帰省した時に、姉から新聞「北羽新報」を見せてもらった。
1月13日号で、タイトルが【「音楽の力」を味わって・真空管アンプ、英国製スピーカー】
とあったので、真空管オーディオマニアとしては「ギャラリーテレサ」に行かないわけにはいかない。
以下は北羽新報のHPから
能代市南元町の鉄工職人で美術作家としても活躍する田村康夫さん(68)が制作したステンレス工芸品を展示・販売する画廊「ギャラリーテレサ」が同所にオープンした。音楽喫茶も兼ね、ジャズとクラシックのアナログレコードが真空管アンプで聴ける。スピーカーは40年以上前に製造された超大型サイズで、昭和50、60年代に市民体育館の舞台イベントやジャズ喫茶店の演奏会でも活用されていた。
田村康夫さんは、姉の小中学校の同級生なので、良く知ってるとのこと。
実家からは歩いて5分位と近い。
ギャラリーの扉を開けると、田村さんが迎えてくれた。店内は薪ストーブで外の寒さとは別世界で温かい。
ベルトドライブレコードプレーヤーによるジャズが、巨大なホーンスピーカーから聞こえて来る。
とてもダイナミックで良い音だ。
田村さんは、趣味(本職)が広く、ステンレスを素材にしたオブジェの制作で平成20年にパリ国際サロン賞、23年に「美術の窓賞」特別賞を受賞している。店内にも作品や写真が飾られている。
アンプはプリ、パワー共に全て真空管式で、数種類置いてある。
コーヒーを入れてくれて、幸い?お客は私だけだったので、共通の趣味で話が止まらず、5時閉店なのに、6時頃まで夢中で、いろんな昔話で盛り上がった。
1月30日が母の四回忌なので、帰省することにしました。
雪の無い季節ですと、自家用車で行くのですが、雪が降る季節は大体、夜行バスを利用しています。
今回で3回目になるのだが、今までは、新宿の道路脇から出発するので、田舎者は迷子になってしまい、そこまで行けず、姪っ子に案内してもらったり、来れない時は携帯電話で案内してもらって何とか辿り着くことができた。
昨年バスタが出来て、今度は迷わずに辿り着けるだろうと安心して出掛けた。
いつも南口すら行き付けなかったので、ネットでホーム案内を見てみると、階段を上がる必要があるみたいである。今までは全て下りていたので辿り着けなかったのだ。
階段を上り南口を出ると真正面にバスタが見えて、一安心。
4階がバスターミナルになっている。
沢山の乗客で待合室が混雑している。空港のロビーの様な感じである。
案内係が親切に対応してくれるので、搭乗口を聞いてみるとA1とのこと(30位前になると電光掲示板にも表示される)
荷物をコインロッカーに預けるが、これもIT化されてまごつく。
空いているロッカーに荷物を入れ、その列の中央付近にあるタッチパネルを操作することでレシートが出る。支払いはSuicaで簡単に出来る。取り出すときはSuicaをかざすことで、扉のロックが解除する。
22:40発のキラキラ号に乗車。金曜日の夜なので、いつもと比べると混んでいる感じがする。相席だった。
明け方、秋田県内に入り、仙南ドライブインでトイレ休憩。雪が多い。
9:50到着予定に対し、10:00着と順調に到着した。
自宅までは姉がタクシーを手配してくれたので乗車し向かう。能代も例年よりすごく雪が多く除雪の壁が出来ている。
【1/29】
1/30は料理屋さんなどが休みのところが多いので、1日早く「母を偲ぶ会」として会席を設けた。
国登録有形文化財に登録された旧料亭金勇(かねゆう)だが、見学のみで食事は出来なかったが、数年前から市内の有名料亭から取り寄せて料理をいただける様になったので、これを予約して、叔父様、叔母様の4名で会食を行った。
部屋から見える雪景色を見ながら、楽しいひと時を過ごすことが出来た。
1/2の夜に、やはりキラキラ号で帰ることにしている。
前半は天気が良かったが後半はやはり北国らしい寒い日になってしまった。
歩道はヒーターが入っていて、積雪があった時には溶かす様になっている。
1年以上前に購入(現在は在庫切れ)した「Powerseed® 13000mAh パワーシード モバイルバッテリー 大容量 高速充電対応3.1A (MAX) PS-13000 (Black)」 だが、充電ONにすると5m程度離れていても、AMのラジカセが聞こえなくなってしまう。それ以上離せば問題無いので使っていたのだが、どこから電波が出ているのか、素人考えだが、ステンレスの鍋にモバイルバッテリーを入れたり、スマホを入れたり、接続USBケーブルを入れたりしたが変わらなかった。
