あれほど言われていた地方分権ですが、いつのまにか聞かれなくなりました。だからと言って、分権が進んだというわけでもありません。国民が、中央集権でなく、地方分権という大きな流れに合意してきたのは、最終的に、住民自治につながるから、意思決定において、民意がより反映されることを期待したからではなかったでしょうか。あれほど分権と言われていたにもかかわらず、今、逆に中央集権化が進んでいます。今日は、地方分権について、歩調を同じく進められてきた規制緩和とともに考えてみたいと思います。 . . . 本文を読む