先に記事を書いたガス給湯器交換で循環口だけは、同様なものが見つからず、そのままになっていたが、とうとうゴム製ロート部品も劣化し裂けて来たので、交換することにした。
浴槽の取り付け穴は同一なので、セットで交換出来れば問題無いのだが、外部に回り込むのは床下に潜り込んでの手探りになるので不可能に近いので、内側のみ交換するしか方法は無い。
現状の寸法を測定してみた。
合致しそうな製品を探すが、外形寸法の図面しか公開されておらず、はめ込み部分の寸法はわからないので、取り敢えず購入してみて、合えば儲けもの、合わなければ加工しようと考えた。
購入したのはJS型 無極性循環口 JS1型 樹脂管用 オンダ製作所 JS1-S10です。
やはり、期待は裏切られた。
内側の給湯口寸法が異なり、現在の循環口には入らないので被せる形に削ることにした。
ある寸法に切断し、内側はφ15~16mmに加工するのに、寸法が丁度良いmart 6mm-19mm面取りドリルビット5本 カウンターシンク1/4 HSSを購入しφ16mmでさらう。
ロック部分のリングもつば部分を切断し、現在の浴槽循環口のつばに同心で接着する。
これでパチンとハマり使えそうだ。
パワーアンプの試聴に、音源にはスマホ(GalaxyS8)の3.5mmイヤホン出力を良く利用しているが、私の不注意で、R側出力をアンプの電源(+12V)に接触させてしまった。
そうしたら、その後R側出力が出なくなった。
オシロで見ても信号が出ていない。
抵抗値を測定すると、正常なL側は数十Ωだが、R側は無限大(オープン)になっている。
どうやら、電圧の印加でアンプ部分が壊れてしまった様だ。(保護回路は無いのか?)
修理に出しても、大掛かりになり、期間と、あとはデーターが全て無くなってしまうことになるので、止めることにする。
Bluetoothでは、ちゃんとLRが出ているので、この接続にすれば聴くことは出来る。
幸い、GalaxyS8はUSB Type-Cのコネクタになっており、変換コネクタを使用すると、これから音声出力が出せるし、更に映像出力変換(HDMI)ケーブルをつけるとテレビやディスプレイに大画面映像表示が出来る様だ。・・・タイプC to 3.5 mm端子に変換アダプタを入手したが、これは出力が出なかった。
iPhoneも同じ様に変換コードで出力出来る様だ。
映像出力出来るatolla USB Type C to HDMI/VGA マルチ変換アダプタも注文中なので、入手次第確認します。
12/22到着して確認してみたところ、HDMI機器が接続されれば、3.5mmジャックに音声出力されるが、接続が無いと出なくなる。
映像はLCDディスプレイに大画面で表示され問題無いので、これは便利だ。
このところデジタルアンプに傾聴していたが、また原点?に戻って、安価なアナログアンプを探してみた。
Amazonで「KKHMF TDA7297 AC/ DC 12V 2*15W デジタル ステレオ オーディオ アンプ デュアル チャンネル アンプモジュール」が現在325円だったので4台購入。
(品名がデジタルアンプとあるがABクラスのアナログアンプです)
この価格なので、しょうがないところだが、ツマミを入れて抜こうとしたら抵抗基板がLR共に割れてしまいました。
これから購入予定の方はご注意下さい。
ICのフィンへの固定はタッピンねじのためフィンが膨らんで、厳密にいうとICとの間に隙間ができ熱抵抗が増加します。
私はやすりで平らにして、サーモシートを挟んで固定しました。
回路や部品定数はデーターシート通りですので、これ以上の部品に交換しても特性の向上は望めないと思います。
なので、私としては値段相応で良しとします。
出力の+-は逆ですが、シングルアンプで使用するのであれば、入出力が逆相になるだけで、左右の位相は合っていますので、どちらでも良いのかと思います。
ST-BYとMUTE回路が働きますので、電源をON/OFF繰り返しても、ショックノイズは皆無で、雑音・ハム音も感じられません。
明日にでも、周波数特性を測定器で確認したいと思います。
【居間用テレビの外部スピーカーに使用】