ところが、バッテリーとスマホを平行に合わせると裏/裏、表/裏、表/表の何れでもぴったり妨害が無くなった。不思議である。
この家を新築した時に設置したガス給湯器だから30年も使っていることになる。プロに言わせると奇跡的な長寿命だという。(1度だけ点火装置部分を交換してもらったことがあるが)
ここ1年ばかり、追い炊きで燃焼エラーが頻繁に出る様になり、だましだまし(数回、追い炊きボタンを押すと正常燃焼する)使っているが、いつ、完全に壊れるかわからず、ラジオショッピングで安く出ていたので、これを機会に交換することにした。
仮発注し、先日、交換可能か、可能な場合追加工事費がどのくらいになるのか、業者が来てくれた。
一応、現在の配管はちょっとした延長工事と保温材交換をすれば使え、リモコンも2線式なので、現在のケーブルをそのまま使えるとのこと。
給湯器には関係無いが、風呂釜の循環口フィルターがゆるゆるでゴムも切れて、無理やり押し込んで使用しており、給湯器交換した時に、これが原因で使えない場合(新しい給湯器は自動お湯張り機能があり、この循環口から給湯する様になるので)が考えられる。
交換可能なのが無いか聞いてみたら、やはり、このタイプは無いらしく、他社製に変えるにはリフォームレベルの大工事になるというので、今更これだけのために費用わかけられないので、修理を試みた。
ゴムはリング状に割れが入っていたので、瞬間接着剤で仮止めし、径に合うゴムベルトを嵌めて、更に周囲をシリコン系2液性接着材で補強する。
あとは、フィルターのモールド部が開いてしまって、嵌らなくなっていたので、モールドをヒートガンで温めながら内側に曲げた。これにより、見事にパチンと嵌められた。しかし1日使って見ると、また戻る傾向があるので、更にゴムベルトを外周に嵌めることにした。
これで、またしばらく使えるだろう。
【1/23:交換作業】
事前に工事日の連絡があった8時過ぎに工事業者が来てくれた。
当日は冬型の気圧配置で、強くてすごく冷たい西風、そして設置場所は北側で日が当たらないので特に寒い。
この中で4時間あまり、丁寧な作業をしてもらった。大変だったと思う。
配管も、現在はフレキシブル管があるので、位置が異なっていても簡単に接続できる。
試運転では、事前に手直しした上記の循環口フィルターも問題なかった。
リモコンケーブルも同じ2線式なので問題なく表示/操作OKだった。
30年間の技術革新のブランクは大きかった。
全自動でお湯ハリしてくれることだ。蛇口だと出来ないだろうと思っていたら、例の循環口フィルターを利用してお湯が出てくる。
これで、私の寿命までは生き続けてくれるだろう。
先日の「県西おもちゃ病院」でドラえもん The Sound/DORAEMON S-100 修理依頼があった。
(販売元である(株)ジュンプランニング は2009/4/30付けで破産申請していた。)
演奏に合わせてドラえもん8体が動くという、高価なおもちゃであるが、全然動作しないという症状である。
初めてみるもので、具体的にどの様な動きをするのかはわからない。
電源(スイッチ付きボリューム)をONにしてもパイロットランプが点灯せず、動作しない。
分解してみる。
断線もあったので接続するが同じ。
人形への接点接続配線だが、故障品はコモン線も独立してコネクタに接続していたが、正常動作の中古品はコモン線を裏側で接続してあり、メイン基板との接続線が少なくなっている。
DCジャックからのコネクタが+-逆に接続されていた(逆流防止のダイオードが入っているので逆でも、回路が壊れることは無いが)ので差し替えたら、動作したので、治ったかなと思っていたら、何度か曲名を切り替えたりON/OFFしたりしてたら動作しなくなった。
そのため、ケーブルを交換したり、半田を付け直したり、ジャンパーケーブルは根元が断線し易いので一般の配線にし直したが変わらず。
水晶発振(6MHzと32.768kHz)の波形が出ないので近いものに交換してもダメ。
電源はACアダプタ(定格出力7.5V/600mA)だがトランス式なので12V以上出ている。
これを5V用三端子レギュレータ2個で2回路に供給しており、この電圧は出ている。
基板タイプでプラグイン式CPUの端子電圧を測定すると、電圧がどの端子にも出ていない。
