式から変換すると、図形はちゃんと表示されるのだが、文字は、ちゃんと表示されない。
HO_CAD形式はJw-cadで開けるので、開いてみると、文字化けも起こさず図面も問題無く表示、印刷してみると線太さがちゃんと表示されHO_CADより見やすい(HO_CADの設定が不完全なのかも知れないが)。
そこで、Jw-cadからDXF形式に保存すると、これは文字が化けることなく表示された(但し、大きさが大きくなるので修正が必要となる)。
【変換フリーツール】
2016/04/18
上記方法で変換出来ないJWCファイルが有ったので、ファイル変換ソフトを検索したら「JWX」というのが見つかり、試してみたら、簡単に変換出来た。
JWWファイルは一旦Jw_cadでJWCファイルに変換することで、これをDXFに変換可能となる。
今日は、近藤さんが大作を持って久々に参加した。
PICでのプログラムで表示するLEDキューブだ。
8個×8個×8個=512個を使用している。
プログラムを含め、3か月以上を要したとのことで、もう作りたくないというのが本音の様だ。
基板をエッチングで製作出来れば簡単になるのだが。LEDの接続も半田鏝先が入らないので、広げながら作業するのが大変だったとのこと。
デモしてもらったが、苦労して製作した力作だけに、LEDの変化が面白く楽しめる。
YouTube: LED-キューブ(PIC)
以前のブログで述べたが、東京タワーの電波と八郷中継所(茨城県)の電波を合成すると、東京MXからの電波とNHK総合(水戸)の電波が同じCH(CH20)であることから影響してどちらも映らなくなりダメだったので、現在まで八郷中継所の電波のみ受信していた。
途中の邪魔(東京タワーからの電波)になるビルの工事が進んで(2月から映らなく予定)減衰しているのでは無いかと、再度確認してみた。
その結果は下表の通りで、上記の影響も無く、双方の受信が可能となった。
NHK総合については東京と水戸の両方が見られる様にCH設定しようとしたが、片方が表示されないのでREGZAについて相談センターに電話確認してみた。
「再スキャン」を行い、「現在の設定に追加する」を指定することで、両方がスキャン結果に追加されるので、あとは「手動設定」で空きチャンネルに割り当ててOKとなった。
同じ放送局について設定された送信局を確認すると、まちまちであるという結果になった。
これは、東京タワーの妨害となるビルが、まだ、未完成で、それほど影響されていないと思われる。
後日の情報であるが、東京MXの東京タワーからの送信出力を順次下げているのが映る様になった要因かと思われる。というのはNHK総合の東京タワーからのレベルがそれほど低下していないからである。
軽く動作するPDFビューワーを検索したら、Foxit J-Reader Plus というのが見つかった。
ビューワー機能だけでなく、図形・テキストの追加なども簡単に出来、今後役立ちそうである。日本語にも対応している。
面白いのは、読み上げ機能があることだ。英文にしか対応してない様だが、アナウンスが語学音痴の私には合ってるのかも判らなかったが。
ネット検索していたら006PタイプのLi-ion電池500mAhが2個で¥1,000と、安価だったので専用充電器とのセット品(¥2,480)を購入した。(今日現在では在庫切れとなっている)
充電器は4個まで充電出来るので、電池2個セットも一緒に注文。
Li-ionなのに9Vと表示されているので半信半疑(どこにも記載が無い)だったが、電流容量が大きいので使えるだろうと判断。
届いたので充電する。充電時間:約1-2時間とあったが、実際には5時間程度掛かった(ラベルから充電電流が100mAなので5時間程度が正解か?)。
充電直後の電圧を測定すると8.26Vとなっていたので4.1c又は4.2cかも知れない。
メル友のja7jqjさんやBWTさんのアドバイスから、半導体メモリーは壊れやすく、壊れてしまうと修復が不可能に近い(今回は運よく復元出来たが)というので、HDDで保存、更には「オンラインストレージ」にも保存することにした。
現在使用しているPCは空き容量が少なく、NASもやはり容量が少ないので、1TBのポータブルHDD(Transcend USB3.0 ポータブルHDD StoreJet 2.5 1TB TS1TSJ25H3P ¥7,180)を購入。
HDDにHomeICTというフォルダを作成すると、光モデムPR-400KIのUSBコネクタ接続で、簡易NASとして各PCから利用出来る。