外部スピーカー用に、一時的にLUXMAN監修のデジタルアンプを使用していたが、今回、本アンプに交換することにした。
外部スピーカーも安価に落札したDENON製USC-A300(システムコンポDHT-300用フロントスピーカー)に交換するのだが、1個は過大入力の影響か正常な音声が出なくなったので交換出来そうなスピーカーを探してみた。
寸法的にはFOSTEX 8cm フルレンジ スピーカーユニット P800Kが使えそう(取付寸法が少し異なり、インピーダンスも4Ωから8Ωになる)なので購入して2個交換してみた。取付が異なるので、ドリルで下穴を開けてタッピンネジで固定する。
入力はヘッドホンジャックを使用。
アンプの電源は常時ON状態なので、テレビのON/OFF時にポップノイズが結構目立つのでアンプを改造することにした。
改造といっても入力に負荷抵抗120Ωを入れるもので、これにより、殆どノイズが目立たなくなった。
以前修理した方から、電波の到達距離が極端に短くなった(至近距離まで近づけないと動作しない)という依頼があった。
送信機はモニターすると、ちゃんと変調されて電界強度も正常な感じがするが、分解してみると、3端子レギュレータらしきもの2個(電圧は同じだがピンアサインが異なる)のうち、1個の出力電圧が殆どゼロだったので、デスクリートの同等品HT7530に交換したが、受信機での動作は変化しない。(表面LEDは変化しないので、2周波のサイクリックが固定されるのをオシロで監視する)
受信はモジュールが使われており、MIX/DETのICはサンヨー製LA7770が使われている。
データーシートと各端子の波形を見比べると、スケルチやDET部分は動作してない様なので、手持ちの同機から外したモジュールと交換してみると正常動作した。
基板はシールドケースにしっかり半田付けされており、部品交換は困難でICの入手も難しい(英国のオークションサイトにあり)ので、これを使用することで了解してもらった。
モジュールの不良は電解コンデンサの液漏れによるものはあったが、今回の様なIC不良?は初めてである。
今月のおもちゃ病院で入院となったおもちゃで、音は出るが歩かないという症状。
なんとか、ぬいぐるみを剥がし(胴部分のホットボンドを先に外し、足を抜き取る様にする:きついので骨折させない様に)みてみる。
リンクのシャフトが折れたり、支点が折れていたり、全体的にモールドが薄く強度不足である。ギアボックス内中間の平歯車もピニオン部分が減って空回りしていた。
平歯車は同じもの(シャフト部の内径は小さいのでドリルで広げる)の手持ちがあったので交換。
リンクの円盤は角シャフトに刺さる部分が割れていて補修が効かないので、手持ちの平歯車を使って、リンクの突起(足にはまる)は既存品を切り取り、両側からねじ固定する。
固定ポスト側も足にリンクする部分が欠けているので、取り除き、M4のトラスネジで固定する様にした。モールド台座部分はプラリペアで補強する。
以前に修理対応した方から有線リモコンの修理依頼があり、初めての機種だが対応することにした。
操作スイッチが2個壊れてしまい動作しないという症状だ。
<ON>OFF<ON>タイプのムスタングトグルスイッチが4個つかわれており、このうち2個が、完全にレバー部と接点部モールドが外れており修理不能なので、同一部品を検索してみたが、市販品には無く、メーカー特注の感じがする。レバーにメネジが切っておりレバーとねじ固定する構造。
近いもの(外観は同じでレバー形状が標準)はマルツオンラインで入手出来るので、一応、発注した。
フジソク(日本電産コパル電子)8B1041-Z
UNICのジャンク品箱を探すと同じスイッチを使っているRC-30R送信機が見つかり、これを外して使うことにする。
ダイオードOR用のダイオードが6個付いている。
付け替えたが、接続側(コネクタでは無くリード線先に圧着端子)での導通が無い。
コモンの赤色線と単独の黒色線が断線している様なので、多芯ケーブル予備線を使って接続し、正常に導通確認出来た。
例年、なぜか12月は受付が多く、今回も20点近くあり、半数が入院となった。
面白い修理おもちゃを紹介する。
【スノーイングトナカイ】
