トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

可変定電流ドライバICを試す

2014-09-10 17:28:20 | インポート

 先日、消防設備用ランプについて記事を書いたが、DC入力用の場合、抵抗でドロップさせているだけなので、その分ロス(大したことは無いが)となり、また、入力電圧の変化に対し輝度も変化するので、専用ドライバIC(CL6807)を使って実験してみた。PT4115も類似しています。
Aecl6807_manual 参考にしたのは1000mA 可変定電流パワーLEDドライバーキット の回路で、aitendo製基板for電池ボックス(7連)[P-BTB14X52-7P]の中の使える2枚(SOP-8/SOT89-6)に実装して見ました。
秋月では1W及び3W用完成品(ピンタイプ/リード線タイプ)
も140円で販売されているので、これを利用しても良いかと思います。ブリッジ整流回路も内蔵でAC入力にも対応します。          

Img_7854_r Img_7855_r インダクタは68uHが無いので100uHを使用しています。
配線ミスがあり、一発動作とは行きませんでしたが、修正しパワーLED(1W/3W)を負荷にして点灯しました。
入力電圧は7.5Vとし、ボリュームを最大にすると、なぜかLEDが点滅してしまいます。
この時の電流がMax0.65Aで、これを0.44Aまで下げると点滅から点灯に変わります。
Img_7849_rおそらく、過電流保護回路が働くのではないかと思われます。
一方、ボリュームを最小にしても、点灯しているので、回路図中のR3(2.7kΩ)を1kΩに変更して消灯出来る様にしました。
消灯も徐々では無く、デジタル的に急に切り替わるので、スムーズに調光するには本来の使用方法であるPWM方式が良いかも知れません。
パワーLED用の定数となっていますが、Rsを変更することで、出力電流を変えられます。
0.5Ωにして、先日使用した3チップ赤色LEDでも実験してみました。
定電流方式で、電圧を変えても輝度が一定なので、その様な用途(LEDの直列接続)には最適です。
LED 入力電圧/電流  輝度min 輝度max
1W    7.5V        0.04A   0.65A(点滅するので、0.44A以下か11V以上にする)
1W       12.0V        0.03A   0.48A
1W    24.0V        0.03A   0.24A
3チップ赤 7.5V        10.0mA  70.0mA
3チップ赤 12.0V         9.5mA  45.0mA
3チップ赤 24.0V        11.0mA  30.0mA
【9/11:PWM制御実験】
Img_7883_rImg_7885_rImg_7884_rImg_7881_rImage004持ち部品で簡単に出来る    MZL PWMマルチコントローラFB-1のページを参考にしてタイマーIC(LMC555)によるPWM発生回路を製作してみました。
PT4115のPWM-Max周波数が50kHzなので、それ以下になる様にCxの値を変更する。
33PFで35~41kHzの範囲となった。
Img_7875_rImg_7876_rImg_7878_rImg_7877_rImg_7880_rImg_7879_r負荷は1WパワーLEDとした。
5%~95%まで可変出来て、先日の直流電圧の制御に比べるとスムースである。
デューティ比70%までは変化が分かるが、それ以上だと、目に見える変化は少ない様だ。また、最低にしてもLEDは点灯している。
【PWM周波数は低い方が良い?】
その後、ネットで検索すると、市販のLED調光機器は数百HzのPWMで動作させているとのことなので、Cxを3300PFに変更(ソケットピンを使用しているので簡単に出来る)。400Hz前後で動作しており、ちらつきも感じられない。デューティ比の高い部分でも変化が見られる様になった。
写真は変更前のものです。
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リビング照明をLEDシーリングライトに交換

