今年も6/8(土)9:00~14:00 県西生涯学習センターで、恒例の「ふれあいアジサイ祭り」が行われます。
同じく、おもちゃ病院も2階会議室で開院してますのでお出かけ下さい。
電子工作サークルで、ヘッドホンアンプの回路をいろいろ見つけて来ては製作しているメンバーがおり、聞き比べをしているのだが、プラグを差し替えての確認になるので、瞬間的な比較がしにくいというのがある。
そこで切り替え器を考えてみた。
すぐ思いつく方法としては、スイッチ、リレー、電子リレーがある。
1.スイッチ:安価で簡単で電源不要だが、経年で接触不良にもなりやすい。
2.リレー:駆動電圧が必要で最低でも5V程度必要。接触抵抗は少なく、密封タイプだと経年変化も少なく、容量も大きい。
3.電子リレー:フォトMOSリレー素子(TLP222AF,225A等)を使うと、駆動電圧は最低1.15Vで済む。4個必要となるので、全体コストは高くつく。またON抵抗は2Ω程度残る(ヘッドホン等32Ωインピーダンスには影響少ないが)。経年劣化はほぼ無い。
今回はTLP222AFの手持ちが多数あり、音声回路での特性を確認したかったので、これで製作してみた。
電源には単四電池を使用する。ONするには5mAで済むので、同時2個ONで10mA程度なので消耗は少ない。
切り替えには3ポジション1回路のスライドスイッチを使用。
確認のため、CDプレーヤーのヘッドホン出力と、光出力+真空管ヘッドホンアンプ出力を切り替えてみた。結果は差が無かった。(まあ、製品なので、こんなものだろう)
双方向性があるので、2入力/1出力、1入力/2出力の用途に使える。
CDプレーヤーを2種類のヘッドホンで切り替えるもの試して問題無かった。
以前、メルカリで購入したジャンク扱いのアナログテスターを修理して使用していたが、ケース付きで無いので、手が滑って落下させてしまったところ、メーターに衝撃が加わり、内部のひげバネが断線してしまい修理不能となった。(後述の様に、その後復活させたが)
その為に、また同様にメルカリのジャンク扱い品を入手し、修理し使用開始した。
しかし、どちらもケースが無いので、また落下不良にさせてしまう危険性を残る。
そこで安価でケースに使えそうな物が無いか、100円ショップ、ホームセンター、ディスカウントショップに行くたびに、回って歩いたが、先日、近くのジェーソンに行った時に見つけてしまった。
「保冷保温アルミランチパック」がなんと9円(外税)だったので、色違い(といっても売れ残り品なので青と黒しか無いが)を2個購入。
目分量では、テスター本体が入るかギリギリだったので、帰って入れて見るまで心配だったが、なんとピッタリである。まだまだ選球眼は衰えて無い様だ。内張りのアルミも多少はクッションになってくれる。
2台目(三和:A-303TRD)の修理
ACレンジが100V測定で80Vと低く表示されてしまうので、整流ダイオードの不良/劣化と判断し、2個共交換してみた。ゲルマやショットキーダイオードを替えながらメーター指示を確認するが、ピッタリだったのはショットキーダイオードのBAT43だけだった。他の1SS99では同じにならない。理由は、ちょっと分からないが。
あとは10kΩレンジ用の22.5V積層電池が現在では高価で入手困難なので、現在でも入手出来る単5に似た12V積層電池を2本直列に使い、間に調整用半固定抵抗を入れて、他のレンジと合う様に調整した。この電池方式は前所有者が改造してあった。実は、この前に入手してあった、落下テスターも同じ22.5V電池を使用していたので、これは同じ考えでホルダーを作り対応していたが、これを見て、技術者は考えることが一緒だなあと関心した次第です。
落下テスター(三和:430-YTR)の修理
【落下前の修理】
✕1Ωレンジが全然合わないので、裏蓋を外してみたらレンジの抵抗が焼損していたので、手持ち抵抗で合成抵抗にし交換したらOKになった。
22.5V電池も上記方法で交換した。
【落下後の修理】