原因がどうしてもわからないので、同じものの中古品を探したら、Amazonで1万円前後でしたので、検証が完了したら、孫にプレゼントすれば良いと思い購入しました。新品では3.3万円もするから、これよりは割安です。
CPU電源供給元と思われるところを辿っていくと、サブ基板のCOB-ICがあり、出力が0Vでした。出力の電解コンデンサ(47uF)を同容量セラコンに交換しても同じ。
購入した正常動作品は3.3Vの出力が出ていたので、手持ちの1A出力三端子レギュレータ(TA48033F)に交換(端子配列が違うので入れ替え)したところ、問題なく動作しました。
何故、わざわざオリジナルのサブ基板のCOB-ICを使ったのかは不思議なのだが。電流は約100mAでした。
電源をONにすると、パイロットランプが点灯し、表面のレコード盤デザインの凹みに人形を入れるとパイロットランプが点滅になり人形のパートを認識して演奏される。
(パイロットランプはCPUから制御しているので、電源ONでもCPUが動作していないと点灯/点滅しない)
高価?なだけあって、サウンドが綺麗だ。
左端のイルミネーション(レベルインジケータ)のR側(内部はL/R共に同じ入力なので、同じに表示される)下側4個目が点灯しなっかったので調べたら、パターンがランドの根本で切れていたのでレジストを剥がして接続しOKとなった。
SONGは6曲をロータリースイッチで選択出来る。
人形の内部には電磁石が有り、これに電流を流すことで腕が動く構造だ。
説明書によると、指揮者だけは、全てのパートが演奏される様です。
楽器パートの識別は抵抗値で行っている様です。
指揮者 2.38kΩ
ピアノ 3.1k
ティンパニー 5.54k
ハープ 8.2k
コントラバス 11.9k
フルート 18.1k
トランペット 25.6~27.1k(テスター極性により変化)
バイオリン 33.7~43.3k(テスター極性により変化)
先日のブログでBluetoothアナログ送受信ユニットを紹介したが、欲が出てしまい、対応スピーカーを探してみた。
JBLのCHARGEシリーズは、バッテリー(6,000mAhの大容量バッテリー)を内蔵しており、スマホの充電などにも使え、防水規格もIPX7(防水性能IPX7は、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しない)に対応しているので、屋外でも安心して使える。また、私がJBL好き(居間のスピーカーは4312である)ということで、CPの高そうなCHARGE3を購入した。
カラーも6色から選べるが、私は一番シンプルな黒を選択。
ACアダプターとUSB充電ケーブルも添付されるが、JBLカラーのオレンジになっているのが良い。
低音の厚みを増強させるパッシブラジエーターを採用しているので、大きさの割に低音がすごく出る。
周波数特性:65Hz ~ 20kHz
難をいうとステレオ感が少ない。
これは、更にもう1台購入してアプリをダウンロードすることで、ステレオ感は増すと思われる。
前述の送信ユニットとペアリングしてテレビ音声を聞いてみたが、少し遅延が感じられので、気になる方には違和感がある。
直接、3.5mmステレオ音声入力ジャックに接続することも出来る。
11/19のブログで紹介した真空管入り?カーステレオCQ-TX5500だが、双三極管の5670Wを使用しており、どの様な電圧で動作しているのか調てみた。
表面の真空管部カバーは四隅の六角穴付きボルト(金色)で固定されているので、これを六角レンチで外す。
真空管ユニットはプラグイン式になっており、ラジオペンチ等でプリント基板を引き抜く。
真空管を外そうとしたが、どうやってもきつくて外せない。交換するときは割るつもりでないと出来ない感じだ。(幸い、現在でも新品がヤフオク等で入手出来る)
なので、基板を入れた状態でテスター棒をソケットの足に手探りで当てて測定してみた。
また、感電防止なのか、基板が差し込まれて、表面カバーが固定されていない状態、カーステレオの電源が入らない様に保護されている。
これなので、カバーの突起が入る穴に棒を入れて内部スイッチを押しながら電源をONした。
カソードが約30V(固定バイアス?)、プレートが約100Vになっていた。
もしかしてYAHAアンプかもと思っていたが、ちゃんと高?電圧(予想よりは低い)で動作していた。