NASへのバックアップには「BunBackup360」が簡単そうなので使用することにした。
更には、オンラインで保存する様に「OCNマイポケット」に加入。
OCNは、既にメールウィルスチェックサービスと迷惑メールブロックサービスを利用中なので、OCN
マイポケットを申し込むと735円(税込) が 577.5円(税込)!157.5円(税込)おトクに!なるというので、無料のも数種あるが安定してるかなと決定した。
32GBだが、今までのメモリーが16GBだから十分だろう。(128GBプランも有る)
ただ、困るのはNASからはバックアップ出来ないことだ。
仕方が無いので、PC内にある同じデータをバックアップすることにした。
14GBで約7.5時間要して問題無くバックアップ出来た。
バックアップは一部の機能で、その他の機能も使えば、便利だろうと思うが・・・
持ち歩くストレージには小型の(ノバック 1.8インチ(容量80GB)内蔵 USB接続外付ハードディスク MOBILE DISK NV-8H120U 21827 ¥ 3,280)を一緒に注文して、使用することにした。
5年毎の更新が必要で、更新手続きを申し込む(申請料:8450円)と、更新講習用テキストと研修問題、回答用紙が送られて来た。
今日、時間が出来たので、受験勉強の時と同じ様に、生涯学習センターの学習室で回答を書くことにした。
学習室は大学受験生が殆どでピリピリした雰囲気が伝わって来る。
問題は最新家電に関するものが多く、受験時に勉強したことも殆ど忘れているのだが、テキストの書かれている部分を探すことで間違いなく正解出来る(本当はテキストの内容を理解しなければならないのだが)。
AV情報家電:10問、生活家電:10問
午後1時から約2時間で回答が完了した。午後1時から約2時間で回答が完了した。
更新講習用テキストは、今後の家電修理に役立つので、時間を見つけて勉強したいと思う。
1.アマチュア無線局再免許申請
期限が4/23までなので再免許申請しなければならないのだが、書面申請が3050円なのに対し、1950円と約30%OFFになるというので、今回初めて「電子申請システム」で手続きすることにした。
簡単に出来るかと思ったが、どうもお役所のホームページは次の確定申告もそうだったが、すんなりと目的のボタンが見つからないし、何段階かの手続きが必要になっている。
まずは「総務省 電波利用 電子申請・届出システムLite」でユーザーIDとパスワードの取得が必要。以前の「ユーザID通知書」が有ったので、これでログインしようとしたらパスワードの期限が切れており再設定の案内が表示され、設定し直した。これも、また次回申請時変更が必要になりそうですが。
ログインして「再免許申請」に移るが、これが判りにくい。何とか手続きOKとなったが、これは申請のみで支払は別手続きとなる。
メールからの「問い合わせ番号」を申請システムに入力して「収納機関番号・納付番号・確認番号」の関連情報を取得。インターネットバンキングを利用出来る場合には「電子納付」ボタンを押すと利用出来る金融機関が表示されるので選択して、支払処理に移る。
これで、ようやく全ての手続き終了となった。
2.確定申告
この時期になるとe-TaxのCMが盛んに流れているが、自宅PCで申請するには「電子証明書」のICカードを読み取るカードリーダーが必要みたいで「電子証明書」取得の市町村への手続きが必要な様で(間違っていたら済みません)面倒なので「確定申告書作成コーナー」で書面を作成し提出することにしている。
昨年「確定申告会場」に出掛けたのだが、すごい行列だった。何か別な入口が有り、担当の方に聞いたら、書類作成済みの方はこの入口で受け付けているというので、入ったたものの数分で手続き完了したというので、今年も同様にすることにした。
昨年も同じ様に、Webページを利用して提出書類を作成したのだが、1年置くと、どのボタンを押すのか(確定申告の種類が理解出来ていないので)覚えていない。何度かやり直して、なんとか昨年と同じ様式の書類を出力することが出来た。
日経PC21-2013/3月号「ネットdeカンタン確定申告」(P94~99)で作成方法が具体的に書かれています。
3.自動車保険
民間の保険だが、案内にWeb手続き方法が有ったので、これも簡単だろうとやってみた。
会社OBの団体保険なので、一旦その会社HPから入り、次に契約している保険会社に移り手続きするとOKとなった。
