TBSラジオの毎週土曜日午後1時から放送されている「久米宏 ラジオなんですけど」に、秋葉原ラジオセンター2Fで古いラジオやラジオ用部品を販売している「内田ラジオ・アマチュアショールーム」の店主内田 久子さんがゲスト出演。
開店当時の思い出、今は売上が減って来たが段階世代の方が多く見える様になったとか、今は秋葉原は電気街では無いという嘆きのお話が有り、84歳とは思えない興味深いお話を聞かせてもらった。
久米さんもラジオ好きなので、会話もマニア向けで面白かった。
まだまだ、これからもお店を続けてほしいと感じた。
著書の「秋葉原、内田ラジオでございます」も面白そうだ。
4台目位になるだろうか、修理依頼の多い機種である。
全然動作しないという症状で、送受信機を送ってもらって調査した。
送信周波数の49.375MHz(シールの「375」がkHz部分を表す)をオールバンドハンディ受信機でモニターしても電波が出ていない様だ。
分解して水晶リード線をオシロで見ても発振していない。試に手持ちの近い周波数の水晶を付けてみるとちゃんと発振し電波が出るので水晶不良の様だ。水晶は49.375MHz÷3の発振周波数である。
いつもの三田電波に以前と同じ仕様で発注し、先日届いたので、早速交換。(1週間で製作してくれた)
今朝から受信確認実施。
動作はリレーの音でしか確認出来ないので、以前製作した「確認用LED/BZ基板」を接続して行う。
最初は受信機が動作しませんでしたが、受信調整したところ30m以上は届く様になりました。
(庭に置いた自家用車に50MHzのアンテナを取り付け離れていくと、隣接する道路の先まで届きました)
受信機は何度か経験が有るが、調整が少しでもずれると動作しない。
送信機を動作ギリギリの距離まで離し、受信機のクワドラチャ検波のコイルとスケルチ調整半固定抵抗と相互に調整する。
昨年の12月に修理してお返ししたラジコンだが、最近動作しなくなったので、もう1度見てもらえないかと依頼が有ったので送ってもらった。
オールバンド受信機でモニターしても電波が出ていない様なので分解してみた。
すると、交換した水晶の半田付けが不完全でパターンと接触していなかった。
半田付けしたところ正常に信号が出る様になった。
我ながら、お恥ずかしい限りである。
前回は送信機だけ送ってもらっての修理だったが、今回は送受信機とアンテナも送ってもらったので、受信機と対向で、動作確認を行った。
先日のブログで紹介したのと同様、8.1Vバッテリーを24Vに昇圧して受信機を動作させる。
距離を離しながら、送信周波数(水晶発振周波数):286.950MHzをトリマコンデンサで微調整する。20m以上離しても動作するので大丈夫だろう。
オールバンド受信機で確認すると、送信周波数指示通りの286.950MHzで最大レベル(キャリア周波数)となっていた(AM変調なので、変調音は離調したところのが大きいが)。
3/28:依頼者に届き、「確認の結果、バッチリ動きました」というメールが有り、安心した。
今年は桜の開花が観測開始史上2番目(茨城県では)の早さで、今日明日は満開となりそうです。
ということで、ここのところ急に暖かくなって来たので、長らく中断していた早朝ウォーキングを今週からボチボチ(毎日では無く、早起き出来たとき)開始した。今日で3回目。
内情は、冬の間の運動不足で体重が3kg程度増加して、お腹が出っ張って来たからである。血圧も高くなっている。
5時半から約1時間、昨年と同じ6km弱の田んぼ道を歩いている。
RC-31Rと一緒に依頼されたRC-500Hだが、調査すると送信側は429MHz帯で変調音が聞こえるので動作している様だ。
受信機をDC24Vで動作させるが電波LEDは点灯するが電波受信LEDは点滅(正常時)せず消灯のままである。
受信はモジュール(STD-301)となっており、シンセサイザ方式の新しい方法で作られている。
受信機からの出力も今までの修理依頼機器と異なりシリアル信号で、その後の機器に渡している様で、こうなると、それ以上の調査は不可能。
モジュールのデータ出力をオシロで観測するがロジック波形が見られないので、ダメ元でモジュールの製造メーカー「株式会社サーキットデザイン」に問い合わせしてみたところ以下の回答が有った。
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お問い合わせの件ですが、写真を拝見すると、産業機械の制御用に使われている無線機であることが分かりました。
この無線機は弊社がリモコンメーカであるヘテロニック社(アメリカ本社)に供給した無線機です。ヘテロニック社は日本用無線機を搭載し、古川機械金属様に納めています。
従い申し訳ございませんが、弊社が直接修理することはできません。また、無線機を供給することもできません。
そこで、修理の流れとして、購入された販売店に相談して頂ければと思います。
あるいは、メーカの古川機械金属様にご相談願えればと思います。
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ということで、私のレベルでは修理不可ということで、依頼者に購入した所に修理依頼出来るか確認したが、対応が良くないということで、お世話になっている近所のUNIC製品代理店「県西クレーンサービス」に現物を持参しメーカー見積もりを依頼した。この機種はまだ新しく、修理対応している。
その結果、受信機は基板交換が必要で約17万円との回答が有り、依頼者に確認の結果、修理してもらいたいということで、お願いした。