クリスマス用で発泡スチロールの粒がファンにより舞い上がり降ってくるというものだ。
茨城県ではメジャーなホームセンターである「山新」が輸入販売したもので、例によって中華製です。
全然動作しないというもので、電源スイッチをONにする際、微妙に動かすとメロディは出てくるがファンとLEDが動作しない。
電源用スライドスイッチが接触不良なので、180度回転させて反対側の接点に配線を付け替える。
このおもちゃの面白いところだが、底板に圧電サウンダーが付いており、拍手等の音により底板が振動、これによりサウンダーから電圧が発生し、これをIC内回路で起動しているところだ。
メロディとファンは同じトランジスタ(PNP型のSS8550)に接続しているが、何故かベースに接続されている。
誰かが、改造した跡がみられる(半田付けが明らかに素人)。
負荷の配線とトランジスタを外し、ベース電圧の変化をみると、動作時0VとなるのでICは動作している様だ。
トランジスタを交換し、配線をベースからコレクタに入れ換えたら全て正常に動作した。
【あいうえおボード?】
過電流保護用にヒューズ(基板に単なるヒューズ線を付けたもの)を使っているが弱そうなのでヒューズ抵抗に付け替える。
電源のスライドスイッチの接触も悪かったので接点スプレーで対応。これで動作する様になった。
【物まねくまモン人形】
音がおかしいということだったが、実は問題無かったということ。
話しかけると歩きながらマネマネ!かわいい声でオウム返ししながらお散歩するというのが正常。
録音ICが使われており、エレクトレットコンデンサマイクに話しかけると、その通りオウム返し(再生スピードは可愛らしくなる様に早くしている様だ)するという機能が分からなかっただけだ。なので、たたいたら少しボツッと音がして走行用のモーターが一瞬動くだけという現象になっていた。
ぬいぐるみを外すのには大分考えてしまった。
周囲のホットボンドをはがして、ぬいぐるみを最大限電池ボックスの上に引き下げる。
そして、足の部分をぬいぐるみから注意深く片足ずつ引き抜く。
今後のためにギアはグリスアップした。
パソコンが遅くなったという相談がパソコン相談室に多くあり、私のパソコンでも急に遅くなる現象が発生。
そんなところ、本屋さんに行ったら、日経PC21(2018/1号)は「悩みを解消!Cドライブ」が目に入ったので購入。
メイン記事では無いが「IT生活羅針盤」で「何をしても待たされるノート、SSDの換装でよみがえる」という記事があり、SSDの価格を調べてみると、昔と違って容量が増えて安価になっており、何とか購入出来そうなので、動作を期待して注文した。
Samsung SSD 500GB 850 EVO ベーシックキット V-NAND搭載 2.5インチ 内蔵型 MZ-75E500B/IT
で、現在価格は17452円となっており、他社も見比べたが、大体似たような価格である。
セルの種類はSLC/MLC/TLCの3種類あるが、この価格帯では、ほとんどがMLCである。
SSDは、以前購入したLenovo製ネットブックに標準で付いていたのを使用した経験はあるが、速さはそれほど感じなかった。
今回のSSDは2.5インチHDDと全く同じ外形(薄くはなる)・コネクタなので簡単に交換出来る。
手持ちのUSB-SATA変換アダプタにSSDを接続して、添付CDのソフトによりクローンを作るだけ。
但し、パーテーションがある場合には、パーテーションの数を変更する必要がある。
クローン完了後、PC本体HDDと交換する。
起動するまでは、疑心暗鬼だったが、起動・終了は早いし、各ソフトも全て驚くほど速くなった。
もう元には戻れない。
価格はまだHDDの3倍程度するが、その価値はあると感じた。
YAMAHA製デジタルオーディオパワーアンプICのYDA138を使用したアンプモジュールが安価だったので2台入手して試してみた。
一般的なデジタルパワーアンプでは、もっと出力が大きくて安価なものが沢山あるのだが、このICの特徴として、ヘッドホン用の独立出力があることだ。ヘッドホンを差し込むとスピーカー出力がOFFとなる。
入力端子が3Pナイロンコネクタなので、手持ちのRCA-L/Rジャックを取り付けて配線接続した。