パソコン相談室で、相談に来られた方が、ノートパソコンを買い換えたので、今まで使用していたNEC製LS150/A(以前、Windows10に自動アップグレードしたところ、起動しなくなったというので購入当時の状態に戻す対応をしたもので64bitにした)を差し上げるということで、いただいた。
Windows7でメモリーは4GB(標準は1GB×2枚なので2GB×2枚に交換)なのだが、どうもハードのエラーが出ており原因が分からないのでWindows8.1に上げてみた。それでも、スタートメニューが使いにくいのでフリーのスタートメニューをインストールして使っていた。
Windows10への無償アップグレードは昨年の7月で終了しているが、ヤフオクでアップグレード用DVDが500円だったので落札してアップグレードしてみた。
標準の方法ではうまくいかなかったので、もう1つのOSインストール用ディスクを作成する方法にしたらうまく出来た。
だが、認証がうまくいかない。HomeをProに入れ替えたための様なので、結局NECのインストールディスクを使いWindows7に戻し、それをWindows10にアップグレードした。これはアップグレード用ディスクで問題なく認識。
メモリーも更に増やそうと4GB×2枚を試すことにした。
(最大4GBと勘違いしていたためで、このブログを書くのに再確認したら最大8GBと書いてあったので確認する必要は無かった)
購入したのはBUFFALO PC3-12800(DDR3-1600)対応 204Pin DDR3 SDRAM S.O.DIMM ノート用 2枚組 8GB(4GB×2) D3N1600-4GX2/E です。
換装して画面で確認すると、ちゃんと認識しており、少しは早くなったかなという感じです。
(まあ、4GBあれば十分かなと思います)
おもちゃ病院で一緒の吉本ドクターが、聴力の関係でテレビの音声等をヘッドホンで楽しんでいるが、コードが邪魔になるというので、安価でワイヤレス接続出来るものが無いかAmazonで探してみた。
実は、以前、ワイヤレス機器は使用していたが、雑音が有り音質が悪いので現在は使用していない。
アナログ入出力で送受信兼用のが便利そうなので
TSdrena Bluetooth 送受信機 apt-X Low Latency 対応 HEM-BTRATXを2台注文し、翌日には届いた。
今はやり?のBluetooth通信なので雑音は無いし、aptX Low Latency並びにaptX コーデックに対応しているので、高音質低遅延によるワイヤレスが楽しめるというキャッチフレーズだ。
早速ペアリングして、送信機はC-22プリアンプのヘッドホンジャックに差し込む。3.5mmステレオプラグ-RCAプラグの変換コードも添付されているので、これのが音質は良いかと思う。
受信機にはSONY製スタジオモニター用ヘッドホンを接続する。10m程度まで届く。
送受信の切り替えは本体のスライドスイッチで簡単に出来る。
充電池が内蔵されており、スマホなどの5V-USB充電器があれば充電出来る。
使用時間は送信機で9時間、受信機で8時間とある。
遅延も無く、音質も聴感上のノイズや歪は感じない。
外部機器がBluetoothに対応していれば、1台だけで送信/受信切り替えで楽しめる。
赤外線リモコンだが、最近、電源ボタンを強く押さないと動作しなくなった。電池を新品に交換しても変わらないので、スイッチの接触不良が考えられる。
分解してみると導電ゴムボタンと基板カーボンパターンによる一般的なスイッチで、導電ゴム部を6B鉛筆でなぞれば一時的には使える様になる(それでもダメな時は導電ゴム部にアルミ箔を接着する)のだが、半永久的?に使える様にSMDのタクトスイッチに付け替えることにした。
カーボンパターンを半田こてで熱を加えると半田が載る様になる。
ここに、うまい具合に乗せて、対角を半田付けすると固定出来る。テスターで導通を確認する。
導電ゴム部はスイッチの高さ分だけ押される形になるので切断する。
これで、スイッチ操作も完全になり、クリック感もあるので最高だ。
【ところが操作しなくても電池消耗】
修理した次の日には、動作しなくなった。
電池の線を外してみたら、なんと液漏れによって+-電極仕切りのモールドが導通状態(約20mA流れる)になっていたので清浄して、テスターで電流を測定したところほとんど流れなくなった。