先日、修理品が届いた。
送信機も壊れた部品が交換となって新品同様になっており、受信機はそっくり新品と交換となっていた。
型式 RC-31R-HK製番 BH491
発振していなかった水晶(295.225/6逓倍=49.204166MHz)が三田電波より届いたので交換する。
受信モニターすると、今度は正常に送信されているのが確認出来たので、実際の受信機を接続して到達状況を調査する。
方法はいつもと同じで、実験用電源で昇圧して24Vを供給する。以前は自動車の12VをインバータでAC100VにしACアダプタでDC12Vの出力をこの電源に入れて使用したが、今回はリチウムイオン充電池(8.1V/500mA)を使うことで接続がコンパクトになる。
距離を離しながら、発振周波数調整用のトリマコンを調整して受信最大と一致させる。
受信確認はLEDを見ながらになるが、肉眼で見えなくなる30m近辺までは届くことが確認出来、問題無さそうなので、返却することにした。
「電圧可変シリーズ電源」について、前回動作しなかったので持ち帰って調査を行ったところ、1点配線漏れが有り、これを接続したら動作した。
LM317と電流増幅用トランジスタ(2SBタイプ)のベース接続だが回路図での接続点(ドット)が見にくいのが原因だった。
負荷には自動車のヘッドライト(90W)を使用する。
実験用電源はパラ接続で最大6Aまでで、MAXで確認する。
無負荷時と負荷時のレギュレーションは0.1V程度とかなり良さそうだ。
12V近辺で使用するとのことなので、放熱は出力の12VにPC用CPUファンを接続しての強制空冷としたが、フルパワーではちょっと厳しい。またトランジスタとの密着が良くないと熱抵抗が増加してトランジスタの発熱が大きい。広面積に押さえる機構が必要の様だ。
サークル終了後、恒例となった小島OBさん宅でのサークルの食事会を行い、大変に盛り上がった。
サークル設立以来、幹事をしていただいた谷沢さんが仕事の関係で出られなくなったのだが、都合を付けて参加してくれた。
先日のブログで紹介したPioneer製プリメインアンプSA-810で不具合の有った入力RCAジャックの接触不良について調査開始。
念のため、CAIG SN5 接点保護剤も高価(4725円)であるが購入しておいた。
まずは、接点保護剤をスプレーして以前使用していたオーディオテクニカ製RCAジャッククリーニングキットでRCAジャックを擦って見た。これで改善される所もあり、さすがに高価なだけは有りそうだが、ダメな部分も有るので、シールドケースを外して調査。
オシロで出力をモニターしてRCAのアース側をシャーシーに落とすと雑音(ハム音)が消える。
構造を見ると、ジャックのアース側は配線板に折り曲げて接触させているだけで、これのメッキが腐食して接触不良を起こしている様だ。
当時の中高級アンプとしては少しお粗末な構造だが、もう40年前の製品がまだ、こうやって修理すれば使えるのだからしょうがないところだろう。
ちなみに、PHONEの入力はちゃんと半田付けされているので、これと同じ様に半田付けしたら雑音が無くなった。
7件の依頼が有り、2件は修理不能、2件は入院となった。
私は、用事が有り、11時までの1時間だけ顔を出した。仁平、吉本、小島、深谷ドクターが対応。
1.アンパンマン学習機(入院)
症状:蓋の開け閉めで、たまに動作する。
原因:ヒンジ部でフラットケーブル断線。
対処:ケーブルを交換。
現状品は6芯のフラットケーブル(ゴム被覆)を使用しており、ヒンジ通過部は熱収縮チューブで丸めてある。この部分を動かすと動作が不安定になる。場所を特定出来ないので、ケーブル毎交換することにする。使用したのは12芯シールド丸ケーブル。これの6芯を使用。コネクタ部のコンタクトが無いのでハウジング毎交換する。
ケーブル固定は接着ベースを使用して、ロックタイで縛り付ける。
また電源のフューズ抵抗が切れていたので、ポリスイッチに交換。
2.アンパンマン・ウォータースライダー(入院)
症状:スイッチを入れてもポンプが回らない。
原因:水分でモーター錆び発生、回転がきつい。
対処:モーターをRE260に交換するが、標準品はシャフト長が短いのでローターのみ既設品を使用する。
修理依頼の多いおもちゃなので、大体同じ原因だが、モーターを外すには接着されている関係から切断するしか無い。モーター部黒いモールドは円周切断では無く、背面円錐蓋と円筒の間にカッターを入れて切り離すのが良い(円周切断だと、モーターが外れてこない)。端子取付も結構大変である。接続前に単独でポンプを回して極性を確認する。本体側は左+・右-となっている。
3.プラレール新幹線
症状:電池蓋紛失
対処:プラ板で製作して合わせる。
4.恐竜のリモコン
症状:リモコン操作しても全然動作しない。
原因:電池ボックスの接触不良とスイッチの不良が原因だったようです。
対処:スイッチは交換せずに,分解し接点を磨き,グリスを塗って直し。
また、左足のスプリング固定用のパーツが破損していたため接着とネジ止めで対処。
5.プラレール・マックの景品
症状:全然動作しないが、ねじが特殊で電池交換不可。
対処:三角ドライバーで外しLR41×2個を交換。
6.乗用カート(修理不能)
症状:モーターは回るがタイヤが空回り。
原因:歯車の破損かと思われます。
対処:タイヤの取り付けナットがカシメてあり、外すことが困難で(無理に外すと車軸を破損するおそれ)があり修理不可と判断。
7.潜水艦(修理不能)
症状:電池交換したら動作しなくなった。?