電源は、最初試験用に12V/17A出力の電源モジュールを使用したが、実用に近く12V/1A出力のACアダプタを使用。フルパワー(10W+10W/8Ω)には不足するが、通常の音量では問題無いだろう。
リスニングしてみましたが、入力接続時のポップ雑音で保護回路動作が簡単に動作してしまい、電源をOFFにしないと復帰しないのが使いにくいです。(電源スイッチが無いので)
このせいなのか、1台は原因不明で壊れてしまいました。IC内部のリファレンス電圧5Vが出ていません。
VOL0.1端子の切替でゲイン切替が出来るICで、VOL0:H,VOL1:Lでしたので30dBの様です。
L.Lにすると36dBとなります。
いろんなブログを検索してみると、R5~R8(1kΩ)を付け替えることでゲイン調整出来る様です。
製品はR6,R7が付いている。
テスターで接続をチェックすると、R5とR6はH、R7,8はLに接続。R6とR8がVOL0に、R5とR7がVOL1に接続されています。
電解コンには、電源用に唯一SANYO製が使われており、他は中国製です。
表示上は全て105℃のLOW-ESRです。
ノイズはほとんど無し、音質もこの価格では素晴らしいと思います。
ヘッドホンも、問題無しです。
消防設備の工事・点検をしている従弟から調査の依頼があった。
中学校の体育館のリニューアル工事で、工事屋さんが、発信器や受信機を交換したのだが、発信器のボタンを押しても受信機が動作しないという障害である。
受信機はパナソニック製で発信器はニッタン製である。
以前の発信器に交換すると正常に動作することから、比較してみることにした。
既存品のカバーがどうしても外れないので壊して外す。ニッタン製はスイッチ部半田を外すと基板を外せる。
抵抗が2本あり、異なっている。
既存品:560Ω、1.2kΩ
ニッタン製:4.7kΩ×2個
回路図を書いてみるとLED用が1.2kΩで警報出力用が560Ωであることが分かった。
手持ちには1.5kΩ/2W抵抗しかなかったので、警報用には3本並列接続にして、LEDは1.5kΩ1本を基板を外さなくて済む様に既存抵抗の裏に半田付けした。
5箇所動作確認したが問題無く感知、LEDの明るさも正常状態に近いので、これで使ってもらう。
【コメントについて】
ご心配の下記コメントありがとうございます。
1.火報って一式で型式認定があった気がします。
どこまでが認定範囲か知りませんが、混在や改造は大丈夫でしょうか?
2.消防設備などは法的な規制がかかっているための点検と思います。
自分で改造などは何かあった場合にお役所では認めないと思いますので心配です。
回答
消防機器早わかり講座より抜粋
発信機については日本消防検定協会又は登録検定機関が規格省令に適合することを試験し、総務大臣が型式承認を行い、日本消防検定協会又は登録検定機関が検査し、合格の表示を付します。合格表示が付されたものでなければ、販売や陳列、工事使用等が禁止(法的拘束力あり)されています。
日本消防検定協会の型式試験において、製品の形状、構造、材質、成分及び性能が、基準に適合し、かつ、総務大臣の型式承認を受けたものに付けられた番号です。『発第○○〜○○号』という形式で表記されます。
主に構造・性能(スイッチの操作力等の機械的なものや電流容量等)の規定であり、電気的なインターフェースは各社まちまちの様です。
各社は自社の受信機に対応した抵抗値であったりします。従って、他社製や同社製でも年式が異なる場合での組み合わせでは今回の記事の様に動作しない場合(短絡電流等で)があります。
消防機器については、新設の場合問題無い(同社製の組み合わせなので)ですが、寿命・故障等、顧客都合により受信機のみ、あるいは発信機のみリニューアルする場合(同時でもメーカーが異なる場合も有り)があり、この業界では、現物合わせが行われている様です。
今回の改造についても、私の判断ではなく、依頼を受けた管理者の了解の元で対応しており、本人談では、この様な改造は行っているそうです。
今回、発信機は全て同じ改造で混在は有りません。改造を正当化するものではありませんが。