今日は、仕事の関係で私は午後からとなったが、バンクーバーオリンピック開会式とか、生憎の雪模様のせいか、開院始まって以来、初めて受付ゼロだった(引き取りは2件有ったが)。
おもちゃでは無いが、懐中電灯のライトが、電池交換しても点かないのでと、電池と電球を持って来たので、電池チェッカーとテスターでチェック、電球は切れておらず、電池は一部弱いのが有ったが、全然点かないのは、電池かスイッチの接点接触不良が考えられる。
100円電池チェッカーに注目が集まった。
以前にも来てくれた、ボランティアで福祉関係の電子工作などを製作している「やまねこ工作室」の山本さんがご夫妻で見えられた。
電子工作サークルで作っている「100円ON/OFFタイマー」をこのブログで紹介しているのを見てくれてPIC版の「ラッチアンドタイマー」を製作されて、おもちゃのパトライトと扇風機を繋いで実演してくれた。
(勝手に写真を掲載させて頂きました)
出力はリレーの無電圧接点2回路の他に、リンク用の出力1回路を設けてあり、これを使って2台を繋ぎ、ボタンを押すと1台目のタイムアップ後2台目のタイマーが動作します。
ケースも綺麗に出来ており、中の基板もサンハヤトの変換基板で、初心者でも作れる様に工夫されている。この配線図もすごく分かり易く書かれており感心した。
奥様からは、小学生向け電子工作の指導方法についてアドバイスを聞きたいということで、経験談をお話しした。
前回は、おもちゃ病院が大忙しで、お話する時間が無かったが、今回はお陰様?で、情報交流が出来たと思う。
100円タイマーつながりで
時々アドバイスをくれる電子工作好きの方が、やはりブログを見て(HCMOSが1.25V以下でも動作するというのがヒントになった様で)、「インターバルタイマー」を作られた。
カメラのリモコン接点をこのタイマー時間のインターバルで間欠撮影するのに応用してくれた。(こちらも、写真を掲載させて頂きました)
基本は100円タイマーだが、ロジックは、用途に合わせてシュミレーションソフトの「サーキットビュアー」を使って、これを元に製作されている。職場の方にも好評で追加製作を依頼されている様だ。
使い易い様だが、アマチュアには高価で予算的にちょっと手が出ないので、当方が考えているRCステアリングのロジック回路図を送ってシュミレーションしてもらった。
前回紹介したロジックだけのフリーソフトと違ってアナログ回路もシュミレーションが出来るので、ボリューム位置によるコンパレータの動作(電圧)も見られる様で、欲しくなってくる。
サークルで動作しないで預かっているものも原因調査を開始。タイマーの入出力とロジックまでは正常に動作しているがリレーが動作しない。ドライブのトランジスタ(2SC1815)を交換して動作OKになったが、原因は判らない。
また、外部雑音(同じコンセントに接続されている機器のON/OFF)で誤動作するので、100円タイマーのON/OFFスイッチからの信号とGND間に0.1uFのセラコンを入れて問題無くなった。
山本さんの製作されたタイマーも、モーター等の雑音で誤動作するというので、終了検知部分のPICプログラムを少しいじって、ブザー出力の波形を3,4サイクル連続で見てやるようにして防止を図っているとのことです。
また、設定時間だが、電源が切れて表示は出なくなても、ちゃんとメモリーに残っていて、翌日電源を接続したら、設定された時間がちゃんと表示された。後日のブログで実験結果報告。