元、特定郵便局長の息子なのだが、今の今まで通常はがきに3種類あることを知らなかった。特定時期の年賀とか暑中見舞いは知っていたが。
今回、義母の喪中欠礼を出すに当り、既に頂いたはがきを見ると、なにやら違うデザインである(胡蝶蘭)。上さんが言うには、この様な用途用だという。
そこで検索して、初めて3種類あることを知った。
胡蝶蘭は「落ち着いたデザインの料額印面ですので寒中見舞や喪中欠礼はがきにもご利用いただけます。」とある。
特別、喪中欠礼用には限定しているわけでは無いので、余ったら通常の用途に使えるということで、これを購入することにした。
挨拶が遅れました。
はじめまして
テクニカルコンサルタント(TC)を担当しております「県西おもちゃ病院」(茨城県筑西市)の田中秀隆と申します。
まだドクターとしての経験は少ないですが、主に電気・電子的な故障についてはお答え出来ると思います。また、各種チェッカー、電源装置などについても随時掲載して行きたいと思います。メカについては高校の専攻は機械でしたが、電子が好きでその関係の会社に長年勤めていました。現在は定年を過ぎましたが板金製造会社で引き続き検査・設計・製作を行っていますので、各分野を広く浅くおもちゃ修理にピッタリの人生を楽しんでいます。
会員の皆様、何かお困りのこと、こんなものを作って見たいという方は遠慮無くメールください。
また、皆さんが経験した修理例も掲載しますので、メールで記事(写真も)をお寄せください。このブログで紹介していきます。
「八千代おもちゃ病院」でこれ用の電池ボックスだけ持って来て接点を製作し直してお返ししたものであるが本体に入れても動作しないとのこと。
実は依頼者は同じ会社にいる先輩の娘さんで、直接持って来てくれたので修理することに。
結構修理依頼の多いおもちゃである。大体がポンプ部モーターのシャフトが錆びついて回らないと言うのが多いのだが、接着されているので分解(切断しか無い)するのが面倒である。
これも、電圧を印加すると電流が流れるものの廻らないので同じ症状の様だ。
今回はフィルター部分を外し(バヨネット式)見えている羽を廻してやったら動き出したので、しばらく廻してやって固着物から開放してやる。蛇腹ホースも破損していたので、接着しようとしたが材質上付かないのでビニールテープを巻いて密封させた。
水槽で試運転すると問題無くバイキンマンの口から水が出て来た。
病院で送信器からは電波が出ていることは確認出来ていたが、車は全然動作しないので入院して調査。
分解して電源電圧を測定すると、電池(6VのNi-cd充電池)電圧は5V程度有るがON/OFFスイッチを通った基板での電圧が1V程度しか無いので、スライドスイッチの抵抗を調べると抵抗が有る。
手持ちの同型品(スイッチレバーの色が赤で異なるが)に交換する。すると動作(ぎこちなく)するようになったが、後輪が動くものの回転しない。この時の電圧を見ると3V程度にドロップする。どうやら充電が抜けた様だ。
外部電源からの供給では正常動作(回転)するので、充電すれば問題無い様だ。
専用充電器は無いので、先日入手した安定化電源で充電してやる。接点は壊れた単三電池ボックスのを外してバイスで挟み込む。600mAh-4時間充電なので150mAで定電流充電。
充電完了して装着。正常に走行する様になった。
送信器だが、病院で分解確認していてヘッドライトとハザードランプのスイッチボタンを紛失してしまったみたいなので作らなければならない。樹脂製を色々と試したが上手く行かない。そうしているうちに作業机の上に有ったミゼットフューズが目に止まった。これをスイッチ穴に入れるとぴったりだ。これを使おうということで、ガラスを割り、電極のみにする。これを銅板(不要となった圧着端子のリールリブを活用)に2個半田付けする。組立てて見ると具合がいい。動作も問題無し。
我ながらいいアイデアが浮かんだものだと感心する。
ようやく、時間が出来たので、入院おもちゃの修理に取り掛かった。
International Horizons ltd.製のDigital playmateという知育おもちゃで、カードを溝に滑りこませると、途中からモーターによるゴムローラーで定速で移動して、読み取りメッセージが出るというものらしい。
カードによっては、途中で一旦停止して、アンサーをマイクで返すとそれが合っているか間違えているか聞き分けてカードが再度動き、返事が返ってくるという、おもちゃとしては高度なCPUが入っている様だ。SDカードスロットも2個有り、これに録音を記録するのだろうか?これには1個実装されていた。赤い切り替えスイッチの用途が分からなかったが正常に動作している様だ。念のため、駆動用2段プーリーの平ゴムベルト、プーリー、ゴムローラー及びヘッド部をクリーナーで清浄する。