たまたま、ジャンク箱の中に40年以上前の三和製高級テスターが有り、このメーターユニットだけ機構的には一緒の様だったので、針を変形させない様、注意深く取り外し交換してみた。
電流が異なっている様で、メーター間に多回転半固定抵抗を入れて調整したら、前レンジ共に正常に表示している感じで良しとした。
数年前に中古で入手したMDR-CD900STだが、ドライバーユニットが断線してしまった。
マニアの中では一般的なヘッドホンなので、保守部品が入手可能だ。
今回は、利用実績のある「SOUNDHOUSE」に注文し、翌日には届いた。
価格は送料無料で2,780円/個である。
2個共に断線しているので、2個の注文であるが、箱の表示からロットは同じ様である。
ユニットはリング状の押さえが爪4箇所で止まっているので、内側から押して着脱する(かなりきついので破損させない様に)。
試聴してみたが、特に問題無さそうだ。
実はもう1台、同一品を所有しているので、聴き比べて差が無かった。
試聴に使ったCDプレーヤーだが、DENON製DCD-1290というもので、ヤフオク・ジャンク扱いで安価に入手したもの。
再生エラーだったり、振動による音飛びが凄いので、色々やってみたところ、CDを上から抑えている板の中に入っているリング磁石が弱くなっているのが原因の一つで、強力なリングマグネットを入手して交換してもあまり改善されない。一番良かったのは上にネオジムマグネットを3個くっつけたものだ。
あとは、読み取りエラーはレンズの汚れが大きく関係しており、湿式のCDクリーナーで何度もクリーニングしたところ正常に読み取り出来る様になった。
これでもエラーになるのはディスクそのものの傷が影響している様だ。
その後、サービスマニュアルを調べて分かったのだが、内部に調整用の半固定抵抗が有り
VR102:F-GAIN(フォーカス)
VR104:T-GAIN(トラッキング)
でVR104を調整したら、オリジナルのままで音飛びが皆無になった。
VR102も調整して見たが、これを回すと、あるところで読み取りが出来なくなるので安定な所に合わせる。
現在、使用しているステーションタイプ半田こてHAKKO936の温度調整が出来なくなり、原因を調べたが、分からない(後日、原因がわかり修理完了)ので、ヤフオクでHAKKO928本体のみ(こてが2台同時に可能タイプ)が安かったので落札。
動作は問題無いが、電源トランスの商用周波振動がテーブルに伝わり気になるので、対策することにした。
モノタロウから防振ゴムスペーサーを購入し、トランスとシャーシー間に入れる。
少しは低減したが、まだ気になる。
そこで、トランス上部とカバー間に100円ショップの「地震対策GEL」を入れたら、気にならない程に低減した。
HAKKO936はこの928と各部電圧を比較していった結果、OP-AMP(uPC324C)が不良の様なので、ICソケットを付けて交換したら正常動作した。
原因がわかるまでの仮運用するのに、AmazonのPWMユニットとDC24V電源モジュールを組み合わせて、手動で温度調整する回路を実験してみた。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年は寅年で年男です。
好きなトラんじすた回路ですが、もっと好きな真空管も、楽しみたいと思います。
昨年入手しメンテしたCollins-Sラインでお会いしたいと思います。
今回作成したQSLカードの裏面です。
この冬の寒さで動作しなくなるラジコン送信機がたまにある。川崎市の方から依頼があった。
こういう症状は原因究明が難しいので、Q-rayスプレーを部品毎にかけて変化を見るか、考えられる部品を交換してみるしかない。
スプレーでは、複数部品で症状が出るので判断が難しく、温度に関連する部品を交換してみる。
クロックのセラロック?1.8432MHzを交換してみるのだが、水晶しかないので、これに交換する。但しそのままでは高さで入らないので、隣接するCPUとのスペースに曲げて接着固定する。
