現在、活躍しているTRIO製CR発信器のAC入力部がインレットタイプなので、今回インレットタイプのノイズフィルタ(NEC/TOKIN製GL-2080FVP-T1)に交換した。秋月電子で150円で販売しているものです。でも取付部の穴がフィルタの外形と同じで加工もいやなのでラベルを剥がし、無理矢理押し込んでネジ固定した。いまはノイズフィルタもインレットタイプは、馬鹿みたいに安く購入出来るので、古い機器など寸法が合って半田付けに自信があれば交換するのもいいかも。
ついでに、このCR発信器に測定コード(といっても市販のRCAオーディオコードだが)を経由してレベルを測定したら、100kHzから序々にレベルが落ちて1MHzでは-3dB位になった。(コードの容量分が影響)持っているコードを全て測定してみたが、高級だから特性がいいともいえない(もっともオーディオ周波数の範囲外だから問題無いのだが)殆ど同じ特性だったが、その中で唯一良かったのはDENON PCIオーディオカードに添付されていたものだった。前のブログでMCアンプの周波数測定をした記事を載せたが、100kHz以上の特性はこのロス分が入っていないので要注意。高い周波数を測定するには、まず、ケーブルの特性を測定してから行う必要がある。600Ω負荷で測定したが75Ωにすれば改善されるかも、引き続き調査します。
3/4 負荷を75Ωにして、周波数測定を行った。結果は1MHzまで(発信器の限界)フラットだった。やはり、負荷インピーダンスが低いと、高域までロスの無いことが判った。