2013-06-11 10:50:54 | インポート

Img_5108_rImg_5109_rImg_5111_r  新築から約25年使って来たリビングの蛍光灯式シーリングライトを修理(蛍光灯ソケットが紫外線でボロボロになったところを外し、間引き照明)しながら使い続けていたが、とうとう蛍光灯の寿命と切替スイッチの動作が悪くなり紐が切れてしまった。
Img_5119_rImg_5122_r蛍光灯のソケットも購入しておいたが、形状が異なるので、取付にはアダプタが必要で、パワーLED基板は持っていたので、交換改造して使い続けようと考えていたが、時間が無くなって来たので、安価なアイリスオーヤマ製CL12DL-E1をAmazonに注文(14,800円)。
先日届いたので、アルバイト先から脚立を借りて交換することにした。
Img_5110_rImg_5112_rImg_5118_r既存のライトは直配線となっているが、このシーリングライトはローゼット取付タイプなので、ホームセンターで97円のを購入。取付ねじは添付されていないのでアルバイト先で一番長い木ねじを調達。
既存配線を外し、ローゼットに入れ直し、木ねじで天井ボードに取り付け。
Img_5113_rImg_5114_rImg_5115_rあとはシーリングライトをはめ込む(ローゼットの高さに合わせられる様2段階になっている)。
ロックして、コネクタを接続し、中央カバーを回して約30分で取り付け完成。
ローゼットが付いていれば、素人でも30分あれば説明書を見ながら自分で取付可能と思われる。
各種調整は赤外線のリモコンで行う。
Img_5117_r 10段階の調光、昼光色/電球色、調光のメモリー、おやすみタイマー、常夜灯ボタン等、多機能である。
従来品は20W蛍光灯×6=120Wだったが、これにより5W~54Wと節電が出来、当然長寿命が実現出来た。

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バッテリーチェッカー仕様調査

2012-12-18 09:33:27 | インポート

Img_3675_rImg_3671_r先ほどのブログにバッテリーチェッカーの改造について書いたが、同じ秋月で入手した「[M-00827]カードガタバッテリーチェッカーDX-300N 400円」 を調査してみた。
調査目的は、負荷抵抗値と、PICで自作する場合の電池電圧とLED点灯レベルを知りたかったからである。
●負荷抵抗
9V(006P):570Ω(15.8mA)
1.5V(単1,2):20Ω(75mA)
1.5V(単3,4):30Ω(50mA)
●LED対応
    赤(POOR)  黄(WEAK)      緑(GOOD)
1.5V  1.0V未満 1.0V以上1.3V未満  1.3V以上
9.0V  5.2V未満 5.2V以上7.1V未満  7.1V以上
Img_3672_rImg_3674_rもう1つ、CR2032(写真は、無いのでCR2025を使用)が、使っていなくてもすぐに消費してしまうので原因調査のため分解してみた。
マイナス電極の内部が接点になっており、電池を差し込んだ時に押されて接点が接触。これにより電子回路がONになるのだが、これが電池を入れない状態でも接触していたので、曲げて、測定しない時は接触しない様にした。接触すると内部の赤LEDが点灯(ケースの外からは見えない)するので確認出来る。

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Windows2000で使えるIEと似たブラウザ

2012-09-03 14:47:51 | インポート

会社では未だにWindows2000を使用しており、ブラウザとしてはIE6(Windows2000はIE6より上に対応していない)が一番互換が良く早い。
しかし、タブが無いので、使いにくいのが難点だ。
Windows2000対応のメジャーなブラウザもあるのだが、互換性が悪かったり、一番は動作が遅いという点だ。
そこで、Windows2000対応で、見た目がほぼ一緒で、タブが使え動作も速いというのを検索したら、下記の2点が見つかった。
DonutRAPTはタブ形式で、タブは右クリックすると閉じる。
KIKIはサイドに「ページ」「お気に入り」「履歴」のタブが有り、「ページ」に呼び出したHPが表示される。
どちらもサクサク動いてくれる。CPUの負荷率を見ると、やはり少ない。
なので、自宅のWindows7-PCもインストールして使っている。
このブログもDonutRAPTで書いているが、問題無さそうだ。
タブブラウザ Donut RAPTDonutrapt
ウェブブラウザ KIKI Kiki

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中波用ループアンテナ製作

2012-08-19 12:05:15 | インポート

Img_2834_rImg_2835_rImg_2836_r居間で聞いているAM放送の感度が悪い(YAMAHA製CT-800のバーアンテナ受信)のでSNSでも交流がある、「あおもりくま」さんがHPで紹介していた中波用ループアンテナ6号機を製作してみた。
記事と同じ材料(100円ショップ品)を使い、手持ちのポリバリコンとスイッチで組み立てる。アンテナにはAWG24ビニール被覆電線を使用。
1時間程度で完成。スイッチは受信帯域を切り替えるもので、バリコンでチューニングすると、ちゃんと同調するのが判る。