残りは電解コンデンサが怪しいので、全て交換する。容量1UF,10UFのものはセラミックコンデンサで置き換える。
今夜は寒くなるというので屋外に放置して翌朝動作確認してみると正常に動作するので、あとは送って経過を見てもらうことにする。
LegoWedo2.0を教材に、1期生〜3期生の教室が合わせて月6回行われており、私はコーチの一員で参加している。
3期生は速さをテーマに、実際の直線コースを作り、速さを競う。
タイム測定にはmicrobitを3台使ったラップタイマーを製作。前回は、検出出来ない場合もあったので、光のビームにレンズ式のサーチライトを採用。これだけだと一人しか出来なくて、待ちの行列が長くなるので、microbit1台でのストップウォッチを3台製作追加した。
1期生は自由テーマで、ある子は動滑車を使ったエレベーターを製作。プログラミングはScrachでも出来るので、挑戦してもらったが、なかなか難しくて、得意な生徒さんに協力してもらった。
親戚がAmazonで購入したYaihai製D089というものだが、購入して使用していたら、すぐにグリップ部分から煙が出て来たので、使用を中止し、Amazonにクレームしたら、新品が送られて来て、故障品は返却不要とのことで、これを貰って来た。
分解してみると、ワッテージを半分にする半波整流用ダイオードがショートモードで破壊されており、切り替えの特製スライドスイッチも接点部がスパークで接触不良となっていたので、ルーターで磨いて組み直したら動作した。勿論、自宅用で様子を見ながら使用するようにしている。
9月にオープンした「道の駅かさま」に行ってみた。
早く着きすぎて、まだお店が開いていないが、行列が出来ている。
知らなかったのだが、平日だと1日50食限定の「楽栗filo(イートイン)」が目当ての様だ。
まだ50人以内の様なので並ぶ。50名の方には整理券が配られ、10時から14時の間であれば、この整理券で食べられる。
作っている様子はガラス越しで見れて面白い。栗の生産量1位ならではである。
笠間市というと笠間焼が有名で、この陶板を使った常陸牛のステーキも隣で見ていて美味しそうだった。
今風のSDGsで容器等は全て自然素材やリサイクル可能な材料を使っている。
先日ブログ掲載したコリンズ製受信機70S-3Bだが、その後、実運用してたらSメーターが振れたり、振れなかっらり不安定で調整ボリュームの調整でも急激に変化するので調査してみた。
回路図ではIF-AMPの真空管6BA6-2段に関係があるので、真空管を手持ち品と差し替えて見たのだが、変わらない。
前回に経験したことだが、ボリュームの抵抗部分がとろけていた現象が有ったので、Sメーター調整ボリュームの抵抗値を測定したら、500Ωのはずが、切り離さない状態で50kΩ以上を示すので、切り離して取り外してみた。
そこで測定すると無限大だったので、分解してみると写真の様に、やはりとろけていた。
接点復活材の与える影響をネット検索すると「多くの接点復活剤で主成分として使われている特殊合成オリゴマーは化学合成油の一種で、水のようには蒸発しないため、吹き付けた箇所にいつまでも残ります。基板を交換しないかぎり修理できなくなることもあるため、思いつきで吹き付けるのは避けるべきでしょう。」と見つかりました。
今回の原因が接点復活材であるかは、確認出来ていないので、私の想像だけだが。
これを知るまでは、ガリオームニ対して何の疑問も持たずに、一杯吹きかけると、ガリが見事に消えることで、魔法の薬と信じていたのだが、今後は考えを改めなくてはならないかもしれない。
問題のボリュームが製造された時代は、接点復活剤なるものは存在しないし、現在は接点復活剤を考えてボリュームを設計・製造しているかもしれないので、現在の部品に影響があるかはわからない。でも、今後はなるべく使用しないで修理を進めたいと思います。
500Ωの手持ち品は無かったので形状は異なるが1kΩに交換したら、問題無く正常動作した。