これで良くなったかと思ったら、動作しなくなったので、クロック用のセラロック455kHzを交換したら良くなったが電池に交換してみると、動作しっぱなし(送信確認の赤色LEDが点灯)になってしまう。
可変電源で確認すると2V以下になると、その様な現象になることが確認出来た。
リモコンICはSM5021を使用しており、これが劣化していることも考えられる。
知人から、子供がニンテンドー-3DS_LLを落としてしまったら、ヒンジ部分が破損して接続ケーブルまで完全に切れてしまったが、修理可能かと相談があった。
中古だと買い替えたのが安価なのだが、ゲームの履歴が本体に残っているので、なんとしても、これを動く様にしてほしいとのこと。(尚、おもちゃ病院ではゲーム機は修理対象外品となる)
ヒンジ部から見えたフレキシブルケーブルは2本+ビニール線(後にWiFiアンテナ接続の同軸線と判明)だったので、取り敢えずAmazonで入手出来る上側液晶Assyとスピーカー接続ケーブルを発注。
届いたので、交換しようと上画面部を分解してみた。
隠しねじになっており、ゴム蓋を外して時計用ドライバーで4ヶ所外す。
スピーカー(2個)はフレキシブルケーブルのランドに細線を半田付けしてあるので、付け替える。
フレキシブルケーブルはカメラ用のが、もう1本有り、これも途中一部裂けており接続は不可能なので、ヤフオクで同一品を落札した。
アンテナ接続同軸ケーブルも細くて、途中接続は難しいので、安価で代替え出来そうな「日立電線 Hitachi 汎用無線LAN BT WiMAX用 アンテナ 330mm LG10 スクエアタイプ」をAmazonに発注した。
2点が届いたら修理に挑戦してみる。
遅ればせながら『君の名は。』が大ヒット上映中というので、面白いかなと思って、近くの「下妻イオンシネマ」に出掛けた。
この劇場は、観客が大抵、私を含めても2~3人とガラガラで、関係者に申し訳ないほどだが、今回は50人以上いただろうか、私のレベルからすると大盛況だった。
私の勝手な想像とは全然違うストーリーだった。
この中で、高校の無線クラブの部室らしいところに、トリオのトランシーバーTS-520と外部VFOが描かれている。
私が観る映画には不思議と知っている無線機が登場する。
ストーリーの中でどの様に使われたかは、映画を見てほしい。
なかなか良いアイデアだが、本来の使い方ではなく、電波法違反になるんではと思う。
TS-520は最初の機種が1974年(昭和49年)発売で、八重洲のFT101(私の愛機)と並んでロングランヒットのトランシーバー名機である。
送信出力管は6146(先日のブログで紹介した私の車の№と同じ)の松下製コストダウン品(という説がある)のS2001Aを使用している。(FT-101は八重洲特注?の6146Bを使用している)
FT-101は2008年に再開局するのに、ヤフオクで安価に落札した、憧れだった機種である。
当時、私にとっては、とても手の届かない高価なもので、高校時代の能代工業電気部(JA7YBR)ではトリオの9R-59(受信機)+TX-88(送信機)を使ってA3(AM)交信を楽しんでいた。
先日のブログで紹介した、修理したRCS-M01を依頼者に届けたところお年玉?をもらった。(地元産の美味しい干し芋もですが)
RCS-MM2/3の送信機電源の入らない時があるという症状だ。
送信機はRCS-MM2で受信機はRCS-MM3となっているが、依頼者のお話では互換性があるとのこと。周波数はどちらもA周波になっている。持ち帰って、確認したが、繰り返しても電源は問題無くON/OFFするが、「旋回-右」と「起伏-下」の操作をしたときに電波が出ないので、分解してみた。
テスターで測定すると、やはり接触不良を起こしている様だ。
同一トグルスイッチを入手してあったので、この2個を含めて4個を交換する。電源ON/OFFのプッシュスイッチも念のため新品同一品に交換した。
受信機もみてみたが、初めて見る機種だ。
送信機にはID切り替えロータリーDIP-SWがあるが、受信機には見当たらないのが不思議だ。
特に、外観上、電解コンデンサの劣化は無さそうだし、+5V及び+12Vも合っている。
単体の場合はRCS-250などと同様表面表示は変化しないので確認出来ない。RCS-MMの場合は70と72を繰り返して表示される。
送信機の全ての操作について受信機側が反応(サイクリック信号が固定する)しているので、あとは実車で確認してもらうことにする。