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会社で唯一の涼

2012-08-09 12:56:00 | インポート

Img_2785_rImg_2786_r 連日暑い日が続いているが、冷房の無い会社の中で唯一目を涼しくしてくれる光景がある。
レーザー加工機では酸化防止の為、不活性ガスでシールドしながら切断を行っている。これに使用するのに一番安価なのが窒素ガスである。
これのボンベから出ている配管が冷たくなり空気中の水分が冷やされて氷が出来るのである。
かなり低温なので素手で触ると危険である。
ここを通る瞬間だけ少しの涼を感じることが出来る。

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315MHz送受信機データ伝送確認

2012-07-10 22:28:00 | インポート

Dsc00749Dsc00747_rDsc00746_rDsc00745_r吉本先生にPIC信号をaitendo製無線機に接続して遠隔表示するデモ機(マトリックス回路)を製作していただいているが、無線機経由しないと問題無く動作するが、無線機経由だと動作しない。どうやら送信機側が動作していない様だとメール連絡があり手持ちの送受信機単体で調査することにした。
残念ながら同一品が無いので手持ちの送受信機で伝送試験をしてみました。
Img_2660_rImg_2658_rImg_2657_r受信機は1台しか無いので、送信機4台を交換して実施。(写真左が送信機、中・右が受信機)
送信機の中で1台は不動作がありました。
低電圧動作用(3V以下)なので、過電圧で壊れたのかも知れません。
Img_2659_rImg_2661_r送信機側にCR発信機から矩形波を入力し10Hz~10kHzの範囲を可変。
低い周波数はOK、高域はやはり4kHzあたりが限度の様ですが
帯域内では受信機の出力波形は綺麗に出ました。
送信機OFFの状態では空間雑音でランダムなパルス波形が観測されます。
受信機入力0Vで送信OFF,信号1で電波が出る様です。
Img_2662_rImg_2663_raitendo製簡易周波数カウンターで見ましたが、矩形波で変調しているので倍の周波数がカウントされる様です。電波の出ていることは確認出来ました。
送信機が壊れている可能性が有るので、交換してPIC信号で間違い無く伝送されるか後日確認してみます。

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今年も結城市おもちゃ病院が開院します

2012-07-06 10:25:27 | インポート

毎年恒例となりました結城市夏休み子供講座《おもちゃ病院》が今年も、今週土曜日から開催され、私を含め「県西おもちゃ病院」のドクターが4名対応します。
まだまだ参加申し込みが少ない様ですので、結城市在住または通学の方はお問合せください。
県西おもちゃ病院とは違って、自分で修理しながらその方法をマスターするという内容です。

結城市お知らせ版(PDF)2012/06/15号より抜粋
平成 24 年度 公民館市講座
夏休み子ども講座受生募集

《おもちゃ病院》
思い出 のあるおもちゃを一緒に修理しませんか。
●期 間 7 月7 月7 月日・ 28 日, 8月 25 日
全3回 各土曜日
午後1時~午後3時 30 分
●場 所 市立公民館
●募集人数 幼稚園児・小中学生 30 人
(1日 10 人まで )親子同伴で参加ください
●教 材 費 無料
●持 参 品 こわれたおもちゃ・小ドライバー・ラジオペンチ
※ゲーム機は受付けませんのでご了承ください
―各講座共通―
●対 象 市内に在住または通学の方
●申込受付 6月25日(月)午前9時から(定員になり次第締切)電話申込可
※詳細は,問合せください
●申込・問合先 市立公民館 ℡ 33-3191
〒307-0000
茨城県結城市大字結城196-1
(第1・3月曜日,祝日休館)

【7/7の報告】
お客は無く、職員が持って来たカシオの電子吹奏楽器(サキソホン?)で、音が出ないというもの。
しばらく使っていないというので、電池を見たら完全に抜けていた。電池交換すると電源は入るが、こんな音で良いのといた音(単なるブザー音の感じ)なので分解して、パターンを触って見るものの変化は無いので、これ以上は修理不可としてお返しした。
息を吹きかけるとそれに応じてスイッチ?が入り音が出る仕組みで、この部分は動作している様だ。
ACアダプタでも出来る様になっていたが、最初は動作せず。抜差ししているうちに接触が良くなったのか動作OKとなった。