カバーの本体側取り付けポストが2本共破損しているので、手持ちのナットを圧入して接着する。
メル友の先輩ドクターから、おもちゃ病院を商売に利用している業者(下記の業者がということではありませんので誤解の無い様に)もいるという、ご忠告が有りましたので、ドクターの皆さん、ご注意ください。以下内容
この手のプレスクール物は大部分が販売を中止しているようで不要になったセットは専門の業者が買い取り中古品を再販しているようです。 カードプレイヤー ・プレイメイト その他有り。中には幼稚園仲間のグループ間で売買している物も有り不良品をおもちゃ病院に依頼し無料で直して売るケースもあるようです。
業者例:http://www.mamagare.jp/SHOP/99747/110231/list.html
aitendoより購入してあった「接近センサーモジュール」 600円について動作確認を行った。
といっても電源を接続するだけで簡単なのだが。動作電源は6-18Vで、これを3.3Vに安定化している様だ。
感知距離を確認するとデーター通り5-60cmで、これは基板上の半固定抵抗で調整出来る。
結構部品が使われており、波形を観測してみた。38kHzを間欠発振させている様だ。
パルス送出間隔が320msで38kHzの送出時間が5.84μsだった。
455kHzのセラロックを使っており、クロックに使っているのだろうか。(12分周すれば37.9kHzとなる。ロジックICだと74LS92で出来る)
秋月で販売されているシャープの測距モジュールと似た様な(測距モジュールはアナログ電圧出力で、近接モジュールはこの電圧によるコンパレータ動作かも知れない)原理かも知れない。
シャープ測距モジュール[GP2Y0A02YK] が10~80cmで400円だから、コンパレータを入れたとして、価格的には同等な感じである。だったらこれより測距が長い(20~150cm)[GP2Y0A02YK] 800円にコンパレータを組み合わせたのが応用は広がるかも知れない。
更に1m~5.5mまでと距離の長い[GP2Y0A710K]1200円もある。
[GP2Y0A02YK]と[GP2Y0A02YK]はタイミングチャートの時間が同一で測距が違うので、もしかしてレンズを工夫すれば、今回の「接近センサーモジュール」も接近距離を伸ばせるかも知れない。
【電源ON/OFFスイッチ不良】分解して電源電圧を測定すると、電池(6VのNi-cd充電池)電圧は5V程度有るがON/OFFスイッチを通った基板での電圧が1V程度しか無いので、スライドスイッチの抵抗を調べると抵抗が有る。
手持ちの同型品(スイッチレバーの色が赤で異なるが)に交換する。すると動作(ぎこちなく)するようになったが、後輪が動くものの回転しない。この時の電圧を見ると3V程度にドロップする。どうやら充電が抜けた様だ。
外部電源からの供給では正常動作(回転)するので、充電すれば問題無い様だ。
専用充電器は無いので、先日入手した安定化電源で充電してやる。接点は壊れた単三電池ボックスのを外してバイスで挟み込む。600mAh-4時間充電なので150mAで定電流充電。
充電完了して装着。正常に走行する様になった。
【押しボタンの頭を製作】
送信器だが、病院で分解確認していてヘッドライトとハザードランプのスイッチボタンを紛失してしまったみたいなので作らなければならない。樹脂製を色々と試したが上手く行かない。そうしているうちに作業机の上に有ったミゼットフューズが目に止まった。これをスイッチ穴に入れるとぴったりだ。これを使おうということで、ガラスを割り、電極のみにする。これを銅板(不要となった圧着端子のリールリブを活用)に2個半田付けする。組立てて見ると具合がいい。動作も問題無し。
我ながらいいアイデアが浮かんだものだと感心する。
International Horizons ltd.製のDigital playmateという知育おもちゃで、カードを溝に滑りこませると、途中からモーターによるゴムローラーで定速で移動して、読み取りメッセージが出るというものらしい。
カードによっては、途中で一旦停止して、アンサーをマイクで返すとそれが合っているか間違えているか聞き分けてカードが再度動き、返事が返ってくるという、おもちゃとしては高度なCPUが入っている様だ。赤い切り替えスイッチの用途が分からなかったが正常に動作している様だ。念のため、駆動用2段プーリーの平ゴムベルト、プーリー、ゴムローラー及びヘッド部をクリーナーで清浄する。