以上3件の手続きを行ったが、操作が判りにくいというのが印象だった。
データ保存用に16GBのMicroSDカードを使用しているが、先日突然認識出来なくなった。
まめにバックアップしていれば良かったのだが、保存する空き容量も少なく、大丈夫だろうと過信していたので、一番新しいのでも12/14で、その後作成・変更したファイルが多数有ったので、どうしようと焦った。エラーで心当たる点といえば、ディスク名を削除した位か。
取り敢えずフリーの復元ソフトを数種類試して見たが、どれも復元は出来ず。
そこで、「ファイナルデータ10+特別復元版」の無料体験版使ってみたらフォルダとファイルが表示されたので、これは復元出来そうだと判断しネット購入(7480(円)して復元作業を行った。
同シリーズの「ファイナルデータ10プラス 復元+Office修復」は昨年、近所の方のUSBメモリー復元が確認出来ていたので、期待が有った。
「高度な復元」を指定し無料体験版通りフォルダとファイルが表示されたので一安心したのだが、各ファイルを開くとエラーで開けず、また頭の中が真っ白になってしまった。
【以下回答(】「高度な復元」で行ったことを書かなかったのでこの回答になっている)
お問い合わせ頂きました件に回答致します。
復元しても正常に開く事ができない場合、別のスキャン方法で正常に開ける画像データが検出するかをお試しいただく事となります。
検出結果の段階でプレビューを見る事ができれば復元後に正常に開く事が出来るかと思われます。
※プレビュー対象
Word・Excel(テキスト表示)・PowerPoint(1枚目表示)・テキスト・
JPEG・GIF・TIFF・BMP等の画像ファイル
今回、「ファイナルデータ10+特別復元版」のどちらのスキャンをお試しいただきましたでしょうか。「高度な復元」からのスキャンをまだお試しでない場合は、下記に案内します手順でプレビューの見られる画像データが検出するかご確認いただけますでしょうか。
◆「高度な復元」でのスキャン方法
1.「ファイナルデータ10+特別復元版」の実行アイコンを右クリックし 「管理者として実行」から起動します。
2.「高度な復元」を選びます。
3.「ドライブ選択」の画面で、対象のSDカードを選択し「OK」します。
※論理ドライブ内に対象のSDカードが表示されない場合は、物理ドライブのタブを選択し、この中からSDカードを選択し「OK」します。
パーティション情報がでるのを待ち、でましたらSDカードのサイズ16GBに近い数値のパーティションを選択し「OK」で進みます。
4.「検索するクラスタ範囲」の画面になりましたら、そのまま「OK」をクリックします。
5.クラスタスキャンが終わるのを待ち、結果がでましたら、目的の画像 データを探します。
6.対象のファイル名の上で右クリックし「ファイル内容のプレビュー表示」を選びプレビューが見られるかご確認ください。
なお、認識異常の原因がディスク名を削除した為かどうかとの事ですが、SDカードの使用方法については弊社ではわかりかねる為、メーカ様か、デジタルカメラの記憶媒体としてお使いの場合は、カメラのメーカ様にお問い合わせいただけますでしょうか。
以上、よろしくお願い致します。
=ここまでが回答=
回答をもとに、もう1つの「デジカメ画像の復元」を試して見ると、画像は復元出来るものの、その他のファイルはやはりエラーになってしまう。
どうやら、このソフトでは復元出来そうに無いので他のソフトを試して見ることにした。
以前、何回か使用実績がある「File Scavenger
4.0」というもので、今から思えば最初からこれを使っていれば良かったのだが、パソコンが変わったりでソフトが消えて無くなっていたので前述のソフトを使ってしまった。
これも無料体験版が有り、使ったところ問題無く復元出来そうなのでネット購入(5500円と、ファイナルデータより安価)した。
復元を実施すると時間も短く、殆どが復元出来、「ファイナルデータ」では問題だったファイルのエラーも全て問題無かった。
やっと心を撫で下ろした。早速、バックアップもした。
私の判断ミス(体験版でプレビューを確認すれば良かった)で高い授業料を払ってしまったのだが、他社のソフトでちゃんと復元出来たので「ファイナルデータ」のサポートには、今後の製品に適用してほしいと苦情めいたメールを書いてしまった。
USBやSDメモリーは、今回のことやメル友の情報からして信頼度が低そうなので、やはり、マメにバックアップしてないとダメですね。反省!