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カーアンプ修理(改造)再開か

2012-05-31 12:14:42 | インポート

Outside1_2 Inside1 2009/7/20のブログで紹介したナカミチ製パワーアンプ(PA-1004) について故障箇所が判らなかったので、パワーアンプ部をIC化しようとTDA7294をこの時イーエレより購入(560円)していたのだが、外付け部品も意外と多いので、面倒臭がりの性格から改造がのびのびになっていた。
70726f647563742f32303132303532365f3 70726f647563742f3634613361616236356 そうしたところ、itendoから類似ICのTDA7293を使用したアンプキット(1450円)とプリント基板(200円)の発売があり、早速注文したところである。キットでも部品代を考えると安い。
TDA7293TDA7294のデーターシートと今回の基板パターン図を見比べると、BOOT-STRAPのコンデンサ接続が異なるのみで、ここだけ改造すれば使えそうだ。当然、放熱フィンが必要になるので、これはナカミチのフィンにタップを切り、取り付ければ良いのかと思う。
【PA-1004の出力スペック】
PowerOutput(4ohms) 50W×4
PowerOutput(2ohms) 100W×4
BridgedPowerOutput(8ohms) 100W×2
BridgedPowerOutput(4ohms) 200W×2
となっており
【TDA7294データー】
Vs=±27V、RL=4Ω Typ:70W(ちなみにPA-1004のDC/DC出力は±25V程度)
なので、2台あれば4CH構成出来るのだが、4台を各Bridge接続してパワーアップしようかとも考えている。(理論的には8Ωで140W、4Ωで280Wとなるか?)
電源が対応し切れないかも知れないが。

この他には、エーエレからデジタルアンプ用IC(TA2022)が入手出来、90W×2(RL=4Ω、THD+N0.1%時、標準値)の出力が出せそうなので面白いかも知れない。

SP01.JPでも安価なデジタルアンプが販売されているが、殆どが在庫無しになっている。
TDA8920BTH BTL Dアンプ(実際は100W×2CH)が1860円で在庫有りとなっている。
TDA7293/7294のアンプも各種販売されている。

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REGZAリモコンが突然効かなくなる

2012-05-12 06:57:26 | インポート

居間で観ている東芝REGZA-42Z8000のリモコンが突然効かなくなった。
(時々、短時間ではあるが正常に動作する時もある)
留守中に雷が有ったので、それで壊れてしまったのか?
「録画/ダビング」表示(オレンジ点灯)が点きっぱなしになっている。
リモコンをテレビ受光部に数センチまで近づけると動作する場合が有るので、色々と調べてみた。
●リモコンは携帯電話のカメラで赤外線の送出を確認したが、光っているので問題無さそうだが新しい電池に交換するが改善されない。
●自分の寝室にあるBUFFALOの地デジチューナー用リモコンでテレビもリモコン出来るので、東芝の設定にしてみる。チャンネル操作は出来ないが、音量調整は数センチ近づけると動作する。→どうやらリモコンによる差は少ないので、テレビ側の問題が考えられる。
●テレビを初期状態に戻すが、改善されない。
●ソフトウェアダウンロードをするが「最新となっている」のメッセージが出る。
●電源コードを抜いて1分程度待ち、再度差し込むと、最初のうちは正常にリモコン操作が出来る場合も有るが、また出来なくなる。
●ネット検索してみると、価格comの口コミにヒントが有ったので試してみた。
「Power on reset」というもので、側面の「電源ボタン」を「10秒以上長押し」すれば解決する場合が有るということだった。
これをやってみると、ようやくリモコン操作が正常(距離を8m以上離しても)に動作する様になった。→取扱説明書も隅から隅まで読んで見たが、この操作方法は書かれていない様だった。

「録画/ダビング」表示(オレンジ点灯)も消えた。
REGZAはいろんな機種で、この様な問題が有る様だ。

余談だが

このリモコン(CT-90321A)をAMラジオに近づけると変調音が聞こえて来るので、これで動作確認も出来そうだ。ちなみにBUFFALO地デジチューナー用リモコンでは聞こえなかった。
東芝のHDDレコーダー用も変調音が聞こえたので、東芝製はこの確認方法が使えるかも知れない。