カバーの本体側取り付けポストが2本共破損しているので、手持ちのナットを圧入して接着する。
メル友の先輩ドクターから、おもちゃ病院を商売に利用している業者(下記の業者がということではありませんので誤解の無い様に)もいるという、ご忠告が有りましたので、ドクターの皆さん、ご注意ください。以下内容
こ
の手のプレスクール物は大部分が販売を中止しているようで不要になったセットは専門の業者が買い取り中古品を再販しているようです。
カードプレイヤー ・プレイメイト その他有り。中には幼稚園仲間のグループ間で売買している物も有り不良品をおもちゃ病院に依頼し無料で直して売るケー
スもあるようです。
業者例:http://www.mamagare.jp/SHOP/99747/110231/list.html
実験用電源とヘッドホンが揃ったので、1950年代の電池管式ガイガーカウンタの動作確認をやっと開始。
外部電源+90Vと-15Vと内蔵1.5V(単一電池×2本)を接続。
+90Vは0Vから徐々に上げる。
ヒーターは点いているのか判りにくい(真っ暗にして、上からほんのりオレンジ色が見える位)。触ってもそれほど熱く無い。何やらカリカリ音とランプの点滅が確認出来るが、ノイズの様な感じもするので、GM管部筒を回して外すと、内部のGM管(1B85)のアルミケースが大きく凹んで亀裂も入っている様だ。
しょうが無いので手持ちのポーランド製DOB-50をクリップで接続してみるとマントルと減塩で検知している様だ(離すとカウントしなくなるので)。ロシア製SI39Gに交換してみると連続放電となってしまう。1B85は動作電圧850~950Vと一般に出回っているGM管より高いからだと思う。ヘッドホンはロシア軍用(3200Ω)を接続アダプタで接続。
メーターが振れないので抵抗値を測ると無限大なので壊れている様だ。テスターを電流レンジにして測定すると10~50μAを示すので、100μA程度のメーターに交換すれば良いのかも知れない。スイッチでFAST/SLOW切り替え出来る。ADJボリュームも回すと電流が変化(無信号時0に合わせられる)するのでこの回路も正常動作している様だ。
交換しなければならない部品(値段が高そう)が出て来たが、真空管回路は、動作している様で安心した(回路図が無いので、どんな動作をさせているかは皆目検討が付かないが)。
先日、真空管式放射線計を入手したが、ヘッドホンは付いていなかった。
無くても別な物で確認は出来ると思うが、治った時の実用化を考え、昔のヘッドホンが無いかオークションで探したら、昔では無いがロシア軍用とドイツ軍用の新品が見つかり落札。ロシア軍用が今日届いた。TA56Mという型名でインピーダンスは左右1600Ωなので直列で3200Ωになっている。(放射線計の出力インピーダンスデーターが無いので、これで合うかは不明なところだが)
現代ではトランジスタアンプによりトランスレスで出力インピーダンスが低く出来る様になったが昔の真空管式だとインピーダンスが高いので出力トランス(これが重い)無しで直接駆動出来る様にインピーダンスの高いヘッドホンを使用しているものと思われる。
ロシアで、まだ真空管駆動しているかは不明だが。
金具は亜鉛メッキの薄板で安っぽい作りだが、収納をコンパクトにする為にヘッドホンユニット部が回転出来る様になっている。パッドはスポンジゴムの様な材質で着脱が簡単に出来る。消耗品でこれだけ交換すれば長く使える様になっているのだろう。装着すると密閉性が良く、外部音が聞こえなくなる。さすが軍用目的と感じる。皮?巻きの部分で見えないが長さ調整も勿論出来る(スムーズでは無いが)。
入手先「球露屋」のホームページを見ると普段触れることの無いロシア製のいろんな製品・部品が有り面白い。日本では製造中止で入手出来ない部品が見つかるかも知れない。接続のコネクタは平行2ピン丸端子で、オークション写真では放射線計と合うかなと期待したのだが、合わせて見ると径・ピッチ共に結構違うので、この部分は作り替えが必要の様だ。
私が愛用(といっても、再開局に当り、オークションで安く購入したものだが)しているFT-101ZSと、今はお休みしているFT-101ESだが、メンテナンスは自己流で調整して運用していた。この本が有ったことは知っていたが、絶版で入手出来ないので諦めていた。
今回、ブログを見て調整をお願い出来ないかメールをくれた方がおり、時間の関係でお断りしたが、その後検索するとCD-Rで再販されていることが判り、連絡した。
私も購入して参考に調整してみようと考えている。
「新・FT-101メンテナンスガイド」