早速、1.8インチポータブルHDDを注文して、今後はこれに保存することにした。
今日は、3連休初日の影響なのか、今までに無い少ない依頼だった。(2件)
1.センター利用の常連さんで、柱時計を見てもらえないかと持って来た。
ゼンマイ式では無いが、ゼンマイ式のアンティークなデザインでクオーツ式になっている。
時報のメロディが変な音になてしまい、時刻もすごく遅れるという症状。
時計ユニットは、面白くて、通常の時刻用の他に月齢を表示するユニットが独立ユニットで有る。
月齢用は単三電池で動作し、これは正常に動作する様だ。
時刻用は単一電池で動作するので新品の電池を入れて、時間丁度に合わせるとメロディが鳴るのだが、言われた様に変な音(電池消耗時になる様な変化)になる。電池の接触不良が考えられるので回してやると雑音が出たりする。
外して接点を磨いてやると正常な音になり、時間の経過も短時間ではある遅れは無さそうだ。
原因は単純に接触不良だった様だ。
2.ラジコン・パワーショベル
送信機のアンテナが折れてしまい、近くでないと操縦出来ないという症状。
一般的なロッドアンテナタイプでは無く、ヘリカル式の短いアンテナ使用されており、付け根部分で半田付けが取れていたので、配線接続し、周りのモールドスリーブを接着する。
オールバンド受信機でモニターすると、ちゃんと変調音がして問題無さそうだが、距離がそれほど伸びない。パワーショベル側はビニール電線が出ているだけで、これをピンと伸ばしてやると距離が伸びるので、Fケーブルの様な硬い銅線を芯線にし、空圧チューブを外被にしアンテナとする。先端部は銅線が露出して危ないのでLED拡散キャップを被せるが、これが丁度合う。出来具合も本物の様になった。
ところが、動作確認するとショベルが上下しないので、再度分解すると、リンク部分が外れていたので組み上げるが今度は全然動作しなくなったので再々分解。受信機や電源スイッチ部の電圧を測定するが問題無い。
原因は送信機の操作ミスによるものだった。
電源スイッチをONしてもイグニッションキーを押さないと動作しないという仕組みになっていた。
無事動作し、到達距離を確認したが10m程度は届き、依頼者に確認してもらい問題無いとのことだったのでお返しした。
おもちゃ病院での受付で、故障原因の7割近くが電池関係(消耗、無し、液漏れ・接点腐食)と多い。
チェッカーは、市販品(100円のアナログ式、3LED表示式、デジタル電圧表示式)を使っているが、それぞれ一長一短があるので、簡単で使いやすい物を「電子工作サークル」で製作することにした。
【仕様】
1.3LED(赤、黄、青)で判別表示する。電圧判定にはPICを使う。
・1.5V電池判定電圧
赤(POOR)1.0V未満
黄(WEAK)1.0V以上1.3V未満
青(GOOD)1.3V以上
・9V電池判定電圧
赤(POOR)5.2V未満 GP0:1.49V未満
黄(WEAK)5.2V以上7.1V未満 GP0:1.49V~2.04V
青(GOOD)7.1V以上 GP0:2.04V~2.57V
2.動作用電池は使わず、被測定電池を電源にする。
3.単三、単四、006P(9V)を測定出来る。
4.ケースは100円グッズを利用する。
【試作】
・各ブロックを追加して行きながら、動作確認する。
(1.5V、9V、動作電圧発生部)