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ウサギ小屋の設計・製作

2011-12-28 15:23:27 | インポート

「ウサギ小屋」というと、日本の住居の代名詞の様になっているが、実はそうでも無いらしい。
その辺についての詳しい説明は「ウサギ小屋」問題、再検証を読んで欲しい。
話は違って、本物の「ウサギ小屋」の設計・製作依頼が有り、担当した。
2renusagikoyar 動物実験用器具を専門に扱っているメーカーからのもので、実際、以前からも製作していたが、今回は、これのアレンジ設計(といっても、寸法が全く異なるので新規設計)を行った。
材質は主にアルミで、リベットとアルミ溶接で組立している。
納期も無く、丸3日で設計、1日で板金加工、1日で組立という強行スケジュール。ということで、少し位の設計ミスは出るだろうと手抜き設計。案の定、穴位置間違いなど数箇所有ったが誤魔化せるレベルで、一応、見た目は問題無く仕上がった。

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入院おもちゃ修理

2011-12-17 18:14:38 | インポート

【プリモプエル・コプエル】
Img_0858_r クロックのセラロック発振波形が電源ONで出ないので、IC不良だろうと決めつけていたが、参加しているSNSでの記事にヒントをもらい、もしかして外部発振を加えたらどうかと印加してみたものの動作しない。Img_0851_rImg_0852_r音の出るおもちゃは、スピーカーの不良が結構有るが、このチェックを忘れていた。初心にかえって調査する。スイッチ類と一緒のケーブルになっているので、どれがスピーカー用か判らない。面倒だが頭の縫い目を解き、スピーカーを取り出す。導通が無いので、断線の様だ(右のモールド品)。同じサイズが無いので一回り小さいスピーカー(左の金属フレーム品)を付けて電源SWをONすると音が出て来た。
原因はスピーカー断線だけだった。
Img_0857_r Img_0850_rセラロックは表示が1Mとなっているが、波形を見ると何故か1kHz近辺だ。電源ONだけでは発振せず、各部スイッチを操作した時だけ発振することが判った。何度も取り外したのでランドが剥がれてしまいストラップ細線で接続した。
操作方法はメーカーのホームページからダウンロード出来る。これにより時刻セットしたら、ちゃんと出来た。
Img_0853_r Img_0854_r 右手はスイッチの様な機械的反応が無いので、縫い目をほどいて見たら、アンテナの様なループ状のパターンの基板になっていた。説明書を見ると、もう1体のコプエルの手の平を合わせて操作すると「コプコプトーク」が出来ると書いてあるので、お互いを通信しあう誘導用のパターンかもしれない。
プリモプエル・コプエル取扱説明書
【バズライトイヤー
Img_0865_r Img_0868_r Img_0871_r 秋月に注文していた黄色と緑色LEDが届いたので交換してみた。
間隔と長さを合わせて半田付けする。リード線がショートしない様にビニールテープで絶縁しチューブの中に通す。基板のランドに、外す前にメモした通り接続しON(両足を内側に付ける)するとパイプが回り出し、円形に光の輪(点滅)が浮かんだ。
【ピストル】
Img_0863_r Img_0862_r ランプ/LEDは点滅するも、音が出ないというもので、これもスピーカー断線が考えられるので分解する。一箇所は引き金付近モールドで隠れているので、ここを忘れないこと。
Img_0859_rImg_0861_rφ27のスピーカーが、やはり断線だったので、手持ちの同等品に交換し、正常に音が出る様になった。
スイッチが4箇所有り、いろんな効果音が出て、なかなか面白い。
【プラレール(新幹線)】
モーターが回らないという症状で、原因は電池ボックスとギアボックスとの接触不良だったが、分解する時に駆動輪を飛ばしてしまった。作業場は物置状態で、どこかに入り込むと探せない。
探して見たがやはり見つからないので、長女が遊びに来るというので、使わないプラレール車両が無いか聞いてみたが、友達にあげてしまって無いので、近くのリサイクルショップで探して見るということで、山手線車両(3両編成)を480円で買って来てくれた。寸法は一緒だったので交換。ギアボックスは電池接点の位置が異なっているので、元のギアボックスを取り付けOKとなった。