対処:モータの防水ハウジングが解体できない構造なので、修理不可と判断。
親戚の方から相談が有った。取引先の住職が、若いころ使っていたオーディオ機器が有るので、良ければ差し上げるというので一緒に物置を見せてもらった。
いろいろと当時(私がオーディオに夢中だった20代の頃)としては高級な機器が有ったのだが、その中でPioneer製のプリメインアンプSA-810(1973年発売で77,000円)とレコードプレーヤーPL-1200(1973年発売で48,500円)を頂くことにした。この他にもバイアンプ対応スピーカーやエレクトーンが出始めのテクニクス製が有った。
外観は木目が汚れたり、金属部分が錆びたりしていたので、持ち帰って簡単なオーバーホールを行う。
ターンテーブルのゴムマットは経年劣化でひび割れしているので、これは交換する必要が有りそうだ。
木製キャビネットは雑巾拭きした後、床用のワックスで磨いたら綺麗になった。
錆びは、錆び取りした後、手持ちのプラモデル用ペイントにて筆塗りする。
アンプは動作試験を行う。特性は問題無さそうだが、入力のRCAジャックが錆びており全て接触が良く無い。これを治せば使えそうだ。
以前勤務していた会社で、2度修理した超音波洗浄器だが、結局また動作しなくなったというので、すでに退職したのだが、無期限で調査してみるということで預かっていた。
やっと、時間が出来たので調査することにした。
考えていたのは、外部アンプにてドライブする方法だ。
一度動作しなくなった時に考えており、ヤフオクで入手(2700円)したパナソニック製RAMSA WP-1200A(BTL接続で400W/8Ω)を使用。発振源にはCR発振器を使用(40kHz)。
超音波洗浄器の振動子用リアクタンス回路に接続するが、結果としてはアンプ能力最大にしても超音波振動はそれほど強く無い。矩形波のが良いはずだが、何故か正弦波のが振動が少し強い。
振動子のインピーダンスは他社製のデータだが30Ωになっており、これが8個パラになっているわけだから約4Ωとなる。
後日、基板に載っている出力トランスの1次側に接続して、もう一度確認してみたいと思う。
「県西おもちゃ病院」のポスターを掲示してもらっている「友愛薬局」で以前から気になっていた受付のスイングドア不具合(ドア反対側が擦れる)が有り、先日行った時に詳しく見せてもらったら、上側丁番のスプリングが折れて、軸の通る板金カールも変形してガタガタになっていた。
丁番の修理は不可能なので、今日、ホームセンターで使えそうな「バネ丁番両開(2個セット)」を購入して薬局を訪れる。
確認したところ、是非交換をお願いしたいということだったので作業に取り掛かる。
使用されていた丁番とは構造が違い、取り付け方向が違って(90度違う)いるので少し悩んだが、従来の補強板の側面にギリギリ取り付けることが出来、30分程度で作業完了。スムーズに動作する様になった。(スプリングが強いので一人作業ではねじ止めの合わせが大変だったが)
以前のブログでも報告した内容だが、使用していた複合インクジェットプリンタMP640の紙詰まりで紙を取り除いたのだがエラー表示(用紙が詰まりました・・・)が消えず、HP製複合プリンタに買い替えたのだが、このプリンタでL版写真用紙プリントしようとしたら、用紙を吸い込まず「用紙無し」のメッセージが出て、この用紙では使えそうに無いので、MP640をもう1回引っ張り出して再度修理に挑戦することに。(写真はネットプリントを利用することにした)
HPのプリンタは結局、安物買いの銭失いだった様で後悔している。
外観上は殆どねじが見えす、モールドはめ込みになっている様だ。力任せで何とかサイドカバーを外す。次に排紙しているローラー部も分解したが、小さなギア状(用紙を引っ掛ける)の円盤が多数、スプリング状のシャフトではまっておりこれをすっかり忘れて逆さにしたものだから半分が外れて、結局残りの1個が行方不明となってしまった。
取り敢えず組み直して電源を入れるもエラーは消えず断念。
分解した内部写真です。
再利用出来るのはスイッチング電源位か。WiFiモジュールやカードリーダーもインターフェースが判れば利用出来るのかも知れないが無理だろう。