・PICは12F683を使用し、基準電圧はTL431を使用(約2.5V)。
・1.5Vの昇圧にはDC/DC-CONV-IC(HT7750A)を使用。0.8V以上で動作。
(最大入力電圧が6Vなので、実験の際、これ以上の電圧を印加しないこと)
・9Vの降圧には低ドロップ3端子レギュレータ(HT7550-1)を使用。5.1V以上で動作。
回路部品を極力少なく実現させようとしたが、最終的には、この回路となった。
(HT7750-1は、入力5.1V以下でも電圧が出力される)
・1.5Vと9VはPICのGP3(デジタルの入力専用しか対応しない)が5V(H)か0V(L)か判断してプログラムを切り替えている。
・ケースは単三/単四充電器を活用する。不要となった電源トランスは何かに活用出来そう。
9Vは電池ケースのマイナス端子間に押し付けて測定する。
吉本先生宅に伺ってハードとソフトの摺合せを行い、最終的に仕様通りの動作が実現出来た。
その後、ケースに入れた状態の写真を送っていただいた。表示基板と処理基板の2枚構成。
2/10のサークルで、皆さんに製作してもらうことにしている。表示を考えなければ。
現在では、デジタルテスターのが安価になって来ているし、測定値も正確なので使用する方も多いと思う。
私も、アナログ式、デジタル式(一般、SMD用、クランプ、LCR用、携帯オシロとテスター機能が一緒)の6台も所有しているが、一番使うのは使い慣れたアナログ式である。もう30年以上も変わっていない小型の製品だ。
正確な値が知りたい場合のみ、デジタル式を併用している。
今回、業務用ラジコン修理に立て続けでアナログテスターがトラブルシュートに役立った。
1.電源スイッチを押してもONにならない
目ぼしいところを調査したが判らないので、電圧を測定していったら、あるところで、電源LEDが点灯するところが有った。そこで10kΩ抵抗を0V間に入れると同じ様に動作する様になった。どうやらオートOFF回路のどこかが働いていない(パターンが湿気で腐食)様だが、これ以上の調査は大変なので、依頼者に了解頂き、電源用のトグルスイッチを追加して、これでON/OFFしてもらうことにした。
2.ホーン以外の操作でも、ホーンが動作してしまう
これも、各操作スイッチを操作しても動作しないというもので、配線切れが1箇所有ったので接続したら動作する様になった(後の不具合には気付かず)のでお返ししたのだが、動作確認してもらうと、ホーン以外の操作でも、ホーンが動作してしまう(ホーンのLEDも点灯)という不具合が有り、配線ミスかと思い返却してもらうことにした。
届いて、確認したが配線接続は問題無い様だ。ホーンスイッチの電圧を測定しようとテスターを当てたら同時動作が無くなった。この電圧を見ると、ホーン以外のスイッチを操作した時に2V程度に上昇している。これが悪さをしている様だ。
これも、スイッチに行っているパターンと0V間に抵抗を入れて見て確認すると1kΩで正常動作(これより高いと改善されない)するので基板に抵抗取り付け。
本当の原因は調査に時間が掛かるので、様子を見てもらうことにした。(届いて、実機でも問題無く動作したとの連絡を頂いた)
アナログテスターはデジタルテスターに比べて内部抵抗が小さいので、これが作用して偶然動作確認が出来たものである。