第94号議案、今回の補正予算については、賛成いたしますが、区政へ2つの視点から意見を申し述べます。
ひとつが、聖域なき全事務事業の見直しが進まないことです。前回の補正予算で△19億円の見直し後の減額補正を計上していますが、それ以上に増額要因があり、結果として減額できたのは△3億6千万円程度でした。
今後3年間で580億円の財源不足と言っていますが、今回、1億5314億円の増額で . . . 本文を読む
コロナで家の中にこもっていた時、私たちができたのは、ひたすら消費(=お金を使う)することでした。国は、コロナで、人に会うことを制限しましたが、お金を使うことは制限しませんでした。なので、なぜか、対面型の多くの小売店舗は自粛しましたが、コンビニやスーパーなど、空いている小売店がありました。そうした中で、図書館が閉館しました。これに対して、行政に総括させるべきだと思います。図書館は、本と触れる場所であり、人との接触は、貸し出し場面、つまりは、スーパーでいえばレジの部分でしかありません。しかし、行政は図書館を閉じてしまった。この期間を過ごしたことで、私たちにとってなぜ図書館が大切なのかが、より明らかになったと思っています。 . . . 本文を読む