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近接センサーを確認する

2011-11-27 12:47:22 | インポート

Img_0643_r Img_0646_r Img_0648_r Img_0650_r aitendoより購入してあった接近センサーモジュール」 600円について動作確認を行った。
といっても電源を接続するだけで簡単なのだが。動作電源は6-18Vで、これを3.3Vに安定化している様だ。
感知距離を確認するとデーター通り5-60cmで、これは基板上の半固定抵抗で調整出来る。
Img_0641_rImg_0642_r 結構部品が使われており、波形を観測してみた。38kHzを間欠発振させている様だ。
パルス送出間隔が320msで38kHzの送出時間が5.84μsだった。
455kHzのセラロックを使っており、クロックに使っているのだろうか。(12分周すれば37.9kHzとなる。ロジックICだと74LS92で出来る)
秋月で販売されているシャープの測距モジュールと似た様な(測距モジュールはアナログ電圧出力で、近接モジュールはこの電圧によるコンパレータ動作かも知れない)原理かも知れない。
シャープ測距モジュール[GP2Y0A02YK] が10~80cmで400円だから、コンパレータを入れたとして、価格的には同等な感じである。だったらこれより測距が長い(20~150cm)[GP2Y0A02YK] 800円にコンパレータを組み合わせたのが応用は広がるかも知れない。
更に1m~5.5mまでと距離の長い[GP2Y0A710K]1200円もある。
[GP2Y0A02YK][GP2Y0A02YK]はタイミングチャートの時間が同一で測距が違うので、もしかしてレンズを工夫すれば、今回の「接近センサーモジュール」も接近距離を伸ばせるかも知れない。

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自宅の標高が判るサイト

2011-11-23 14:42:35 | インポート

Hyoukou いつも利用しているSNSで面白いサイトの紹介が有ったので使って見た。
Google Map 標高 というので、自宅を見ると22.8363mだったが、同市内の勤務先を調べると39.4496mと、同じ関東平野の中にあるのだが17mも標高差のあることが判った。(標高以外は個人情報の為、消してあります)
確かに二十数年前には自宅が床上30cmの被害に合った実績?がある。この時の避難先の小学校を調べると35.0937mだったので12m高台にあることになる。
3.11の津波被害やタイの水害で、標高に感心度が高くなっているので、一つの目安にはなるかと思う。

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UNICラジコン・今度のは修理不能

2011-06-12 15:57:00 | インポート

Img_8749_r Img_8750_r 私が一番最初に修理した業務用ラジコンと同じもの(FRC-0403Z型)についてブログを見た方から修理の問合せが有った。
前回は電源ランプが点かないという症状だったので原因が簡単だったが、今回は電源ランプは点くものの動作しないという症状で、取り合えず送ってもらって調べることにした。
送信機でボタンを操作し、IC-R9000でモニターする。
水晶に表示している周波数は49.025MHzだが、これより高い周波数が出ており、たまに正規の周波数に近い周波数に切り替わるという不思議な現象が見られた。送信機には周波数調整部分が無い。82PF+10PFセラコンが周波数調整用コンデンサらしい。
受信機+アンテナも送っていただいているので受信してみるが、やはり動作しないので、固定コンデンサを外してトリマコンにし、49.025MHzに合わせるが、やはり受信しない。先日のラジコンと違って表示用のLEDが無くリレー接点だけなのでリレー音がたよりである。
発振用トランジスタは2SC1675、これの増幅用が2SC1675だが、ソケットにして、いろんなトランジスタに代えてみたが周波数変動、レベル差はそんなに見られなかった。
受信側はフロントエンドが2SK22のゲート接地増幅回路。他のFETに代えてみたが、それ程変わらないので元に戻した。
送信機側を更に調査。オリジナルのCPUらしいICのクロックに560kHz表示(ちょっと記憶違いかもしれないが)のセラロックが使用されていたので、発振しているかオシロを当てるが波形が出ていない。セラロック単体で簡易的に発振器とオシロで共振点を探して見ると、ほぼ表示と合っているので壊れてはいない様だ(念のため455kHzのセラロックを測定したら458kHzが共振点だった)。次に発振用コンデンサ(100PFセラコン×)を交換したら発振波形が見られたので、これが原因かと気を良くしてIC-R9000でモニターしたらFM変調データー信号が聞えて来た。
でも、やはり受信機は動作しない。そうしているうちにやはり発振しなくなった。どうやらCPUが壊れ掛けている様だ。そうすると、モニターで周波数が切り替わる理由が裏付けられる。
受信器側はスーパーヘテロダインの様で500kHz代の中間周波数に落とした後にFM用IC(MC3361C)で信号を取り出している様だ。このICとピンコンパチのMC3372Pはイーエレで購入可能。これの検波出力に信号が出てこない(送信機が動作不安定な関係かもしれない)。
これ以上は調査不能で、治る見込みも少ないのでお返しすることにした。

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